2017/01/24 - 2017/01/28
3位(同エリア270件中)
bunbunさん
- bunbunさんTOP
- 旅行記179冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 582,062アクセス
- フォロワー874人
真夏のニュージーランドに行って来ました。今回はテカポ湖をご報告いたします。テカポ湖は南北に細長い氷河湖で、長さ約 30 km 、最大水深約 120 m、面積約 90平方 kmの湖です。最初にお断りしておきますが、準備をして行きませんでしたのでユネスコの世界遺産登録を目指しているテカポの星空写真はありません。
地勢、テカポの語源、ニュージーランドの動植物について、最後の写真の下に付録として説明を加えましたので、お時間とご興味のある方はご覧ください。
-
19:40、クライストチャーチ(Christchurch)からテカポ湖 (Lake Tekapo) に到着しました。夕方で曇り空です。いまいちだなー。
-
湖に近づいて。右端に1935年に建てられた善き羊飼いの教会 (Church of the Good Shepherd) が見えます。その手前はテカポ湖から流れ出すテカポ川 (Tekapo River) にダムを介してつながるスコット池 (Scott Pond) です。
-
善き羊飼いの教会、ズームイン。
-
スコット池のテカポ川側に少し移動しすると、
-
スコット池に架かる歩行者用の橋があります。曇っていても水の色は氷河湖に典型的なミルキーブルーです。(その理由については後日詳しく説明します。)
-
橋の上から見たテカポ湖。
-
そろそろホテルにチェックインの時間です。あれ、西(左側)の空が明るくなってきましたね。
-
はーん、太陽が出てきた。
-
やはり晴れていた方が景色は綺麗だ。
-
ということでさっきの橋からもう一枚。
-
夕日を浴びた善き羊飼いの教会をズームイン。さっきより観光客が増えてますね。
-
宿泊ホテル:ペッパーズ・ブルーウォーター・リゾート (Peppers Bluewater Resort) に着きました。ロビーです。
-
ロビーからホテルの池越しに見たテカポ湖。随分雲がとれてきた。明日は期待できそう。
-
ロビーから望遠でテカポ湖を望む。
-
雲が夕日に赤く染まってきたので、ホテルから撮影に来ました。テカポ湖の夕焼け。
-
テカポ湖の夕焼け。
-
テカポ湖の夕焼け、ズームイン。
-
翌朝はいい天気。朝食を済ませてまたテカポ湖へ。こりゃいい。手前の茶色の植物はニュージーランド固有種タソック (Tassok) です。枯れている訳ではなくこういう色だそうです。
-
テカポ湖
-
テカポ湖とサザンアルプスズームイン。
-
湖畔から見たテカポ湖。
-
ホテル:ペッパーズ・ブルーウォーター・リゾート (Peppers Bluewater Resort) に戻ります。手前は外来種のラベンダー、(付録3参照)その向こうは固有種のタソックです。
-
綺麗だから撮っておこう。ホテル脇のナナカマド。
-
ホテルのロビーから池越しに見たテカポ湖。
-
ホテルとその前の池。
-
池の鴨
-
ホテルをチェックアウトしてバスで善き羊飼いの教会 (Church of the Good Shepherd) にやって来ました。この教会はヨーロッパからの開拓民によって1935年に建てられたものです。当初の設計はゴシック様式でしたが、周囲の風景にマッチするよう素朴で小さな教会になっています。ゴシックは12~13世紀ヨーロッパの建築様式ですが、http://4travel.jp/travelogue/11198227 郷愁だったんですかねえ。側壁のバットレス(控壁)がゴシック様式の特徴を残しています。
-
教会近くの湖畔からみたテカポ湖。
-
さらに湖に近づいて。テカポ湖。
-
湖岸まで来ました。カメラを左(西)から右に振っていきます。
-
テカポ湖
-
テカポ湖
-
コマ送りじゃわかりにくいでしょうから、小さくなりますがパノラマ写真です。
-
教会の東側にあるバウンダリー犬の像 (Boundary Dog Statue)。柵のない広大な牧草地に放牧された羊達を所定の場所に留めたり、移動させたり、羊舎に連れ戻したりするために働いた犬たちを称え、1968年に作られたものです。
説明板には
「女性彫刻家
マッケンジー地方 (著者注:ニュージーランドに16ある行政区:カンタベリーの南部に位置する地方)の
インネス エリオット (Innes Elliott)
ロンドンにおいてブロンズ鋳造される」
と書かれてます。
順光だと後ろ姿だ。 -
顔が見えるギリギリの位置まで移動。
-
やはりテカポ湖が入った方がいいな、逆光だけど。
-
また西に戻って、善き羊飼いの教会とテカポ湖。現在時刻 8:40。教会内部を見学できる時間は夏季:9:00~17:00、冬季:10:00~16:00 ということで内部を見れなかったため、
-
北側の窓から内部を撮影。内部も簡素ですねえ。この窓側が祭壇ですが、教会は通常ミサを行う祭壇が聖地エルサレムの方向を向くように建設されます。ここからですとエルサレムは北西の方向になりますから、大分方向がずれてますね。まあアメリカの例もありますから、http://4travel.jp/travelogue/11180256 あまり気にしなかったということですかねえ。
-
教会の近くからまたテカポ湖を見る。前方の山は先ほどでてきましたが、ジョン山 (Mt. John、標高1031 m)です。山頂にはカンタベリー大学付属研究施設マウントジョン天文台 (Mt John University Observatory) あり、日本-ニュージーランドの共同研究プロジェクトには日本から名古屋大学、長野高専、東京都立航空高専が参加しています。山頂にちょこっと突起が見えますが、あれが天文台です。あとでまた写真を出します。
-
左に振って、テカポ湖。
-
パノラマ写真で広域の風景。
-
8:45 次の目的地に向かってバスで出発です。駐車場のバスの車窓から望む善き羊飼いの教会とテカポ湖。
-
上の写真と反対(南)側、スコット池に架かる歩行者用の橋。
-
テカポ湖とはしばしお別れ。車窓から望むテカポ湖。
-
車窓から望むテカポ湖。
-
3日後、またテカポ湖に戻って来ました。車窓から望むジョン山。
-
天文台が見える大きさまで拡大します。2つ見えますがわかりますかね。
-
車窓から望むテカポ湖。
-
バスからおりてテカポ湖畔へ。
-
テカポ湖。手前の紫の花はバイパースバグロス (vipers bugloss) です。ハチミツを取るために持ち込まれた外来種です。この花から取れたハチミツはニュージーランドの名産として知られています。
-
テカポ湖とバイパースバグロス。 10:30、湖の色も太陽の位置、晴れ具合、見る方向によって随分変わります。
-
テカポ湖とバイパースバグロス。
-
テカポ湖とバイパースバグロスとジョン山。
-
スコット池と歩行者用の橋。
-
テカポ湖と善き羊飼いの教会。
-
テカポ湖。これでテカポ湖とはお別れです
付録
1.地勢
サザンアルプスは、2500万年前~500万年前に起こったオーストラリアプレートと太平洋プレートの衝突によるカイコウラ (Kaikoura) 造山運動によって形成されました。(http://4travel.jp/travelogue/11196050の付録参照)その後何十回も続いた氷河期と間氷期によって徐々に氷河地形(氷河、カール、U字谷、モレーン、フィヨルド、氷河湖等)が形成されて行きましたが、現在の地形は7万年前~1万5千年前の最後の氷河期であるヴュルム(Würm、独語)氷河期後のものです。このヴュルム氷河期の終盤である1万8千年前年前~1万5千年前の間に巨大な氷河が岩石や土砂を伴って谷を削りながらずり落ちました。その後この氷河の上部は融けずにそのまま氷河として残り、下部は融けて後にU字谷が残り、融けた水はモレーン(氷河が運んだ岩石や土砂)によって堰き止められて氷河湖ができました。
2.テカポの語源
ニュージーランド政府が1966年に出版したニュージーランド百科辞典 (An Encyclopaedia of New Zealand) はテカポ(Tekapo)の語源を次のように説明しています。「テカポ (Tekapo)は先住民のマオリ語の “Takapo” であり、これが訛ってテカポ (Tekapo)になりました。ここで “Taka” は「就寝マット」、”po” は「夜」を意味します。伝説によると、探検にきていた人々が、ここで夜何かに睡眠を妨害されて恐怖を感じ、慌てて就寝マットを巻いて逃げ出しました。そこでこの地は “Takapo” と呼ばれるようになりました。」多少意訳してます。まあ納得できないこともないですがちょっと無理があります。そこでテカポ旅行会社のHPでは “Taka”を「急いで逃げ出すこと」と訳しています。この方が説得力がありますかね。
3.ニュージーランドの動植物
ヨーロッパ人が移民する前のニュージーランドの動物は、その多くは天敵がいないために羽が退化した鳥類と、唯一の哺乳類であるコウモリくらいでした。現在いる多くの四つ足動物は狩猟、牧畜、毛皮のためにヨーロッパやオーストラリアから持ち込まれたものです。
また、植物は受粉を媒介する昆虫が夜行性の蛾であったため、殆どが夜でも目立つ白や黄色の花を咲かせる植物でした。現在見られるカラフルな花を咲かせる植物は外から持ち込まれたものです。テカポ湖畔に美しくカラフルな花を咲かせることで有名なルピナスも外来種ですが、繁殖力が強くて牧草や固有種を駆逐してしまうため害草として駆除の対象になっています。しかし、テカポ湖畔のルピナスはあまりに有名になったため観光資源として駆除の対象からはずされ、また他の地域でも繁殖に駆除が追い付かず、今でもニュージーランドの至る所でルピナスは見られます。(最後の一文は伝聞で、文献での確認はできておりませんが、今回の旅行で「もっとも」と感じましたので付け加えました。)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ryujiさん 2017/02/21 10:52:38
- こんにちは、bunbunさん
- ご無沙汰しています。 今私は、我が羽島市の市立図書館にいます。 いつもの楽しいインターネット時間(遊び・休息)を過ごしています。
見つけた!、bunbunさんのテカポ旅行記。 感動と懐かしさの余りにてコメントを。 夏のテカポっていい〜ですねぇ〜、景観の美しさは抜群です。(2日目の快晴の方がいい) 私の場合は冬でしたが、天候もまずまずで趣のあるテカポを堪能しました。 それと宿泊のホテル(ペッパーズ・ブルー)同じですね。 どうこうとは申せませんが、同じ思い・体験だったのでは?。 そんな意味も合わせてメールをとなりました。
テカポの感動と懐かしさを頂きありがとうございます。(市立図書館より)
ryuji
- bunbunさん からの返信 2017/02/22 12:43:57
- RE: こんにちは、bunbunさん
- ryujiさん、こんにちは。
お久しぶりです。
ご訪問、私の拙い旅行記に投票ありがとうございました。
私もryujiさんがお撮りなっている美しい星空を撮りたいと思いましたが、私が海外旅行で使うカメラはいつも軽いコンデジで、重い一眼レフや、三脚や交換レンズを持っていくことはちょっと無理でした。それに肝心な撮影技術もありませんので、美しい星空はryujiさんの旅行記で楽しませてもらいます。
私は小さい頃から星空が好きで、星空を眺めては、この宇宙は一体どうなっているんだろう、と思いをめぐらしていました。天体望遠鏡を買ってもらって、月のクレーターや土星の輪を眺めたりしておりましたが、将来は天文学者になりたいと小学校の卒業文集には書いております。その後ガモフのバッグバン説を読んだり、この宇宙を記述する相対論を勉強したり、ビックバンを裏付ける2.7 K の宇宙背景輻射の発見に心を躍らせたりしておりましたが、気が多くて別の職業についてしまいました。宇宙には今でも深い興味をもっており、観測精度や理論が進んだ現在、ヒッグス粒子や重力波の検出には驚嘆しましたし、今はダークマターやダークエネルギーで盛り上がっている宇宙研究からは目が離せません。ryujiさんがお撮りなっている美しい星空を仰ぎ見ては、その背後に潜む宇宙の本質に思いを馳せております。
素敵な旅行記をありがとうございました。
これからもryujiさんの旅行記を楽しみにしております。
bunbun
ryuji
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
bunbunさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
テカポ(ニュージーランド) の人気ホテル
ニュージーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ニュージーランド最安
418円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
56