2017/02/11 - 2017/02/12
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ミズ旅撮る人さん
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雪深い時期を狙って、山形県でも豪雪地帯の肘折温泉に行きました。
温泉街では、積雪が3mを越えると宿泊費が割引になるキャンペーンをするほど。
残念ながら、割引にはなりませんでしたが、ちょうど「肘折幻想雪回廊」が行われていて、雪国ならではの夜の楽しみを見て来ました。
小さなろうそくの明かりがこれほど優しく輝いて見えるのは、小さな雪洞の魔法のおかげ。
翌日は、せっかく山形・宮城県境を通るので、銀山温泉にも立ち寄りました。
雪の銀山温泉は、レトロな雰囲気にぴったりです。
絶好の撮影スポットを持つお蕎麦屋さんを見つけました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて、今夜の宿は、山形県最上郡大蔵村肘折温泉です。
銅山川に面した古い温泉街で、今夜は川向こうで「肘折幻想雪回廊」が行われます。 -
さすがは、豪雪地帯。2017年1月13日~2月28日のキャンペーン期間中、積雪が300cmを越えると宿泊費が割引になります。
そして、415cmを越えると、なんと宿泊費が無料になるそうです。415cmというのは、肘折温泉の最高積雪記録です。 -
ガス灯ではなく、ろうそくの明かりです。
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3mの雪の壁に、穴を穿ち、中にロウソクを灯しています。
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宿泊客や、地元の人たちが穴の中を覗き込んでいます。
風が強いので、ロウソクの炎は消えやすく、係の人がせっせとつけて歩いていました。 -
ロウソクは小さく、その照らす範囲もとても小さいのに、どうしてこんなにも明るく感じるのでしょうね。
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真正面から覗かないと、真っ暗な中に雪の洞窟が口を開けているように見えます。
あの中には何があるんだろう。とても、ワクワクするような景色に見えます。 -
一つの穴に、ロウソクが1個。それだけなのですが、こんな雪だるまも置かれています。
敢えて、ロウソクを見せないというのも、ミソ。 -
冷たいはずの雪洞が、何故か温かそうに見えます。
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イチオシ
これは、人が作った舞台装置ではなく、自然が作り上げた最高のパフォーマンスです。
もちろん、ロウソクの炎だけを雪の頂上に見えるように狙いましたが。 -
同じロウソクの炎を使って、天井から垂れ下がる氷柱をあぶってみました。
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寒いのと、同じような明かりばかりなので、人はあまりいません。
この催しは、2017年は1/28・2/4・11・18(各土曜日)に行われました。
場所は、天狗鼻橋周辺です。橋を渡ると、すぐ目の前の道路でやっています。 -
燈明の形を変えるなどの工夫が欲しいです。
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あら、家族が一人増えました。
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自然が、アートにしてくれます
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このたった一つの明かりが、とても大事なものに見える夜でした。
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イチオシ
だいぶ冷えて来たので、宿に帰りましょう。
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翌朝、明るくなって見ると、まさに一面の雪景色。どこが道なのかもよくわかりません。
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国道458号線は、ご覧のような雪の壁に囲まれています。
肘折温泉から南下して寒河江に抜ける国道は、冬季閉鎖中です。 -
このため、肘折温泉に行くには、山形自動車道を通り、東北中央自動車道を東根ICで降りて北上し、新庄まわりで行かなくてはなりませんでした。
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次は、山形県と宮城県の県境に近い尾花沢市銀山温泉を訪ねます。
銀山温泉の温泉街は県道188号線から急坂を下り、銀山川に面した場所にあります。
温泉街はどん詰まりで、とても狭いため、車は入ることが出来ず、駐車場が悩みの種でした。
ところが、県道に共同駐車場があったのです。
「銀山荘」の看板の後ろに車が停まっているのが見えます。ここが共同駐車場です。 -
「銀山荘」の看板と紅白のポールの間を入って行きます。ポールの手前にある小さな看板に「共同駐車場」と書かれています。
管理人もなく、無料で、雪の状態に依りますが、10数台は停められるでしょう。午前中は余裕で停められましたが、お昼過ぎに戻ると、空き待ちの車が何台かいました。 -
銀山温泉の地図です。黄色い四角形が共同浴場です。
比較的新しい「しろがね湯」、古くからの「かじか湯」、貸し切り湯「おもかげ湯」。
冬季は、右端の「そば処滝見館」までしか行かれません。
この先には、1689年に閉山した延沢銀山の坑道があります。
閉山後は、湯治場として生き残り、大正から昭和初期にかけて建てられた建物が、現在の銀山温泉の代表的な景観を作っています。 -
尾花沢市のマンホール。「雪とスイカと花笠のまち」。「花笠」とは、盆踊りで有名な「花笠音頭」です。
夏の夜には、温泉街のたくさんの橋を利用して、各村毎に特徴のある花笠音頭を披露してくれます。
以前、夏に泊まった時には、どこがどう違うのかはわかりませんでしたが、たくさんの踊り手が意匠を凝らした花笠を手に踊る様が楽しかったです。 -
温泉街の入り口。ここまでは車で来ることが出来ます。しかし、車を停めることは出来ません。
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こういう建物群が、現代にまとまって残っているということが不思議です。
「おしん」の舞台となったことで有名になったそうです。残念ながら、見たことがないので、どう映っていたのかわかりません。 -
生きた舞台セット。どうしても、現役の宿とは思えません。
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宿屋の正面に向いた窓は、どれも掃き出し窓です。現代では考えられません。
以前泊まった時に、この部屋を含む三間続きを割り振られて、びっくりしました。
この窓の内側に手摺のついたもう一つの窓があって、危ないことは何もなかったです。
ただ、夏は虻(あぶ)がたくさん飛んでいるので、部屋に入らないように、窓はあまり開けられませんでした。
虻に刺されると相当痛いです。 -
銀山温泉の特徴は、宿の建物だけではなく、このたくさんの橋でもあります。
まるで、宿一軒に一つの橋があるようです。どうして、こういう造りになったんでしょうね。
銀山温泉のHPには、明治・大正時代の写真が掲載されていますが、既にその頃からいくつもの橋が架かっているのが見られます。
当時は2階建ての宿が大半だったようです。
http://www.ginzanonsen.jp/rekisi.html -
大正2年の大洪水により温泉街は壊滅したそうです。その後は衰退の一途を辿りました。
しかし、大正10年に水力発電所が作られ、徐々に復興して行きました。
昭和元年にボーリングによって、高温泉が確保され、湯治客が増えるにつれて、宿は今のような高層化が進み、建物は和風なのに、街並みは洋風という奇妙な景観が完成しました。 -
銀山温泉は「大正レトロ」とか「大正ろまん」とか言われますが、建物は昭和に入ってからのもののようです。
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こちらは、温泉街の一番奥にある「おもかげ湯」という貸し切り湯の前にあった地図です。
ご覧のように銀山温泉は、ここに見える宿がすべてです。他の温泉街のように、街中に宿が転々としているのとは全く違います。 -
これが、「おもかげ湯」です。屋根の雪下ろしが必要なんじゃないかと、要らぬ心配をしてしまいます。すごいですねえ。
1組50分間の貸切、10:00~17:00まで受付、1,600円で利用できます -
「おもかげ湯」の前にある橋の向こうにはやたらと目立つ赤い甘味処があります。
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雪で道が無くなる直前に、赤い橋と「滝見館」があります。
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「滝見館」というのだから、どこかに滝があるはず。雪の中で目立たないけれど、確かに滝が見えます。
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HPによると、「落差22mの白銀の滝」です。今は近づくことが出来ませんが、雪が解ければ遊歩道が歩けるようになります。
ずっと奥には「延沢銀山廃坑洞」があり、夏はひんやり過ごすことが出来ます。
途中の道端にある「夏しらず坑」も坑道の中から冷気が噴き出しているので、思いもよらぬ冷気にびっくりします。 -
赤い橋はビニールハウス状態になっています。お昼時なので、こちらでお蕎麦をいただこうと思います。
橋を渡って店に入ると「お蕎麦、注文されるんですか?」と、なんだか嫌そう。
どうやら団体客が入ったようで、「出来るのに時間が掛かりますよ。」とのこと。門前払い同然で、出て行かざるを得ませんでした。
でも、このおかげで、別の店で銀山温泉の絶好スポットを見つけたのです。断られて良かったなあ。 -
あまりに建物の外観が古いので、宿の中身が心配になります。確かに古いままの宿もありますが、これだけ観光客が押し寄せるだけあって、宿もかなり改装しています。
各宿のHPなどを見ると、とてもすてきな和洋室を備えていたり。設備が古いままでは、やはり困りますよね。 -
銀山温泉の「洋風」部門担当は、このガス灯でしょう。まるで明治村のようです。
夜には味わい深い灯りをともしてくれます。これがなかったら、銀山温泉の魅力は半減です。 -
橋のすぐ前に玄関のあるお宅に、寒いだろうに、じっと佇む犬がいました。
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彼はなかなか怖い顔をしています。
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狛犬のようにじっとそこにいる姿が雄々しいです。
それにしても、背中に背負った唐草模様の布。テレビ番組で有名な「豆助」が育った感じですかね。
そして、足元の斬新なリード。コイル巻きです。小物にはうるさいタイプなのかもしれません。 -
真っ赤なポストくんの白い帽子。誰か、削ったね。でも、まん丸小山より、ちょっとだけ斜(はす)に被った感じで格好いい?
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宮大工が腕を振るったのかと思う、粋で格好いいデザイン。左右の戸袋に描かれた鏝(こて)絵が目を引きます。「内湯あ里(り)」と書いてあるのかな?
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玄関アプローチの洋風な建築様式がおもしろいです。
昭和初期の建物はとにかく和式の中に洋風を取り入れるのが「モダン」でしたから。
ちょっと雪、降り過ぎですね。見にくい・・・ -
この大看板も目立ちます。天晴れ!その隣の宿の鏝絵もおしゃれ。
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こちらも白い鏝絵に、雪が積もり、いい風情。上部にはやはり「内湯有里(あり)」
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古い釣り燈篭
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この角度、歌舞伎座みたいですね。
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雪ってこんなに降るんですね。
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温泉街の真ん中にある共同浴場「かじか湯」です。昔ながらの共同浴場そのものです。
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「かじか湯」外観です。温泉の暖気のせいで氷柱がすごいですね。
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イチオシ
降りしきる雪が、とてもよく似合います。これらの建物が建てられた頃から、この風景は続いているんですね。
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温泉街の入り口には、足湯もあります。この雪ではちょっとたいへんですが、入る人はいるようです。
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こちらが、お湯の出るところ。
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温泉の成分で、変色し、固まっています。
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あふれた温泉は、地面に敷かれている木の樋を伝って、下の湯船に流れて行きます。
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足湯の前には「銀山山神社」が、温泉宿の一角に嵌(はま)り込んでいます。
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「銀山山神社」から伸びた橋を渡ると「伊豆の華」というそば処があります。
先程、食べ損ねたので、こちらに入ってみることにしました。 -
2階の窓からは、立派な宿が真正面に見えます。
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目立つ鏝(こて)絵は、左から節分・お雛様・桜と並んでいます。ちょうど今時分ですね。
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こちらの鏝絵は、宝船。
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さっきまで見上げていたガス灯が、目の高さです。
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普段、銀山温泉のポスターなどには写らない建物が2軒、左側に写っています。
時代の流れで仕方がなかったのでしょうが、鉄筋コンクリートの味気ない建物が、隣の現代的な建物と並んでいます。
この眺めは、「伊豆の華」の2階から見ています。 -
雪景色の銀山温泉。別世界です。
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最高の場所で、「おろし揚げ茄子蕎麦」をいただきました。
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見下ろしていると、二人の外人さんのレポーターをテレビカメラが撮影していました。
こうやって、この珍しい景観を世界に紹介しているのでしょう。 -
銀山温泉のポスターになりそう!
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さあ、銀山川の橋を渡って、駐車場に戻ります。
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雪の銀山温泉は、夏より絵になります。どうもありがとうございました。
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銀山温泉に至る道は、こんな状態です。お気を付けて、お出でください。
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