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 何年振りかで六義園を訪れた。桜が満開ということで多くの見物客が押し寄せていた。六義園には桜と言っても良く知られた枝垂れ桜ともう1本の枝垂れ桜の他には数本の桜があるだけで、この時期はコブシの花や池の巨大な錦鯉や野鳥、池の鴨などを楽しむことができる。大名屋敷跡ということで茶室のあたりの欅の木は巨木で幹が真っ直ぐに伸びていて、柱は床板に利用できそうなしろものだ。スズメ目の羽が綺麗な野鳥の群れが飛んできて傍の欅の木立の枝に止まった。<br /> 茶室を過ぎる辺りでご老人に声を掛けられ、無駄話に20、30分ほどつき合わされた。昔、ここ六義園に10年間勤め、売店の仕事や庭の掃除を担当したのだという。目の前の茶室が何時頃建てたのかを尋ねても分からないということで、少し疑問が湧いてくる人物である。また、親が今のあきる野市で警察官をやっていたが、戦時中に疎開し、何10年後に東京に戻って云々。話の程度は世間話程度で全くつまらない内容ではあったが、私がする話は聞いたこともないような話ばかりなので、中々離してくれない。これほどの話ベタな人と話するのは何10年振りかであった。どうにか話を遮ってその場から立ち去った。<br /> 池に出ると入場時に出会った84歳のお婆さんたちに再会した。老婆であるから本当にゆっくりと園内を巡っていたのだ。園内は桜が何本しかなく、やはり園内の散策が基本となる六義園であった。しかし、池の辺りで3本持参したバッテリが全て切れてしまった。もう1本の枝垂れ桜はバッテリを休ませたもをを入れ替えながらやっと数枚だけ写真が撮れた。バッテリ切れなので3時前に帰路に着くことにした。<br />(表紙写真は六義園のもう1本の枝垂れ桜)

六義園-2017年春

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2017/04/04 - 2017/04/04

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 何年振りかで六義園を訪れた。桜が満開ということで多くの見物客が押し寄せていた。六義園には桜と言っても良く知られた枝垂れ桜ともう1本の枝垂れ桜の他には数本の桜があるだけで、この時期はコブシの花や池の巨大な錦鯉や野鳥、池の鴨などを楽しむことができる。大名屋敷跡ということで茶室のあたりの欅の木は巨木で幹が真っ直ぐに伸びていて、柱は床板に利用できそうなしろものだ。スズメ目の羽が綺麗な野鳥の群れが飛んできて傍の欅の木立の枝に止まった。
 茶室を過ぎる辺りでご老人に声を掛けられ、無駄話に20、30分ほどつき合わされた。昔、ここ六義園に10年間勤め、売店の仕事や庭の掃除を担当したのだという。目の前の茶室が何時頃建てたのかを尋ねても分からないということで、少し疑問が湧いてくる人物である。また、親が今のあきる野市で警察官をやっていたが、戦時中に疎開し、何10年後に東京に戻って云々。話の程度は世間話程度で全くつまらない内容ではあったが、私がする話は聞いたこともないような話ばかりなので、中々離してくれない。これほどの話ベタな人と話するのは何10年振りかであった。どうにか話を遮ってその場から立ち去った。
 池に出ると入場時に出会った84歳のお婆さんたちに再会した。老婆であるから本当にゆっくりと園内を巡っていたのだ。園内は桜が何本しかなく、やはり園内の散策が基本となる六義園であった。しかし、池の辺りで3本持参したバッテリが全て切れてしまった。もう1本の枝垂れ桜はバッテリを休ませたもをを入れ替えながらやっと数枚だけ写真が撮れた。バッテリ切れなので3時前に帰路に着くことにした。
(表紙写真は六義園のもう1本の枝垂れ桜)

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  • <br />ここでお婆さんたちと別れた。


    ここでお婆さんたちと別れた。

  • ライトアップ時の電線と電球。

    ライトアップ時の電線と電球。

  • 団子屋さん。後ろに枝垂れ桜。

    団子屋さん。後ろに枝垂れ桜。

  • 門をくぐると枝垂れ桜。

    門をくぐると枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • 枝垂れ桜。

    枝垂れ桜。

  • スズメ目の野鳥の群れ。

    スズメ目の野鳥の群れ。

  • ここでご老人に声を掛けられ、20、30分間捕まっていた。

    ここでご老人に声を掛けられ、20、30分間捕まっていた。

  • このあたりでまた婆さんたちに再会する。

    このあたりでまた婆さんたちに再会する。

  • 築山の桜。

    築山の桜。

  • 臥龍石。

    臥龍石。

  • 蓬莱島。

    蓬莱島。

  • コブシ。

    コブシ。

  • 「志るへの岡」。「岡」の筆書体を「岳」と読み下すのは「吾妻鑑」の現代語訳ぐらいか。

    「志るへの岡」。「岡」の筆書体を「岳」と読み下すのは「吾妻鑑」の現代語訳ぐらいか。

  • 「指南岡」。

    「指南岡」。

  • <br />ここで3本ともバッテリ切れ。


    ここで3本ともバッテリ切れ。

  • もう1本の枝垂れ桜。

    もう1本の枝垂れ桜。

  • もう1本の枝垂れ桜。

    もう1本の枝垂れ桜。

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