2017/04/13 - 2017/04/13
446位(同エリア1852件中)
櫻さん
九份と、海沿いの水湳洞と、金鉱山で栄えた金瓜石。
この3ヶ所を総称した「水金九」エリアを廻る計画だったんですが、天気がイマイチなので絶景を見られる水湳洞は今回はパス。
1890年代のゴールドラッシュから始まり、日治時代は日本企業によって管理された東北アジア第一の金山と呼ばれた金瓜石の歴史を学びに、『黄金博物園區』に行ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
おはよーございます。
2日目の朝。
天気予報通り、今日もどんよりな空模様。 -
真央ちゃんの引退が台湾でも報じられていましたっ!
「真央ちゃんが“行ってみたい”と言うくらいだから、台湾はさぞかし素晴らしい所なんだろう」と興味を持つ日本人が増えてくれないかしら。
リップサービスかもしれないけど。 -
それでは朝食。
8人グループのお客さんの朝食が8時からだから、私は7時半になりました。
翌日・翌々日は何時でもイイと言われたので、面倒だから毎日7時半にした。
老闆手作りです。
このあと野菜炒めと卵焼きも出てきた。
朝からお腹いっぱい。
包子とパンはジップロックに入れて、あとで頂きました。 -
卵焼き製作中の老闆。
いつも鼻歌混じりにお料理してました。
若い頃に医療(もしくは衣料)関係の仕事で栃木に3年住んでいたことがあるそうです。
なので日本語が喋れます。 -
食べたら早速出発。
昨夜は人だらけだった石段も、朝8時半はこんな感じ。豎崎路 散歩・街歩き
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お腹がいっぱいでも芋頭は別腹。
いや、別次元。
3軒目はこちらの『頼阿婆芋圓』です。頼阿婆芋圓 スイーツ
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今朝もちょっと肌寒いので芋圓湯。
35元也。
都内に『鮮芋仙』がオープンしたんで行ってみようかなぁと思ったら、芋圓一杯がなんと800円!!
飛行機代を考えると日本で食べる方が断然安いんですが、でもねぇ、でもねぇ。 -
バス停まで基山街を通らず、散歩を兼ねてグルッと迂回します。
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バス通りにもあちこち海を見下ろせるスポット有り。
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それではバスに乗って本日の目的地に向かいましょう。
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15分ほどで到着。
『黄金博物園區』です。黄金博物園区 (新北市立黄金博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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80元の入場チケットを買うと博物館ほか幾つかの展示館に入れます。
買わなくても園内をグルグル見て回れる。
まずは、日本人作業員が住んでいた日式宿舎。
時間によって内部見学できます。 -
本日の第一ニャンコ発見。
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現役の派出所があります。
郵便局もありました。 -
こちらは『金瓜石太子賓館』。
太子賓館 建造物
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昭和天皇が皇太子時代この一帯を視察に訪れる計画があった為、ご休息所として建てられたもの。
池には鯉も泳いでて、まるでTHE・日本。 -
見つけちゃったわよ。
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あら、短足ちゃん。
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そんな驚かなくても。
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園内には金鉱石を運んでいたトロッコの線路も残っています。
金鉱石だけでなく人や物資も運んでいた軽便鉄道。
線路が敷かれている道は“軽便路”で、九份までず~っと続いています。 -
かつての駅は現在トイレとして再利用。
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実際に金鉱を採掘していた坑道の見学もできます。
こちらは別途50元が必要。
悠遊卡使えました。 -
見学者は私と台湾人夫婦の2組。
万が一に備えてヘルメットを着用。
坑道に入る前に簡単な説明を受けます。
もちろん中国語なので殆ど理解できず。
「距離は200m」はなんか聞き取れた。 -
説明を聞いた後は、いよいよ坑道へ。
スタッフの方が誘導してくれるわけではなく、勝手にどうぞ状態。 -
ところどころに作業風景を再現した人形たちがお出迎え。
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トンネル内はもっと薄暗くて湿っぽくて、結構怖いです。
写真バシャバシャ撮ってる間に台湾人夫婦はズンズン進んでしまう。
いや~、待って~~~。
1人にしないで~~~~~。 -
歩いて15分くらいって聞いたけど、そんなに掛からなかった。
坑道を出たら、メインの黄金博物館へ。 -
1階は金の採掘についてや、鉱山で暮らす人々の生活を学べるスペース。
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鉱山の様子を模した巨大なジオラマとか。
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当時の写真ですね。
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結構リアルですがマネキン。
金を溶かしてます。 -
2階へ。
「世界のこんな所で金が採掘できるよ」とか。 -
そして目玉は金塊のお触りサービス。
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重量220.3kg。
稀勢の里より重い(175kg)。
さささっと撫でて来ました。 -
博物館を出た。
観光客の足元で悠然と寝る。 -
でもキャーキャー言われ写真を撮られまくり、さすがに鬱陶しくなったのか、博物館隣の土産物屋に退避。
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山の斜面に広がるテーマパークなので、奥へ行けば行くほどドンドン昇る。
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てっぺんがピコッと出てるのは『茶壺山』。
頂上からは周囲の絶景を見渡せる人気の登山コースらしい。 -
石燈が迎える石段を昇ります。
この先に『金瓜石神社跡』がある。 -
時間にしたら5~6分。
かなり急勾配の石段を昇り続けるので、振り向くと結構な高さまでやって来てる。 -
途中に地図があったけど、薄れて殆ど判別不能。
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鳥居も見えて来た。
もうちょい、もうちょい。 -
とうちゃく~。
日治時代、この土地を買い取った日本鉱業株式会社が1933年に従業員や周辺住民の為に建立した神社です。金瓜石黄金神社 寺院・教会
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戦後、社殿は取り壊されましたが、基壇や鳥居・柱などは残されています。
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基壇しか残されていなくても、ちゃんとお賽銭が。
日本の硬貨もありました。 -
中を覗いた時、ちょっとゾクッとした。
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水湳洞の方向。
晴れていれば絶景。 -
当時は毎年夏になると、鉱山の平安と繁栄を祈願する祭事が執り行われていたそうです。
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今は場所にちなんで、金運祈願のパワースポットとして人気らしい。
黄金博物館などに見学に来る観光客も、ここまで来る人は少ないので、パワースポットと言われる通りとても神秘的で静かな空間を堪能できました。 -
さて、戻ろう。
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園内にはお食事処も幾つかあります。
こちらは茶器なども販売している『金水茶坊』。 -
私のお目当ては右奥の木造建物『鉱夫食堂』。
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名物の“おいしい”礦工便當を食べてみます。
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当時の鉱夫の弁当を再現したもので、ちゃんとステンレスのお弁当箱で出してもらえます。
日本語が惜しい。
お洒落な洋食屋のメニューのようだわ。
「シェフの気まぐれパスタ、彩り野菜を添えて」
みたいな。 -
ドリンク(珈琲か紅茶)セットで290元。
かなりお高いですが、お弁当箱も包んである風呂敷もお箸もお持ち帰りが出来ます。
紅茶は例にもれず加糖で激甘。 -
風呂敷には園内のイラストマップ。
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ぱっか~ん。
鉱夫の弁当と言っても、駅弁などでよく見る排骨弁当と殆ど一緒。
排骨が結構スパイシーなので、紅茶の甘さがちょうど良かった。 -
ちゃんと洗剤も用意されているので、食べ終わったら綺麗なお弁当箱を持ち帰れます。
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満腹になったところで、ある方との約束を果たすべく園内脇にのびるこちらの石段にやって参りました。
余談ですが。
1949年、上海と基隆を結ぶ大型客船「太平輪」が貨物船と衝突し沈没、乗客・乗員1000人以上が亡くなるという沈没事故が起きました。
中国版・タイタニックと言われています。
その事故を描いたジョン・ウー監督による映画『太平輪(The Crossing)』が2014年に中国・台湾で上映されました。
中・台・日・韓の俳優陣が出演。
金城武やチャン・ツィーほか、日本からは長澤まさみや黒木瞳も出演しているにもかかわらず、日本での上映未定はおろか、DVD販売もされていません。 -
映画は前後編それぞれ2時間の超大作。
国民革命軍側の目線で描かれているせいか、中国では大コケしたらしい。
更に背景の国共内戦や、それに巻き込まれる3組のカップルのドラマに大半の時間を割き、タイトルになっている割には事故を描いているシーンはトータル4時間のうち、最後の30分のみでした。
Youtubeに中国語の字幕版がアップされていたので、旅行前に1ヶ月かけて訳しながら必死こいて観ました。 -
物語の中で、金城武と長澤まさみ演じる台湾人と日本人カップルが雨の中一緒に歩くシーンが、この石段で撮影されたそうです。
ケンケンパしてましたよ。 -
金城さんの靴底が触れた石段。
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金城さんがもたれ掛かったかもしれないレンガ塀。
mengさん、温もりが伝わってますか? -
映画上映後は撮影スポットとして人気となり、記念撮影用にわざわざ傘の貸し出しサービスまであったそうです。
金城さんの学ラン姿、なかなか新鮮と言うか…。 -
石段を降りきった所には『金瓜石醫院舊址廣場』。
日治時代の、当時としてはかなり大規模な総合病院跡です。 -
日本人医師の他に、僅かに台湾人医師も勤務していたそうです。
-
お次は『祈堂老街』へ。
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金鉱の採掘の発展とともに活気のあった街です。
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しかし鉱山の衰退とともに街の活気も失われました。
住民はいますが、家の中から時折テレビの音が聞こえたりするだけで、だ~れにも会わなかった。 -
老街の通りは大半が狭い石段。
お店は新しめなカフェと、昔からの雑貨屋があっただけ。祈堂老街 散歩・街歩き
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雑貨屋さん。
奥でおばあちゃんがテレビのリモコンと何やら格闘してました。 -
雨が多い地域なので、屋根や壁にコールタールが塗られています。
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置き石と化している。
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起こしちゃった?
ゴメンね。 -
ちょっと迷路のような老街です。
ウロウロ歩き回ったせいで戻る方向を若干見失い気味な私の前に、突如現れた2匹のワンコ。 -
「こっちだよ」と導いてくれました。
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「早く来いよ」
「最近すっかり年齢のせいで足腰にきてるのよ。急がせちゃ可哀そうよ」 -
「しょうがねぇなぁ」
「明日は我が身よ。私も最近、雨の日は膝が痛くなるもの」 -
とか言われながらかどうかは分かりませんが、本当に私の戻る方向に一緒に階段を昇っていってくれました。
おとぎ話のようだわ。 -
そして『金瓜石醫院舊址廣場』まで帰って来れた。
なんてお利口さんなのかしら~~~~~。 -
金城スポットもズンズン昇っていく。
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無事に園内に到着。
ネコまでお出迎え。
私の人生において、本当に心を通わせられるのは人間ではなく動物ではないのかと、最近しみじみ思う。黄金博物園区 (新北市立黄金博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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『黄金博物園區』とはお別れ。
バスに乗って九份を通り過ぎて瑞芳まで来ました。瑞芳駅 駅
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瑞芳の駅前広場では現在、海賊のコスプレや万国旗が描かれた泰迪熊(テディベア)が並んでいます。
みんな一斉にシェー。 -
耳なし芳一みたいなのもいる。
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台湾各地にチェーン展開されている『清心福全』にお立ち寄り。
ぐでたま(蛋黄哥)とコラボ中。 -
芋香奶茶。
オーダーする時は必ず「去冰・無糖」。 -
ご愛用の全聯でお買い物します。
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ティラミスと書かれたティラミス。
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台湾のスーパーにはこういうのが普通に売られています。
家庭の食卓に芋頭が当たり前のように並べられるってことよね。 -
買い物終了。
車輪餅屋台のニャンコ。
ちょっと怯え気味。 -
サビちゃんのそばでこと切れていたトンボ。
アナタが殺ったの? -
再びバスに乗って九份へ戻って来ました。
夜景見物に向けて更に観光客が増える時間帯です。 -
小腹が空いていたところ、竹筒飯の文字が目に飛び込んできたので迷わず入店。
基山街 散歩・街歩き
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革小物屋のワンコたちのサービス精神旺盛っぷりに、私の隣にいた欧米人男性も
「Oh!Cute!!」 -
『昇平戲院』を見学してみます。
九分昇平戯院 (昇平新楽園) 建造物
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30年位前まで営業されていた映画館。
鉱山で働く人たちや家族が軽便鉄道に乗って映画を観に来ていたそうです。 -
入口の左側には当時の販売店。
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看板を肩に担いで映画の宣伝。
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このあと暗くなり、沖縄生まれの日台ハーフのバンドマンのドキュメンタリー映像が流れました。
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一旦宿に戻ってゴロゴロ。
日が暮れたので徘徊開始。
老街から少し離れた住宅街にやって来ました。 -
近所の方達の井戸端会議場。
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お茶セットも用意されている。
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九份の絶景を眺めながら、贅沢なティータイムを楽しんでいるんですね。
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住居表示はなぜかコレ。
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この辺りには軽便鉄道のトンネルが幾つか残っています。
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今宵も観光客でごった返す老街に戻って来ました。
好奇の視線をものともせず結婚写真の撮影中。豎崎路 散歩・街歩き
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また西瓜汁を買おうと思ったら、今日はもう西瓜がないとのこと。
がちょーん。
仕方ないので芒果汁。
これはこれで台湾の定番な思い出。 -
雑貨屋さんのニャンコ。
この写真を撮る直前まで子供たちに撫でまわされてたから、ちょっとお疲れ気味。 -
駄菓子屋さんがありました。
こういう新しいお店って、何年後かに来ると潰れている場合が多い気がする。 -
丸々とした後ろ姿が愛らしい。
-
お顔を見たら、なかなかの美人ちゃん。
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「どれだけ芋圓食べられるかな?ツアー」4軒目。
有名な『阿柑姨芋圓』です。阿柑姨芋圓 スイーツ
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お店の奥に入ると景観を楽しめる食事スペース。
ほぼ満席だったので、階下にもあるスペースへ。
こちらはガラ空き。 -
そういえば今日はずっと曇り空だったけど、雨には降られませんでした。
-
視覚も味覚もウットリ。
-
豎崎路の石段を見降ろせるお茶屋さんに入りました。
あ。
さっき結婚写真を撮ってたカップルだ。 -
お茶屋さんだけど、お酒もあります。
お茶は明日飲みます。 -
夜8時前。
昨日よりも観光客が少ないような…。 -
職場の後輩も同時期に台北に来ていて、この日は九份日帰りツアーに参加し、そこの『九戸茶語』でお食事したということを休み明けに聞きました。
どっかでニアミスしてたかもしれない。
2日目終了~。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- mengさん 2017/04/27 22:50:43
- 伝わっています!
- 櫻さん!
がっつり伝わってます。
見たところ、靴がコンバースですね?
私もです。
櫻さんのブルーのコンバースを伝って、私のグレーのコンバースに・・・ダーリンのぬくもりが・・・ホカホカと。
ちゃんと太平輪見てからいったのですね。
しかもさらっと見たのではなく、訳しながら!
立派です。
学ランにひるんでDVD買うか悩んでいる場合じゃありませんね(^^;)
しかし、素敵なとこですね。思わず1人でもケンパしてしまいそうです。
しかもニャンコも多い〜!!
案内ワンコ(ペア)まで!!
私はずっと雨でせっかくキュウフンに宿泊したのに金瓜は諦めたのですが、
やはりいつか行かねば。しかも少しでも若いうちに笑
私も、人間より動物のほうが心が通い合う気がしています。
というか、安心します。
というわけで、私の旅行記も日に日に動物ばっかりになってます笑
めん
-
- まあちゃんさん 2017/04/27 12:34:39
- ツアーでは行けない九分を
- 櫻さん、こんにちは。
金爪石黄金神社行かれましたか。
年輪を重ねると上り下りが大変で話や写真では知っているのですが
行った事が無いのですよ。
お賽銭を見るとほとんどが日本人かと。五円と十円が多いと見たのですが。
『礦工便當』も気になっていたのですが高いですね。
便當箱の密封性はどうでしょうか。パッキンがある様に思えないので
汁漏れが気になるのですが。
『海角七號』の住所銘板が気になるのですが遊び心でしょうね。
瑞芳まで行かれたら新しく伸びた新線で二駅の終点『八斗子』駅がブームに。
駅から見る海が臺灣で一番綺麗とか。5月に行って来ます。
お疲れさまでした。
まあちゃん
- 櫻さん からの返信 2017/04/28 22:10:20
- RE: ツアーでは行けない九分を
- いつもありがとうございます。
確かに黄金博物園區全体が山の斜面に広がっているし、
更にその奥にある金瓜石神社はかなり急勾配な石段を
登って行かなければならないので、行くとなると結構な
気合が必要かもです。
でも行けて良かったです。
今回の北海岸周遊の目的の一つが金瓜石神社だったので。
天気が良ければもっと良かったんですけどね〜。
礦工便當の入れ物は、蓋を抑える金具はあるんですが
パッキンなしです。
なので仰る通り、お持ち帰りに汁漏れの心配が…。
八斗子も今回の旅でちょっと候補には入れていたんですが、
やはり天気がイマイチだったのでね…。
まあちゃんさんが行かれる時は好天氣だといいですね。
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