2017/02/25 - 2017/02/26
4487位(同エリア9596件中)
でんきちさん
超低速スノータートルにやっとたどりつきました。
ほくほく線さいこー!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
超低速スノータートルの日キター!!!
超低速ッ!!!イェェェエエエーーーーーイッ!!!ジャスティス!!!!!
と言うことで集合駅の六日町駅に出発です。 -
人通りなくがらーんとした浦佐駅の在来線ホーム今日の旅はここからスタート。
きちんと雪かき用の服に着替えてますよ。雨が降りしきる寒い中でスタートです。
晴れるときっと暑いけど晴れてほしいなぁ。
少なくとも雨やら雪はやめてほしいところ。
えっこの時期に雨・・・?!?! -
立っていたところから180度回転して、改札口側を眺める。
この規模で新幹線停車駅…角栄先生… -
昨日は首都圏の駅名標ばかり見てきてたのでこのJR東日本標準タイプの駅名標がなんだか凄くシンプルに見えてしまうんですな。
ここに付け足すのは駅ナンバリングくらいで良いんじゃないですかね。 -
新幹線の高架の下で列車を待っていたら列車登場。
115系じゃないっすよ!E129形ですよ。
すっかりしばらく来ない間に新潟地区も置き換えが進んでいる印象です。
流石の雪国の早朝、スキーやスノボのウェアを着込んで板持ったお客さんが普通に座っています。
そうでない人も足元を見れば長靴やスノーシューズ。
やはり足が蒸れるのか独特のにおいが… -
六日町駅到着!
改札出て左側に今日の担当の方が既に待機中でした。
郵便で送られてきた参加証を見せて、今日の特別乗車票兼名札を受け取ります。
「どうもー」「何回目―」
そんな感じの会話が繰り広げられている感じ、やはりJRとは違うぬるいイベントだなぁと感じました。
良く言えばお客さんとスタッフの距離が短いとも言う。 -
特別乗車票はこんな感じ。
六日町⇔儀明信号場までの乗車となっております。
下の指で隠されているところは席番と本名がくっきりと。 -
全員揃ったところで簡単な説明があり、いよいよホームへ。
トイレはここで済ませておきましょうと。 -
ホームの建物財産票を…よ思えばこれは設計積雪量票でした。
鉄建公団設計の建物。
平成8年の10月と言うことは開業半年前。
いよいよって時の施工のようです。 -
犀潟側から超低速スノータートル登場!
表示は団体表示です。
スカート部分に車重やらなにやら記載されているんですね。
びっくりだよ。
そして落雪やら飛石対策なのか正面上部にガードが付いてるのが特徴的だな。
車番はHK100-8 -
この車両はゆめぞらII。
しかし車両は結構ガタが来ているらしく、映像はもうあまり良く表示出来ないらしいです。 -
向かいのホームに「超快速スノーラビット 越後湯沢行」が到着したら
「超低速スノータートル」もそろそろスタートです。 -
座席には既にヘルメットとしおりと袋とその他諸々が準備万端。
キター!!! -
ヘルメットの前面には北越急行の社章。
そしててっぺんには「超低速雪亀」のシール。
超低速スノータートルと言うことですね。
ヘルメット前面のロゴは印刷でしたが、こちらのシールはひとつひとつ手張りの仕様となっております。
色も亀らしく緑色。 -
発車前からトークがはずむはずむ。
「あと発車まで3分15秒あります」
秒数まで言うとは日頃から言い慣れていますねwww -
今日の司会進行はこの方で桑原さん。
話慣れていて車内に笑いを届けてくれました。
本当にツボを押さえているんですよねえ。 -
トンネルの中の儀明信号場で停車するこのスノータートル、
トンネルの案内をしてくださるのはトンネル課長こと中畑課長。
メットにヘッドライト付けてる姿が様になる技術課長さんです。
真面目に話す方なんですけど専門に入ると話が止まらなくなるあたり根っからの技術課長です。
多分こっちが知識持って引き出すとすごく楽しいんだと思いました。
あぁ知識が足りない。 -
絶好の除雪日和の中、列車は30-40Km/hで進みます。
流石北越急行ご自慢のロングレール、本当に揺れない。
特急はくたかの時も感じましたが、ほくほく線に入った途端に揺れなくなるのだもん、びっくりですよ。
「いやー皆さん物好きですねえ。」
そんな話から話が進む進む。
200名近い応募があったらしいですね、遠くは滋賀から北は仙台から。
いろいろあってキャンセルにはスマイルクラブの方にお声をかけたりしてなんとか49名の人数となったみたいです。
六日町駅で気さくに話しかけていたのはきっとスマイルクラブの方なんでしょうな。
「雪かき程非生産的なものはないですよ!水の塊を移動させるだけで春になったら溶けてしまうんですよ」
今ここでそれをwww言いますかwww
トンネル課長「私は除雪楽しいですよ」
本当ですか?!?! -
場を温めたところでトンネル課長の出番です。
ほくほく線は雪との闘い。
そんな雪の中を定時運行している自信と誇りがみなぎっていました。
そんな感じにいつの間にか十日町駅。
こちらの錆びてるレールは特急はくたかの通過線。
「もう来ないんですけどね…」
ちょっと車内が悲しいモードになってしまいましたよ・・・?
このスプリンクラーはトンネルからの湧水利用とのこと。
上越新幹線と言い、ほくほく線と言いここらへんの地盤は湧水しまくりますねえ。
話題は先日行われた十日町雪まつりに。
「最近は外国からのお客さまも多くてですね。そんなときはアッチー↑コッチー↓って言って案内するんですよ」
本当にトークがうまいんだから。 -
イーストアイと普通に出してしまうトンネル課長。
この信濃川橋梁は錆に強いのですが、豪雪地帯特有の着雪の問題が結構あるらしく落雪が窓に当たると窓ガラスが割れることもあると。
そんな時はどうするのか…人力で毎日落とすと。
1日で80㎝も積もることがあるこの豪雪地域。最後は人力。
色々な人の努力で今日も定時運行。 -
485系が運転しずらい。やらワンマン列車のEB装置の話やら聞いているうちにまつだい駅到着。
ヘルメットを被って準備してさてここからが本番ですよ。
そんでもって厳しい厳しい懐事情によりこの列車、営業列車になるのでお荷物全部持って下車です。
はいよー。でかいよー。 -
まつだい駅到着。
駅正面でなく裏口から出ていきます。 -
ヘルメット被った集団が線路のわきをせっせと雪中行軍していきます。
ほくほく線発祥の地、まつだい。 -
せこせこ雪山を登って松代工務区に到着!
車庫兼倉庫に用意されたブルーシートの上に荷物を置いて、トイレ休憩をしたらいよいよ除雪だー!!! -
普段、工務区の皆さんが使っているガチの除雪道具をお借りして作業スタート。
(あっでもこれ金属だから普通のところでやったら線路短絡するんじゃないか?) -
パワーなんて10年前に捨ててきた私は調子こいてポリ製のスコップで挑戦。
雪が気温で溶けて固まってめっちゃ固いし重い!
まじかー新潟の雪やばい!!!
もはやこの状況でへとへとです。 -
しっかしまぁマンパワーと言うのは恐ろしいもので折角除雪してあった線路を埋め戻しちゃいました★
良い感じに線路に雪が積もった(人力)ところで今日のメインの除雪車の登場です。 -
シャッターが音を立てて開きだす~
-
\ ドーン /
エンジンの力強い音が辺り一帯に響いて除雪車登場!!!
「おー」「すげぇー」の大合唱です。
保守用車だし正確には除雪車じゃないんですけどね。
軌道モータカーロータリー車なんですけどね、長いし除雪車で良いかなと。 -
ジャンケン大会で勝った5名を乗せて
オペレーターの方の無線を合図にスタート。
最初はウィング線路幅で。
あーあんなに頑張った雪がいとも簡単にのけられていく… -
巻き込み事故防止のためにもポールがあってその向こう側から見学だったのですが、結構な近さまで接近。
こう近くまで寄ると中のモーターの音が大きいこと。
これじゃ、傍から声かけても気付きません。無線大事。 -
とりあえず除雪車はバックで車庫へ戻っていきます。
除雪の時より数倍早いよ!
そして去った跡はこんな感じに2つのレール跡を残して綺麗に除雪されています。 -
ギリギリから見るとこんな感じに壁になっています。
除雪しまくるとこの壁も高くなるので、そうしたらウィング広げてより遠くまで。
山形県とかだとそれでもやばそうな時は人力で壁を崩して飛ばしているのも見たことがありますねえ。
元々が固まっていた雪のせいもあって除雪跡の地面は結構固めです。 -
続きましてはもう片方のシャッターがひーらーくーよー
-
スンッと登場したのは新型の除雪車。
普段はこちらの車両がメインで除雪を行っているとのことでした。
新しいだけあってピンクが鮮やか!
現役だと言うこともあり、ロータリー部分には雪が詰まっていますね。 -
同じく車庫の中には軌道点検用のレールスターが2台停車中。
奥にある先ほどの除雪車と新型除雪車を見比べると屋根とか結構形変わっているんですよ。 -
一通り除雪のアクティビティが終了したところで休憩タイム。
この日は雲が出たり日が出たり安定しない天気ですが、
全体的に新潟県レベルで天気が良い日でしたので結構暑い。
冷たい水、ゲットだぜ! -
水を貰って配給の列に並んで…
山菜たっぷりの「もぐら汁」をいただきます!
うめぇー。寸動鍋でめっちゃ具を入れて作っているお陰か自然のダシが出ていてうめぇ。疲れた体にしみこみますねえ。
おかわりを頂く程にはお腹は空いていなかったので一杯いただきました。
ごちそうさまでした! -
ひと休憩したところで再度、あの除雪車の雄姿をもう一度と言うことで再び雪を!線路に!埋め戻す!
二度目となれば手際良いっすね。
やはり、除雪は滑り止めグローブに限るぜ!(要するにいぼいぼ軍手) -
再度ジャンケン大会で5名乗せてスタート!
(なぜ私はぐーしか出せないのだ)
排雪口を調整して、一階以上の高さまで雪をふっとばす!
こんな天気の良い日に除雪なんて贅沢だなあ。 -
ついつい、飛ばす雪ばかりに注目していしまいましたが、雪を掻くロータリー部分も素敵な動きをしています。
どんどんどんどん雪が機械に吸い込まれていくんですよ。 -
そして今回もポールのところで停車!
派手なピンクの塗装が白い雪となかなか良いコントラストを描いていて最高だぜ! -
ここで除雪体験は終了。
借りた道具は元の場所へ返却です。
ポリスコップだったのにへとへと。 -
道具を返したら新型の除雪車を前出しして説明大会。
オペレーターの方が無線で連絡。
「あと20㎝前へ」
新型の方はロータリー部分に巻き込み注意シールが貼られているんですねえ。
まずは全体の話。この新型の除雪車は一昨年導入。
60㎞/hで走れますが、大抵は除雪しながら走るので5~10㎞/hの低速走行がメイン。 -
ここからはこんな動きも出来るのだ除雪車コーナー。
ロータリー部分、こんなに速く回転できるのです。
ただこんなに速くすると重い雪だと壊れるそうで。
回転の速さもすごいのですが、それ以上に巻き上がる風と音が大きい。 -
排雪口もこんな感じに180度以上に回転出来て後方に排雪可能。
もちろん逆側にも同様に。 -
横にも排雪口があるので、すぐ横に排雪することも可能だそうで。
筒を通さないのでここからの排雪が一番除雪車には優しいらしいです。
「こんなところにあったんすか」そんな意味の「おぉー」の声の大合唱。 -
ロータリー側の反対はラッセルになってます。
-
こっちも色々可動可能。
ラッセル部分はレール高以上に低く出来ますよ。と。
ただこの高さだと地上子やらなにやら線路の設備を壊す恐れがあるので、要注意。
もちろんフランジ部分もロータリー同様、横に広げられるとのこと。
それを考えると可能範囲結構大きいです。
普段見れないところまで見れるのですごく勉強になります!
皆さま興味津々。この機械すごいわ。 -
象の鼻のように伸びたここの部分はレール上に居ながらホームまで除雪出来る優れもの部分。
-
こちらも可動域広くて高さはレール高まで下げられるそうで。
もちろん横も180度(近く)可能とのこと。
無人駅が多いほくほく線では必須の機能。
ところでこの除雪車、
片方がラッセル、片方がロータリーと言うことで実際の除雪は
ラッセルで掻いてからバックしてロータリーで飛ばす手順で進めているそうです。
ちなみに犀潟だかどこだかに向きが逆の除雪車がもう一台あって、
六日町に向かって進むのがこの除雪車、犀潟に向かって進むのがもう一台の除雪車なんだそうで。 -
運転席に向かうステップ脇のこの赤い物体は…?
ジャッキです。
除雪の途中で乗り上げ等々発生した場合はここでジャッキアップして再び線路に積載する。。。
機能ですが、実使用は未だ0。 -
順番待ちして運転席に乗り込みますぜ!
横面には松代工務区の文字と北越急行のロゴ。
ここらへんはどこの会社も同じ感じ。 -
通常の運転席部分(進行方向左側)は通常の車両と同様に運転席になっております。
回転灯や断続警笛やらの独自スイッチ。
エンジン温度計や負荷計などの独自メーター。
最近の列車のシンプル運転席からしたらとてもごちゃごちゃしている印象。 -
その反対側(進行方向右側)は除雪機械部分の操作席。
スイッチの山!
こちらはロータリー側の操作席ですが、ウィング調整はジョイスティックになっていて細かな操作ができる模様です。 -
このカメラは…?と聞いたらオペレーターの方が教えてくれました。
ロータリーやらラッセルやら機械に阻まれて前方確認がなかなか目視では厳しい。
なのでこのカメラの画像を画面に映して確認していると。
なるほど。この機械、つよい(確信) -
車内にはこんな貼り紙も。
流石は鉄道会社。列車は急に止まれない。 -
ちなみに製造は保守用車でおなじみ新潟トランシス製。
形式はMCR-600B。
位置付けとしては軌道モーターカー(除雪装置付)。 -
ロータリー側を右から―
-
左からー
ロータリー部分には巻き込み注意のシール3重連。
(この大きさだと意味ないんじゃ) -
ラッセル側から。
この部分があると、撮影しづらいね!
近くに寄るとわかるこの迫力。この重量感。 -
ノーズ部分をもっと近寄って。
裏側から覗きこむと、これもっと広がるんじゃないですかね? -
雪山の向こうからカタンカタタンとレールの音が聞こえたので顔をのぞかせてみると営業列車が通過中でした。
あれ?ゆめぞらIIってもしかして乗ってきたやつじゃねえかい? -
いくらでも見ていたかったのですが、迎えのバスの時間もあるのでこれにておしまい。
なかなか全体を見るのが厳しかったですが、その分細かいところの解説や観察が出来たのでとても満足満足。
やはり雪があると除雪車は様になりますね! -
ホテルのマイクロバスで山を登って昼食&温泉会場に移動です。
2台のバスに分乗。余裕は無いので詰め詰めに。
そのバスの中でも桑原さん話すこと話すこと。
ここらへんはですねえ、陸の孤島なのですが、集落が分散していてこの山の下にもあるんですよ。
雪と山しか見えませんが・・・まじか。 -
雪壁に囲まれた山道を進んで進んで標高上がって上がって、会場のまつだい芝峠温泉 雲海さんに到着。
窓の外は…超眺め良い!!!
これは雲海の名も頷けますね! -
この日の天気は晴れたり曇ったり吹雪になったり雪国らしい意味不明な天気でしたが、それでもこの景色。
いや、2時間少々で去っていくのが惜しい。 -
廊下を進んで宴会場へ。
宴会場の入口には「超低速スノータートル 様」の立て看板。
(玄関のところの本日のお客様欄も同様)
テンション上がってキター -
宴会場には既に食事が準備されていて、それぞれ自分の名前の付いた席に着席。
短い挨拶の後早速いただきます!
こめ、うまい!
だからぜんぶうまい! -
このなめこの味噌汁、もちろんなめこは地元産。
しゃきしゃきしてるよ!
疲れた体においしいごはんが染み込みます。
ただ、疲れすぎて箸持つ手が震えています(笑) -
食事前から宴会場の前方でいそいそ準備が進んでいたこの空間…
ここで「グッズ販売会」開催です!
「えぇ皆さん本日はお疲れさまでした。色々持ってきましたからね、会社、厳しい状況となってます。ぜひ全員3,000円以上買っていただければ~」
ダイレクトマーケティング!
購入金額に応じておまけもつきますよ!
ダイレクトマーケティング!!
なんと、復刻版車両ガイド初出しです!
ダイレクトマーケティング!!!
珍しい60㎏レールもありますよ~
「あっレールとー車両ガイドと―」
色々買っちゃったよ! -
ご飯を終えてグッズも買ってお風呂タイム。
この雪の寒さ、露天風呂の蒸気がすごいことになっていました。
あぁ~このまま寝そう…
風呂上がりににんじんジュース。
勇気がなくて100%ではなくミックスにしてしまいましたけどそれでもとてもにんじん。 -
食事物販風呂と割と時間キツキツでさて集合時間。
集合して再びバスに乗り込みまつだい駅へ。
今度は裏口ではなく道の駅併設の表口に。
まつだい駅前には「ほくほく線発祥の地」の石碑が。
ここで少々休憩の後、トンネルに向けて出発です。 -
このコンクリート柱。1995年製。
レール締結式が1996年と言うことで結構工事末期の製造みたいです。 -
ほくほく線と言えば信号機!
さてここから前に広がるトンネルに向けて再びスタート!しますよ。 -
もうここにGG現示は来ないんですよねえ…
無くなるとまた見たいと思うのが人の心。 -
そんな感じにわいわいしていたら誰かのスマホがすとーんと線路に落下。
どうするんだろうなと見ていたら…
まず駅の端っこにある沿線電話機で指令に連絡
「作業着手」
降りて・・・拾って・・・戻って
再び指令に連絡
「作業終了」
当たり前ですが、正規のやり方で拾っていました。
いやー貴重なもの見たわ。 -
さて再び乗車。
方向幕は団体のまま。 -
先ほどアクティビティしていた工務区をあっと言う間に通り過ぎ…
「いやーこんなにきれいに除雪してある工務区久しぶりですよ。皆さんのおかげです」 -
鍋立山トンネルに突入!!!
ここでトンネル課長のご登場です。
「ここがかの有名な鍋立山トンネルです。全長は当初は9117mだったのですが、今は管理上はスノーシェルターの13mを合わせて9130mとして管理しています」
(あっ水を得た魚だ) -
このトンネルは形状が途中で変わっていて最初は馬蹄次は卵次は円形。
「この継ぎ目が良いんですよ!断面が変わるところを是非見てほしいのです。」
一番金のかかっている区間で1mあたり2,200万円かかっているそうです。
土木は金の桁が違いますわ…メートル2,000万オーバーかい…
トンネルの点検は機械だと金がかかるので今は専ら点検ハンマーで人力だそうで。
メタンガスが出て来る膨張性の地盤らしく、この壁の厚さは70㎝近くあるとのこと。
ここらへんのお家の中にはこのメタンガスを使っているご家庭もある…らしいですよ。
なお、トンネルの補修は繊維シートを貼り付けて剥離防止していると。
膨張性だと余計に管理が大変そうです。。。 -
そんな解説がわかるためにはこの旅のしおりが必須でして。
話だけ聞いていると、難しい!
なんか資料のつくりがガチの説明資料なのですが。
この左の図にもある斜坑を登る回もあったらしいのですが、その時は参加者から二度と参加したくない!と言われたこともあるそうで。
今回みたいなぬるぬるツアーだけじゃないんですね。 -
儀明信号場に到着!!!
ここで10分程停車した後、折り返して戻ります。
運転士さんも移動。
私たちも転換クロスシートを転回させて進行方向を変更。
なかなか止まることのないトンネルの中の信号場の図。
なんとも言えない不気味さがありますねえ。 -
この時間を利用してアンケート記入。
「配布品にボールペン入ってますのでそれをご利用ください」
「なんとこのボールペン、時刻表が付いているのです」
「でも」
「この時刻表使い物になりません!!!」
(ダイヤ改正か・・・) -
トンネルの中の信号場。
この通り待避線のこちら側は赤で本線の方は緑色。
いつもは通り過ぎるだけなのでこんな決まった写真撮れませんよ! -
そうこうしているうちに背後からレール音が。
あっと言う間に通過。
そしてこちらの信号機が変わって再度出発。
はくたかが居た頃にはこのトンネルの中にも何個か信号機があったのですが、今となっては過剰設備。と言うことで信号機は全て撤去してしまい、その代わりに運転時の目標となる標識を設置したそうで。
確かにあるだけで設備は保守しないといけないし撤去は止む負えない。
ちなみにこの目標はヘッドライトが当たると気持ちよく反射してくれます。
ピッカピカ。 -
トンネルを抜けて再びまつだい駅に。
営業列車の通過待ちで少々停車のトイレタイム。
通過列車はスノーラビットでした。
そしてぬるっと再開。 -
再びトンネルへ。
前面でかがやくオレンジ色が例の信号機のあった場所にある標識です。
信号機と同様に600m取っているんでしょうかねえ。この輝き。 -
十日町駅でも少々運転調整。
十日町駅のこの「9」の停車目標。
「はくたかの時代のものですねえ」
(ーωー)
ここからは一気にスピード上げてラストスパート!
この先の信濃川橋梁は運転士試験の速度調整の試験に使われるやら
「きっと運転士も優秀な成績で卒業したことでしょう」
パーミルや信号や閉塞の話をしていたら・・・ -
終点、六日町駅に到着!
名残惜しいですが、再び厳しい台所事情ですぐ営業列車になるので急かされて降車!
空もこの気持ちに答えてか再び雪模様に。 -
ホームでは案内してくださった社員さんたちが挨拶をしてお見送り。
みんなぞろぞろ帰宅。
ヘルメットをカバンに括り付けて除雪スタイルなのでどこから見ても作業員さんwww -
六日町駅の改札外で荷物まとめて列車を待っていたら、一緒に参加したスマイルクラブのご夫婦からお菓子をいただきました。
「私たちは近所だからこのまま車で帰るのよ。仙台まで遠いからこれでも食べて」
あったけええええええ -
ちなみに六日町駅の駅舎はJRのマークと北越急行のマークが並んで表示されています。
みどりの窓口兼改札は北越急行の社員さんでした。 -
列車に乗り越後湯沢で新幹線にお乗りかえ~。
と思っていたら流石のスキーシーズン上越国際スキー場前で乗り切れない程の人を乗せて越後湯沢駅へ。
ホームに人人人、改札外も人人人。駅弁弁当売切。
グリーン車含めて指定席全て売切。
縮小された在来線と新幹線の乗換改札とか見る余裕なくホームへ。
こう荷物が多いと2階建てMaxは乗降がもたつくもたつく。
デッキも階段も人人人。
高崎駅で8両増結するまで耐えます。
更にこの状況で電波が入らないのが上越新幹線。ただただ苦痛。
高崎駅でダッシュを決めてなんとか着席。
なんとか勝っていたりんごジュースでのどを潤します。
あっ急に眠気が… -
眠気と戦いながら帰宅。
もう一度行きたいな。今度は荷物はコインロッカーに収めて。と思った旅でした。
荷物のことを気にせず楽しめたらもっと楽しかっただろうなと。
超低速スノータートルの乗車票のストラップは超快速スノーラビット
やるね、北越急行。
また行きたいぜ!このヘルメットをかぶって!
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