2016/10/12 - 2016/10/28
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marcopanさん
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前回の続きになります。
道を間違えたため、地図に載っている細くてギザギザの線で描かれた予定していなかった道を通ることになりました。
とりあえず舗装さえされていればなんとか走りきれるとは思っていたのですが・・・
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謎の山道の登りに入る。
勾配はきつめでそこそこで荒れてはいるけど舗装はされている。
少し走ったところで前方から原チャリに乗った地元の人が来て話しかけてきたので、
「この先走っていけます?」
と確認してみたら。
「滝に行くのか?ああ、まあ、行けるよ」
ちょっと歯切れの悪い感じだけど行けるのかな?
というか、滝がこの先にあるのかな。 -
少し行ったところで小さな滝があった。
滝ってこれのこと?わざわざ見に来るほどのものでもなさそうだけど。 -
その後も荒れ気味な舗装路。
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小さな村に差し掛かる。
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珍しいのが来たな、という視線を浴びつつ狭くて急な坂を登っていく。
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目の前に大きな滝が見えてきた。
さっきの人が言っていて滝ってこれのことだったのか。 -
水量はたいしたことないけど落差はかなりのもの。
看板に「Bambara Kanda Water Falls」と書かれている。
ウィキによると、スリランカで最大の滝で、落差は263mもあるそうです。
知らなかったけど、けっこうすごい滝みたいです。 -
看板の下には「Provincial Ministry of Tourism Uva」と書かれている。
私はこれを見るまで、以前インドでお土産にウバ茶を買ったこともあり、ミルクティーでお馴染みのウバ茶の産地はインドだと思ってました。
ちなみにウバ州はエッラなども含む山岳地帯東部の広い地域に位置していて、高地で採れるウバ茶は世界三大銘茶の一つらしいです。
看板の横にけもの道の様な道があって、滝の下まで行けるようでしたが、今はそれどころじゃないのでやめておく。 -
その後はしばらく舗装路だったけど、
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そのうちにブロックを並べたような道路になってしまう。
走りにくいけど走れないことはない。 -
だいぶ標高も上がってきた。
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また舗装路に戻る。荒れてるけど。
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さっき見上げていた滝がいつの間にか下に見える。
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なんだかすごいところにきちゃったな・・・
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大きな石の横で休憩。
地図の感じから見てこの道は途中から下りになると思うんだけどな・・・ -
完全にお昼を食べ損ねたので、さっき買ったケーキで腹ごしらえ。
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まだまだきつい登り坂が続く。
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舗装路がだんだん怪しくなってきたと思ったら、
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とうとう未舗装になってきた。
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乗れないことはないけど非常に走りづらい。
ちなみに今回のタイヤは700×23Cとロードバイク用のタイヤでも細身の物をよりによって選んでしまった。
だって、こんな道走るつもりはなかったんだもん。 -
1時頃にやっと下りに差し掛かる。
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ごく小さな滝があった。
水がきれいだったので、顔を洗って気分転換。 -
下りが続くかと思ったらまたすぐに登り坂。
しかも路面がさらに悪くなってとうとう押して歩かなければ進めなくなる。 -
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外国人観光客が乗った車とすれ違う。
オフロードカーも立ち往生するような道の様です。 -
このへんも砂にタイヤが埋まってしまい乗って走るのは無理。
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・・・無理。
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自転車を押して歩くこと20分、こんな山の中にも村があった。
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村の先を登り返した、このあたりの景色が素晴らしかった。
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写真のフレームには収まりきらないようなスケールの雄大な景色。
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ここまで来るのが大変だったのもあるとは思うけど、涙が出るほど感動した。
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しばし景色を眺めながら休憩。
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この先も悪路を自転車を押しながら進む。
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学校帰りの子供たちに出会う。
こんな山の中に学校があるのも驚き。 -
この辺も両側には茶畑。
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小さな集落の脇を通ると、子供たちが珍しがって集まってきた。
このあたりの家はほとんどがお茶農家なんでしょうね。 -
これじゃ、サイクリングじゃなくて登山だよな・・・
なんて思いながら自転車を押して歩いていると、我が目を疑う光景が! -
なんと、前方から自転車に乗った青年が下って来た。
なんでこんなところで自転車なんかに乗って来てるんだ?頭おかしいのか?
って、私が言うことではないですが、まさかでした。
ニュージーランドから来たそうで私が日本人だと伝えると、
「日本も去年旅したよ」
とのこと。
世界中を旅しているすごい方みたいです。
「この先の道抜けていけます?」
と聞いてい見たら、
「いけるよ、ずーとこんな感じの道で上り坂だけどね」
悪路はもう覚悟してたけど、ずっと上りなのか・・・ -
もう覚悟を決めて進むしかなさそう。
明るいうちには開けたところに出ないとな・・・ -
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また小さな集落に差し掛かったところで、子供たちが駆け寄ってきて、自転車を押してくれた。
キャッキャ言いながら楽しそうに押している。
そんなに重い自転車では無いけど、山道を長い時間押して歩いて疲れていたので助かった。 -
こんな石だらけ道裸足で痛くないのかな?
途中で辛くなってきたみたいなので、もういいよと伝えても、「まだまだ大丈夫」という感じで頑張って押してくれる。
ありがたいな~、後で残っているお菓子でもあげておこうかな。 -
結局20分くらい押してくれた。
それではここまでという感じで自転車を返してもらったら、
「マニー、マニー」
とお金を要求してきた。
え、お金目当てだったの、すごく楽しそうだったから、無邪気に楽しんでいるだけだと思ったのに。
最初からあげようと思っていたお菓子を出したら奪い合うように取って、それでもやっぱりお金を要求している。
大きな男の子はまあ仕方ないよという感じだったけど、小さな女の子が駄々をこねる感じでちょっとしつこかった。
結局、お菓子だけで満足してもらったけど、ちょっと複雑な気分。 -
すぐ先にまた小さな滝があったので脇で一休み。
そういえばさっきの子供たち、押してる途中でもマニーって言ってた気がするな。
無邪気そうに見えたから聞き間違えか冗談だと思って聞き流してたけど。
それに最初に押し始める時も「ポーターポーター」と言っていた気がしないでもない。
だとしたら、彼らは最初からちゃんと労働をして当然の権利として対価を求めていたことになわけで、子供に現金をあげることに抵抗を感じたのであげなかったけど、そう考えるとあげるべきだったのかな?
無邪気なのは彼らではなくて私の方だったのかもですね。 -
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もうしばらく悪路の登山が続く。
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2時半くらいに今度こそ本当に下りになった。
ここまで山道に入ってから約3時間。
そのうち押して歩いたのが1時間40分ほど。 -
辛うじて乗って走れる。
ほとんどブレーキをかけっぱなしじゃないといけないので手が疲れるけど。 -
☆☆☆☆☆アーレンベルク並の石畳が続く。
本物は見たことないけど。 -
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油断すると石にタイヤを弾き飛ばされそう。
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下りに入ってから30分くらいで小さな村を通過。
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そのあとまた荒れた石畳。
このあたりは下りでも乗って走れない荒れっぷり。
マウンテンバイクならまだしもロードバイクですし。 -
道の途中で、こんな辺鄙な所なのに団体の観光客がいた。
田舎巡りツアーか何かの途中なのかな? -
また小さな農村に来たんだけど、ここで道がわからなくなる。
スマホのグーグルマップとGPSで何度も確認するんだけど、あるはずの道が無い。
それに、そもそも今いる場所は元々予定していたルートから大きく外れている事に気づく。
本来のルートに戻るには2キロほど引き返さなければならない。
時間的にも体力的にももうこれ以上道を間違えるわけにはいかないので今度は素直に引き返すことにした。 -
引き返す途中でさっきの観光客とまたすれ違う。
すれ違う時におばさんが私のことを見ながら言った言葉が、
「ハハハ、クレイジー」
・・・なんか、ほめられた(笑)
自分でも途中からバカなことしてるとは薄々感じていたけど・・・ -
さっき下ってきた石畳を自転車を押しながら1キロほど戻って、そろそろ半分くらいはきたかなと思っていたら、お茶畑で働いている男性に声をかけられた。
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さっき通った時にも私を見たのか、
「どうした?道に迷ってるのか?」
と聞いてきたので、道を確認したら、今私が引き返してきた間違えだと思っていた方向が正しいという。
マジですか・・・もう勘弁してください。
よくよく聞くとこの先の町に抜けるにはどっちからでもいけるけど、今引き返してきた方から行けば後2キロで舗装路に出れるけど、私が今行こうとしていたほうからだともっとずっと悪路が続くらしい。
ということで、また逆戻り。 -
-
で、さっきの村の手前でさっきの観光客達にみたび出会う。
おじさんに、
「もしかして道に迷ってる?だったら、この先に私たちが止まってるゲストハウスがあるからそこで聞いてみたら?」
と言ってくれた。
こんな辺鄙な農村にもゲストハウスがあるんだ。
そのおじさんと一緒にゲストハウスまで行ってゲストハウスの男性に話してくれた。 -
ゲストハウスの男性が出てきてくれて、一緒に歩いて道を案内してくれた。
すぐ近くの正しい道の入口くらいまでかと思ったらずっと一緒に歩いて、
「この先の分かれ道のところまで案内するよ」と言ってくれた。
ああ、助かった。
男性は流石に山道に慣れているからすたすた歩いていく。
こっちは疲れている上に、自転車を押しながらで付いていくのもやっと。
途中で「自転車押そうか?」
と、聞いてくれたけど、そこまでしてもらうのも悪いので大丈夫といって必死について行く。
想像よりも長い間歩いてくれるので、もしかして単なる親切じゃなくてチップを期待してるのかなと、さっきのこともあったので思い始めた。
少し道がマシになった辺りで「あとはこのまま行けばいいから」という感じで案内終了。
財布を出すと聞いても無いのに、「別にいくらでもいいよ」と、やはりチップをもらう気満々だった。
チップっていくらくらい上げるのが適当なのかわからないから苦手なんだけど、200ルピー渡したら満足してくれたようで、その後簡単な地図を描いてくれた。 -
後でGPSのログで確認してわかったけど、このあたりがこの日の最高地点で標高1950mほど。
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登りきったあと下りになって、突然という感じで綺麗な舗装路に出た。
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無事に明るいうちにオハイヤの駅まで出られた。
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駅前のお店で買い物。
だいぶ前から水を飲みきって喉が渇いていたのをやっと癒せた。
お店の人に聞いてみたらこの町にもホテルが2つあるとか言っていてけど、1つしか見つからなかったし、そこは誰もいなかった。 -
その先はずっと下りで、こんな感じの道がしばらく続いて、その先やっとまともな街にで出た。
もうすでに6時を過ぎて薄暗くなっている。
地図を確認するとボラランダと言うところで、交差点の周りに数軒店が並んでいるような小さな街。
ホテルあるかな?と思いながら地図を見ていたら男の人に声をかけられたので、
「この街にホテルあります?」
と聞いたら、
「この先に1軒だけあるよ、高いけど」
とのこと。
高いけどって、よっぽど高いのかそれとも私が貧乏っぽく見えたのだろうか?
とにかく行くだけ行ってみるか。 -
言われたあたりに行ってみたら確かに1軒ホテルがあった。
入ってみると受付におじさんがいたので、
「部屋空いてますか?」
と聞くと、
「ああ、空いてるけど・・・高いよ」
高いって自分で言うか?
値段を聞いたら5500ルピー(4100円)と確かに高め。
しかも高いくせにWifiも無いと言うし、聞いてみたら10キロくらい先に別のホテルがあるというので断ってそこを目指すことにした。
ホテルを出て言われた方に行こうかと思ったんだけど、外はもうすっかり暗くなっていた。
自転車のライトを取り付けて走り出したんだけど、真っ暗な道で何かトラブルでもあったら大変だし、そもそも10キロ先のホテルがどんなだかもわらかない。
高くてもいいからここで泊まった方がいいだろうということで、すぐに引き返して、「やっぱり気が変わったので泊まります」とさっきのおじさんに伝えた。
部屋は広くて今回の旅で初めてテレビが付いてた。
操作方法がわからなくて見れなかったけど。
ベットに何も掛けるものが無くて、高地なのでちょっと寒い。
安い宿だったら「安いから仕方ないか」と思って諦めるけど、この値段ならなんかくれるだろうと思ったので、おじさんに言ったら物置からブランケットを出してきてくれた。 -
ちゃんとホットシャワーも出た。
Hotel Thusharaというところです。 -
夕食も用意してもらえた。
焼きビーフンみたいなの。
375ルピー(280円) -
ホテルの2階には大きな食堂。
普通は結婚式とかで団体客が使うようなホテルなのかな? -
6日目
走行距離 75.55km
走行時間 5時間57分
平均時速 12.6km
積算距離 516.29km
すごい疲れたけど距離は稼げなかった。 -
高低表はエッラからオハイヤまでの表になります。
ちなみにこの日通過した主な地点の標高は、
Ella 1015m
Bandarawela 1230m
Haputale 1430m
Beragala 1020m
山道入口 790m
最高地点 1950m
Ohiya 1800m
Boralanda 1280m
半分位は押して歩いたんじゃないかと思える悪路の山道区間は標高差1160m、距離にして23kmくらいにあったみたいです。
山道入口から最初のピークのところまでは距離にして9kmで標高差1000m近くだから平均勾配は10%ほどだった様です。
自転車乗りは自転車で長い距離走るのは平気だけど、歩くのは得意では無いのに、ちょっとした登山くらい歩いたので疲れました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 鼻毛マンさん 2017/03/24 22:04:40
- やっと理解できました
- こんばんわ。
今朝、電車の中でその7を見つけて、帰りながらその1から7まで読みました〜。
すごいです。
ええっと。当初はエッラからワールズエンドを掠めながらヌワラエリアに抜けるルートだったのが、道に迷ってオハイヤからボラランダに来たのですね。
ぐるぐるマップと旅行記見比べて、なんとか理解できました。
距離、もったいなかったけど、途中素晴らしい景色が見れてよかったですね。
道を間違えるきっかけとなったパプタレーの街は、僕も寄りました。
寄ったといってもレンタカーでしたが。
この街で、嫁さんに金おろせって、すごい言われてイライラしたことをついこの間のことのように思い出しました。
次はヌワラエリヤでしょうか。
ルート的にワールズエンドに行けなくなったみたいなのが残念ですが、楽しみにしています。
- marcopanさん からの返信 2017/03/25 12:06:27
- RE: やっと理解できました
- こんにちは、コメントありがとうございます。
後から写真など見てワールズエンドも行きたかったなーと思いましたが、結果的に普通は行かないようなところを旅できたのは良かったかもです。
この一日は今回の旅の中でも特別印象に残った日になりました。
翌日はヌワラエリヤからキャンディの方へ抜けていきます。
ヌワラエリヤは通過するだけな感じになってしまいましたが。
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