2017/03/11 - 2017/03/12
158位(同エリア912件中)
ゆずのはさん
2017年3月9日から13日までの北陸、東海5日間の夫婦旅の続きです。
3月11日(土)、伊勢神宮の外宮、内宮を参拝し、おはらい町、おかげ横丁をぶらぶらしたあとは五十鈴川駅より14時ちょうどの近鉄特急に乗り、14時42分に賢島到着。
賢島駅に待機していてくださった志摩観光ホテル・ザ・ベイスイートのスタッフさんの運転する専用車でホテルに到着しました。
北陸、東海地方の夫婦旅その3では、ザ・ベイスイート宿泊の模様を記します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
14時42分、賢島駅到着。
賢島には家族旅行で泊まったことがありますが、その時はレンタカーを使っての旅行だったため、賢島駅は初めて降りました。
隣のホームに人気のしまかぜが停車しているのをパチリ。
なかなか予約が取れないらしいけど、いつか乗ってみたいな。(意外にも乗り鉄っぽい私) -
賢島駅、こじんまりとしているなぁと思っていたら、「初めて来たぜ、賢島駅」とかなんとか隣で夫(カメラ小僧)がうるさい(笑)
-
乗り心地の良い専用車に乗ったかと思うと、あっという間に志摩観光ホテル・ザ・ベイスイート到着。
わぁ、噂通り立派なホテル!
賢島でも有名なシマカンのさらに高級バージョンだし、先の伊勢志摩サミットの際、各国首脳も泊まったんだから当たり前といえば当たり前。 -
ホテルのネームは意外に地味な感じに掲示されていました。
-
こちらでチェックインの手続きをしました。
今まで泊まったホテルの中では最上級の高級感かしら。
もちろん、スタッフさんも優雅な身のこなしと言葉遣いです。(ちょっとフロントの私語が気になったりしたけどね) -
ラウンジ内も高級感に溢れた感じ?
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奥がスーベニアショップ、左がフロントです。
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チェックインの手続きが終了して、ほどなくお部屋に案内されました。
ゆっくりウェルカムドリンクが飲めなかったのは残念だったけど、待たされるよりはましかしら。
3階のかなり端にあるのが私たちに割り当てられたお部屋でした。
予習済みですが、エレベーター前の案内板にも真珠が使われていて豪奢な雰囲気。 -
エレベーターホールからかなり歩いて、ようやくお部屋到着。
遠いのは喫煙部屋を希望したからか、それとも予約した一休の割り当てだから? -
玄関内はこんな感じ。
どの部屋も大体100平米あるので、玄関内も広々としています。 -
玄関入ってすぐの奥がバスルームとなっています。
お風呂に入りながら、英虞湾の景色が眺められようになっているのはよいですが、温泉でないのがやはり残念かも。 -
広々としていて、ゆったり湯浴みできそう。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、お持ち帰りのできるクラランスのミニサイズです。 -
玄関を入って右側にリビングルームとベッドルームがあり、左側奥のバルコニーに面した方がリビングルーム、右手前奥がベッドルームとなっています。
金持ちの社長さんに似合いそうなデスクもありました。 -
こちらがベッドルーム。
リビングルームとベッドルームとの一体型かなと思っていたら、ちゃんと二つを仕切る引き戸がありました。 -
これまた広々としたバルコニーに出てみました。
欲をいえば、バルコニーに椅子やテーブルがあるとよかったかな。 -
スマホからだから、やや残念に写っていますが、バルコニーからの景色は美しかったです。
英呉湾名物の養殖筏もよく見えました。 -
バルコニーからバスルームに出入りできる設計となっているところがいいです。
バスルームには浴槽内に敷く滑り止めマットやバスピローも用意されていました。
入浴剤やバスソルトが無いのが残念。 -
ダブルシンクの洗面台。
男性用化粧品やその他アメニティもバッチリ揃っています。
洗面台の下に見えるのはバスローブです。 -
お持ち帰りもできるクラランスのミニサイズ。
男性用もありました。 -
洗面台の奥の蓋付きのかごには櫛やブラシ、歯磨きなどのアメニティがぎゅぎゅっと詰まっていました。
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こちらがおしゃれな絵の掛かったトイレ。
ノズル洗浄機能が無いのがやや残念。 -
玄関内の左側にコーヒーマシン、お茶セットが置かれていました。
コーヒーマシン用のカプセルは今まで宿泊したホテルや旅館で初めて見たUCC、伊勢茶やハーブティーのティーバッグ、ミネラルウォーターはホテルオリジナルの物が一人2本ずつありました。
冷蔵庫内は有料だけど、意外とリーズナブルなお値段で、高級ホテルにしては良心的かも。 -
リビングルームから見たベッドルーム。
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ひとしきりお部屋を探索したあとは、コーヒータイムです。
一休のダイヤモンド会員特典として頂いた焼き菓子が意外にショボかったけど、スーベニアショップでも販売しているお部屋菓子のチョコとともに頂きました。
室内で堂々と喫煙できるから、夫(カメラ小僧)はご満悦です。 -
コーヒータイム後は、宿泊者なら無料で利用できる最上階のラウンジに行ってみました。
こちらは3階のエレベーターホールです。 -
エレベーター脇の奥側にもラウンジらしきものがありましたが、どなたもいませんでした。
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これも予習済みですが、エレベーター内には真珠ぎっしりのバーが。
ふぅ、こんな贅沢なところに泊まっちゃっていいのかしら?…なんて考えてる脇で、夫(カメラ小僧)が真剣な顔で真珠のバーをパチリパチリしてました(笑) -
ホテル最上階(といっても5階だけど)のラウンジへの廊下。
廊下左側はバーのようです。 -
ラウンジ内。
時間がまだ早いせいか、あまり宿泊客の姿は見えず、ゆったり寛げそう。 -
アイスコーヒーも作れるコーヒーマシンに紅茶類、アルコール類もかなり充実しています。
宿泊料金に含まれているとはいえ、こんな明るい時間帯にアルコールを無料で飲めるなんて幸せ。 -
冷蔵庫にはデルモンテのジュース、ホテルオリジナルのミネラルウォーター、サイダーにご当地ビールもありました。
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スィーツもおかわり自由です。
遠慮なく、全種類頂いてみることに(笑) -
ミックスナッツ、海老せんべい、和菓子『関の戸』などが置かれたテーブル。
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ドリンクはまず赤ワイン(その後にスパークリングワイン)を頂きました。
予約してある夕食のコース料理がかなりボリュームがあるみたいなのに、食い気に負けて、小さな器にぎっしりのスィーツ(笑) -
ラウンジで飲食後は、お部屋案内係りのスタッフさんオススメの屋上庭園を散策してみました。
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伊勢志摩サミットの際に、各国首脳と安部総理が記念写真を撮った場所で私も記念写真を撮りました。
それにしても屋上は風が強かったです。 -
屋上から見るシマカンこと志摩観光ホテルクラシック。
最初はクラシックの方に一泊して、二泊目がこのベイスイートの予定でした。 -
英虞湾の美しい風景。
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今は季節外れですが、プールも見えます。
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屋上庭園からラウンジ方面をパチリ。
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ラウンジ外にもソファーが置いてありました。
もう少し暖かくなったら、このソファーに座って一杯頂くのもいいかも。 -
サミットの記念写真も飾られていました。
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お部屋に帰る途中、バー内をパチリ。
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こちらが夕食会場のレストラン『ラ・メール』。
どんな料理が出るのか楽しみ。 -
お部屋に戻る前に、1階のスーベニアショップやラウンジを覗いてみることに。
私は特に買うものはなかったけど、夫(カメラ小僧)はお部屋にも置いてあった野鳥の写真集を購入しました。 -
スタッフさんイチオシの真珠が贅沢に使われているシャンデリア。
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1階のラウンジ。
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一度お部屋に戻ってから大浴場に行ってみました。
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こんなところにもお休み処がありました。
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女性用大浴場はこちら。
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大浴場にどなたもいなくなったのでパチリ。
浴場内には氷の入った器にミネラルウォーターが冷やされていました。
洗い場がドア付きの完全個室制なのにはびっくりしましたが、メイク落としや洗顔料が置かれてないのが残念。
タオルは完備なので、ほぼ手ぶらで行けるのはよいかも…これで温泉だったらなぁ。 -
利用はしませんでしたが、エステルームもあります。
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こちらのエステルームではクラランスの化粧品を使用しているそうです。
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大浴場から帰って、そろそろ夕陽タイムかなと思いバルコニーに出てみました。
夕陽を見るために、夕食を18時半にしたのは正解だったかな。
小高い山の向こうに沈む夕陽に染まる入江の美しい景色は、この英虞湾ならではのものかも知れません。 -
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ホテルも夕陽に染まって見えますが、東端の方のお部屋からだったら、もっと素敵に反射して見えたのかな。
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完全に陽は沈みましたが、夕陽の名残が温かく辺りの景色を包んでいて、すぐに部屋に引っ込むのがもったいないような気がして、いつまでも眺めていたくなりました。
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庭がライトアップされ、またホテルの各客室にも灯りが点り、なかなかよい雰囲気です。
我が家的には超高級過ぎる宿泊代金にかなり怯んだけど、まっ、一生に一回くらいは超高級気分を味わっても悪くないんじゃ?と、いつものようにポジティブに考え、「えいっ!」と予約ボタンをクリックしてよかったなと思いました。 -
予約した時間ちょうどくらいに『ラ・メール』前に到着。
本日選んだコースは『デュギュスタシオン』。
デュギュスタシオンとは「コース料理や少量の何種類かを試食する」との意味らしい。
シマカン名物の『トラディション』を予約したかったけど、(一泊二色付きで予約したものの)宿泊代と合わせるととんでもない金額になるため、それより一つ下のランクで妥協しました。
それでも、コース料理だけの値段が一人29800円とは改めてびっくりです。
金額を見て私以上にびっくりしたB級グルメ大好き人間の夫(カメラ小僧)、どこかのラーメン屋でもよかったのにとぶつくさいってましたが。
今回のスポンサーは私なんだから、いいじゃないの、別に。 -
通されたのは奥側の一段高くなったソファー席でした。
一瞬、窓側の席の方がよかったのにと思いましたが、戸外がすっかり暗くなっていたので、腰当てクッションのあるソファー席の方がゆったり食事ができてラッキーだったようです。
テーブルセッティングにもセンスの良さが感じられ、ミーハーな私はさすがはシマカンとか思っちゃいました。 -
ナフキンリングにも真珠が使われているのを見て、さっきまで「ラーメン屋でよかったのに」とかいっていた夫(カメラ小僧)も感心しまくりでした(笑)
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あのりふぐのロワイヤル
安乗で獲れた河豚の入った茶碗蒸しのフレンチバージョンといった感じでしょうか。
美味でしたが、量が少なく、あっという間に完食。 -
メニューにはない生野菜のバーニャカウダ風
野菜を付けて食べるソースの素材を説明されたけど、忘れました。 -
牛肉赤ワイン煮込み
メニューは、三重ジビエ(猪)の地ビール煮込みでしたが、私はジビエ料理が苦手なので変えて頂きました。
食のチャレンジャーである夫(カメラ小僧)はもちろんジビエでもぜんぜん平気。 -
志摩特産のあおさのりのパンとフランスパン
前回の伊勢志摩旅行の時に宿泊したタラサ志摩で食べたあおさのりのパンは超が付くくらい絶品でしたが、こちらのパンはあおさのりの風味が生きておらず、やや印象の薄いお味でした。 -
三重県産マグロ 三つの表現で
個人的には鮪はお刺身が一番好きですがが、パイで包んだり、タンドリーチキン風に味付けしたりと、一捻りした調理法でも楽しめるものなのだなと思いました。 -
松阪産エスカルゴのラビオリ
エスカルゴって食べたことなかったかも。
私はスタンダードな食材以外は、想像しただけでダメなタイプなのですが、ジビエも変えてもらったため、ラビオリで隠れちゃってるからいいかなと、思い切って食べてしまいました。
口に入れた感じではカタツムリを食べている感はなく、なんだかよくわからないまま飲み下してしまいました。
それにしても、うちの夫(カメラ小僧)、今更ながら「ラビオリって何?」なんて尋ねる辺りが超庶民中の超庶民だわ。 -
海の幸のア・ラ・ミニッツ
ダイヤモンド会員特典のグラスシャンパンは既に飲んでしまったため、ドリンクメニューも見ずに赤ワインを注文したのですが、グラスワイン一杯で1700円…?
ちなみに、夫(カメラ小僧)の注文したグラスビールは一杯900円でした。 -
ウニボンファム キャビア添え
ネーミングに妙な期待感を持った夫(カメラ小僧)、ボンファムとはカボチャと知り、すごくがっかりしていたのですが、カボチャだっておいしければ別にいいと思うけどね。 -
伊勢海老クリームスープ
シマカン名物の一品。
今までの7品が前菜で、このスープ辺りからが本格的なコース料理の開始だそうです。
一度は食してみたかった伊勢海老クリームスープ、濃厚でいてまろやかさがあり、伊勢海老の風味もバッチリ。 -
鮑 お好みの調理法で
焦がしバターで調理して頂きましたが、タラサ志摩の鮑ステーキの方がおいしかったなとか思ってしまいました。
夫(カメラ小僧)は、大谷山荘の鉄板焼コースで食べた鮑の方がお好みだとか。
シマカンの鮑ステーキは有名ですが、なんとなく微妙な味かなと。(期待感が強過ぎたのかも)
多分、トラディションコースの方はもっとおいしいのかも知れません。 -
伊勢海老デュグレレ風
伊勢海老料理もシマカン名物。
あっという間に食べ終わりました。 -
メニューにはありませんが、お口直しのシャーベット。
-
伊勢茶で軽くスモークした松阪牛フィレ肉焼きリゾットと鰹のコンソメとともに
松阪牛の鰹出汁お茶漬け風って感じでしょうか。
緑茶の風味は僅かに感じられる程度でした。
せっかくの高級食材ですから、変わったアレンジ無しにしてもらい、シンプルなソテーで頂いた方がよかったような? -
アヴァンデセール
人参の焼きプリン?(正式な名前は忘れました) -
デザート
苺のアイスにあたたかい苺ソースを掛けて頂きました。(こちらも正式な名前は忘れました) -
最後に、紅茶と小菓子
食べ終わるまでに二時間半もかかり、かなり満腹になりました。
いろいろ出て、ちょっと目新しかったけど、36000円のトラディションにすればよかったかなと思いました。 -
夜9時近くにレストランから戻り、お部屋のバルコニーに出てみました。
夜のホテル外観も幻想的でなかなか良い感じ。 -
3月12日朝のバルコニーから見た英虞湾の景色。
よく晴れた空に緑と海の濃い目のブルーが美しい。 -
朝食は、昨夜の有名な会場であるレストラン『ラ・メール』で洋食を頂きました。
今度は英虞湾の見える席に案内されました。 -
卵料理はエッグベネディクトを選択。
シーフードオムレツを選択した夫(カメラ小僧)、「エッグベネディクトって何?」
しかも、エッグベネディクトの方がどう見てもおいしそうだったため、「そっちの方がよかったな、一口くれる?」と。
…絶対にあげないもんね!!(笑)
エッグベネディクトも付け合わせも、パンもおいしかったです。 -
食後は、ラウンジに行き、朝からアルコールを頂きました。
車の運転がないので、朝からお酒が飲めるなんて極楽極楽。
ちなみに、私は量は大して飲めません。 -
ラウンジ休憩後は、ちょこっと散歩に出かけました。
ドアマンさんが「送りますが」とおっしゃってくださいましたが、シマカンクラシックまでならほんの数分のため、ぶらぶら歩きたいので丁重にお断りしました。
こちらのホテル、宿泊料金も最上級なら、スタッフさんの対応も最上級です。 -
シマカンクラシックと海の景色。
-
こちらがシマカンクラシックこと志摩観光ホテルクラシックの正面。
山崎豊子の小説『華麗なる一族』の舞台になったことはあまりにも有名ですね。
今度はこちらに泊まり、トラディションのコースを頂こうかな。 -
こちらが旧倶楽部。
クラシックな味わい深い雰囲気がいいですね。 -
ベイスイート正面側。
-
ベイスイートエントランス。
-
リミットの11時前にチェックアウトをし、再び専用車で賢島駅に送って頂きました。
賢島駅から大阪難波行きの特急に乗車し、宇治山田駅で名古屋駅行きに乗り換えます。
ベイスイートでの滞在はちょっと残念な部分がなきにしもあらずでしたが、100%気に入る宿には出会うことはできないものです。
またいつかリッチな気分を味わうために、再訪できればいいなと思います。 -
乗り換え駅の宇治山田駅のホームをパチリ。
名古屋駅からは名鉄に乗り換え、この日の宿のある日間賀島に向かいました。
日間賀島と帰りの熱田神宮参拝についてはまた後日。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- atouさん 2018/05/15 11:45:43
- 残念です
- 私シエフの立場から。。マナー最低です。。。
写真撮影をしながら食事の作法は最低です。。。我々シェフは暖かいものは暖かいうちに。食べていただきたく最高の状態でサービス係にも気を配るようにお願いしております。。写真を撮って宣伝などしてほしくないです。
私のレストランでは写真撮影禁止になっています。。。
- atouさん からの返信 2018/05/23 08:14:53
- RE: 残念です
- > 私シエフの立場から。。マナー最低です。。。
> 写真撮影をしながら食事の作法は最低です。。。我々シェフは暖かいものは暖かいうちに。食べていただきたく最高の状態でサービス係にも気を配るようにお願いしております。。写真を撮って宣伝などしてほしくないです。
> 私のレストランでは写真撮影禁止になっています。。。
>
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