2017/02/15 - 2017/02/21
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gogo-taiwanさん
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実はビエンチャンに行くために実に様々な仕事を無理やり作ってやってきている。
中国人や韓国人が大挙してやってくる前は、市場にありとあらゆる「タイでは見かけないモノ」を買いあさって
それをネットで売る、ということをしていた。正直なところ、バンコクーウドンタニのノックエアーの
往復運賃の足しになれば良い方である。
そう言うわけで、マイナーすぎる国ゆえにどう行って良いのかわからない、どう楽しめば良いのかわからない人向けに
そのツアーに同行させてもらい、タイ語もラオ語も聞き分けられない日本人のお客さんたちに
「私の喋ってる内容は4割くらいしか通じてない」のがバレずに済んでいる。
そして、2月に日本大使館が主催して行われるジャパンイベントに日本人のアーティストをご案内。
日本大使館主催とはいえ、これがまあ、日本じゃありえないくらいハプニングが起こる。
でも、観客は全然怒らない。むしろ、それすらパフォーマンスの一部と悠然と眺めているのである。
スケジュール通りにいかなくて焦ったり怒ったりするのは日本人だけである。ラオス人は怒らない。
経済は日本の方が発展しているかもしれない、でも精神はラオス国民の方が超然とし、メコン川のように
ある種の達観した余裕を見せてくれる。
結局、このイベントで日本人アーティストとその関係者は全員ラオスにはまって帰国した。
また行きたいと言い出すことを切々と今願っているところ。私もただでラオスに行きたい。
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- ノック・エア
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イベントの3日前に現地入りした私。
自転車を2ドルでチャーターし、日本大使館から貰った
イベント告知ポスターを大学や高校の学生課に行って貼らせて
欲しいと頼み込む。
朝8時を過ぎると涼しかったはずのビエンチャンの気温は急激に上がる。ついでにビエンチャンのランドマーク的存在のパトゥーサイだが、
朝は首相府側よりもタートルアン側に日が当たる。 -
自転車に乗って、ポスター貼りをしながら、同時にロケハンもしている。
どこで何時にアーティストがどんな衣装で
ラオス:ビエンチャンの旅写真を撮ったらかっこいいか?
ついでにレートの良い両替屋はどこか?
同時にいくつものことを考えながらニューローズホテルの2ドルの貸自転車を漕ぐのである。
なお、ニューローズホテルの貸自転車は2ドルとるくせに全く整備がされてなく、ブレーキが効かないとか、停めている時に盗まれないようにロックするものとか一切ない。
センタワンリバーサイドホテルは整備不十分でボロボロの中国製だが、
無料な分良心的だった。 -
早朝から自転車で走り回ってるんだから、食べてもいいよね!
ということで、もう一軒のお気に入りのベトナム料理の店
「P.V.O」に行く。
ここは米麺部門とサンドイッチ『顔小さい』部門に店舗が分かれる。
ショーケースにはお手製のヨーグルト5000キップ。
私のお気に入りの「牧場の朝」よりかは酸味も乳臭さも
自己主張控えめな味だった。
ヨーグルトと同じ容器でココナツミルクプリンも同じくケースに
陳列されているので、間違えないよう気をつけて。ともに5000キップだった。 -
フランスパンのサンドイッチ「顔小さい」である。
中の具を色々と選べる。うーむ、これはドンパラン通りの名店の方が
食べ応えがあった。
生春巻きは結構大ぶり。味は全体的に「京都の薄味」を彷彿とさせる。 -
そして、気がついたが、この店舗の近くに高校があり、
そこの高校生も朝食をとっているのを見かけたので、
お店のマダムに土曜日まで貼ってもらえないかとお願いして
快諾してもらえた。
ついでに、ショーケースの中に豚肉のハムをゼラチンで固めた
「パテ」が売っていた。小さいので25000きっぷ。前から気になってたので
買ってみた。
後日、食べてみたけど、牛タンスモークのような噛み応え。
次回もまた買う。冷蔵庫に入れて1週間日持ちするそうだ。 -
イベント3日前に現地入りしたアーティストさんだが、
ビエンチャンの学校公演もギャラなしで行う。
「たくさんのラオスの人と交流したい!」純粋な彼女に
大歓声と拍手で迎えてくれる600人ほどの生徒たち。
でも、みんな日焼けが嫌だとひなたのステージ前には来てくれない。
公演が終わったらサインと握手と写メの人だかり。
あ、ラオスは小学生でもスマホ持ってて普通に使いこなしてますよ! -
時を前後にして、実はアーティスト一団に混じって記者の人が居た。
なんと、この人だけは外務省に行って「プレス証」を発行して
もらわないと撮影禁止!とすごく厳しいことを渡航前に言い渡された。
アーティストの学校公演に行く前に急いでニューローズホテルの
壊れた自転車にまたがって外務省まですっ飛ばす。
パトゥサイからタートルアンの間にあるのだが、ここの道が緩やかに
上り坂になっているのである。
8時に空いてると言われたので8時5分に行ったら誰もいなかった。。。
8時20分に係官がやってきてプレス証発行。
「はい、200ドルです!」えーーっ!またお金払うの?
(空港到着時に30ドル払っています)
-
大歓声の学校公演が終わったら、また別の学校へ!
こちらの全校生徒数は1000人だという。
が、スピーカーが壊れている。。。
-
スピーカーが無事に直ったので、ミニライブ始めましょう!の前に
女子生徒たちによる、歓迎のラオス民族舞踊。
なんだ!?選りすぐりの美少女ばっかりじゃないか!
そういえば大昔、タイ人女性と結婚したおじさんが「配偶者ビザ」を
もらいにラオスに来た時に同行したことがあったがたった1日で
「わし、タイ人の嫁と別れてラオス人と結婚したい!綺麗だし、はにかみ笑顔が可愛いし、タイ嫁みたいな凶暴なところなくて優しいし。。。」と
タイに帰るのを拒否した出来事を思い出した。 -
朝から晩まで自転車乗ったり、会場のあちこちを走り回って音響確認やら入場整備やらやってて、明らかに私の運動量は他の人より多いのです。
だからお腹が減る。
ちなみにサムセンタイ通りのMポイントマートほぼ向かい側にある
サンドイッチ屋「顔小さい」だが、夕方には売り切れる人気店。
おばちゃんだったが通い続けているうちに最近おばあちゃんになってきた。
いつまでも元気でお店続けてください。
ここではツナサンドをいつも頼んでます。ハーフサイズ1万キップ。 -
2月18日当日。イベントは14時スタートだが、リハーサルは8時15分スタートで各アーティストが45分ずつ音合わせをこなして行く。
もちろん、私は先に会場入りして、音響スタッフと打ち合わせ!
って、8時に行ったら誰もいなかった。。。
しかも音響ブースが設置されるテントにはなんの機材も置かれてない。。。
慌てて大使館の人を呼ぶ。ちゃんと真面目にリハーサルに
現れた日本人アーティスト。
その後方から厳ついラオス人のにいちゃんが5名現れて、なんと!
リハーサル開始時間に音響機材をセッティングし始めた。。。
これがラオス時間である。。。
私が悪いわけじゃない、が、この場で状況を理解しているのは
私だけである。続々とリハーサルの順番通りにやってくる
日本人アーティスト全員に謝って、リハーサルできる状態まで
待機をお願いする。
面喰らう初ラオスのアーティストさん。。。
「慣れてます大丈夫です!」と笑顔のジプシークィーンさんたちが
神に見えた。 -
リハーサルは1時間半遅れで開始。なんとかアーティストさん同士が
時間を早い目に切り上げての譲り合いで、本番までになんとか事なきを
終える。で、私の肩を後ろからちょいちょいする人が。。。
「すいません、私たちの浴衣を着るの手伝ってもらえませんか?」
ラオス国立大学の日本語学科の学生さんたちである。
ええい!これも国際貢献だ!まとめてやってしまえ!
私の担当のアーティストさんたちが来るまで1時間あるので
30人男女一気に着せた。しかし、本物じゃない簡易浴衣。
しかも全然スタイル抜群のラオス人の体型に合ってない。。。
帯もワンタッチ式。それも結構な年季モノ。。。
いつか日本に留学か就職して、本物の浴衣をプレゼントして貰ってね!
もし国際貢献を考えている方、ラオス国立大学日本語学科に
浴衣を30人分プレゼントしたらすごく喜ばれますよ!
そんな私は合間にラオスのカリスマコスプレイヤーと記念撮影。
-
昼間は暑くて遠く離れた木陰からステージを眺めてる観客も、
日が沈んだ瞬間に弾けだす。
大人しかったはずのラオス人がステージ前に駆けつけ、
最後にはステージに20人ほどが駆け上がってアーティストと
踊りくるう。
本物の音楽ってやっぱり言葉を超えて人を動かすのだなあと
感動しました。
同時になんちゃって浴衣なので、あんまり激しく動いたら
脱げるんじゃないかとヒヤヒヤもしてましたが。 -
会場にはラオスの有名どころの歌手も参加して
大いに盛り上がる会場。21時に終了。でも名残惜しいかのように
学生や若い子たちが残って連絡先の交換や写メを取り合っている。
気がつけばもう22時を回っている。この時間帯でしっかりした食事を出すところと言ったら、セタティラート通りと噴水広場が交わる辺りに立つ
「Kopjai dur」くらいしか思い浮かばず。
ここはラオス、タイ、ベトナム、なぜか日本の巻き寿司が食べられる店。 -
夜になると涼しく、外の席も扇風機で蚊を飛ばしてくれるし気持ち良い。
で、店内を見渡すと、あっちにもこっちにもアーティスト&関係者のささやかな打ち上げが。。。 -
実のところ、この日はずっと走り回ってて&強烈な乾燥状況に身を置いてたのでかかとがパックリ割れていた私。
本当は食べることよりも大きい目の傷シートを買いにこの界隈の薬屋を
探っていたのだった。
パッタイを食べたが、うーん、これはタイで食べた方が美味しいな、やっぱり。 -
実はラオスまで来てくれたアーティストとその関係者を労うために
日本大使館から昼食会の招待状が届いたのですよ! -
色々と撮らせてもらったけど、勝手にネットに出すのはまずいのかなと思われるので、当日ラオスの超有名処の歌手、ター君とガイさんと記念撮影。
日本人の私だけがラオスの腰巻です。
腰に巻いてるのは着物で使う組紐です。 -
こちらも私以外すべてラオスの超有名処の歌手。
中央の彼女がアルーナさん。例えればラオスの宇多田ヒカルと言った処か。
左側はジェム君、ラオス版福山雅治?
あとはエクストリームの皆さん(ラオスのEXILE?)
これを見ているイベント関係者の皆様、ラオスの彼らは歌唱力は勿論、
そして全然我がままじゃないです!日本大使館に招かれていることもあり、
ビザも簡単に降ります!もし日本でのイベントに呼びたいときは
気軽に私にご相談ください。(全部連絡先ゲットしました) -
で、パーティーの余韻に浸ることなく、私はもう一つ雑貨の仕入れの仕事をこなす。タラートサオにて。ここで本当の絹糸が売られている。私もいつかは自分でハタを織ってみたい。
-
やはり狙いはモン族の刺繍製品。タラートサオの方が高いが、質は断然よいのですよ。ティッシュケース5万キップって言われた。。。
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