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滋賀には近江商人の故郷があり、そのうちの一つ日野町は、蒲生氏郷(がもううじさと)の城下町で、日野商人の旧宅が軒を連ね、昔ながらの家並みが残る町。<br /><br />昔は活気のあった町も今は過疎化が進んでいて、寂しくなっていく町に活気を取り戻そうと、住民が協力しあって商家や民家、商店街の街角に江戸時代から現代にいたるまでのお雛様や創作人形を展示するイベントをこの時期に催しているそうです。<br /><br />ネット検索をすると、歴史のある&quot;日野祭&quot;を見学するため板塀に設えられた&quot;桟敷窓&quot;越しにひな人形が鑑賞できるのが特徴で、ひな人形以外にも竹筒人形や竹絵がとても可愛くて、他のひなまつりイベントでは味わえない魅力がありました。アクセスがあまり良くないので迷いましたが、思い切って訪れてみることにしました。

手作り感が楽しい『日野ひなまつり紀行』を訪ねて♪

79いいね!

2017/02/25 - 2017/02/25

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akiko

akikoさん

滋賀には近江商人の故郷があり、そのうちの一つ日野町は、蒲生氏郷(がもううじさと)の城下町で、日野商人の旧宅が軒を連ね、昔ながらの家並みが残る町。

昔は活気のあった町も今は過疎化が進んでいて、寂しくなっていく町に活気を取り戻そうと、住民が協力しあって商家や民家、商店街の街角に江戸時代から現代にいたるまでのお雛様や創作人形を展示するイベントをこの時期に催しているそうです。

ネット検索をすると、歴史のある"日野祭"を見学するため板塀に設えられた"桟敷窓"越しにひな人形が鑑賞できるのが特徴で、ひな人形以外にも竹筒人形や竹絵がとても可愛くて、他のひなまつりイベントでは味わえない魅力がありました。アクセスがあまり良くないので迷いましたが、思い切って訪れてみることにしました。

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  • 土曜日の朝、大阪駅8:00発「米原」行き新快速に乗車、9:06に近江八幡駅到着。ここでバスに乗り換え日野に向かう予定でした。<br /><br />駅南口バス停にひなまつりのボランティアガイドの方がいて、バスの行き先の確認をすると、「今日、ひなまつり紀行のまち歩きツアーがあるので、よかったらついてきますか?」とありがたい提案をしていただきました。お言葉に甘えて参加させてもらうことに・・・(2月18日(土)・25日(土)・3月4日(土)にボランティアガイドのまち歩きツアーが催行されるそうです。)<br /><br />9:20発の路線バスに乗り、10時ごろ日野町ひなまつり会場近くで下車。メインストリートにはカラフルな飾りが民家に飾られ、お祭り気分を感じさせてくれました。

    土曜日の朝、大阪駅8:00発「米原」行き新快速に乗車、9:06に近江八幡駅到着。ここでバスに乗り換え日野に向かう予定でした。

    駅南口バス停にひなまつりのボランティアガイドの方がいて、バスの行き先の確認をすると、「今日、ひなまつり紀行のまち歩きツアーがあるので、よかったらついてきますか?」とありがたい提案をしていただきました。お言葉に甘えて参加させてもらうことに・・・(2月18日(土)・25日(土)・3月4日(土)にボランティアガイドのまち歩きツアーが催行されるそうです。)

    9:20発の路線バスに乗り、10時ごろ日野町ひなまつり会場近くで下車。メインストリートにはカラフルな飾りが民家に飾られ、お祭り気分を感じさせてくれました。

  • 最初に訪れたのが、観光案内所を兼ねる【まちかど感応館】です。<br /><br />ここは(旧正野玄三薬店)で、江戸時代に正野玄三が人気薬「万病感應丸」を生み出したところだそうです。日野町の薬業の資料展示、喫茶コーナー・観光協会事務所があり、日野町の観光案内をしていただける場所となっています。

    最初に訪れたのが、観光案内所を兼ねる【まちかど感応館】です。

    ここは(旧正野玄三薬店)で、江戸時代に正野玄三が人気薬「万病感應丸」を生み出したところだそうです。日野町の薬業の資料展示、喫茶コーナー・観光協会事務所があり、日野町の観光案内をしていただける場所となっています。

  • 通りに面したガラス窓に今年の『日野ひなまつり紀行』の手書き案内が張り出されていました。<br /><br />~街がおひなさまの笑顔でいっぱい~だそうです(^^)♪

    通りに面したガラス窓に今年の『日野ひなまつり紀行』の手書き案内が張り出されていました。

    ~街がおひなさまの笑顔でいっぱい~だそうです(^^)♪

  • 中に入ると、雛飾りが何セットも展示されていて、ここだけでも十分ひなまつりを満喫できそうでした。

    中に入ると、雛飾りが何セットも展示されていて、ここだけでも十分ひなまつりを満喫できそうでした。

  • 中でも、正面にあった雛飾りが素敵で目が行きました。

    中でも、正面にあった雛飾りが素敵で目が行きました。

  • 男雛・女雛の親王飾り部分。<br /><br />「古今雛」でしょうか、女雛の天冠が立派で歴史を感じさせる親王飾りでした。

    男雛・女雛の親王飾り部分。

    「古今雛」でしょうか、女雛の天冠が立派で歴史を感じさせる親王飾りでした。

  • 店の奥には別棟があり、薬業の資料展示コーナーがありました。<br /><br />ボランティアガイドさんが伝統薬の「正野萬病感應丸」を持ち、その薬のできた歴史を紹介してくれました。今では一包み400円もする薬ですが、「救心」のように心臓の不調に、胃の不快・下痢など、とにかく何にでも効く万能薬なんだそうです。<br /><br />正野玄三は18才の時、日野椀や茶などの行商に出たが母の病気で帰郷、当時京都の名医の診療で母の病気をなおすことができたことから医師を志し、医師になった後は医薬に恵まれない山間辺地の人や日野商人の長旅の道中薬として感応丸を作りました。<br /><br />この合薬を日野商人が全国に持ち歩くうち効き目が評判となり、地元日野で薬を製造する人も増え、現在も地場産業として息づいているのだそうです。

    店の奥には別棟があり、薬業の資料展示コーナーがありました。

    ボランティアガイドさんが伝統薬の「正野萬病感應丸」を持ち、その薬のできた歴史を紹介してくれました。今では一包み400円もする薬ですが、「救心」のように心臓の不調に、胃の不快・下痢など、とにかく何にでも効く万能薬なんだそうです。

    正野玄三は18才の時、日野椀や茶などの行商に出たが母の病気で帰郷、当時京都の名医の診療で母の病気をなおすことができたことから医師を志し、医師になった後は医薬に恵まれない山間辺地の人や日野商人の長旅の道中薬として感応丸を作りました。

    この合薬を日野商人が全国に持ち歩くうち効き目が評判となり、地元日野で薬を製造する人も増え、現在も地場産業として息づいているのだそうです。

  • 資料展示コーナーがある土間(店台所)の横には座敷があって、伝統的な雛飾りの他に園児が作った可愛らしいおひなさまの段飾りや・・・

    資料展示コーナーがある土間(店台所)の横には座敷があって、伝統的な雛飾りの他に園児が作った可愛らしいおひなさまの段飾りや・・・

  • このような作品も展示されていました。<br /><br />幼稚園児もこのひなまつりイベントに協力しているのがわかり、微笑ましい気がしました^ ^

    このような作品も展示されていました。

    幼稚園児もこのひなまつりイベントに協力しているのがわかり、微笑ましい気がしました^ ^

  • 【まちかど感応館】を出ると、しだれ桜のような飾りが目に入りました。<br /><br />これは、&quot;ほいのぼり&quot;というもので、日野川流域一帯の日枝神社の春の祭礼には、氏子が丹念に作り上げた「ほいのぼり」を、神社の境内に持ち寄って、それを立てて、その下で、宴会をするという習わしがあるのだそうです。

    【まちかど感応館】を出ると、しだれ桜のような飾りが目に入りました。

    これは、"ほいのぼり"というもので、日野川流域一帯の日枝神社の春の祭礼には、氏子が丹念に作り上げた「ほいのぼり」を、神社の境内に持ち寄って、それを立てて、その下で、宴会をするという習わしがあるのだそうです。

  • ほいのぼりを見ていると、ちょうど人力車が通りがかりました。人力車には幼い女の子が乗っていて、とても絵になる光景でした♪

    ほいのぼりを見ていると、ちょうど人力車が通りがかりました。人力車には幼い女の子が乗っていて、とても絵になる光景でした♪

  • イベント会場は、【近江日野商人館】【日野まちかど感応館】をはじめ、大窪地区~馬見岡綿向神社までの町並み一帯で行なわれているということで・・・<br /><br />次に馬見岡綿向神社方面に向けて歩いて行きました。<br /><br />通りに、昔ながらの民家が建ち並んでいて、塀を四角くくりぬいた部分があります。これが&quot;桟敷窓&quot;と呼ばれる窓で、年に一度のお祭りを、座敷から居ながらにして見物するため、道路に面した板塀には、それをくりぬいた桟敷窓と呼ばれる窓が作られたのだそうです。

    イベント会場は、【近江日野商人館】【日野まちかど感応館】をはじめ、大窪地区~馬見岡綿向神社までの町並み一帯で行なわれているということで・・・

    次に馬見岡綿向神社方面に向けて歩いて行きました。

    通りに、昔ながらの民家が建ち並んでいて、塀を四角くくりぬいた部分があります。これが"桟敷窓"と呼ばれる窓で、年に一度のお祭りを、座敷から居ながらにして見物するため、道路に面した板塀には、それをくりぬいた桟敷窓と呼ばれる窓が作られたのだそうです。

  • この窓には、御簾が巻かれ、緋色の毛氈がかけられていました。

    この窓には、御簾が巻かれ、緋色の毛氈がかけられていました。

  • 桟敷窓から中を覗かせてもらうと、それぞれの民家の方が飾った雛飾りを楽しむことができるようになっていました。<br /><br />もともとは、家の中から外を通る曳山を見るための窓が、この時期は逆に中を覗かせてもらうイベントになっているのです。

    桟敷窓から中を覗かせてもらうと、それぞれの民家の方が飾った雛飾りを楽しむことができるようになっていました。

    もともとは、家の中から外を通る曳山を見るための窓が、この時期は逆に中を覗かせてもらうイベントになっているのです。

  • 窓格子に吊るされた&quot;つるし雛&quot;

    窓格子に吊るされた"つるし雛"

  • また綺麗な&quot;ほいのぼり&quot;があるお宅がありました。<br /><br />ここは中田邸で、ご主人はどうにかしてこの町を活気づけたいという想いで、この&quot;ひなまつり紀行&quot;を発案されたのだそうです。

    また綺麗な"ほいのぼり"があるお宅がありました。

    ここは中田邸で、ご主人はどうにかしてこの町を活気づけたいという想いで、この"ひなまつり紀行"を発案されたのだそうです。

  • ご主人は、このイベントの準備で、山に入り太い孟宗竹のある竹藪から竹を切り出し→竹飾りを作り→その竹の余りで竹絵の製作をされているそうで・・・

    ご主人は、このイベントの準備で、山に入り太い孟宗竹のある竹藪から竹を切り出し→竹飾りを作り→その竹の余りで竹絵の製作をされているそうで・・・

  • ほいのぼりの下には、竹絵の作品が販売されていました。

    ほいのぼりの下には、竹絵の作品が販売されていました。

  • どれも素敵で、書かれているメッセージまで一つ一つ確認してしまいます。

    どれも素敵で、書かれているメッセージまで一つ一つ確認してしまいます。

  • 前向きなメッセージが多く、クスッと笑えるものもありました。

    前向きなメッセージが多く、クスッと笑えるものもありました。

  • 数百円のものばかりで、良いお土産になりそうです!

    数百円のものばかりで、良いお土産になりそうです!

  • 販売されているのですが・・・<br /><br />この売上代金は、このイベントの運営に使われるのだとか。<br />毎晩夜なべして書かれているそうで、思わず応援したくなりました。

    販売されているのですが・・・

    この売上代金は、このイベントの運営に使われるのだとか。
    毎晩夜なべして書かれているそうで、思わず応援したくなりました。

  • 座敷に立派な雛飾りが飾られていましたが、その横にこんなメッセージボードがありました。<br /><br />  この町には 子供のころから 変わらぬ景色がある<br />  この町には 子供のころから 知っている人ばかり<br />  この町には 子供のころから はげましてくれる人がいる<br />  この町には 心やすまる 日々がある<br /><br />なんだか、あったかい気持ちになれました。

    座敷に立派な雛飾りが飾られていましたが、その横にこんなメッセージボードがありました。

      この町には 子供のころから 変わらぬ景色がある
      この町には 子供のころから 知っている人ばかり
      この町には 子供のころから はげましてくれる人がいる
      この町には 心やすまる 日々がある

    なんだか、あったかい気持ちになれました。

  • 玄関前にちょっと素敵な飾りがある家もあります。

    玄関前にちょっと素敵な飾りがある家もあります。

  • 白梅も春の到来を感じさせてくれます♪

    白梅も春の到来を感じさせてくれます♪

  • 新町地区に入りました。<br /><br />この辺りは、特に昔のままの古い家並みが残っているそうです。

    新町地区に入りました。

    この辺りは、特に昔のままの古い家並みが残っているそうです。

  • 案内所でいただいたパンフレットに、日野の町屋の特徴的な造りが紹介されていました。<br /><br />基本、平屋建てだそうで、2階のように見えるのは&quot;つし二階&quot;という屋根裏の物置場なんだそう。桟敷窓以外に&quot;のぞき窓&quot;という屋内から来訪者を見るために設けられた小さい窓もあるんだそうです。&quot;板塀&quot;も町屋にしては珍しいのだとか・・・

    案内所でいただいたパンフレットに、日野の町屋の特徴的な造りが紹介されていました。

    基本、平屋建てだそうで、2階のように見えるのは"つし二階"という屋根裏の物置場なんだそう。桟敷窓以外に"のぞき窓"という屋内から来訪者を見るために設けられた小さい窓もあるんだそうです。"板塀"も町屋にしては珍しいのだとか・・・

  • このお店は、骨董屋さんで、中の座敷には立派な雛飾りと押し絵が施された大変珍しい屏風が展示されていました。

    このお店は、骨董屋さんで、中の座敷には立派な雛飾りと押し絵が施された大変珍しい屏風が展示されていました。

  • お店の前の道路に、横向きですがマンホールがありました。<br /><br />ガイドさんが町を流れる日野川、町のシンボル錦向山、町の花しゃくなげと江戸時代に行商で活躍した近江日野商人をデザインしていると説明してくれました。

    お店の前の道路に、横向きですがマンホールがありました。

    ガイドさんが町を流れる日野川、町のシンボル錦向山、町の花しゃくなげと江戸時代に行商で活躍した近江日野商人をデザインしていると説明してくれました。

  • このお宅は個人宅ですが、中を見せていただきました。<br /><br />この家の奥さまが手芸が趣味だそうで、座敷には数え切れない手作り紙傘が綺麗に並べてありました。ガイドさんが声をかけると、奥さまが出てこられて「どうぞどうぞ」と、私たちに3つづつ傘を分けてくださいました。

    このお宅は個人宅ですが、中を見せていただきました。

    この家の奥さまが手芸が趣味だそうで、座敷には数え切れない手作り紙傘が綺麗に並べてありました。ガイドさんが声をかけると、奥さまが出てこられて「どうぞどうぞ」と、私たちに3つづつ傘を分けてくださいました。

  • いただいた包装紙で作った傘。7枚の紙を折り合わせてできているのだそうです。

    いただいた包装紙で作った傘。7枚の紙を折り合わせてできているのだそうです。

  • 本町地区に入りました。<br /><br />ここには、臨時のお食事どころが設けられていて、日野うどんや焼き鳥などが販売されていました。日野うどんはたった200円なんです。みなさん儲けは度外視で、喜んでもらいたいと、ほぼ原価で売っているそうです。

    本町地区に入りました。

    ここには、臨時のお食事どころが設けられていて、日野うどんや焼き鳥などが販売されていました。日野うどんはたった200円なんです。みなさん儲けは度外視で、喜んでもらいたいと、ほぼ原価で売っているそうです。

  • 日野うどんの横に、曳山が展示されていました。<br />地区地区でそれぞれ曳山を所有していて、年に一度5月3日に行われる&quot;日野祭り&quot;では16基の曳山が町を練り歩き、祭りに華を添えるのだそうです。<br /><br />本町地区は「鳳仙社」というもので、紫地鳳凰樹下仙山水図が見ものらしい。造りが大変豪華で・・・

    日野うどんの横に、曳山が展示されていました。
    地区地区でそれぞれ曳山を所有していて、年に一度5月3日に行われる"日野祭り"では16基の曳山が町を練り歩き、祭りに華を添えるのだそうです。

    本町地区は「鳳仙社」というもので、紫地鳳凰樹下仙山水図が見ものらしい。造りが大変豪華で・・・

  • 屋根部分の造りだけではなく、細部の作りも素晴らしく、側面下(車輪の上部付近)に施されている彫りものはとても立派で芸術品のようでした。<br /><br />日野商人は、質素倹約に徹していたそうですが、商いで得た富は本家の増築やお祭りの神輿や曳山、神社やお寺への寄進に使ったたそうで、そのおかげでこのような立派な曳山が残っているとのことです。

    屋根部分の造りだけではなく、細部の作りも素晴らしく、側面下(車輪の上部付近)に施されている彫りものはとても立派で芸術品のようでした。

    日野商人は、質素倹約に徹していたそうですが、商いで得た富は本家の増築やお祭りの神輿や曳山、神社やお寺への寄進に使ったたそうで、そのおかげでこのような立派な曳山が残っているとのことです。

  • 和菓子の「かぎや」さんのお隣のお宅です。

    和菓子の「かぎや」さんのお隣のお宅です。

  • 中に入らせてもらうと、ここにも雛飾りがたくさん展示されていました。<br /><br />手前の雛飾りが珍しいもので・・・

    中に入らせてもらうと、ここにも雛飾りがたくさん展示されていました。

    手前の雛飾りが珍しいもので・・・

  • アップにしてみると、このように見えます。<br />御殿飾りの一種なのでしょうね。

    アップにしてみると、このように見えます。
    御殿飾りの一種なのでしょうね。

  • 奥の通りに面した座敷の机には・・・

    奥の通りに面した座敷の机には・・・

  • 小さな陶器のお雛様とおいしそうな和菓子が置かれていました。

    小さな陶器のお雛様とおいしそうな和菓子が置かれていました。

  • 玄関を入ったところに、訪問者のために最中が用意されていました。<br /><br />「お寒い中 ようこそ おいで下さいました・・・」と心温まるメッセージも書かれていました。せっかくなので、みんなでお茶と一緒に美味しくいただきました^ ^

    玄関を入ったところに、訪問者のために最中が用意されていました。

    「お寒い中 ようこそ おいで下さいました・・・」と心温まるメッセージも書かれていました。せっかくなので、みんなでお茶と一緒に美味しくいただきました^ ^

  • 向町地区の手前で道を折れ、【近江商人ふるさと館】にやってきました。<br /><br />ここは、旧山中正吉家住宅で、天保から今の静岡県富士宮市で酒造業を営んだ日野商人の本宅だそうです。<br /><br />賑やかな音が聞こえてきました。「祭り囃子が館内で演奏中」と案内板が出ています。

    向町地区の手前で道を折れ、【近江商人ふるさと館】にやってきました。

    ここは、旧山中正吉家住宅で、天保から今の静岡県富士宮市で酒造業を営んだ日野商人の本宅だそうです。

    賑やかな音が聞こえてきました。「祭り囃子が館内で演奏中」と案内板が出ています。

  • 中に入ると、ちょうどお祭りのお囃子が演奏されているところでした。

    中に入ると、ちょうどお祭りのお囃子が演奏されているところでした。

  • かつて、得意先や文化人をもてなす接客の場であった奥の新座敷に案内していただきました。<br />大きな庭園に面したこの部屋の床の間には・・・

    かつて、得意先や文化人をもてなす接客の場であった奥の新座敷に案内していただきました。
    大きな庭園に面したこの部屋の床の間には・・・

  • 元禄雛が飾られていました。<br />元禄雛は、女びなが十二単風の衣装を着ていて頭飾りがないのが特徴のようです。<br /><br />なぜ、この近江の田舎にひな人形文化が残っているのかというと・・・<br /><br />江戸初期から全国で商いを繰り広げた多くの近江商人は、各地方から大変立派なひな人形を愛娘への土産として持ち帰り、それが代々大切に引き継がれてきたんだそうです。<br />

    元禄雛が飾られていました。
    元禄雛は、女びなが十二単風の衣装を着ていて頭飾りがないのが特徴のようです。

    なぜ、この近江の田舎にひな人形文化が残っているのかというと・・・

    江戸初期から全国で商いを繰り広げた多くの近江商人は、各地方から大変立派なひな人形を愛娘への土産として持ち帰り、それが代々大切に引き継がれてきたんだそうです。

  • これも素敵な御殿雛かざりですね!

    これも素敵な御殿雛かざりですね!

  • 隣の続きの部屋には、この家に伝わる立派な段飾りがありました。

    隣の続きの部屋には、この家に伝わる立派な段飾りがありました。

  • お道具の上に美しい貝合わせが載せてありました。

    お道具の上に美しい貝合わせが載せてありました。

  • 主屋の方に移動してきました。<br /><br />ここにも祭りの様子が描かれた掛け軸の下に、雛飾りが飾られていました。

    主屋の方に移動してきました。

    ここにも祭りの様子が描かれた掛け軸の下に、雛飾りが飾られていました。

  • 主屋の通りに面した部分に、桟敷窓があり・・・<br /><br />上は外から中をのぞいた写真で、下はお屋敷の中から外を見た写真です。<br /><br />

    主屋の通りに面した部分に、桟敷窓があり・・・

    上は外から中をのぞいた写真で、下はお屋敷の中から外を見た写真です。

  • 別の部屋では、『日野 ひいな 絵手紙コンクール』の作品展が・・・<br /><br />「ひな祭り」や「雛人形」にまつわる思い出、「 弥生」を連想させる春らしい テーマを絵手紙にしたものが展示されていました。

    別の部屋では、『日野 ひいな 絵手紙コンクール』の作品展が・・・

    「ひな祭り」や「雛人形」にまつわる思い出、「 弥生」を連想させる春らしい テーマを絵手紙にしたものが展示されていました。

  • どれも素敵で味のある絵手紙でした(o^^o)

    どれも素敵で味のある絵手紙でした(o^^o)

  • 次に訪れたのは、この地域を支配し城下町を築いた蒲生家が氏神として庇護し、さらに江戸時代には日野商人が出世開運の神として崇敬したという【馬見岡綿向神社】です。

    次に訪れたのは、この地域を支配し城下町を築いた蒲生家が氏神として庇護し、さらに江戸時代には日野商人が出世開運の神として崇敬したという【馬見岡綿向神社】です。

  • ここでは神社に伝わる由緒あるおひな様が展示がされているというので、中に入らせてもらいました。

    ここでは神社に伝わる由緒あるおひな様が展示がされているというので、中に入らせてもらいました。

  • 入口付近にあった竹筒飾り

    入口付近にあった竹筒飾り

  • 入ってびっくり、大変煌びやかな御殿雛飾りや・・・

    入ってびっくり、大変煌びやかな御殿雛飾りや・・・

  • 歴史のある親王飾りのセットが展示されていました。

    歴史のある親王飾りのセットが展示されていました。

  • それぞれとても価値のあるお雛飾りなんでしょうね。<br /><br />奥の間では、『三十六歌仙篇額 特別公開』も行われていました。<br /><br />無料で見学させていただけるのは申し訳ないほど見ごたえのある展示でした。

    それぞれとても価値のあるお雛飾りなんでしょうね。

    奥の間では、『三十六歌仙篇額 特別公開』も行われていました。

    無料で見学させていただけるのは申し訳ないほど見ごたえのある展示でした。

  • 外に出て、境内の建物を見てまわりました。<br /><br />石造りの太鼓橋を渡ると【拝殿】があります。<br />(実際、太鼓橋を渡れるのは天皇だけだったようで、今でも立ち入り禁止になっています)

    外に出て、境内の建物を見てまわりました。

    石造りの太鼓橋を渡ると【拝殿】があります。
    (実際、太鼓橋を渡れるのは天皇だけだったようで、今でも立ち入り禁止になっています)

  • 拝殿の後方には回廊で囲まれた【御本殿】があります。<br /><br />あまり有名ではない神社ですが、境内の中には17もの末社がある大変立派な神社でした。日野に来られることがあれば、ぜひ訪ねてみてください。

    拝殿の後方には回廊で囲まれた【御本殿】があります。

    あまり有名ではない神社ですが、境内の中には17もの末社がある大変立派な神社でした。日野に来られることがあれば、ぜひ訪ねてみてください。

  • お昼の時間になりました。ツアーの方には写真のような「ひなまつり弁当」が西田邸で用意されていました。(2月26(日)・3月3・4・5日に1000円で提供されるそうです)<br />私は、まちかど感応館でお手軽なお弁当を購入し食べました。

    お昼の時間になりました。ツアーの方には写真のような「ひなまつり弁当」が西田邸で用意されていました。(2月26(日)・3月3・4・5日に1000円で提供されるそうです)
    私は、まちかど感応館でお手軽なお弁当を購入し食べました。

  • さて、午後のまち歩き再開です。今度は、反対側の越川地区~大窪地区を回ります。

    さて、午後のまち歩き再開です。今度は、反対側の越川地区~大窪地区を回ります。

  • メインストリートを外れ、中の道を歩いて行くと・・・<br /><br />このお宅でも窓際に親王飾り、通りに面したお部屋では大がかりな雛飾りが披露されていました。

    メインストリートを外れ、中の道を歩いて行くと・・・

    このお宅でも窓際に親王飾り、通りに面したお部屋では大がかりな雛飾りが披露されていました。

  • 鉄砲などを作っていた鍛冶屋がある鍛治町あたりのお宅では、玄関先にこんな竹筒飾りがあり・・・

    鉄砲などを作っていた鍛冶屋がある鍛治町あたりのお宅では、玄関先にこんな竹筒飾りがあり・・・

  • 家の中では、こんなに可愛らしい飾りをされていました。

    家の中では、こんなに可愛らしい飾りをされていました。

  • このお宅には小さなお子さんがいるのかな?可愛いアンパンマンやペコちゃんの立て看板が置いてありました。

    このお宅には小さなお子さんがいるのかな?可愛いアンパンマンやペコちゃんの立て看板が置いてありました。

  • 昔ながらの古い家並みの続く清水地区に入りました。<br /><br />この地区には、かつて陣屋が置かれていたため、このような家並みが今でも残っているのだそうです。

    昔ながらの古い家並みの続く清水地区に入りました。

    この地区には、かつて陣屋が置かれていたため、このような家並みが今でも残っているのだそうです。

  • このお宅は、現在、外国人が旧岡喜三郎邸を買い取り住んでおられるそうです。ここでも雛飾りを見せていただけるというので、お邪魔しました。

    このお宅は、現在、外国人が旧岡喜三郎邸を買い取り住んでおられるそうです。ここでも雛飾りを見せていただけるというので、お邪魔しました。

  • お座敷には、背の高い立派な段飾りや・・・

    お座敷には、背の高い立派な段飾りや・・・

  • 動きがユーモラスなひな人形が飾られていました。<br />このようなポーズをとった人形は珍しいですよね?

    動きがユーモラスなひな人形が飾られていました。
    このようなポーズをとった人形は珍しいですよね?

  • この人形たちの傍には、昔ながらの火鉢があり、鉄瓶からは湯気が上がっていました~<br /><br />きっと、このような日本の文化が気に入り、この建物を買い取り住んでおられるのでしょうね。

    この人形たちの傍には、昔ながらの火鉢があり、鉄瓶からは湯気が上がっていました~

    きっと、このような日本の文化が気に入り、この建物を買い取り住んでおられるのでしょうね。

  • 入口あたりにこのような竹筒飾りが・・・

    入口あたりにこのような竹筒飾りが・・・

  • このお宅には、つるし雛と和紙で作られたひな人形が飾られていました。

    このお宅には、つるし雛と和紙で作られたひな人形が飾られていました。

  • 東に見えている山は、綿向山です。

    東に見えている山は、綿向山です。

  • 昔ながらのタバコ屋さんがありました。

    昔ながらのタバコ屋さんがありました。

  • 少し歩いていくと、手書きの可愛いポスターが目に留まりました。<br /><br />場所は、【遠久寺】で「宵酔山フォークコンサート」が開かれるようです。<br />ここに芭蕉の句碑があるから、ということでお邪魔することに・・・<br />

    少し歩いていくと、手書きの可愛いポスターが目に留まりました。

    場所は、【遠久寺】で「宵酔山フォークコンサート」が開かれるようです。
    ここに芭蕉の句碑があるから、ということでお邪魔することに・・・

  • 【遠久寺】<br />境内の一角に芭蕉の句碑がありました。日野町には芭蕉の句碑が3基あるそうで、その一つなのだそうです。<br />本堂の天井画は素晴らしく一見の価値があると思いました。<br />

    【遠久寺】
    境内の一角に芭蕉の句碑がありました。日野町には芭蕉の句碑が3基あるそうで、その一つなのだそうです。
    本堂の天井画は素晴らしく一見の価値があると思いました。

  • メインストリートに戻りました。<br /><br />あるお宅の前に軽トラックが止まっていて、荷台に見事な雛飾りが飾ってありました。

    メインストリートに戻りました。

    あるお宅の前に軽トラックが止まっていて、荷台に見事な雛飾りが飾ってありました。

  • これは、この日ガイドをしてくれた方が飾られたそうで・・・

    これは、この日ガイドをしてくれた方が飾られたそうで・・・

  • 「これは、水路に浮かぶひな人形で・・・」などと詳しく説明をしてくださいました。

    「これは、水路に浮かぶひな人形で・・・」などと詳しく説明をしてくださいました。

  • 途中、食料品の店 小川屋さんに立ち寄り、名物・日野菜漬けなどを買いました。その後、最後の訪問先の【近江日野商人館】に向かいました。<br /><br />この辺りは、白壁の土蔵が残っている通りです。

    途中、食料品の店 小川屋さんに立ち寄り、名物・日野菜漬けなどを買いました。その後、最後の訪問先の【近江日野商人館】に向かいました。

    この辺りは、白壁の土蔵が残っている通りです。

  • 大窪にあるこのお宅では、窓際に手作りの手毬がずらりと展示されていました。

    大窪にあるこのお宅では、窓際に手作りの手毬がずらりと展示されていました。

  • ここは地元の酒屋さんで、この地方の地酒が販売されているというので立ち寄ることに・・・

    ここは地元の酒屋さんで、この地方の地酒が販売されているというので立ち寄ることに・・・

  • 竹筒飾りにひな人形とビール・ワンカップが収まり、その上にはまるカゴにひな人形がうまく並べられていました♪ <br /><br />なかなかのセンスだと感心しました(笑)<br />

    竹筒飾りにひな人形とビール・ワンカップが収まり、その上にはまるカゴにひな人形がうまく並べられていました♪ 

    なかなかのセンスだと感心しました(笑)

  • 最後にやって来たのは【近江日野商人館】です。<br /><br />ここは、静岡県御殿場に出店して大成功した日野商人の名家で、近江守護佐々木氏の一族を先祖に持つ山中兵右衛門の旧宅が資料館になっているそうです。

    最後にやって来たのは【近江日野商人館】です。

    ここは、静岡県御殿場に出店して大成功した日野商人の名家で、近江守護佐々木氏の一族を先祖に持つ山中兵右衛門の旧宅が資料館になっているそうです。

  • 入ったところにある玄関コーナーには、このようなひな飾りがありました。

    入ったところにある玄関コーナーには、このようなひな飾りがありました。

  • 現代の親王飾りですが、緑の和傘を屏風代わりにして、ちょっと素敵でした♪

    現代の親王飾りですが、緑の和傘を屏風代わりにして、ちょっと素敵でした♪

  • 廊下を進み、まずは奥にある奥座敷でこの資料館の説明を受けました。

    廊下を進み、まずは奥にある奥座敷でこの資料館の説明を受けました。

  • 奥座敷には、各地方の数々のひな人形が勢ぞろいしていました。<br />日野商人の多くは、北関東(埼玉・群馬・栃木)に出店を多く持ち、往来には中山道が利用されていたため、街道沿いの埼玉・群馬・長野などの人形の産地で購入されたひな人形が土産として持ち帰られたのだそうです。

    奥座敷には、各地方の数々のひな人形が勢ぞろいしていました。
    日野商人の多くは、北関東(埼玉・群馬・栃木)に出店を多く持ち、往来には中山道が利用されていたため、街道沿いの埼玉・群馬・長野などの人形の産地で購入されたひな人形が土産として持ち帰られたのだそうです。

  • これは、197年前に作られた享保雛だそうです。大変古いものですが、大切に保管されていたためか保存状態がとても良い美しい人形でした。<br /><br />見慣れた現代風の可愛らしいお顔のお雛さまも良いですが、このような昔のお雛さまは別の魅力があって見るのが楽しいです♪

    これは、197年前に作られた享保雛だそうです。大変古いものですが、大切に保管されていたためか保存状態がとても良い美しい人形でした。

    見慣れた現代風の可愛らしいお顔のお雛さまも良いですが、このような昔のお雛さまは別の魅力があって見るのが楽しいです♪

  • 第二応接室に、正野玄三家(現:まちかど感応館)に代々伝わるひな人形が飾られていました。七代目正野玄三が1852年に長女の初節句のために揃えたひな人形で・・・<br /><br />木製の御殿を模した「源氏枠飾り」が豪華な造りとなっています。

    第二応接室に、正野玄三家(現:まちかど感応館)に代々伝わるひな人形が飾られていました。七代目正野玄三が1852年に長女の初節句のために揃えたひな人形で・・・

    木製の御殿を模した「源氏枠飾り」が豪華な造りとなっています。

  • お道具も立派なものばかりですが、私は絵が描かれた白い物入れと貝合わせに魅せられました。<br /><br />「貝合わせ」は、平安時代の伝統的な宮中遊びの一つ。似たものを合わせる「物合わせ」の一つで、のちに貝を左右に分け、貝殻同士を合わせて遊ぶようになったのだそうです。蛤の貝の内側には美しい源氏物語の絵や文字が描かれました。<br /><br />女の子の健やかな成長祈願、結婚運や夫婦円満運などの良縁を意味する蛤。ひな祭りに蛤のお吸い物を食べる習慣はそこから来ているそうですね。

    お道具も立派なものばかりですが、私は絵が描かれた白い物入れと貝合わせに魅せられました。

    「貝合わせ」は、平安時代の伝統的な宮中遊びの一つ。似たものを合わせる「物合わせ」の一つで、のちに貝を左右に分け、貝殻同士を合わせて遊ぶようになったのだそうです。蛤の貝の内側には美しい源氏物語の絵や文字が描かれました。

    女の子の健やかな成長祈願、結婚運や夫婦円満運などの良縁を意味する蛤。ひな祭りに蛤のお吸い物を食べる習慣はそこから来ているそうですね。

  • 第1応接室には、89歳のご婦人がお一人で作ったという和紙人形の作品が多数展示されていました。<br /><br />2階にも日野商人の様々な貴重な資料が展示されていましたが、時間が限られていたのでざっと見るだけでこの資料館をあとにしました。

    第1応接室には、89歳のご婦人がお一人で作ったという和紙人形の作品が多数展示されていました。

    2階にも日野商人の様々な貴重な資料が展示されていましたが、時間が限られていたのでざっと見るだけでこの資料館をあとにしました。

  • またメインストリートに戻ってきました。<br />柳の枝にカラフルな布切れを結んでできた花飾りが街並みに華を添えます。<br /><br />そろそろツアーが終わり、帰りのバスの時間になりました。

    またメインストリートに戻ってきました。
    柳の枝にカラフルな布切れを結んでできた花飾りが街並みに華を添えます。

    そろそろツアーが終わり、帰りのバスの時間になりました。

  • 最後に、竹筒飾りのメッセージが目に入りました。<br /><br /> 「ようこそ ようこそ ほんとうに ようこそ」<br /><br />このイベントを催してくれた町の皆さま、温かいおもてなしをありがとうございました。おかげで楽しい旅ができましたー☆☆<br /><br />日野のひなまつりは、住民の皆さんの気持ちが込もった素敵なイベントでした。

    最後に、竹筒飾りのメッセージが目に入りました。

     「ようこそ ようこそ ほんとうに ようこそ」

    このイベントを催してくれた町の皆さま、温かいおもてなしをありがとうございました。おかげで楽しい旅ができましたー☆☆

    日野のひなまつりは、住民の皆さんの気持ちが込もった素敵なイベントでした。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • ぎっちゃんさん 2017/03/01 23:54:08
    ひな祭りですね〜
    akikoさん こんばんは〜

    日野のひな祭り いいですね〜
    日野といえば 日野菜のおつけもの ぐらいしか 知りませんでしたが
    こんなに すてきなイベントをされているんですね。
    昔から 日野は 裕福な商人が多く また お米もたくさんとれた地域なので
    お屋敷が立派ですね。

    町の人々あげてのおもてなしが また あったかいですね。
    この時期 長浜の盆栽が有名ですが 日野にも こんな素晴らしいお雛祭りがあったとは 近いんだから 行ってみないといけませんね。

    うちも 明日にでも お雛様出しましょう。
    私は 旧のひなまつり4月3日まで お雛様 だすんですよ。
    3月28日生まれなので お誕生日には いつも お雛様の前で 写真 撮ってました。
    3月3日には ちらしずしとはまぐりのお吸い物ですね。
    akikoさんちのひな祭りは どんなのかしら?

    akiko

    akikoさん からの返信 2017/03/02 19:45:24
    RE: ひな祭りですね〜
    ぎっちゃん、こんばんは〜

    日野のひな祭り いいでしょう〜(#^.^#)
    初めて訪れたのですが、他のひな人形展とは違って楽しめました。

    > 昔から 日野は 裕福な商人が多く また お米もたくさんとれた地域なので
    > お屋敷が立派ですね。

    昔は豪商が多く住んでいたそうで、まだその名残りで立派なお屋敷がたくさん並んでいるんでしょうね。お米の産地でもあるのですね。

    > 町の人々あげてのおもてなしが また あったかいですね。
    > この時期 長浜の盆栽が有名ですが 日野にも こんな素晴らしいお雛祭りがあったとは 近いんだから 行ってみないといけませんね。

    そうなんです。日野のみなさんのおもてなしがうれしくて心があったかくなりました。竹絵を描かれる中田さんという方が町を活気付けるためにこのようなイベントを発案したそうなんですが、住民の方たちも自分の得意分野で貢献してひな祭りイベントを盛り上げているようでした。ぎっちゃんもまた行ってみてくださいね。

    > うちも 明日にでも お雛様出しましょう。
    > 私は 旧のひなまつり4月3日まで お雛様 だすんですよ。

    京都は旧暦で節句のお祝いをすると聞いたことがあります。やはりそうなんですね!

    > 3月28日生まれなので お誕生日には いつも お雛様の前で 写真 撮ってました。

    ぎっちゃんは早生まれ、それも4月直前、なんですね。ひな祭り=お誕生日の思い出がよみがえってくるのでしょうね〜

    > 3月3日には ちらしずしとはまぐりのお吸い物ですね。
    > akikoさんちのひな祭りは どんなのかしら?

    娘が2人いるのですが、娘が小さい頃は、お友達を招いて、菱形のひなケーキも家で焼いてひな祭りパーティーをしたものです。今は2人とも独立してしまったので、ひな飾りは出さないでトールペイントで描いたお雛様の飾り物を飾る程度なんですよ。さすがに習慣で3日の日はちらし寿司にお吸い物は定番になってます^ ^

    akiko
  • こあひるさん 2017/03/01 13:34:51
    ひな人形以外に魅力たっぷり!
    akikoさん、こんにちは〜!

    最近では、町おこし的なイベントとしてひなまつりを行うところが多いですが、この日野のひなまつりはなかなか魅力的で、行ってみたくなりました。

    古い街並みの中に・・・お雛さまだけでなく、ひな段のまわりや・・・通りにまでたくさんの飾りが施され、とっても華やかで可愛くて、街並みに似合っていて素敵です。

    よくあるのは、古いお雛さまのない商店などで、ただ飾って参加しているだけ・・・的なものがありますが、日野の町では手抜きなく・・・めいっぱい、お雛さまを引き立てようとするおもてなしの雰囲気が伝わってきて、とてもいいな〜と感じました。

    こあひる

    akiko

    akikoさん からの返信 2017/03/01 23:28:01
    RE: ひな人形以外に魅力たっぷり!
    こあひるさん、こんばんは〜

    早いもので、明後日は雛の節句・ひな祭りですね〜
    この時期になると、ひな人形めぐりをしたくなります。
    以前拝見した、こあひるさんが仙台城下町のひな人形
    めぐりをされた時の旅行記のことを思い出します。
    今年はどこかへ行かれましたか。

    日野のひな祭りイベントは、立派なお宅や資料館のような
    場所に加え、住民の方がそれぞれのお宅のひな飾りを工夫
    して披露してくれるところが魅力でした。

    竹筒をうまく使って玄関先に人形やお花を飾っているのも
    素敵でした。街並みに柳の木の枝にカラフルな布切れを
    結んだものやほいのぼりを飾ったりして、お祭りムードを
    演出してくれていたのも良かったです。

    「寒いなか、ようこそいらっしゃいました」というメッセージ
    とともに最中などのお菓子とお茶を用意してくれていたのも
    うれしいおもてなしでした。

    近江八幡からバスで40分ほどかかるので、行きにくいのですが
    地元の人たちの温かさが感じられるひな人形めぐりで、、、
    多くに人に訪れてもらいたいオススメのイベントでした。

    akiko
  • Michyさん 2017/02/28 12:55:31
    大接近!
    akikoさん、こんにちは!

    日野のひなまつりにいらしてたのですね!
    なんと私、金曜から土曜に近江八幡と彦根を旅していたのです。
    旅行記を拝見してびっくりしました。

    お雛様きれいですね。
    私はヴォーリス建築を見たくての旅でしたが、沢山のお雛様を見ることが出来てとてもラッキーでした。
    やはりakikoさんのお雛様の写真には、それぞれ優しいまなざしが感じられて素晴らしいです。 それに比べてお雛様への自分の不謹慎なコメントを反省いたしました(笑)

    あぁ、こんなにお近くにいらしたとは、近江八幡辺りでお会いしたかったです!!


    Michy

    akiko

    akikoさん からの返信 2017/02/28 23:03:53
    RE: 大接近!
    Michyさ〜ん

    25日は私も近江八幡を通ったんですよ!偶然とはいえ、
    何かご縁を感じますね〜(^_-)-☆ 
    もしスケジュールがわかっていたら、近江八幡でお会い
    することもできましたね!!

    3月を目前に、一昨年はもう少し北にある五個荘のひな祭り
    を見に行きました。近江八幡もそうですが、近江商人の
    "商家に伝わるひな人形"は立派なことで知られていて、
    この時期になると訪れたくなります。

    Michyさんは近江八幡でたくさんのお雛様をご覧になった
    のですね。私も近江八幡の雛人形を見れる場所をチェック
    してたんですよ。それにしても、Michyさんのお雛様への
    不謹慎なコメントってとても気になります。後でしっかり
    見せてもらうことにします(笑)
     
    Michyさんのご覧になられたヴォーリス建築もとても興味
    があります。この時期に訪ねられて、お雛様も一緒に鑑賞
    できてよかったですねー☆☆

    明日から3月ですね!気分的に2月と3月とでは大違いの感が
    あります。
    暖かい春はすぐそこです。お互い頑張りましょうね!

    akiko
  • kikiさん 2017/02/28 09:36:03
    お雛様
    akiko 様

    お早うございます〜(^^)

    素敵なお祭りですね
    とても、興味深く見させて頂きました

    そして、いつもながら
    お写真がお上手!
    最初の街角のショット(唸りまし)
    とても素敵です〜〜

    そうか?
    もう3月ですね〜〜
    我が家も、お雛様出してあげようかな
    (苦笑)
    私は、地元富山の郷土文化
    土人形雛と、井波彫刻雛を持ってます
    久し振りに出してあげたいと思います

    有難うございました〜〜

    kiki (^^)

    akiko

    akikoさん からの返信 2017/02/28 22:06:59
    RE: お雛様
    kikiさん、こんばんは〜

    日野のひなまつり編を見ていただいて、メッセージもどうも
    ありがとうございます^ ^

    この時期に、いろんなところで雛祭りのイベントが催されて
    いますが、近江の日野は町おこしも兼ねているようで、
    桟敷窓から雛飾りを見ることができたり、一般のお宅の家の
    雛飾りを見せてもらえるところが他のイベントとは違っていて
    とても楽しめました♪竹筒飾りや竹絵も可愛かったです(^^)♪

    kikiさんは富山のご出身でしたね。
    土人形雛と井波彫刻雛が地元のおひな様なんですね?
    井波彫刻雛ってどのようなおひな様か知りたかったので調べて
    みたら、木製の雛人形で富山の伝統工芸品だそうですね。

    雛人形って女の子のためのものというイメージがありますが、
    土人形雛も工芸品の彫刻雛も季節の置き物として素敵ですよね!
    明日はもう3月ですね!ぜひ両方とも飾ってあげてください。
    桃の花も一緒に飾れば、春到来の気分が味わえそうです♪

    akiko

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