スリランカ縦断自転車旅その3-マータラからティッサへ

2016/10/12 - 2016/10/28

三日目。
この日はマータラを出発して、まずはスリランカ最南端のデウンダラ岬を目指します。
そのあと、東へ進みティッサマハーラーマ(ティッサ）あたりを目標にして走って行きます。

エリア その他の都市(スリランカ)

-10/14金-
朝です。
宿の庭先にはリスが走り回ってました。

宿のおじさん。
とっても気さくで陽気なおじさんです。
写真撮らせてと言ったら、
「え、ちょっと着替えてくる」
と言って戻ってきたら腰巻を変えただけだった。
手ブレしましたごめんなさい。

８時半に出発。

マータラのバスターミナル。

バスターミナル前の広場。

しばらくは海沿いの道。

３０分ほど走ったところで海沿いにあった小さなレストランで朝食にする。

店先のガラスケースにあったパン。

パイ生地のようなパンで間にカレーソースが挟まっていた。

今回の旅のひとつの目標の「スリランカ縦断」の最初の目的地、スリランカ最南端のデウンダラ岬をまずは目指します。

途中で街道から脇にそれて岬に向かうはずだったんだけど、気がついたらすでに岬を3キロほど通り越していた。
最南端とかそんなにこだわらないでそのまま行っちゃおうかとも思ったけど、後で後悔するかもしれないので引き返す。

今度は慎重に地図を確認しながらデウンダラ岬に向かう路地に。

最南端はどこなんだろう？

大きな漁港に着いたけど、ここではなさそう。

そのあと少し戻ってから別の道に。

灯台がある。
この先は海軍施設なので進めない。

また少し戻って別の道から灯台の近くに。

売店があって、多少観光客もいたからこのあたりが最南端？

よくわからなかったけど、最南端にある岬に行ったということで、最南端制覇ということにしてしまいましょう。

ふたたび街道に戻り東に進む。

途中の売店でジュースを買って休憩中。

ファンタクリームソーダ。
味はビミョーです。

スリランカ人はクリームソーダが好きなのか、これ以外にもクリームソーダ味のソフトドリンクがいくつか売っていました。

途中の岬にあった灯台？

お昼前に着いたタンガッラ(tangalla)のバスターミナル。

売店でジュースを飲んで一休み。

途中木陰で休憩していたら話しかけてきたトゥクトゥクのドライバー達。

自転車に乗せてといって私の自転車に乗るドライバーさん。

ご機嫌だったのか「お昼ご飯食べたか？ライスカレーおごってあげるよ」と言ってくれたけど、今は食べる気分じゃなかったので断った。

だんだん東に進むにつれてヤシの木が生い茂っていた景色から、乾燥気味のサバンナっぽい景色になってくる。

このあたりからしばらくは右側にブンダッラ国立公園が広がっている。

道路沿いのお店で飲み物など補給。

ブンダッラ国立公園は水場が多く有り、多くの野鳥が見られるという情報があったので少し楽しみにしていたのですが、流石に街道沿いからだと鳥は全くというほど見られなかった。

このあたりは保護区ではないので牛などが放牧されているのが見える。

午後４時過ぎにティッサの街に到着。
この時計塔を右に曲がった先が街の中心になるみたいなので、走りながらホテルを探すことにする。

このあたりにもホテルは何件かあるし、どうしようかと思っていたらジープのドライバーに「ホテルを探してるのか？」と声をかけられた。
自力でも見つかりそうだから断って走り去ったんだけど、車を走らせて追いかけてきた。
値段を聞いたら一泊1500ルピー（1100円）で「すぐこの先だから」と言うので、安いしとりあえず見てみようということで、車の後を自転車で走ってついて行く。

すぐ先って言う割にはなかなかつかない。
完全に街を外れた先の湖のほとりにあるホテルだった。
あとで調べたら時計塔から５キロくらい離れていた。

不便な場所ではあるけど目の前には湖が広がっていて、宿にはレストランも併設されているから夜は出歩かないでのんびりすればいいかと思ってここにした。

Lake Edge Holiday Inn

部屋は安い部屋だから湖とは反対側に小さい窓が有るだけの部屋。

ここティッサは東に広がるヤーラ国立公園のサファリツアーの拠点として人気の町。

ここの宿でもサファリツアーは取り扱っているので、当然のようにチャックインするときに誘われたけど、今回は日程に余裕がなかったので断った。

ホットシャワーも無し。

水辺にあるホテルだから蚊は多いけど蚊帳があるので安心。

エアコンはなくて、リモコンで操作する扇風機が天井に設置されている。

レストラン。

湖側から見たホテルの外観。

２階の部屋はエアコンもあって湖に面してるから眺めも良さそう。

宿のすぐ前に広がる湖。

野鳥が沢山いたので、にわかカメラマンになってバードウォッチング。

こちらは蛇のような首の水鳥。

宿の女性が「部屋に居ないからどこに行ったのかと思った」と言いながら、ウェルカムドリンクをサービスに持ってきてくれた。

なんだかわからないけどリンゴのような味のするフレッシュジュース。

私がカメラを持っているのを見て、
「ほら、あそこの木の上の鳥は珍しい鳥なのよ」
などと親切に少しガイドしてくれた。

頭の形に特徴のある赤い鳥。

木の高いところにいて写真に撮るのが難しい。

日本では見られない色んな種類の鳥がいて楽しい。

コンパクトデジカメだけど、新しく買った２０倍ズームが付いたのだったのでそれなりに楽しく撮影できました。

日も傾いてきて綺麗な夕焼けが見られそうだったので、もうちょっとのんびり過ごす。

飛ぶ宝石とも言われるカワセミ（キングフィシャー）も見れました。

日本のより少しおおきいのかな？

そろそろ暗くなってきたので部屋に戻る。

結局１時間以上ここで過ごした。
鳥だけだったけど、ちょっとしたサファリ気分は味わえたし、雄大な夕焼けも見られたので満足。
この宿にしといて良かった。

夕食はホテルのレストランにしたんだけど、注文してから出てくるまで１時間かかった。
wifiが使えたからスマホをいじって暇はつぶせたけど、流石にちょっとイラっとした。
プラウンフライドライス400ルピー（300円）とベジタブルスープ250ルピー（190円）
エビも沢山入ってたし、スープも野菜たっぷりで味は美味しかったです。

３日目。
走行距離　121.99km
走行時間　5時間04分
平均時速　24.0km
積算距離　326.31km

連日暑さは厳しいけどここまでは順調です。