スリランカ縦断自転車旅その6-エッラから山岳地帯をゆく

2016/10/12 - 2016/10/28

今日はエッラからヌワラエリヤまでスリランカ南部の山岳地帯の真っ只中を走る予定です。

距離は９０キロ程度で標高差は1000ｍ程度の予定。

道中は上り下りが多くあるはずなので、それなりに難易度は高くなるかな、くらいの気持ちで出発したのですが、途中で道を間違えて・・・

エリア その他の都市(スリランカ)

-10/17月-
7：30に朝食を食べに２階の食堂へ。

メニューは３種類ほどあって、普通のトーストとかもあったけど、スリランカ風にしてみた。

丸いパンと紅茶とマンゴージュース。
変わったパンだったので名前を聞いてみたらココナッツ入りのロティと言っていた。
ロティってほかの場所でも何回か食べたけど、いつも違うものなので、スリランカでこの手のパンの総称なのかな？
もっちりしたパンでなかなか美味しい。

９時過ぎにエッラの宿を出発。

少し茶畑の間の緩い登りがあって、その先はしばらく下り坂。

９時過ぎにエッラの宿を出発。

下りきった先、A16号線に交差したところで左に曲がる。

ここからは平坦に近い緩い上り坂。

高地らしい涼しくて綺麗な空気で気分がいい。

犬に襲われている所。

軽く威嚇されただけですみました。

山の上に来てから初めての街らしい所に来た。

山の上なので街中も坂しかない感じ。

バスターミナルの前。

左のターミナルの壁にバンダーラウェラ（Bandarawela）と書かれている。

街を抜けた後は眺めのいい景色が続く。

登りが続くけど順調にこなしていく。

広い茶畑が広がるエリアに差し掛かる。

右も左もみんな茶畑。

緩い上り坂を気分良くサイクリング。

茶畑が見渡せる眺めの良い場所で休憩。

見渡す限り茶畑が続いています。

変わった形の木だけど、上部を横にバッサリ切っただけみたい。

１０時前くらいに小さな町に差し掛かる。

急に霧が濃くなってきた。

町を抜けた先は下り坂。

霧で遠くは見渡せないけど、走る分にはさほど支障はない。

ここからしばらくは急なクネクネとした下りが続いく。

標高が高いから空気が薄いせいか、ぐんぐん加速するので、かなり攻めたダウンヒルで、途中５、６台ほど車やバイクをパスして調子に乗って飛ばしまくる。
良い子は絶対マネしないでね。

あれ、ハプタレーってまだなの？

下りが続いて、止まることなく調子に乗って走っていたため、道を曲がるはずのハプタレーの街を通り過ぎていた。

地図をよく確認すると、さっきの霧の出てる小さな町がハプタレーだった。

予想よりも小さい町だった事もあり通り過ぎてしまったみたい。

ここでちょっと解説。

本来は青い線を通ってエッラからヌワラエリヤへ向かう予定でしたが、ハプタレーで曲がり損ねて、赤い線を通ってベラガラの町まで来てしまいました。

ハプタレーからベラガラまでは６キロほど。
その程度の距離なら本来のルートに戻るべきなのですが、その６キロは全て急な下り坂。
戻るとなると、６キロの登りの道を引き返さなければならない。

それでもやはり引き返すべきなんだろうけど、本来走らなくていもいい６キロの登りを、道を間違えたが為に走るのはどうにも嫌。

で、地図をよく見たら左のピンクで囲ったところに道を見つけた。
非常に頼りない線だし、やたらとギザギザしている。
山道なのは間違いないだろうけど、果たして自転車で走れる道なのだろうか？

経験上絶対引き返すべきだと思いつつも、「ちょっと面白そう」という好奇心が勝ってしまい、謎の山道に行ってみることにした。

ベラガラもごく小さな町。

ベラガラから先は民家もあまりない山道になってきた。

不安が強くなるけど今更引き返せないし・・・

奥に見える道から脇にそれて、先ほど解説いたしました山道の入口にきました。

商店があったので、この先どうなるかわからないし、飲み物とカステラのようなケーキを購入。

ついでにお店の人やトゥクトゥクのドライバーに、「この先の道通っていける？」と聞いてみたけど、英語がいまいち通じない。
だけど、わかっているのか頷いているし、とりあえず通り抜けて行けるっぽい。

道はかなり狭いけど、いちおう舗装もされてるし、ここまで来たら行ってみるか・・・


・・・続く。