2015/04/25 - 2015/05/02
48位(同エリア181件中)
ポポポさん
旅行6日目(4月30日)、後半です。
ミニSLのチューリップ畑見学はホールンで終了。再びバスに乗ってアムステルダム近郊にあるザーンセ・スカンスに向かいました。
ザーンセ・スカンスは風車や古い木造家屋が集められたいわば小さなテーマ・パークの様な所でした。木靴作りやチーズ作りの実演販売の店や風車やなど内部の見学ができる所もありました。
この後さらにアムステルダムの街歩きと、今回のツアーでは一番運動量の多い一日となりました。
阪急トラピックスのツアーは熟年を過ぎた老齢の方の参加者が多いツアーなので、ハードなスケジュールに耐えられるかなと心配していましたが、欧州旅行のツアーに参加されるだけあって皆さん健脚揃いでした。
添乗員さんもこの日のスケジュールに付いてこられるかどうか少し不安だったそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
Worgum駅を出発すると左右の車窓からはチューリップ畑の景色が少なくなり、写真のような果樹園や牧草地の景色に変わっていきました。
ホールンはメーデンブリックと同じようにアイセル湖畔の町ですが、17世紀東インド会社が全盛の頃栄えた港町でアイセル湖畔の中で大きな町です。
この町はミニSLの終着駅でここでバスに乗り換えるため、街の観光はありませんでした。 -
再びバスに乗ってザーンセ・スカンスに向かいます。
道路の左右にはクルークと緑の畑地というオランダらしい風景が続いています。チューリップ畑はすっかり影を潜めてしまいました。 -
クリークがある田園風景。
日本の水田に似ていますが、畦道が無いこととクリークと畑地に余り段差が無い事がオランダの特徴のようです。 -
こちらは牧草地のようです。
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クリークの川幅が広くなってきましたよ。
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湖に近づいているんでしょうか、
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そうこうするうちにザーンセ・スカンスに到着しました。
風車が出迎えてくれています。
ここは風車とザーン地方の古い木造家屋を集めた小テーマパークです。ザーンセ スカンス風車村 建造物
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駐車場にバスを停めて、跳ね橋を渡って中に入ります。
ザーンセ スカンス風車村 建造物
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クリークの側では鴨がお出迎え。
この鴨、人間に慣れているのか近づいても逃げませんでした。 -
木靴工房です。
ここでは木靴の製作工程を説明し、工程の一部を実演で見せてくれます。ザーンセ スカンス風車村 建造物
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木の丸太を機械にかけ、木靴の形に削ります。
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機械にかけていた木靴の先を切り落とします。
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再度機会にセットし、靴の中を削ります。
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これで靴の形が完成。後は仕上げです。
ここでは木靴や木靴をモチーフとした土産物を販売していました。 -
次に訪れたのがチーズ工房。
ここは工房の作業場で、チーズ作りを説明してくれているのは日本人女性です。
この女性から説明を始める前に入り口の扉を閉めてほしいとの申し出がありました。
以前日本人の団体客にチーズ作りの説明をしていたところ中国人の団体客が無遠慮にズカズカと入ってきて、試食として用意していたチーズを皆食べてしまったそうです。
それ以降は中国人客が入らないように、扉を閉め切って説明しているんだそうです。
なお、現在試食は隣にある販売コーナーで行っていました。ザーンセ スカンス風車村 建造物
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チーズ作りの説明は続きます。
この工房の棚にあるチーズは黄色のワックスなので、ゴーダチーズばかりのようです。 -
ここに並べられているチーズは全てここで製造された物で、隣室の即売所で販売されます。
チーズにはいろいろなワックスが塗られているので、その色でチーズの種類を判別することができます。
黄色のゴーダ、赤色のエダム、緑のハーブ、茶色のスモークなど。
ここでは各種のチーズを試食することができますが、どのチーズも美味しいのでどれを買おうか正直迷います。
私はスモークチーズとエダムチーズを買って帰りました。どちらも美味しくて満足でしたよ。 -
ザーン地方の建物。白い窓枠と緑色の壁が特徴なんだそうです。
この建物はチーズ工房です。ザーンセ スカンス風車村 建造物
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建物に側を通り抜けると風車が見えてきました。
ザーン川の土手沿いに風車が並んでいます。 -
土手沿いには数基の風車があり、からしの粉ひきや油を取ったり、製材用の風車があるそうですが、風車が稼働していないと内部の観光はできません。
私はチーズ工房で時間を取りすぎたため、風車の見学は諦めました。 -
ザーン川沿いの風車。
ザーンセ スカンス風車村 建造物
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同じく風車群。
但し風車の数は少ないです。 -
内部の田園風景。
ザーンセ スカンス風車村 建造物
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再び風車風景。
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風車と木造家屋。
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ザーンセ・スカンスの風景。
ザーンセ スカンス風車村 建造物
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ザーン川沿いの木造家屋。
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同じくザーン川沿いの風景。
ザーンセ・スカンスを後にしてアムステルダム旧市街の観光に向かいました。 -
アムステルダム旧市街、マヘレの跳ね橋。
マヘレ橋 建造物
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アムステルダムの運河。
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船が行きかうアムステルダムの運河。
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ホテルドゥヨーロッパ(5つ星ホテル)。
アムステルダムの一流ホテルです。このホテルの手前でバスを下車、街歩きを開始しました。デ リューロープ アムステルダム ホテル
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最初にスーパーで買い物の時間を取るとのことで添乗員さんの後を進みます。
写真の右端はホテルドゥヨーロッパ。ホテルの前の通りを進み、橋の上から振り返って写真を撮ったところです。
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運河沿いの建物。
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アムステルダムは縦横に運河が通っているため、多数の橋があります。
橋の袂には運河クルーズの乗り場がありました。 -
運河沿いに騎馬像が建てられていましたが誰の像なんでしょうか。
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この建物が運河クルーズのチケット売場兼乗り場。
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ガッサンダイヤモンドの小売店舗です。
明日はこのダイヤモンド研磨工場を見学する予定です。ガッサン 専門店
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ダム広場に出てきました。
ダム広場はアムステルダムの歴史が始まった場所で、アムステル川をダムでせき止めることで発展したアムステルダムの町の中心地です。
白い塔は戦没者慰霊碑で、第二次世界大戦で亡くなった人達の霊を慰めるための塔です。
慰霊塔向かい側(写真の左側)には王宮があります。
王宮の前では、オランダに春を告げる移動遊園地が営業していました。ダム広場 広場・公園
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王宮です。王宮の前のダム広場には移動遊園地があるんですが、写真では遊具の上部しか写していません。
王宮 城・宮殿
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運河と街並み。
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ムント広場にあるムント塔を抜けたところにスーパーがあるそうです。
ムント塔は取り払われた城壁の塔で、城壁が取り払われた後に塔の上に時計が取り付けられた物です。ムント塔 建造物
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塔の側を歩いて行きました。
以前は塔を好きた所にスーパーがあったそうですが、尋ねた時はスーパーは無く別の店に変わっていました、ムント塔 建造物
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そこで再び別のスーパーに行くため、来た道を引き返します。
今度のスーパーはシンゲルの花市を通り過ぎた先にあるため、ムント塔の手前も運河沿いに左折しました。
この時は市内地図を貰っていましたが、今何処を歩いているのかさっぱり分かりませんでした。
後ほど地図を広げ歩いてきた道を確認すると、スーパーに行くために随分無駄な道を歩き大回りして時間をロスしていたことが分かりました。
ムント塔はホテルドゥヨーロッパから橋を渡ってすぐの場所にあり、5分もかからない距離にあることが分かりました。
ダム広場も王宮も観光の予定には入っていませんでした。ここに行かずにすぐにホテルからムント塔の方向に進んでいれば、無駄な時間を使わずに済み、この後のスーパーや花市の買い物で十分時間が取れたのでした。
添乗員さんは王宮とダム広場だけは観光させておきたいと思ったんでしょうか?
ツアーのご婦人方のためには買い物の時間が十分にある方が良かったと思いますよ。
花市とスーパーと両方の買い物の時間を考えたら時間が足りませんでしたから。 -
シンゲルの花市です。ここは運河沿いのシンゲル通りに面した所です。
多くの花屋がありましたが生花店は2店のみ、後は全て球根を売っている店です。
純然たる花屋もありましたが、多くは球根と土産物を売る店でした。
土産物を購入するならここが断然安いです。
チューリップなどの球根もここの方が格段に安いです(空港の花屋と比較して)。
私は八重咲のチューリップの球根を空港のショップで買って帰りました。この後スーパーの買い物もあるしここで買うと荷物が増えてしまうので空港で買うことにしたんですが、こちらは空港の値段の5~7掛けの値段で売っており、遥かに安かったです。結局私は高い買い物をしてしまいました。
ここでは多くの種類の球根を売っており、値段も安いので他で買うよりはここで買う方がいいですよ。
この店は10球で3ユーロですが珍しい品種ばかりなので安いと思います。「スペシャルオファー」と書いてありますがその通りですね。花市場 市場
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「盆栽」を売っている?たまたま店の写真を写したら「盆栽」の写真入りで「盆栽」と書かかれた商品が写っていました。
日本でいう盆栽ではないですよね。盆栽用の土かな?
スーパーに行くため店の前を急ぎ足で通り過ぎたので、盆栽の何を売っていたのかは分かりません。 -
こちらは花屋と言うよりは土産物店といった品揃えです。
風車のマグネットが1個で2ユーロ、3個セットで5ユーロ。何んと空港で販売している価格の半額です。
キューケンホフ公園の売店で販売していた価格の6掛けで売っていますよ。メチャ安い。
この店かどうかは分かりませんが、名画マグネットや土産物が今まで買った店よりかなり安かったので、ここでまた買い込んだというツアーのお客さんが何人かいらっしゃいました。 -
袋詰めは50球で7ユーロ?1個当たり17円の単価なのでこれは安すぎると思います。30球入っているのかな?30球なら1個当たり28円。でも50と書いてあるので、50球の袋詰め詰めかも。ならば中には珍しい色があるので超お買い得品です。
ばら売りは10玉で3ユーロ(1球36円)。日本では見かけない色ばかりなので花好きの人であればここで買っておいたほうがいいと思います。
私はスキポール空港で30球入り八重咲チューリップのミックスを18ユーロで買いましたが、この店の価格は半額以下でした。
もっと買い物の時間があったなら、また空港の販売価格を事前に把握していたならここで安いか物ができたのにと悔やまれてなりません。
空港ではどの店で購入しても価格は同じでしたから、もしオランダ産のチューリップをお求めになるなら、ぜひシンゲルの花市で購入されることをお勧めします。
単色のチューリップなら日本で安価な物を購入できますので、ここでは日本で栽培されていない特殊な色のチューリップを購入されたらいいと思います。
シンゲルの花市は旧市街の南にあるので徒歩では時間がかかるため、アムステルダム中央駅からトラムに乗りムント広場で下車すれば、そこからは歩いて数分の所にあります。
又アンネ・フランクの家の近くにはチューリップ博物館があり、そこでも珍しい色のチューリップの球根を買うことができます。私は9月にアムステルダムを再訪した時に購入しました。
こちらは10球で5ユーロでした。さらに超特殊な色のチューリップは5球で5ユーロです。日本ではまず見たことのない色のチューリップをここでは買うことができますので、ここもお勧めです。
チューリップの球根の植え付けの手引書をくれて詳しく説明してくれましたが、英語が不得意な私にはほとんど分かりませんでした。花市場 市場
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同じ花屋でも取り扱い品には工夫がされています。この店は球根と土産物が半々くらい。
アマリリスの球根が目を引きました。ヒアシンスの球根もありますね。 -
チューリップの缶詰(缶入りチューリップ)を売っていました。面白い、初めて見ました。
値段が分からない。3ユーロで、中には2個から5個まで入っているということかな?花市場 市場
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ここは生花店でした。切り花専門の生花店はもう一軒ありました。
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このように沢山の花屋が二機を連ねているのがシンゲルの花市です。
買わなくても見ているだけでも楽しい所です。花市場 市場
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スーパーでの買い物が終わり、オランダ最後の夕食は旧市街にあるレストラン「ハーシェ・クラウス」でした。
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レストラン「ハーシェ・クラウス」に入り口です。
オランダ料理の老舗レストランなのだそうですが、お客さんはツーリストが多いそうです。ハーシェ クラウス 地元の料理
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店内の様子。店内は歴史を感じさせる雰囲気でした。
この部屋は私達のツアー客で満員。阪急トラピックスの催行人数はいつも多いんですよね。ハーシェ クラウス 地元の料理
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メインの料理です。なんの料理だったかメモしていないので分かりません。
老舗で美味しいレストランとの評判ですが、私は普通の味だと感じました。なのであまり記憶に残っていません。
昨日食べたレストランやベルギーのレストランのほうが美味しかったと思います。多分に個人的意見ではありますが・・・。ハーシェ クラウス 地元の料理
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レストランの前の通り。
建物の屋根越しに見える尖塔は教会「Oude Lutherse Kerk」の塔です。 -
店の前でバスを待ちました。
レストランはスパイ通り沿いにあり、ジンゲルの花市から近い場所にありました。 -
バスに乗車しホテルに到着。
これで本日の全日程は終了しましたが、まだ外は十分に明るいんです。旧市街のホテルであれば今から道歩きに出かけるところですが、空港に近いホテルなので散歩に出る所もありません。
今日はおとなしくして早めに床に就くことにしました。
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