オアハカからのタイムトリップ（メヒコ2日目）

2014/09/17 - 2014/09/17

「オアハカがよかったよ！」という声をよく聞いていて、俄然興味があったオアハカ。
オアハカは先住民文化を体感できる、メキシコの魅力をぎゅぎゅっと凝縮したような街。人々も とっても気さくでのんびりしていて気候も穏やか。オアハカ１日目は、とても硬派なメキシコ人ドライバーお勧めの場所を１日車で案内してもらいました。古代のオアハカをたくさん感じた日。
＜訪問地＞
1.トゥーレの木（アメリカ大陸最大の木）
2.テオティトラン・デル・バジェ（伝統の織物工房）
3.イエルベ・エル・アグア（渓谷地帯の天然のプール）
4.メスカル工場
5.ミトラ遺跡

エリア オアハカ(メキシコ)

ﾌﾞｰｹﾞﾝﾋﾞﾘｱのお宿で迎える朝ごはん

お洒落なｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄ！
飲み物は席についてからｵｰﾀﾞｰをとってくれます。

ｻﾞｸﾛの実はﾒｷｼｺでは定番食材なのね。

ﾒｲﾝはｴﾝﾁﾗｰﾀﾞｽ with ｵｱﾊｶﾁｰｽﾞ

ﾖｰｸﾞﾙﾄ

この配色のｾﾝｽ！

朝ごはん後は、部屋のﾗﾅｲのｿﾌｧで しばしゆっくりするという贅沢。

B＆Bはｱｯﾄﾎｰﾑ。ﾗﾅｲにいると、下から、従業員さんに話しかけられたり。

ｵｱﾊｶは先住民文化の宿る地。周辺には見処がいっぱいなので、今日は 専属ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰに案内してもらいます。このﾂｱｰは B＆Bのｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝで昨日予約したもの。

ｴﾙﾄｩｰﾚ
そびえている木は「ｱﾒﾘｶ大陸最大の木」。

ｻﾝﾀﾏﾘｱ教会の敷地内にあるの。

樹齢2000年以上。こんな乾燥した土地でこんなに大きくなるなんてびっくり。それこそがｽﾋﾟﾘﾁｭｱﾙ！

小鳥のさえずりが聞こえたり。ﾊﾟﾜｰを感じつつもなんだか素朴め。

ｵｱﾊｶでよく目にしたこのﾃﾞｺﾚｰｼｮﾝ。ｶﾗﾌﾙな紙の切り絵が青空によく映える。

日本でも 見るような雲。

わたしの焦がれる風景そのもの。

ﾃｵﾃｨﾄﾗﾝ.ﾃﾞﾙ.ﾊﾞｼﾞｪ
伝統の毛織物の工房で実演してくれました。

染料の説明から。自然材料からこんなに鮮やかな色がうまれるのね。

びっくりしたのは赤色の染料。ｻﾎﾞﾃﾝについた白い虫をくだくと赤くなるの。これも実演付き。

毛布やｶｰﾍﾟｯﾄなどの羊毛製品の生産が盛んな村。村内には同じような工房が何軒かありました。

製品の質が高いので、高級品が多いらしい。

工房の敷地内には販売店付き。

けっこうかわいくて。ﾃﾞｻﾞｲﾝも色も迷っちゃう。いつの間にか買う兆しあり。

この華やかなﾃﾞｻﾞｲﾝに魅せられてお買い上げ。

気になるﾃﾞｻﾞｲﾝ目白押し。

どんどん山の中に入っていきます。土地も乾燥してきているような。

車をおりて歩いて向かいます。
ﾊﾟｲﾅｯﾌﾟﾙｼﾞｭｰｽのﾎﾟｽﾀｰかわいい。

ｵｱﾊｶから90ｷﾛ南東。この眺め！

わんこも行くの？

ﾐﾈﾗﾙ濃度たっぷりの温水が涌き出てるところ。

ｲｴﾙﾍﾞ.ｴﾙｱｸﾞｱ
ｽﾍﾟｲﾝ語で「沸騰した水」という。ﾐﾈﾗﾙ濃度の高い水が涌き出た天然のﾌﾟｰﾙ。

岩を溶かしながら流れて石化する。これは昔の水の流れ。

超断崖絶壁！風光明媚！
湯はぬるめ。

見ていて飽きないわぁ。

滝のように見えるけれど、石化した滝よ。

長閑な山里。通学の子供たち。

次に向かうのはﾒｽｶﾙ工場。ｵｱﾊｶはﾒｽｶﾙ酒で有名よ。ここの植物(竜舌蘭)が原材料。

ﾒｽｶﾙ工場。
竜舌蘭から作られる蒸留酒で、ｱﾙｺｰﾙ度数は40度前後。ﾃｷｰﾗはﾃｷｰﾗ市で作られているﾒｽｶﾙの呼び名みたい。ﾒｽｶﾙ、飲むとカァーと熱くなります。ﾁﾘやﾚﾓﾝでお口直しするのがﾒﾋｺ流。

ｴﾝ ﾁﾗｰﾀﾞｽ
朝に引き続き…。ｿｰｽが絶妙の料理が多い。

ﾎﾞﾀﾅ ｵｱﾊｹｰﾆｮ with ﾄﾙﾃｨｰﾔ
美味しいﾁｰｽﾞ、ﾁｮﾘｿｰなどｵｱﾊｶの食がお皿ぎっしり。ｵｵﾊｶﾁｰｽﾞは めちゃうまよ。

ﾐﾄﾗ遺跡
ﾁｹｯﾄ売場近くにあるｻﾝﾊﾟﾌﾞﾛ教会は、遺跡の石材を利用して、遺跡の上に造られている。教会を壊すのは、先住民の文化を破壊して、ｷﾘｽﾄ教を普及させるためだったとか。逆だけど 日本の鎖国を思い出した。

ﾐﾄﾗは ｻﾎﾟﾃｺ人により繁栄された宗教都市。9世紀〜12世紀頃。

緻密なﾓｻﾞｲｸの装飾は、刺繍などの先住民芸術のﾙｰﾂっぽいな。

幾何学模様の石細工が残っている壁。大地、空、羽毛のある蛇などのﾃﾞｻﾞｲﾝ。ﾓｻﾞｲｸ調に石を埋め込んでいる。

石柱のﾎｰﾙ
細長いﾎｰﾙに石柱が等間隔に建っている遺跡。こんな場所での撮影ﾀｲﾑはわくわくする。

ｻﾎﾟﾃｺ人の芸術的才能の高さを感じるわ。

ﾐﾄﾗとは死者の場所という意味。遺跡からは多くの生け贄の死体があって、驚いた17世紀のｽﾍﾟｲﾝ人宣教師が再度封印して埋めてしまった、とか。

いろんな場所を訪れて不思議な気持ちの夕刻。ｵｱﾊｶへの帰路にて。

ｵｱﾊｶのﾀﾞｳﾝﾀｳﾝに戻ってきた。昨日 到着したばかりなのに、ただいま！と言いたくなるくらいに馴染んでるよ。

この歩行者天国な通りでも 昨日の独立記念日の余波を感じるﾃﾞｺﾚｰｼｮﾝ。

ｵｱﾊｶのｶﾃﾄﾞﾗﾙ
ここは常に賑わっている憩いな場所。

印象的なのは ｿｶﾛの屋台。ﾚﾄﾛなの。

ｿｶﾛ近くのﾌｧﾚｽ市場。民芸品や食べ物は見ていてほんとに飽きない。写真が少ないのは、ｽﾘ対策のためね。

暗くなってくると 照明が灯り、ﾏﾘｱｯﾁも現れてｾﾚﾅｰﾃﾞな夜。人が集う素敵な空間。

素敵な1日だったな。
ｵｱﾊｶで見る月。とっても贅沢な時間です。