2016/05/05 - 2016/05/08
35位(同エリア672件中)
旅行三昧さん
未投稿の旅行記を徐々に掲載。なるべく投稿時と季節感のギャップが出ない投稿にする。
2016年のゴールデンウィークを利用して訪問した、山口、島根、鳥取の3県を巡る旅。この旅行では初めて訪れる場所が殆どのため、とても新鮮な気持ちで。軽ワゴンでの車中泊も慣れ、雨天の影響以外は快適な旅に。
【1/4】2016.5.5 山口を巡る1 --アーチ橋と決闘の島-- (本投稿)
・錦川に架けられた美しい5連アーチの木造奇橋「錦帯橋」
・吉川氏が築いた横山山頂の山城「岩国城」
・プライドを懸けた決闘の地「巌流島」
・海底の県境「関門トンネル人道」
・本州と九州を一望する「火の山公園」
【2/4】2016.5.6 山口を巡る2 --メジャーになった橋と千本鳥居、そして日本の礎--
【3/4】2016.5.7 山口/島根を巡る --自然の造形美と世界に認められた銀山--
【4/4】2016.5.8 島根/鳥取を巡る --駆け巡り駆け上がる島根/鳥取メジャースポット--
この旅でも複数のリベンジスポットが生まれた。再訪が楽しみだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
出発後「吉備SA」で休憩。岡山と言えば「きびだんご」くらいしか思い浮かばない。。次の訪問先候補に岡山を入れておこう。
などと考えながら、今回の目的地に向けて高速道路を駆ける。 -
この旅1つ目の目的地「錦帯橋」に到着。
日本三大奇橋、名勝指定、木造の5連アーチ橋。。数々の美しい写真をネットでも何度も観て、訪れないことが考えられない場所。
天気にも恵まれ、気持ち良く観光開始。錦帯橋 名所・史跡
-
隣の錦城橋から観た錦帯橋の全景。
全体が5連の木造で、中央3連がアーチ橋、両端が反橋の構造で、全長193.3m。鉄(鋼)を用いてはいるが、釘は1本も使わず、組木技術で造られているそうだ。錦帯橋 名所・史跡
-
中国杭州にある世界遺産「西湖」の錦帯橋とは姉妹橋。
西湖の錦帯橋にヒントを得て作られたらしい。錦帯橋 名所・史跡
-
錦帯橋から横山山頂の岩国城の遠景を望む。渡橋後に行ってみる。
錦帯橋 名所・史跡
-
アーチ状になっていることが良く分かる。
錦帯橋 名所・史跡
-
アーチ曲面は想像より急。
錦帯橋 名所・史跡
-
錦帯橋を渡りきったところにある、ソフトクリームだらけの店「むさし」。
TVでも取り上げられた店らしく、訪問時には165種類のソフトクリームを販売していた。少々ごちゃごちゃ感が。。吉香公園 公園・植物園
-
錦帯橋を建造した、吉川広嘉公の像。
錦帯橋から岩国城に向かう途中の吉香公園に建つ。吉香公園 公園・植物園
-
吉香公園からロープウェイに乗り岩国城へ。
ロープウェイを降りると、錦帯橋の全景を眼下に収めることができる。岩国城ロープウェイ 山頂駅 乗り物
-
ロープウェイ乗降口から岩国城へ向かう。
心地よい歩道が造られている。岩国城ロープウェイ 山頂駅 乗り物
-
歩道を抜け岩国城へ到着。
岩国城 名所・史跡
-
岩国城は、横山の山頂に建ち、横山城の別名も持つ。
吉川広嘉の祖父広家により築造。錦帯橋が建造された1673年の65年前、1608年に竣工した。岩国城 名所・史跡
-
天守は1962年に復興されたもので、現天守の傍らに旧天守台が残る。
岩国城 名所・史跡
-
天守最上階には岩国領の古地図が床に掲示されており、現在との町割りの不変さを説明している。
岩国城 名所・史跡
-
岩国城天守最上階からは、錦帯橋を中心に岩国を一望できる。
岩国城 名所・史跡
-
錦帯橋をズームイン。すらっと端麗な姿が錦川を横切る。
岩国城 名所・史跡
-
錦帯橋から東に眼を移すと、湾曲する錦川沿いに岩国市が広がり、更にその向こうは瀬戸内海にまで眼が届く。
岩国城 名所・史跡
-
岩国城からの眺望を堪能したところで、下山することに。
岩国城 名所・史跡
-
改めて心地よい山道を10分程のんびり散策しながら、ロープウェイ乗り場へ。
岩国城ロープウェイ 山頂駅 乗り物
-
眼下の吉香公園へ下るロープウェイに搭乗。
岩国城ロープウェイ 山頂駅 乗り物
-
ロープウェイからの岩国の眺望に満足。
岩国城ロープウエー 乗り物
-
この角度から見下ろす錦帯橋も美しい。
岩国城ロープウエー 乗り物
-
美しく整備された吉香公園は、夏を迎える準備が整っていた。
吉香公園 公園・植物園
-
日本一の種類数を誇るソフトクリーム店も初夏の賑わい。
吉香公園 公園・植物園
-
初夏の陽気に赤白帽を被ってはしゃぐ子供を、錦川は受け入れる。
錦帯橋 名所・史跡
-
景色を堪能しようと遊覧船で繰り出す大人も、錦川は受け入れる。
錦帯橋 名所・史跡
-
美しい景観を携える歴史を体感するために訪れた観光客まで、錦川は錦帯橋ごと受け入れる。
錦帯橋 名所・史跡
-
後ろ髪を引かれつつ、錦帯橋を後にする。
錦帯橋 名所・史跡
-
名残惜しさを振り払い、次の目的地へ。
錦帯橋 名所・史跡
-
決闘の地に向かうフェリーが出航する唐戸港に向けステアリングを握っていると、池に埋もれかけた鳥居を見かけた。
すぐに信号が変わりアクセルを踏んだため、場所は定かではない。錦帯橋 名所・史跡
-
トイレ休憩で立ち寄ったコンビニでは、山口県に居ることが実感できる張り紙が。
-
唐戸港に到着し、駐車場に車を入れてから、フェリー出航までの少しの時間、唐戸港を散策。
カモンワーフ ショッピングモール
-
ゴールデンウィークだからか、唐津港のシーサイドモール「カモンワーフ」は、子供向けのイベントも行われていて、多くの人で賑わっていた。
ただ、、写真のお店の名は何故山口県で「敦煌」なのか。。
因みにネットで調べてみると、「敦煌」さんは広島、山口に数店舗を構える中国料理のお店。四川料理をベースにした本格中華だそう。
でも、何故「敦煌」?
四川料理ベース?甘粛方面やシルクロード沿線の料理がベースなら分かるが。。ま、良いか。カモンワーフ ショッピングモール
-
決闘の地には、この桟橋から向かう。
そう!宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地「巌流島」へ。カモンワーフ ショッピングモール
-
なぜ、宮本武蔵が気になっているのだろうか。自分でも良く分かっていない。五輪書を愛読している訳ではないが。。
京都に行くと三十三間堂をほぼ必ず訪問。大河ドラマの武蔵は全回漏れなく観賞。東京スカイツリーの高さが634mだと確り記憶、旅行時期は前後するが先日(2017年1月)は霊巌洞へ。そして、この巌流島訪問。
※霊巌洞訪問:http://4travel.jp/travelogue/11216616
どうしてか武蔵という言葉に敏感になっている自分がいる。一度、五輪書でも読んでみようかな。カモンワーフ ショッピングモール
-
そして出航。関門橋を後方に観ながら巌流島を目指す。
カモンワーフ ショッピングモール
-
見えてきた、巌流島。
巖流島 自然・景勝地
-
そして、巌流島へ上陸。
巖流島 自然・景勝地
-
巌流島へはこのフェリーで。
巖流島 自然・景勝地
-
巌流島の正式名は船島。
佐々木小次郎が「巖流(岩流)」の名を使っていたために、巖流島と呼ばれるようになったそうだ。
この佐々木巌流之碑はかつては島の中心にあったそう。巖流島 自然・景勝地
-
巌流島は、関門海峡からほど近い場所に位置する。
巖流島 自然・景勝地
-
この碑には村上元三の新聞連載小説「佐々木小次郎」の一節が刻まれている。
巖流島 自然・景勝地
-
稀に車道などでも見かけるが、こんな場所にも靴が片方だけ。
持ち歩いていて片方だけ落としたのだろうか?履いてきた靴ならここに落ちているのはあり得ないと思うが。巖流島 自然・景勝地
-
決闘の像。武蔵が小次郎に、まさに打ち込もうとしている。
今にも動き出しそう。巖流島 自然・景勝地
-
巌流島の歴史と、村上元三「佐々木小次郎」から抄出された一節が記されている。
巌流島の歴史の中には、異色だが、アントニオ猪木とマサ斎藤が、かがり火を焚いて、無観客、時間無制限、ノールールで実施した、プロレス決闘についても記されていた。
プロレスに興味を持っている訳ではないが、決闘の地として、興味深く読んだ。
村上元三「佐々木小次郎」の一節としては、史実とは異なり武蔵は遅刻しなかったらしいが、その有名な部分から、小次郎が敗北して小舟で引き上げる件が記されている。巖流島 自然・景勝地
-
この伝馬船は、武蔵が乗ってきたイメージを膨らませて欲しいと、巌流島奉行の下関市長名で設置されたモノ。
巖流島 自然・景勝地
-
このようなふれがきも、巌流島奉行の下関市長名で掲示されている。
巖流島 自然・景勝地
-
決闘の像を別の角度から見ると、異なった迫力を感じる。
巖流島 自然・景勝地
-
「この島に二人降り立ち闘ひし むかしの男恋ほしかるかな」森重香代子
巖流島 自然・景勝地
-
唐戸港に戻り、下関の都市公園「みもすそ川公園」へ。
ここは、源平合戦最後の舞台「壇ノ浦」。
源義経の八艘跳び、平知盛の錨を担いだ姿で対峙する像が建っている。みもすそ川公園 公園・植物園
-
壇の浦古戦場址の碑。
関門海峡に位置することが関門橋で分かる。
この地は、日本史上で最重要な場所のひとつであることが良く分かる。みもすそ川公園 公園・植物園
-
御裳川(みもすそがわ)の碑。
小河川の御裳川河口は、現在はみもすそがわ公園とその脇を通る国道9号の下に隠れており、この場所で関門海峡に注いでいたことを記録している。みもすそ川公園 公園・植物園
-
幕末の下関戦争時に活躍した長州藩の砲台「長州砲」のレプリカ。
みもすそ川公園 公園・植物園
-
みもすそ川公園の国道9号を挟んだ場所から、「関門トンネル人道」で九州に徒歩で渡ることができる。
関門トンネル 名所・史跡
-
人道だが国道でもある。
道路用トンネルに併設されている徒歩、自転車および原付で利用できる人道トンネル。歩行者は無料。自転車、原付は20円らしい。関門トンネル 名所・史跡
-
この人道のほぼ中心に県境がある。
関門トンネル 名所・史跡
-
ここにも中国の方々が多数お越しになっており、写真に収めるのに時間を要したのは言うまでもない。
関門トンネル 名所・史跡
-
人道で福岡県まで行くことはせず、県境で引き返し、関門海峡の全体像を観に、火の山公園に移動した。
火の山展望台 公園・植物園
-
火の山公園の展望台からは、関門海峡の全景を一望できた。写真の右側が山口・下関、左側が福岡・門司。
火の山展望台 公園・植物園
-
靄がかかっているが、ズームインすると、ハッキリと巌流島も捉えることができる。
火の山展望台 公園・植物園
-
黄砂だろうか、下関の街には靄が掛かっているのが、ハッキリと見て取ることができた。
火の山展望台 公園・植物園
-
関門海峡から、明日の予定を考慮し、長門市の油谷湾温泉まで移動。
楊貴館で温かい温泉を頂き、この旅の初日を終えた。油谷湾温泉 ホテル楊貴館 宿・ホテル
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅行三昧さんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
63