2016夏休み家族旅行ー久しぶりにアメリカ西海岸へ・ラスベガス・サンディエゴ旅行記5日目 ラスベガスからサンディエゴまで陸路で移動＆ヒルトン・サンディエゴ・ベイフロント滞在記とシーフード・レストラン・Harbor Houseでの夕食編ー

2016/08/10 - 2016/08/17

アメリカ滞在５日目を迎えました。
この日は朝からサンディエゴへ陸路で移動です。
気候が温暖で治安がよいサンディエゴはアメリカ人が老後に住みたい街ランキングで毎回上位にランクされるとても人気のある街なのだそうです。

ロサンゼルスに次いでカリフォルニア州では2番目の人口をほこり、
全米でも8番目に大きな街なのだそうです。
映画トップガンで知られる海兵隊の基地やアメリカ海軍太平洋艦隊の基地があることからファイタータウンとも称されます。
またシーワールドや、パンダがいるサンディエゴ動物園とサファリパーク、
レゴランドなど子供も楽しめるスポットも豊富にあります。

当初、当然のことのようにラスベガスからサンディエゴまでは
飛行機での移動を考えていたのですが、
日曜日とあって飛行機の料金がかなりお高め。
平日の2～3倍くらいの料金です。

アメリカ在住の妹によると
「アメリカではラスベガス→サンディエゴ間くらいなら車での移動があたりまえ。走行距離500kmしかないから近い、近い！車で移動しよう」
という言葉にその気にさせられて陸路で移動することになりました(^^;

日本では東京―大阪間くらいの飛行機が飛んでいるような距離ですが
アメリカでの500kmは近距離らしいです。

はじめて訪れる街に期待度上昇。
途中風光明媚なカールスバド、ラホヤなどの人気保養地を訪れながらサンディエゴを目指すことにしました。

エリア サンディエゴ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハイウェー15号を西に向かって走ります。

ラスベガスの街を出ると地平線まで見渡せる果てしない荒野。

ヒルトン グランド バケーションズ クラブ エララ センター ストリップ ラスベガス ホテル

今回ラスベガスからサンディエゴまでの総走行距離531kmを走ってくれるのは、
２日目からラスベガスでレンタルしたフォード・エクスプローラー。
排気量おそらく3.5Lくらいではないかと思います。

３列シートの７人乗り。
全長503cm、サイドミラーを除いた横幅200cmあります。
Google Mapで検索したところ所要時間は休憩なしでちょうど５時間となっています。

さすがアメリカンサイズの大型SUVとあって４人乗車でも中は広々。

レンタカーとは思えない革張りシートで質感は上場。

乗り心地も抜群によかったです。

ダッシュボードの上にのっかっている小さい液晶モニターがナビ。

しかしアメリカ人はナビよりもスマートホンでgoogle mapをナビ代わりにして走ることが多いようで、

妹も全く使っていませんでした。

オーディオはきらりと光るSONY製。

液晶画面がありますが、
これはエアコンやら走行状態を表示するためのものでナビではありません。

途中で見つけた「POKEMON GYM」の表示。

「ポケモン GO」が世界中で大流行していた時期だったので、

それに関連したものなのでしょうか？

地平線まで一直線！

見渡す限りの荒野の大地。

はじめのうちこそワクワクしましたが走れど走れどこの景色。

おまけにアメリカ人って交通量が多くても結構飛ばすのでちょっとこわい。

最初ワクワクした荒野の風景にもいい加減飽きてきて、
300kmほど走ってビクタービルという町までやって来たところでハイウェーを一度おりることにしました。

ラスベガスを出発して約4時間。すでにお昼ごはん時です。
外は40℃近い灼熱。
昼食は手頃にすませて早くサンディエゴに着きたい
ということでとりあえずたまたま見つけたケンタへ。

昼食後はまたハイウェー15号をひた走りロサンゼルス方面へ。

ロサンゼルスの街中にはよらずに郊外を迂回して南進。

景色がいいからという妹の勧めもあって

太平洋を臨む美しい海岸線をひた走りました。

ロサンゼルスからはおよそ140km南に位置し、

目指すサンディエゴからは56km北に位置する

西海岸の人気の保養地カールスバッドへ到着。

海辺を散策したかったのですが時間的余裕がなかったので通過することに。

ここからはさらに海岸線をひた走ります。

自転車で駆け抜ける姿がとても様になる。

カールスバッドから南へ走ることおよそ30分。

サンディエゴの北20kmに位置する高級リゾート地、

ラホヤ（La Jolla）にやってきました。

そのラホヤの北に位置するトーリーパインズ州立保護区。

大変美しい海岸線が広がっています。

トーリーパインズ州立保護区 自然･景勝地

すぐ横はこの断崖絶壁。

この絶壁の上を歩くトレッキングコース（所要約1時間）もあるのだそうで、

この上からの景色がまた素晴らしいのだとか。

あらかじめ考えていた予定ではここで1時間ほどトレッキングをするつもりだったのですが、

すでに夕暮れ時だったためカールスバッドに続いてここも断念。

海岸線は岩場ではなくさらさらの砂浜。

すでに夕日で赤みを帯び始めていますが、

さらに日が沈めばもっと赤く染まるのだそうです。

トーリーパインズ州立保護区 自然･景勝地

Photoshopで写真を加工してみました。

鏡のような水面が不自然ですね(^^;

サンセット、とっても綺麗なんだろうな。。。

目の前に広がる太平洋。

日本はこの海の遥か彼方。

トーリー・パインズから車でほんの5分ほどでラホヤ市街に到着。

ラホヤでは有名なパンケーキ屋さんの
リチャード・ウォーカーズ・パンケーキ・ハウス。
昼間だけの営業とあってこの日はすでに営業を終了。

予定ではここで3時のおやつにパンケーキのはずだったのですが、
ここでも旅行記ネタを逃してしまいました。

このままではこの旅行記、単なる移動だけの旅行記になってしまう、
と焦る自分。。。
最近旅行しながらついつい旅行記に書くネタ探しに余念がない自分がいます。

不動産屋さんの店前に掲示されていた販売中の中古物件。

プール付きの大豪邸が3億円～10億円！

どれも広くて立派な家ばかりでしたが、高いのか安いのか・・・

ラホヤの市街から海岸の方へ歩いて行きます。

水平線が染まり始めています。

チルドレンズ・プール。

このあたりのビーチは波が高くサーフィンのメッカなのだそうですが、
人間の子供が遊べるようにこのような防波堤を作ったところ、
アザラシが昼寝をするために来るようになり、
昼間はアザラシの大群に占拠されている光景を見ることが出来るのだそうです。

すでに日が沈む時間だったためアザラシは一頭もおらず。
ここでも圧巻の風景を撮り逃がしてしまいただ茫然。

チルドレンズ・プールをびっしり埋めた

アザラシの姿を見たかったので残念でしたが、

沖の岩場の方に数頭寝そべっていました。

美しい夕日。つい先ほどまで快晴だったのに、
ここに来て曇ってしまい綺麗な夕日を眺められず少し残念。

ラスベガスからサンディエゴまでの530kmの道のり。

「片道5時間、近い近い！」なんていう妹の言葉に乗せられて
陸路で移動してみましたが、
途中所々休憩したり渋滞に巻き込まれたりで
結局ここまで7時間くらいかかってしまいました。

ほんの数時間の差で見たいもの全てを見損ねてしまったような気がします。

途中ラスベガスからカールスバッドまでは特に見るべきものもなく、
これなら飛行機でさっと移動して市内観光でもした方がよかったなと完全後悔。

午後7時頃になってようやくヒルトン・サンディエゴ・ベイフロントに到着。

その名のとおりサンディエゴ湾のベイ・フロントに建つ大変立派なホテルです。

ヒルトン サンディエゴ ベイフロント ホテル

駐車場に車をとめてロビーへ。

フロントでのチェックイン後お部屋へ向かいます。

12階の海側の角部屋。
1キング・ベッド・ステュディオ・スイート・ルーム（約78㎡）のお部屋です。

入り口を入って左側を向いたところがこの写真です。

手前にリビングスペースがあって、
その奥にキングサイズのダブルベッドがあります。

写真左側に見えているソファーですが、

ダブル・サイズのソファー・ベッドになります。

予約の際にソファーベッド利用の旨を伝えていなかったので自分で組み立てました。

フロントに連絡すると布団も持ってきてくれました。

部屋の一番奥にキングサイズのダブルベッド。
このベッドとソファーベッドで最大4人まで泊まれます。

一番奥のカウチソファー。
ここでも一人くらいなら十分寝られそう。

窓が二つありますがここからは綺麗な海が見渡せます。

3枚上の写真の立ち位置から180度後ろを向くと、

ダイニング・スペース。

8名掛け出来る大きなテーブルと椅子が備わっています。

トイレとバスルーム。

こんな広い部屋が1泊400ドルほど！

ツインルームを2部屋借りるより安いのです。

窓からの景色ですが、
３枚上の写真に写っている窓からの景色で左側（南方向）の風景。

対岸のコロナード島（実際は半島）へ渡るコロナード橋が見えます。

右側を眺めると、

海沿いに一直線に伸びる遊歩道があって、

1kmほど先にシーポートビレッジというお洒落な雑貨屋さんや
レストランが軒を並べるショッピング街があります。

右側に見えている平たい建物はコンベンションセンター。
その向こう側に見えるビル群はダウンタウン。

さらに右側（北東方向）を眺めます。

一番右側にMLBのサンディエゴ・パドレスが本拠地を置く
ペトコ・パーク・スタジアムが見えます。

2006年第１回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で
日本がキューバを破って優勝したあの球場です。
今年のWBCでも2次ラウンドF組の試合が行われていました。
このホテルだとこんなに近いので観戦にうってつけです。

MLBを見たかったのですが、
残念ながら今回の滞在中パドレスはアウェーのため
観戦することが出来ませんでした。

２枚上の写真の中央付近を望遠レンズで撮影してトリミング拡大した写真。

空母のシルエットが見えますが、

ミッドウェイ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

これがかつて現役で活動していた空母ミッドウェー。
はじめてみる実物空母の大きさ迫力に圧倒されました。
全長330mほどもあり東京タワーの高さとほぼ同じです。

現在は引退して博物館として展示されています。
今回サンディエゴに来たからには是非訪れたいと思っています。

さて長時間の移動でお腹もすいたので夕食に出かけることにします。

日本の美味しくてあたり前の食事になれていると、
海外ではとんでもなく不味い食事にあたって残念な思いをしてしまうことがあります。
海外でとんでもなくまずい食事にあたることほど後味悪いことないので、
サンディエゴで美味しいレストランを事前に徹底的に調べてきました。

ホテル前から海岸線を一直線に伸びる遊歩道（手前矢印）を歩いて行った先（上の矢印付近）にあるシーポートビレッジに向かうことにします。

ホテルからは徒歩15分ほど。

カントリースタイルの温かみある佇まい。

シーポート・ビレッジ内にある

Harbor Houseというシーフード・レストランにやって来ました。

ハーバーハウス シーフード アンド ステーキ アメリカ料理

日曜日の夜でしたが待つことなく入れました。

窓際席はサンディエゴ湾に面していて、

夕暮れ時は綺麗な夕日を眺めながら食事が出来るのだそうです。

スタッフの人達も大変感じがよく、

窓からはサンディエゴ湾とそこを行き交う船やクルーザーなどが見え、

とても素晴らしい雰囲気。

まずはビールで乾杯。

その後シャンパンとワインを頂きました。

クラムチャウダー。

アメリカ東海岸発祥の国民食。

黒胡椒をかけるか聞かれるのでかけてもらいました。

濃厚な甘味とピリリとした胡椒のスパイスがマッチして絶品のお味。

パスタ。

シーザーサラダ。

生ガキ。

あたるのが怖いので普段は食べたくても食べないようにしているのですが、

サンディエゴに来たからには食べなくては…

初日のラスベガスに続いてこの日も禁断を破って生ガキ解禁。

これまたとても新鮮で美味しい。

肉厚でボリュームたっぷりなステーキ。

日本でなら2人前くらいじゃないでしょうか。

赤身でちょっとかためですが日本の霜降りのような脂っこさがなくとてもヘルシーな味わい。
これまた美味しいです。

食事がイマイチと評されることの多いアメリカですが、
アメリカだって美味しいレストランあるじゃないかと感心。
家内も妹もわが子も満足気な様子だったので徹底的な調査が功を奏してドヤ顔の私。
値段もリーゾナブルでとてもおすすめ度の高いレストランでした。

さて、この日から3泊するサンディエゴ。
この日は見逃したものが実に多くて
単なる移動記になってしまいちょっとがっくりでしたが、
おいしい食事で気持ちを持ち直すことが出来ました。

シーワールド、サンディエゴ動物園＆サファリパーク、ミッドウェー博物館。
ラスベガスやロサンゼルスに負けず劣らずの豊富な観光スポットを有するサンディエゴ。
否が応にも期待は高まります。

サンディエゴに来たからにはここははずせない。
というわけで明日はシーワールドに行くことにしました。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2017/03/26 20:25:11

  ファミリーで過ごすには素晴らしいお部屋

  こんばんは、Mill Reefさん
  
  お天気に恵まれて上々のドライブ移動。
  飛行機でひとっ飛びするのも良いけれど、
  こうしてドライブ移動は各地の街並みが楽しめるから良いですよね〜
  確かにアメリカで500キロは近距離になっちゃうんですね。
  日本だと1/3移動しちゃってますが、、、（笑）
  ヨーロッパの方も陸続きだから、結構ドライブ移動されているし、
  日本は狭い国土なのに、飛行機移動しちゃうって、
  やっぱりお休みが長期間取れないのも要因なのかな？
  
  ヒルトンのお部屋素敵ですねー
  さすが、スイート♪
  ファミリーで過ごすには広々快適で、ずっとここに住みたくなっちゃうわ（笑）
  
  アメリカ、私はジャンクフード好きなのできっと毎日ハンバーガーとポテト、それにステーキ食べて満足している気がします、、、（笑）
  
  
  たらよろ

  Mill Reefさん からの返信 2017/03/28 16:48:41

  RE: ファミリーで過ごすには素晴らしいお部屋

  たらよろさん、こんにちは♪
  
  今回の長距離ドライブ（アメリカ人にとっては近距離だそうですが）、
  アメリカの風土を楽しめたのは最初だけで、
  行けども行けども砂漠の荒野ばかりで
  さすがに7時間のドライブは飽きてしまいました(^^;
  
  ようやく西海岸に到達して海が見えてきた時から風景ががらりと変わったので、
  そこからサンディエゴまでの海岸線の風景はとても楽しめました。
  
  普段日本で忙しない生活をおくっているためか、
  海外に行っても何かしていないと
  とても時間を無駄にしてしまっているかのような気がして落ち着きません(^^;
  
  欧米の人のように、
  日中旅行先のプールサイドやビーチでただ寝そべって過ごす
  なんてことが出来るようになるのはきっとまだまだ先なんだろうなと思います。
  
  ヒルトンのこのお部屋、１部屋1泊400ドルなんですよ。
  うちは子供も大きくなってきて、
  おまけに寝相がとても悪いのでベッド３つは必要です。
  ヒルトンは中心街にも近く、
  ベイフロントなので海に面していて立地も抜群。
  ツインを2部屋取るよりも安いこのお部屋は大変ありがたかったです。
  
  たらよろさんは夜もジャンクフードでOKですか？
  けどいつも旅行記を拝見するに美味しいお店を上手に選ばれていますよね。
  その情報収集能力の高さ、尊敬に値します。
  
  私は朝昼はともかく夜はちゃんとしたものを食べたい方なので、
  旅行先での1日の締めくくりのディナーの失敗は我が家ではNGです(^^;
  毎回プレッシャーを感じながらお店選びをしています。
  まぁそれが楽しみでもあるのですけどね(^^)
  
  ではまたよろしくお願いします♪