2016/10/30 - 2016/10/30
125位(同エリア455件中)
三峯霧美さん
突然連れが紅葉を見に行くというので、新穂高ロープウェイで西穂高口まで行ってきました。
数年前に全山一気に紅葉したピークに訪れ、感動的な景色に出会いました。
紅葉はその年の天候によって、色づきや山頂から山麓への進行速度も変わります。
今回は少々ピークを過ぎていて色味はいまいちでしたが、たくさんの方が訪れていました。
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松本ICで高速を降り野麦街道を西に向かいます。
このあたりから道路の左手に梓川が流れます。ここから平湯までの道は、この30年で改良が進み、とても走りやすくなりました。以前は冬季は閉鎖される難所でした。
8:45 新島々を過ぎ、険しい山が迫ってきます。 -
8:56 道の駅風穴の里でトイレ休憩 向かい側はグリンデル。
以前はこの先の急カーブにあった三角屋根のオーベルジュでしたが、道路の改良工事のためにここに移動してきました。
フレンチ、カレー、蕎麦となんでもありの定食屋のようなメニューで、これがどれも全部本格的でおいしかったのです。
ここに移ってから、食事をする機会がなく、素通りしてしまうのがちょっと残念です。鴨南蛮とパウンドケーキの美味しさが忘れられません。 -
9:05 奈川渡ダム 国道が野麦街道と分岐するトンネルを出たところがダムの手前。
道路事情が悪かったころ、ここで車を停めて一息つくのが定番でした。
35年前は土産屋と食堂があったレストハウスは、「うすやき」という地元の郷土料理のカフェに代わりましたが、そこも松本市内に転居してしまいました。
建物には歴代の店名のあとが残っています。
道が良くなって、休憩の必要がなくなったので、訪れる人が少なくなったのでしょう。奈川渡ダム 名所・史跡
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標高が高くなって、山はかなり色づいています、お天気が悪いので、あでやかさはいまいち。
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9:20 沢渡を過ぎると木々の色は増してきます。
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ときどき雲が切れて日が差すと、色が鮮やかに。
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9:28 中ノ湯 左側に打ち捨てられた道路の橋げたが見えてきました。平湯トンネルの工事中に事故が起こり、道路付けが変わって使わくなった橋げたです。あれ、壊さないのでしょうか。
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山の上の方は紅葉が終わっています。
平湯トンネルを抜け奥飛騨温泉郷に進んでいきます。 -
新穂高ロープウェイの山麓駅の駐車場は満車なので第一ロープウエイと第二ロープウエイの中継地点の鍋平高原の駐車場に向かいます。
道路わきにもみじが植えられていて、真っ赤に色づいていました。 -
鍋平高原の駐車場は、とても広く、廃止されたスキー場の敷地を使っているようです。
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10:23 ロープウェイに乗る前に、温泉卵で小腹を満たす。
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ん?これ、固ゆで玉子じゃないか!温泉たまごって、温泉で茹でた玉子ってことなのか。
まあ、うっすらと塩味がして、お腹が空いていたので、美味しかった。でも、帰りに平湯に行って本物の「温泉卵」を食べて帰ろうと心に決めました。 -
足湯に日帰り温泉、お土産屋さんにレストラン、スナックコーナー、画廊、ビジターセンターと観光施設てんこ盛り。
懐古趣味的なシンセサイザー生演奏も無くてもよくね?と思ったり、焼き立てのパンの店は、輸入成型パンをオーブンで焼いたもので、まあそれなり。
やはりここは、寒い時期の足湯と日帰り温泉がポイント高めかな。 -
さすが紅葉シーズン、ロープウェイに乗るまで30分ほど待ちました。登りも下りも満員です。
新穂高ロープウェイ 乗り物
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雲が切れて青空が見えてきました。これは山頂駅の景色に期待できそう。
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山頂駅の屋上の展望スペースは、人であふれていました。
雲が切れてほぼ360度の展望がひらけました。ラッキーです。
こっちは西穂高。 -
展望台の正面は笠ヶ岳 この山頂駅周辺は標高が高いので、紅葉する木はありません。
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定番のアングルでゴンドラを入れて撮影、そういえば、展望台で記念写真を撮ってるカメラマンの中に、数年前にいた元気の良いおじさんはいなかった。引退したのかな。
サルボボを持たされたり、真冬は氷点下12度なんてプラカードを持たされたりして、撮影された写真は、記念だからと、つい買ってしまったのですが、今回は持ち物は無しなので、写真は買いませんでした。 -
遠くに白山が見えます。
せっかく登ってきたのだから、何もないのが判っていても、園地を歩きに行ってみる。 -
園地の中に播隆上人の像がありました。像の奥には木々の間から上人が再興した笠ヶ岳が見えています。
上人はその後、槍ヶ岳を開山します。左手で指し示す方向に槍ヶ岳があるのですが、そういう意味なのか? -
12:10 鍋平高原まで降りてきました。
やっぱりこの辺りは紅葉ピークが過ぎてしまっているようです。 -
観光シーズン真っ盛りなので、常に人がたくさんいます。そろそろ下山しましょうか。
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平湯に戻る前に、お気に入りの撮影場所に行ってみました。
数年前まで、あまり訪れる人もいませんでしたが、最近はこの絶景が有名になりました。 -
このあたりは紅葉のピーク。
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紅葉と2800m級の山の対比がとても綺麗。実はあまり人に教えたくない場所なのです。
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晴れた日は四季を通じて絶景が待っています。いつまでも眺めていたいのですが、そろそろ帰らないと。
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13:50 平湯のバスターミナル近くのよし本で遅いランチ
喰処 よし本 グルメ・レストラン
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あっぱそばという、小さな揚げ餅の入った温かい蕎麦を頂きました。
平湯峠を越えて岐阜に入ると、蕎麦の汁が変わります。
少しずつ関西風になっていくような気がします。 -
そして、つるや商店で、正真正銘の「温泉卵」を食べる!食後だって入るよ、卵一個くらい!
つるや商店 グルメ・レストラン
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店舗の脇に温泉が引き込まれていて、その中に卵が入ってます。さっきの偽物温泉卵に騙されてしまったので、リベンジです。
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温泉卵は「はんたいたまご」のことなんですね。白身がトロトロで、黄身はそれより固いので、半熟卵の反対なのです。
白身と黄身が固まる温度が・・・脳内でウンチクはつづく・・・ -
ほらほら、これが温泉卵だ。こういう状態なので持ち帰りはできません、その場で食べるのみ!!
ここでアツアツを食べるから、美味しいのです。
食卓塩の瓶が置いてありますが、これ、岩塩や藻塩だったら、もっと美味しいかも。
次回は塩を持参しようかな。 -
15:00 連れが大好きな乗鞍高原の湯けむり館に寄っていくことにしました。
駐車場から眺める山は全山がカラ松の植樹がされていて、一気にまっ黄色になってます。湯けむり館 温泉
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通りの反対側にあった建物は温泉の影響で老朽化が進み、駐車場側にあたらしく建替えられていました。
前の建物はバブリーな頃のもので、休憩所はヨーロッパの山荘風に高い天井と真ん中に大きな暖炉があり、座り心地の良いソファーが置いてありましたが、新しい建物は、無駄を排除して、休憩所はそっけない畳に座布団(笑)。
乳白色の温泉は変わりませんが、露天風呂は二回りほど小さくなっていたのが残念です。 -
18:30 姥捨SAで夕食。中央道がお約束の小仏先頭の絶賛大渋滞中、この時期の中央道の渋滞解消は12時過ぎることもあるので、松本から長野道経由で帰ることにしました。
姥捨は善光寺平を見渡せる素晴らしい夜景が楽しめます。
関越も渋滞していましたが、うんざりするほどもなく、10時前に自宅到着。
久しぶりの弾丸日帰りツアー、お天気に恵まれた紅葉見物でした。姨捨サービスエリア(下り線) 道の駅
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