熟年２カップル、マドリード＆バルセロナの旅＿４

2017/02/25 - 2017/02/28

バルセロナ２日目の今日は、午前中、日本語ガイド付き現地半日ツアーに参加、
バルセロナの街をバスの車窓から観光、最後はサグラダファミリア観光、エレベーターのチケット付きです。
午後は、グエル公園ウォーキングを予定。
そして夜は、
今の時期しか食べられないと言う、バルセロナの意外な名物を食べに出かけましたぁ～！

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: イベリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

バルセロナ２日目の朝食風景・・・、
昨日スーパーで仕入れた食材を使った簡単なメニューと、昨日の昼食の余り物もあり、
満足、満足・・・。

アパートメンツ ヒスパノス シエテ スイザ ホテル

今日は、ネット予約済み「みゅー」主催の半日ツアーに参加。
参加費は、1人68ユーロ。

集合場所は、バルセロナ港に近い「凱旋門」前。
ホテルからは、タクシーで行きました。

早めに到着したので、辺りをブラブラ・・・。
近くには、公園やその先には動物園もあります。

画像は、公園にあった廃材を利用したオブジェ。ユニーク！

ツアーが始まりました。
大型バスに乗り込み、バルセロナ港を左手に見ながら出発、
まずはモンジュイックの丘を目指します。
しばらく進んで、このあたりは「熱帯植物園」と呼ばれる地域。
スペイン領カナリー諸島から運ばれたナツメヤシがズラ～ッと植えられています。

モンジュイック地区 山・渓谷

モンジュイックの丘に到着。
広場の地面は、廃材を利用したもの、素敵なデザインになってます！

モンジュイック地区 山・渓谷

サボテン系の植物が多くありましたが、こんなサボテンも！

モンジュイック地区 山・渓谷

ガイドさんによると、現在ヨーロッパで一番栄えているというバルセロナ港を背景に、はい、記念撮影！

モンジュイック地区 山・渓谷

「なりきり銅像」のパフォーマーとも、記念撮影！
もちろん、前にある缶カラにチップを少々・・・。

モンジュイック地区 山・渓谷

さて、このあとバスの車窓から、ガウディの有名な建築「カサ・ミラ」、「カサ・パトリョ」そしてモンタネールの傑作「サン・パウ病院」などを見ながら、
今日の観光の目玉、「サグラダファミリア」に到着。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

まずは、「生誕のファサード」前の道路を挟んで反対側にあるガウディ広場で、撮影の為の自由時間がありました。
その間、ガイドさんは私たちのチケットを準備してくれてるようです。

広場の池は、「逆さ・サグラダファミリア」の絶景撮影スポット。

この画像を撮って、反対側を振り向くと・・・、

ガウディ広場 広場・公園

こんな生活感あふれた庶民的な風景が・・・！

私たちには、世界遺産として超・有名な「サグラダファミリア教会」ですが、実際はバルセロナの人々の生活と一緒にあるんだな、って感じ！

ガウディ広場 広場・公園

いよいよ、教会内部に入場です。

こちらは「生誕のファサード」
細かい彫刻が素晴らしいです！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

「サグラダファミリア」の意味する「聖家族」ヨセフ、マリア、イエスが描かれた彫刻。素敵～！

なるほど～、「サグラダファミリア」のネーミングって、そう言う意味だったのですね。
無知な私・・・。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

内部の天井、
ガウディは、まるで成長している樹木のような表現をしたかったと言いますが、本当にそう感じます・・・。
光が、現実とは思えないほど美しい！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

こちらの光も！
なんて、美しいの～！！！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

扉のデザインも、私好み～！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

昆虫や、は虫類が、なんとも可愛いです！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

あまりに可愛いので、ついついたくさんアップ・・・、

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

してしまいましたぁ～！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

エレベータに乗って、上層で見えたこちらも、素敵。
ブドウのオブジェの上は、ワイングラス、
まさしく、私好み～！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

この絵本に出て来るような可愛い家は、ガウディが作った職人達の子供の為の学校です。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

その内部・・・。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

しばし、子供の気分で机に向かう女子二人・・・、
ただ歩き疲れて、休んでいるだけ・・・。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

サグラダファミリア観光も終了し、ランチタイムとなりました。

近場のお洒落なカフェで、まずはビール！

ビールの突き出し、無料のようでした。

「ニューヨーク・バーガー」と名うったハンバーガー、
美味しかったけど、すごいボリュームで、ハンバーガー好きの夫を除いて、シニアには完食不可！

お持ち帰りとなりましたぁ～。
こちらでは、残したものは、「テイク・アウェイ」が普通、
遠慮なく店員さんに頼んでいいみたいです。
しっかりきれいに包んで、紙バックに入れてくれました。

ちょっとお洒落なお店でしたので、料金高め、
ビール３杯、コーク1杯、ハンバーガー４個で
合計金額、59.55ユーロ（約￥7,300）高～～～～い！

さて、午後は、サグラダファミリア目の前からまっすぐに延びる「ガウディ通り」の突き当たり「サン・パウ病院」の見学から始める事に…！

ガウディ通り 散歩・街歩き

振り返ると…、
巨大な「サグラダファミリア教会」、工事中です！

ガウディ通り 散歩・街歩き

サン・パオ病院に着くと、
なんと今日は日曜日だったため、２時３０分に早じまい！
ショック～！一応記念写真だけ撮っておきましょう！

サン パウ病院 現代・近代建築

じゃ、「グエル公園」へでも行きますか、という事になり、
タクシーで向かいました。
下準備なしでしたので、ゲートに到着すると1時間半待ちの看板が・・・。

待つのは嫌いな私たち、あっさり無料区域の見学に変更です。

グエル公園 広場・公園

無料区域って、ものすご～く広いんです、有料区域の何倍もあるみたい。
けっこう良いウォーキングになりました。
ガウディのエッセンスも、バッチリ感じる事ができるし・・・。

ヤシの木の形をしたプランターが立ち並ぶ坂道、

グエル公園 広場・公園

ゴツゴツした造形の不思議な空間、

グエル公園 広場・公園

アーチを描いて続いている柱廊など、など・・・。

グエル公園 広場・公園

途中にあるこの立派な邸宅・・・。
高級住宅地として売り出した当時、実際に売れて住宅が建築されたのはガウディ自身の家とグエル邸を含む３件だったそうですが、
残りの1件がこちら、「トゥリアス邸」だそうです。

建物も素敵ですが、この館からの眺め、きっと素晴らしいでしょうね～！

グエル公園 広場・公園

ガウディのお家はこちら、

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

現在は博物館になっています。
待ち時間ゼロでしたので、入館してみました。

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

外観も可愛い～！
色の組み合わせが、素敵です！

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

外壁の一部にあったもの。

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

有名な、ガウディの椅子、その１

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ガウディの椅子、その２

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ガウディの椅子、その３

どれか一つ、お持ち帰りしたいです！

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

天井のデザインも、可愛い～！

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

お庭の造形も、素敵！
我が家にもこんな可愛い塀が欲しい～！
（実際は、塀が必要なほどの敷地面積ではない！）

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

門扉のデザインも独特！

ガウディの頭の中は、限りない数のアイデアであふれていたのね～！
その１％でも、欲しいィ～～～～～！！！

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

グエル公園の頂上からは、バルセロナの街が一望できます。
今日は晴天で、眺めも最高！

グエル公園 広場・公園

有料区域が、部分的に見えます。

蛇行するベンチが有名な広場、巨大なドリース式の柱で支えられていて、その下は市場になる予定だったそうな・・・。

グエル公園 広場・公園

こうして「グエル公園」無料区域のウォーキングも終了。

ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家をイメージして立てられたという、正面エントランスの手前「管理人の家」と、奥「守衛の家」を見ながらタクシーでホテルへ帰ります。

グエル公園 広場・公園

さてさて、今日の夕食は、ちょっと変わった名物を食べに出かけます。

ネット検索で、一番近場で美味しそうなレストランを捜し、ホテルのフロントに頼んで席予約をしてもらったのですが、
ホテルから徒歩20分のはずが、なかなか着きません。
グーグル・ナビを頼りに捜します。

こんな、寂しい所へ来ちゃった。
お店など、見当たらないなぁ・・・、と思っていたら、

タベルナ エル グロプ 地元の料理

ありました、ここです！
「エル・グロップ」本店。

タベルナ エル グロプ 地元の料理

こちらがその名物料理、冬のこの時期にしか食べられないと言う「カルソッツ」です！
なぁ～んだ、ただの「長ネギ」じゃん、
なのですが、実はこれ、「タマネギ」が延びたものなんですって！！！

それを炭火で焼いたものです。
食べ方が独特で・・・、

タベルナ エル グロプ 地元の料理

まず、黒く焼けこげた皮をツルッとむきます。

タベルナ エル グロプ 地元の料理

そして、先っちょを、アーモンドとトマトで作ったソースにつけて、

タベルナ エル グロプ 地元の料理

こんな風に、上を向いて口を開け、ぱくぱく・・・！
なんと個性的な食べ方！！！

タベルナ エル グロプ 地元の料理

カルソッツを頂くには、エプロンと手袋は必需品。
お店スタッフが配ってくれます。

タベルナ エル グロプ 地元の料理

カルソッツ、残骸・・・。

タベルナ エル グロプ 地元の料理

他には、「アーティチョークの炭火焼」
本当は、もっと数があったのですが、美味し過ぎて、画像撮り忘れました。
アーティチョークもこの時期が旬です。
炭火で焼いたものは、初めて頂きましたが、香ばしくて最高！

タベルナ エル グロプ 地元の料理

「鴨肉のコンフィ」
これが一番美味しかったなぁ～！
甘酸っぱいソースが絶妙でした。
何かの果物で作ったソースでしょうかね…。

タベルナ エル グロプ 地元の料理

そして、締めはやっぱり「パエリャ」
シーフードがてんこ盛りでかなり贅沢なパエリャです。
バルセロナで食べた中では、一番美味しかった気がします。

タベルナ エル グロプ 地元の料理

そして、生ビールのあとに注文したハウスワインがこちら。
ポロンと呼ばれる独特な形のボトルに入っています。
この形、ちょっと、「し◯ん」に似てるような・・・！

本来、回し飲みするため、細い注ぎ口から口をつけずに飲むものだそうです。
私たちは普通にグラスに注いで頂きましたが、旨し、でした！

タベルナ エル グロプ 地元の料理

帰る頃には、お店は満席！

ビール４杯、ワイン・ボトル1本、お料理４種、
（パエリャは２人前からの注文でした。）
合計金額、76,45ユーロ（約￥9,400）
日本よりは、お安いですよね～！

名物カルソッツですが、実の所、日本の焼き鳥屋さんで食べる「ネギ焼き」のほうが、断然美味しかった気がしますゥ・・・。
でも、面白かったし、楽しかったね～！

明日は、バルセロナ最終日、1日ブラブラ街歩きの予定で～す。

タベルナ エル グロプ 地元の料理