2017/03/27 - 2017/03/29
236位(同エリア982件中)
ころたさん
四国初上陸! 今回はJALの「どこでもマイル」を使って、春休みに一人6000MLでどこかに行こうと計画した。申し込み時点で行先は(熊本,札幌,小松,高松)のどこか。で、当たったのが羽田=高松便。いいんじゃないの、四国は家族初、俺にとっても20年振りだ。
でも香川県高松、観光地が思い当たらないのよ。「うどんだけじゃない香川県」ってサッカーの香川も言っているけど、あと何? 4TRAVELを駆使して計画を練った結果、
1日目:小豆島に渡って1泊
2日目:直島にアイランドホッピングしてアート三昧
3日目:高松に戻って、さあどうする?
結局3日目は無計画。いいさ、行け行け~!
四国上陸! 1日目:小豆島はばあちゃんでもっている
http://4travel.jp/travelogue/11228267
四国上陸! 2日目: 直島はフランス人でもっている
http://4travel.jp/travelogue/11228944
四国上陸! 3日目: 高松はうどんでもっている
http://4travel.jp/travelogue/11229574
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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という事で出発地点は羽田。いつもながらゲートへの長いウォークウェーは心が躍る。
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JALの「どこかにマイル」っていつまでやっているの?お得だよ~。運が良けりゃ沖縄でも宮古島でも当たるんだから。今回は日が決まっていたので沖縄は4つの中に出てこなかったけど、他の日で試したら宮古島が出てきた。
次は一人で沖縄に行っちゃおっと。 -
さて3月27日は雨模様。もうすぐ4月だと言うのに日本列島は肌寒い。香川の天気、大丈夫かな?
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搭乗した9:25発JAL477便はほぼ満席。一番後ろに陣取った。
離陸の時はけっこう揺れて、ママは不安げ。 -
でも雲の上に出てからは快適なフライトだった。今日のルートは名古屋経由。名古屋港がくっきり見える。西の方は天気、大丈夫そうだぞ。
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そして瀬戸内海上空へ。遠くに鳴門大橋も見えるのだが、写真だと・・・
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高松空港に到着!
天気もいい! -
空港からバスで高松港へ。バスは玉藻公園(すなわち高松城址)の前で下りた。
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フェリー港までは1ブロック。荷物がちと重い。
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瀬戸内の島々へのターミナル港である高松港は、広いし設備も充実している。
高松港 乗り物
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高松港のシンボルタワーなのだが、なんのシンボルなのかよく分からない。コマ?糸車?それともうどん鉢を重ねた?
高松港 乗り物
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小豆島土庄港行は11:35発。1時間の船旅だ。そしてこの船代が、空港からの30分のバス代より安い。さっすが瀬戸内!
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約1000tのフェリーに乗り込む。この日は車は少ないみたいだったが、客席は50%埋まっていた。
四国フェリー(株) 乗り物
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瀬戸内の海に出発!
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曳航の彼方に高松が遠ざかる。
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気が付くと廻りは島島島・・・。やっぱ瀬戸内海だわ。
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そして1時間後、小豆島が迫ってくる。
タイムラプスで撮ってみた。
https://youtu.be/mZ8hWJw9VhE四国フェリー(株) 乗り物
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小豆島に上陸~。
まずはランチという事で、港近くのお好み焼き屋に突入して、腹ごしらえ。店のばあちゃんがテキパキと作ってくれたミックス焼と焼きうどんはうまかったよ。いろんな話も聞けたしね。
「ホテルはどこね。海廬?歩いていく気かね。やめときぃ、電話すりゃ迎えに来てくれるがな。」 -
と言うことで、当初は散歩がてら歩こうかと思っていたのだが、電話をして車で迎えに来てもらうことに。
地図で見ると、すぐなんだけどなぁ・・・ -
とにもかくにも今夜の宿、ニュー観海本館 天空ホテル海廬に到着。
古い建物なので外観はちとくたびれているが、内装はリニューアルしてきれい。小豆島温泉 ニュー観海本館 天空ホテル海廬 宿・ホテル
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そして何よりこの眺望!部屋から小豆島随一の観光スポット、エンジェルロードが丸見えだ。あそこまであるいて10分たらず。それ行け!
小豆島温泉 ニュー観海本館 天空ホテル海廬 宿・ホテル
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干潮時には沖の中余島と砂州で繋がるエンジェルロード。今日の干潮は17時。15時の今ならもう渡れる。
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綺麗な砂浜はまだ現れたばかり。島と結ばれる砂州は半ば緑の海草で覆われている。
エンジェルロード 自然・景勝地
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イチオシ
砂州を渡っていく。案外足元はしっかりしていて、普通の靴で大丈夫。
エンジェルロード 自然・景勝地
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小豆島側を振り返る。左手のホテルは小豆島国際ホテル。
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エンジェルロードの突端、中余島からのパノラマ。
エンジェルロード 自然・景勝地
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その中余島にはカップルの甘~い願い事が掛かれた貝殻が鈴なり。甘ったるくて読んじゃいられないよ。
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中余島から先の大余島へも行こうと思えば行ける。我々はここでUターン。
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さっきよりだいぶ潮が引いた。
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エンジェルロードの付け根に「恋人の聖地 約束の丘展望台」なる石碑が。なんかベッタベタでいやなんだけど、展望台には登りたい。
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嫌がるリア充嫌いの娘らを追い立てて丘に登る。
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イチオシ
登ってみれば、眺め最高!展望台には2人で鳴らす愛の鐘(けっ!)てぇのがあって、カップルが列をなしていたのだが、その脇でそそくさと写真だけ撮って、丘を下りた。
エンジェルロード 自然・景勝地
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などと言いつつ、下にあったベタなはめ撮り看板に嬉しそうに収まる夫婦って何? しかも男女が逆だし。
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あとは近場をお散歩だな。ちょっと先に見える三重塔をまず目指した。
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迷路のまち? ここ土庄町は実は小豆島ではない。海峡を挟んだ別の島で、前島と言う。その土庄町は古い漁師町で、細い路地が入り組んだ街なのだ。
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と思いきや、なんとこの迷路は南北朝時代に防戦のためにわざと迷路みたいに作られた街並みだった。なんてことも知らずに来てしまった。現地のパンフレットで知った次第。
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ほら、こんな路地が縦横無尽に入り組んでいる。
西光寺 寺・神社・教会
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イチオシ
それでも三重の塔を目印にたどり着いたのは、小豆島58番札所 西光寺。
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確かにクネクネとした路地が入り組んでいて、迷路のようだった。いや、実際に道に迷った。しかも雨まで降って来た。仕方がないのでコーヒーでも飲もうと喫茶店を探すと、見つかったのがビルの2階にある「喫茶街角」。(この写真の家じゃないよ)
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ここが昭和レトロの極致のような店。薄暗い店内のあちこちに積み上げられたマンガと週刊誌。やってるのかな? 「すいません」と声を開けると、入るまでソファで寝ていたらしいばあちゃんが、むくっと起きて
「いらっしゃい。コーヒーと紅茶くらいしかできへんけど、ええか?」
もちろんいいですよ。で、できたコーヒーを持ってきてくれるのだが、手がプルプルして止まらない。
「おばあちゃん、取りに行くからいいよ。」
「すまんねぇ。んじゃカリント食べぇ。」迷路のまち 名所・史跡
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てな事でカリントポリポリしながらコーヒーを飲んだ。コーヒーは意外にもちゃんとサイホンで淹れてくれて、旨かった。
「おばあちゃん、この辺にどっか面白い所ない?」
「土渕海峡行っといで。世界一やでぇ。」
店を出てすぐ右が、その土渕海峡。土渕海峡 自然・景勝地
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これが世界一狭い海峡。見た目は運河だが元は天然の海峡で、小豆島と前島を隔てている。
土渕海峡 自然・景勝地
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海峡に掛かる橋を渡ると、すぐ隣にある町役場で「世界一狭い海峡を渡った証明書」を発行してくれる。ただし100円です。
護岸されていない頃の土渕海峡を見たかったな。土渕海峡 自然・景勝地
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海峡から再び迷路の街に突入する。ここは瀬戸内芸術祭の時にはあちこちにギャラリーがオープンし、アートの街に変貌した。
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残念ながら平日の今日はどこもクローズしている。
ここは何?MeiPAM セトノウチ お土産屋・直売所・特産品
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お土産屋の「セトノウチ」。街に置いてあったパンフに割引券が付いていたので、寄ってみる。
MeiPAM セトノウチ お土産屋・直売所・特産品
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その並びには、巨大妖怪天井画「モノノケマンダラ」。有料のギャラリーのようだ。入場料は500円。パスした。
MeiPAM セトノウチ お土産屋・直売所・特産品
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似たようなコンセプトのお土産屋 モノノケ堂。
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レジの脇の飾り棚には昭和レトロなグッズの数々。ここにも有料ギャラリーが併設していて、覗き穴から中を覗くと妖怪のオブジェがいっぱい。ここも500円だったかな。やっぱりパス。
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お土産屋というか駄菓子屋だね。家族で駄菓子を買って帰った。雨も上がったし宿に帰ろう。
再び迷路に突入。 -
これがまた迷った。迷路そのものだ。
「それな、大阪城の残念石いうんやで。おっきいやろ。」
狭い路地で突然、後ろからばあちゃんに声を掛けられた。しかもその後ろには軽トラが迫ってくる。
「おばあちゃん、あぶないよ。」
背中を押して道の脇に軽トラを避けた。見ると側の駐車場に大きな石がある。
「へぇ、大阪城から持ってきたんですか?」
「ちゃうがな。大阪城に持っていきそこねたんやがな。」
これまたパンフで調べると、大阪城の石垣の多くは小豆島から運ばれていて、いくつかこういう置きざりにされた石があると言う。なるほどね。 -
ばあちゃんにエンジェルロードはどこかと聞くと、「あっちや」と指をさす。なんともアバウトな案内だったが、逆にそれが良くって元来た道に出た。
海岸近くに何ともいい感じの廃屋が。マニア垂涎の作だね。 -
ホテル海盧の下までやって来た。道沿いに絵手紙の石碑が並ぶ。
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そして並木はオリーブの樹。これで青空なら言う事なしだがなぁ。
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部屋に戻って窓外を見ると、エンジェルロードはだいぶ細くなっていた。
タイムラプスで撮ってみるか。
https://youtu.be/KvR-2075MK8エンジェルロード 自然・景勝地
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雲は薄くなったが、夕日に映えるエンジェルロードって訳にはいかなかったな。
でも瀬戸内を一望できるこのホテルはお勧めだよ。小豆島温泉 ニュー観海本館 天空ホテル海廬 宿・ホテル
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翌朝、庭から晴れた海を見渡した。
気持ちいい~! 今日は直島に渡るぞ!
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