2017/02/10 - 2017/02/12
73位(同エリア1013件中)
DONさん
この冬ネットで一時騒然となった「アラスカ航空の特典で楽々JALのFに!」説。二十年近く赤組一筋の自分ながら、ファーストクラスは高根の花、コツコツ貯めたマイルで時々Cに乗るのが精一杯の背伸びでした。
愛するJALで、よそのマイルちょびっと使って憧れのFに座るなんて…と後ろめたさを感じつつ、これを逃せば一生チャンスがないかも?と意を決して。そう、意を決したのにまさかの!どんでん返しで奈落の底へ。
今世紀最大の落胆と共に、同僚や友人たちが「変態的」と絶賛してくれた「3日で5レグ」の旅へ。いやはや、本当に落ち込みましたが、さて結果は。
- 旅行の満足度
- 1.0
- 観光
- 1.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- 春秋航空 JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
(アラスカ航空のHP経由だとたったの3万マイルでJALのファーストクラスに最大2回乗れる!という話は検索すると結構でてくるので詳細はそちらで)
半信半疑で入手を試みたところ確かに「成田~ジャカルタ(F)」「ジャカルタ~成田(C)」「成田~台北(C)」「台北~関空(C)」という不可思議なルートで発券完了!
一連のチケットは成田発なので金曜早退後はまず関空へ -
関空から中国全土を結ぶ春秋航空はちょいちょいお世話になってますが国内線はお初です
明朝とうとう夢のJALファーストクラスに!と思えば手狭なLCCすら狂喜乱舞のプレリュードでした(この時点では成田着陸後の悲劇は露知らず) -
3タミに降り立つとスマホに見慣れぬ着信履歴「0476-」成田市の市外局番
胸騒ぎがしてかけ直すと「JALです」…こちらの名前を告げると大慌てで「実は明日のフライトは機材繰りの都合でファーストクラスの設定がなくなりました」「…へ?」
昨年末に特典獲得に成功してから暇さえあればJALのHPからファーストクラスの献立やワインリストを眺めてニヤニヤ過ごしてきただけに突如の大暗転
あまりの呆然自失に空港から宿のビューホテルに着くまでの記憶がほとんどありません(大袈裟) -
老舗のビューホテルは超レトロながらスタッフの対応は温かみがありました…荒みきった我が心に沁みる沁みる
隣室は中国大陸からの大家族で「大人喧嘩」「子供壁キック」「赤子シャウト」の大フィーバー→部屋のチェンジ希望にも迅速かつ快く応じてくれて
時間的に地下の温泉は諦め何かと評判の最上階バー「スターライト」へ -
ドリンクやおつまみから2品選べるお手頃セットを注文(更に深夜帯向けのラーメンも追加)で「23時半」を待ちます
-
毎晩その時間には窓の向こうで成田の滑走路が点検のため一斉点灯されます
束の間ながら時に流れ星のように瞬く光の群れに荒んだ心が(しつこい)癒される -
前夜の電話はただの悪夢だったのでは?と一縷の望みを抱いて赤組ファーストクラス専用チェックインカウンターを訪ねるも…無慈悲な現実でした
先制攻撃でスタッフの皆さんに平謝りされ受け入れる以外に術なし
但しラウンジのみ当初の予定通りファーストへ -
いつもはエントランスから右へ折れて大衆食堂並みに大混雑のサクララウンジへ向かうところ初めて左へ
噂の寿司バーで1セット握っていただき泡と共に朝食を -
えらく早く来てしまったので暇つぶしに定番ビーフカレーまで
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午前11時のフライトに対してラウンジ入りは8時台
朝方はガラガラでしたが徐々に満席となり撤収することに -
Fラウンジのマッサージは一杯だったのでサクララウンジに平行移動
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その後は階上のガラすきFラウンジを訪問
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日本酒とフルーツでひっそり不貞腐れる
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重厚なFクラス便所にたじろぐ
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追い討ちをかけるかの如く予定より30分遅れて搭乗開始
激しくうなだれて座席へ向かうと -
ここ数年お目にかかる事のなかった超旧式Cシート!
特典アップグレードを覚えた遥か昔は狂喜乱舞でしたが汚れた大人になってしまった自分にはもう -
Fのアメニティと共にここでもCAさんたちにこれでもか!とお詫びされる
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ジャカルタに飛ぶ意味が全くなくなった今「そっちに乗っけてマドリードまで連れてってよ」と後続のイベリア航空に熱視線
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メニューは先日のホノルル線とほぼほぼ同じです
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「トマトの葉のようなフレッシュなグリーンノート」と書かれた白は健在
どうも気になりホノルル後にネットで検索するもJALが買い占めたかどこもかしこも売り切れでした
ということで自棄酒としてひたすらこちらをおかわりする方針で -
なんか和食です(雑)
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思ってたのと全く違いますが引き続き和食です(大人げない)
でも機上で仕上げたご飯は美味しいのでおかわりする -
本来デザートは龍吟の六本木プリンのはずでしたがただのほうじ茶プリンです(さすがに大人げなさ過ぎるのでこの辺でやめます)
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当然フラットにならないし(とまだ言う)
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ぶつぶつ言いながら映画2本見て「トマトの葉っぱ」風味のソーヴィニヨンブランを飲み続け結構機嫌をなおしてジャカルタに
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大混雑のスカルノハッタ国際空港着陸後に真ん前から別の機体が迫りびびる
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空港ターミナルビルの真上に連なるのが今宵の宿です
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夕方5時に着いて翌朝7時前の便で成田へ折り返すためエアポートホテル泊
フロント左の「ジェットラウンジ&バー」にはバーテンダーが現れず/右の「コックピットレストラン」は改装中 -
緩やかな曲線を描くターミナルビル同様客室も延々左右に延びています
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一番端っこの部屋だったのでフロントからひたすら10分以上歩いて入室
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カーテン開ければすぐ滑走路!YEAH!(=完全に機嫌をなおす)
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涙の戦利品を広げ部屋で一人反省会
いつか石油王になったら今度こそFクラスのパジャマを着てみせると決意を新たに -
気を取り直して迎えに来てくれたジャカルタの友達とセントラルパークのショッピングモールに
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マレーシアでもよく見かける串焼き肉サテーは絶対ビールと合うのにこちらの食堂はソフトドリンクのみ
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特に思いつかず次はナシゴレン
F目当ての旅だったのでジャカルタに関してはノーアイデアノープラン -
モールをさまよい何とかビンタンビールを見つけて人心地
朝晩は氷点下の成田から赤道直下の熱帯夜で一体何してんだか…と段々楽しくなってきたりとか -
ジャカルタの友人たちから全く理解を得られないまま(それでも激しく励まされ)宿にとんぼ返り
夜通し聞こえる微かなジェットエンジンを子守歌に数時間の仮眠を…全くもって想定外の旅になりましたがこんな経験も二度とあるまいと前向きに
この後一日ぶりの成田に戻って一時間すごしたら台北に飛んで夜市で台湾ビール飲んでその翌朝に関空に舞い戻るという変態旅が続くわけです
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 夏子の探検さん 2017/06/23 01:46:21
- はじめまして・・・投げやりなお気持ち、すんご〜〜く解ります!
- DONさん、こんばんわ。
何故か知り合い、友達、友達とたどり着いて、此処にお邪魔しています。
突然のJALからの電話に、Yじゃないの〜〜〜!!と
せっかく楽しみにしてたのに・・・その憤りと言うか、せつなさ。。。
なんか、すご〜〜く解ります。(悔しいよね!この後挽回なるか?!?)
やけ酒したくなりますよ。いくら謝られても、しょうがないと思いつつ、
その誰にも発散出来ない、Yから凄く古いCに成ったなんて・・・
私もYは超憧れのまま、そうそう、機内でジャージに着替えて、個室で寛ぐ
夢のような時間・・・絶対憧れて、機内食も検索してしまう気持ち、よ〜〜〜く解ります。
何故になぜに???私だけ・・・って思いますよね。
ジャカルタまで行って、1泊だけで(お友達居たから未だマシでしょうが)
トンボ帰り・・・辛過ぎる。。。
そうそう、いつか石油王に成ってY乗り尽くすぞ!!!って思いますよね。
この先、DONさんに、よい事が起こると信じて、旅行記拝見しますね!
夏子
- DONさん からの返信 2017/06/23 22:16:18
- でも実際は…
- 夏子さん、こんばんは。はじめまして。
この旅行記を綴った時はまだ激しいズッコケ旅行の余韻で、やや大げさに嘆いていますが、今となってはオイシイ思い出です。ジャカルタとんぼ返りに続けて台湾とんぼ返りまで漏れなくセット!なんてのも滅多にやらない事ですし。そもそも長年JALを贔屓にしてきたのに、アラスカ航空の特典で激安ファーストクラスなんて裏技に目がくらんだ因果応報、と納得しています。いつの日か堂々とFに座れる日を夢見て精進しましょう!
DON
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