2017/01/21 - 2017/01/22
56位(同エリア1827件中)
あっぷるさん
さてバラナシからのビスタラAIRが大幅に遅延して、おまけにロスバケ騒ぎもありデリー駅に着いたのは夜9時半を回っていた(-_-;)
空港からのタクシーもこの国では信用ならないらしいから、エアポートメトロに乗って自力で行く!
エアポートメトロのニューデリー駅から、目の前に見えるインド鉄道のニューデリー駅まで寄って来る人々をあしらいながら歩き、構内を通ってメイン・バザール側に降りて、ホテルはその駅前のはず。
翌日アグラ行きの電車が早いので駅前で取っておいた。
夜から翌朝駅に行くまで街中にいたのは通算2時間もないのに、「この電車はキャンセルになった」「このホテルは予約が取り消された」「チケット見せろ」だのって、騙してきたのは4人!(;^_^A
2~30分に1回は騙された計算。
おまけにホテルの地図まで大嘘つきで、全然駅前じゃなく、車も入って行かないような路地を10分も歩いた場所にあった・・
ホント勘弁してほしかった。一国の首都がこれで機能するの?!
幸い騙されている途中で「これはオカシイ!」と気が付き、それでも懲りずに次から次へと来る詐欺師の話に途中まで信用している私も馬鹿だな。
きちんとした身なりで、堂々とした立ち振る舞いだから間違えるでしょ!
駅員も見て見ないふりしてる、絶対に!
報復がこわいのか、騙される方が悪いと思っているのか。
でも詐欺師にも1日2日いれば慣れるのよ。
それだけでなく、この国って女一人が旅するのに手ごわいなと感じる。
「この程度で?」なんて言われちゃいそうだけど、何だろうね~、カースト制度という差別文化の中で、男尊女卑の考えも寝強い。
日本の常識が通じないって、ある意味空恐ろしいよ。
でも次行くときもたぶん一人、その時はもっと逞しくなっているでしょう。
【バラナシ編】
http://4travel.jp/travelogue/11213160
【タージ・マハル編】
http://4travel.jp/travelogue/11213282
【AIR】
1/20 TG661 HND BKK 00:20 05:25
1/20 TG323 BKK DEL 07:00 09:55
1/20 UK729 DEL VNS 14:05 15:30
1/21 UK955 VNS DEL 14:05 15:30
1/23 NH828 DEL NRT 01:25 12:45
ANAマイル38000+20560円(諸税など)
UK(ビスタラ航空)往復6751ルピー(11528円)
【電車】
ニューデリー アグラ 06:00 07:57
アグラ ニューデリー(Hazat Nizamuddin) 17:50 19:30
シゲタトラベル手配
1等往復 5700円(手数料含む)
【宿】
バラナシ 「シヴェ・ゲストハウス」 630ルピー(1070円)
ニューデリー 「ホテルSriswal View」 5694ルピー(970円)
個室、シャワー付き(ファンのみ)、wifiフリー
Booking.com予約
【レート】
キャッシング 1ルピー=1.7円
クレジットカード 1ルピー=1.72円
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2時間も遅延して、ようやくデリーのインディアラー・ガーンディー空港に到着。
17:30到着のはずが19:30にもなった。早くホテルに急ごう。
荷物を引き取るためにターンテーブルに並んでいると、来ない、来ない!結局来なかった!
係員に言って手続きをしている間に、どこからか出て来た・・
この時間のロスが命取りになるかもしれないのに、焦る~! -
もうさっと入国。
-
国内線は右にこのオブジェがあるんだね。
-
またズーム・・している場合じゃない、エアポートメトロへ急ごう。
-
空港から20分で終点のニュー・デリー駅に到着。
階段を上がって地上階に出る。
前にドカ~ンと見える建物がインド鉄道駅だと思う・・
そう、エアポートメトロのニュー・デリー駅と、インド鉄道のニュー・デリー駅は少し離れた場所にあり、徒歩で数分道路を横断しなければならない。
歩いていくしかない。
声をかけてくる輩をあしらいながら、平然を装いどこを通っていけばいいのか探る。
右から出たら道がない・・、そうだ中央から出ればいいんだ。
ようやく鉄道駅に到着。
ここから構内を通って、駅の反対側西口に出たらメインバザール側。
駅右から入ろうとしたら通行止めだったので、左の階段を上がる。
荷物検査のX線が見えて来た。
ここで駅員から止められる「チケット見せて」。
困った!今日は電車は使わない、ただ駅向こうに行くために構内に入りたいだけ。
明日のアグラ行きでも見せようか・・なんて鞄をゴソゴソ探しながら「あれ?誰でも構内に入れたんじゃなかったっけ??構内に入るのにチケットを見せるの?」
ひょっとしてこの人詐欺師?キャンセルになったからって、悪徳旅行社に連れて行こうとする・・
そう感じたので、振り払い荷物検査に急ぐ!
さっと荷物を通して中へ。
何だ、見せる必要なかったじゃない。
かなり余裕がなかったのか、ホテルに着くまでこの1枚しか撮っていない。
ここは荷物検査を通った駅構内、ここからまっすぐ行くと突き当たるので、そこを右に行き、少し歩いて左に曲がると西口につながる階段だ。
階段を下りて、駅前のホテルを探す。
人に聞いても分からないし、こんな夜中に男性ばかりたむろしているし。
駅前は旅行社らしき建物がいくつかあった。
一軒の旅行社らしき建物に入ると、親切に「バウチャー見せて」とホテルに電話を掛けてくれた。良かった、ホテルの人に迎えに来てもらえる。
安堵したら「あなた、チェックイン時間に遅れた?」「はい」(よく分かったね)
「時間に来なかったから予約がキャンセルになったらしい。他のホテルを・・」
やられた!飛んで火にいる夏の虫。自ら悪徳旅行社に飛び込んでしまったらしい。
バウチャーを取り返して、旅行社を飛び出す。
地球の歩き方にも「道路沿いの旅行会社は要注意」と書いてあったじゃないか。
心細いよ~
駅前のはずだから、誰か教えてよ~
もう、このホテルを捨てて安宿に入っちゃおうかな。Booking.comgは基本現地払いだけど、泊まらなかった場合は登録したクレカで引き落としされる。
一つの建物を覗くと、数人の身なりがきちんとした人たちが5~6人座っている。バウチャーを見せて、ホテルの場所を聞くと、上司らしきひとが、ここを曲がって左に行って・・・と説明してくれるけれど、「え?そんな歩かないよ、駅前のはず」
上司が部下に「お前連れて行ってやれ」と命令している。
部下は、「え?俺?」と不服そう。でも、連れて行ってくれた。
どんどん路地を歩いて10分にも感じたけれど5~6分だったのかもしれない。
指を指して「あのホテルだ」。
ほんとだ、ありがとう~☆彡
チップを差し出すも受け取らずに、さっと帰って行った。
あの人はどんな立場の人だったのか、警察?でもさなそう。とにかく助かった。 -
ようやくホテルSriswal Viewに到着!
もう10時を回っている。
フロントに何でこんなに人がいるの?っていうくらい男性従業員がいる。
責任者らしき人が手続きしてくれるけれど、仕事が遅い。
支払おうとすると、そんな値段じゃないし。「これは日本円で、こっちがルピー!」もう、全くウカウカしていられない。(笑)
ようやく部屋に入る。
ふぅ~ -
バスルーム。
水しか出ないけれど、昨日はシャワーを浴びられなかったからどうしても入りたいから入る。
トイレは水を自分で流す。 -
ボケちゃったけど室内は広いけれど、清潔とは言い難い。
それに内鍵が掛からないって、心配。
変な従業員だったら、合鍵で入られて強盗に遭うでしょ?
外に出る気も起きないので、ここでもトラベルポットでお湯を沸かしてカップ麺。
このホテル、wifiフリーだったのは良かった。
部屋はファンのみだけど、この季節はクーラーは必要なし。
もう二度と泊まらないけどね。 -
翌朝、4時半にドアを叩く音。
頼んでもいないモーニングコールらしい。
5時にホテルを出ると言ったけれど、こんな時間にビックリするじゃない!
もう早くホテルを出たい。 -
でも朝から外で犬がキャンキャン泣いていて、こんな路地で駅まで一人で行けないよ~
従業員に訴えると、ここでも上司が部下に「おまえ、駅まで連れて行ってやれ」と命令している。
若い従業員が「え?俺?」みたいにまた不服そうだけど、連れて行ってくれた。
この国では上司が部下に命令するのは当たり前?
でも部下は一応従うけれど、明らかに不満そう。(笑) -
駅に到着。彼はチップを受け取ってくれた。
さて、電光掲示板で乗る電車を確認しよう。
その前に写真を撮っていたら、駅員さんに撮影は禁止と注意された。
その駅員「チケットを見せて」
「この電車はキャンセルになった、あちらの駅員のところに行って」と。
撮影を注意されているし、すっかり駅員と勘違いして言われた人のところに行くと「あぁ、この電車はキャンセルに・・・」
ここで気が付いたよ、またヤラレタ!(笑)
またX線の荷物検査のところに行くと、さっきの彼がほかの外国人に何かを言っていて、彼らは慌ててどこに行った。きっと同じ事を言われたんでしょう。
時間も迫っているし、そりゃぁ、慌てるわ。 -
駅構内でもこうして寝袋で寝ている人たちが。
ここで、さっき騙してきた人が近寄って来て「チケット見せて」と。
私、あなたにさっき騙されかかった外国人ですよ。
彼も何かに気が付いたらしく、去って行った。ヤレヤレ。
昨日からデリーの街にいたのは通算2時間もないのに、騙してきた人4人、2~30分に1回は詐欺師に遭う計算、どうなってるの?! -
駅で荷物を出し入れしている人に、この路線でいいのか聞くと「僕たちもその電車に乗るからここだよ」と。
食事を配給する人達。
たまに本当の事を言ってくれる人もいる。 -
インドの電車は遅れると聞いていたけれど、特急は時間正確とインドの旅行社シゲタトラベルの人は言っていた。
本当に時間ぴったりに発車。 -
コーヒーや大きなペットボトルも配られた。
-
食事もだんだんと出してくれる。
-
窓の外は霧が出ている。
-
塩味のドーナツのようなもの。
-
あまり美味しくなく、食べられない。
-
トイレの中はこんな感じ。
絶えられないほどではない。 -
20分遅れてアグラ到着、まぁ優秀な方じゃない?
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この旅行記へのコメント (8)
-
- kanaさん 2017/03/15 09:03:48
- いやはや脱帽です
- あっぷるさん こんにちわ♪
シゲタトラベル私もアーグラー行きに利用しましたよ〜
でも、特急が遅れないなんて、私の時はメッチャ遅れて難儀いたしました(^◇^;)
でも、携帯電話教えてくれて日本語通じるので、現地ではなかなか重宝しますよね
それにしても、2時間で4回騙されかけですか?!
そういいば、ニューデリーで15分おきぐらいに、同じフレーズで話しかけられたのを思い出しました。
その時は必ず、靴を褒めるとのからスタートでしたねぇ
騙そうとする人がいる一方、チップも受け取らない人もいるなんて、こんな所がインドの魅力なのかもしれませんねぇ
それにしても、あっぷるさんの逞しさ、もう私の及ぶ範囲を超えられていますね!
なんかインドには敷居の高さを感じてしまうんですよね
まだ1回しか行ってないので、いつか再訪しなければと思っているのですが
でわでわ
kana
- あっぷるさん からの返信 2017/03/15 09:58:16
- RE: いやはや脱帽です
- kanaさん
kanaさんほどのお方が、何をおっしゃいますやら〜(笑)
特急が遅れたんですか?それは大変、予定が狂ってしまいますよね。
私の時はラッキーだったのか、シゲタさんがおっしゃるように最近は遅れないのか・・。
靴を褒めてから段々騙しに入る・・ですか(笑)
私の場合はいきなり靴を磨かれたことはありますが、そんなソフトな感じから入ることはなかったですよ。
「迫真の演技」といった表現が適しています。
何はともあれ、良い経験でした。
あっぷる
-
- ステルスさん 2017/03/14 21:14:31
- 本当に詐欺師ばっかり(+o+)
- あっぷるさん
こんばんは。ステルスです。
いつもお世話になっております。
旅行記拝見していてインドって本当に怖いなぁ〜と思ってしまいました。
外にフラフラ居て声を掛けて来る人達だけでは無く、店舗を構えている様な旅行社まで嘘つきなんですね。
安全な国の渡航しか経験の無い私等、本当にカモにされてむしり取られちゃいますね。
色んな場面で危機を察知して回避されているのは流石ですね。
海外経験の違いを感じます。
続編お待ちしております。
- あっぷるさん からの返信 2017/03/14 21:31:56
- RE: 本当に詐欺師ばっかり(+o+)
- ステルスさん
ガイド本には「この辺嘘つき多い」なんて書かれていて(そんな事を書いてあるのはインドくらい)、多少は警戒はしていたのですが、まさか本当だったとは。(笑)
平和な国に暮らしていると、危機管理が緩んでいるんですよね。普通は信じちゃいますよ、何度でも・・。(笑)
インドは日本の常識が通じない国なんだなぁ・・と感じました。
ホント、カモにされてむしり取られなかっただけ良しとします。
それと、お腹は大丈夫だったので、それだけが救いでした。
あっぷる
-
- worldspanさん 2017/03/13 08:51:12
- 気持ちわかります
- あっぷるさん、
こんにちは!
大変でしたね、インド旅行。自分はインドはムンバイしか経験がなく、特に騙されたり、変な輩に付きまとわれたりすることはなかったんですけど、騙されたりするとホンマ凹みますよね。アップルさんの言う通り、自分を責めてしまいます。何でこんな奴を信じたのか?、自分の経験値の低さに打ちのめされると言うか。。。
アーグラーでの活躍!?、続きをたのしみにしています。
- あっぷるさん からの返信 2017/03/13 14:57:48
- RE: 気持ちわかります
- worldspanさん、
本当に何度騙されても学習なくまた信用して、各国でトラブルを経験したつもりだったのに情けなかったです。
インドは巧妙というか、さりげなさがあり、少し質の違うものを感じました。
先日ルクセンブルクからパリへTGVを利用したのですが、「この電車はキャンセルになった」と言われ、インドの後だったので直ぐには信用が出来ませんでした。(笑)
まさかルクセンブルクのインフォメーションで嘘は言いませんよね。
でも、その「まさか」が起こるのがインドなんだと思いました。
あっぷる
-
- ムロろ~んさん 2017/03/12 23:56:41
- お疲れさまです( ̄▽ ̄;)
- あっぷるさん
こんばんは、ムロろ〜んです。
インドへ行かれた旅行記を拝見しました。
人に聞いても「うそ?」が返ってくる状態に驚きました。
ホントに対策をどう講じれば良いのか、旅人がしっかりしないとダメそうな気がしました。
って、結構レベルが高そうな気がしました(^_^;)。
何とかあっぷるさんの場合は被害が少なくて助かっているようですけれど、もしかしたらやられていたら旅ができなくなることも考えられますよね。
そこまでして人をだましてど〜するんだろうって思うことも。
でも、そこまでしてもインドの魅力を感じさせてくれる風景があったりすると不思議に行きたくなることも。
いつか行きたい旅先ではあります。
ムロろ〜ん(-人-)
- あっぷるさん からの返信 2017/03/13 00:07:10
- RE: お疲れさまです( ̄▽ ̄;)
- ムロろ〜んさん
騙されっぱなしでしたが、実害はなかったのでこうして「また行きたい」なんて思うんですよね。
行く前に犯罪手口などは読んでから行ったにもかかわらず、あの場ではすぐに詐欺とは気が付きませんでした。
プロですね、それで生計を立てているんでしょう。もう堂々たるものでしたよ。(笑)
アグラではお金をひったくられもしましたが、取り返しました。
次回はもっと余裕をもって行動が出来そうですが、デリーは要注意ですね。(-_-;)
行かれるときは、ぜひお気をつけてください。
あっぷる
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