2016/11/18 - 2016/11/18
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ぺでぃまるさん
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久しぶり過ぎて、4トラの作成方法まで変わっている。約1年間の充電期間というか多忙を抜けて、少し復活します。我が子も小学校2年生で、学校の都合やらであんまり出かけてないですが、すこーしずつまたブラブラしていきたいと思います。
リハビリのような1年前の旅行記、投稿してみます。
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さすがに1年前ともなると、記憶が曖昧につきご容赦下さいまし。本拠地の大津から新快速で姫路駅に降り立つと、お色直しの終わった白すぎる姫路城が出迎えてくれます。いや~、マジで白いわ(  ̄▽ ̄)
目的地である龍野は、常用漢字や合併の影響で、龍野・竜野・たつのと表記が全く統一されていませぬヽ( ´ー`)ノ -
JRで竜野の名前を冠するのは、竜野駅と姫新線の本竜野駅があります。目的地の古い町並みのある中心部は本竜野駅が最寄りであるため、姫新線へと乗り込みました。
単線って凄く郷愁そそるわ~ -
龍野は誰もが知る童謡の赤とんぼ発祥の地。本竜野駅のホームでさっそく旅人を迎えてくれました。
そういやちょうどドンピシャ秋じゃけー、赤とんぼおるかのう。 -
本竜野駅から古い町並みには少し距離もあるため、プチ贅沢でタクシーで目的地に向かいました。
全く知らなかったんですが、オータムフェスティバル in 龍野というイベントがやっていて、平日にも関わらずなかなかの人手でした。 -
こんな感じで、様々な出店がありました。食べるものは決めていたので、グッと我慢です(^o^;)
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龍野のむかし町を歩くにあたって、以下に簡単に説明しておきます。
龍野は室町時代に赤松氏によって、町の北にある鶏籠山頂に山城が築かれたことから町づくりは始まりました。地形図を見ると戦国の山城らしく、前を揖保川が天然の堀の如く流れています。 -
龍野は当初は江戸時代に入った当時は姫路藩・池田家の所領となり、その後に入った譜代大名・本多家によって龍野藩が立藩します。1617年に山頂にあった城を、現在の山麓に移しました。
和菓子屋さん、惹かれるうぅ~ -
1672年に信濃・飯田から脇坂安政が5.3万石で入封してから藩主家が安定し、龍野は10代200年間にわたって脇坂家に統治され、明治維新を迎えました。
校外学習かな?遠足かな? -
龍野の城下町は北の鶏籠山・南西の白鷺山などを背にして、東の揖保川に向かって扇状に開けており、城の正面から南北に伸びる大手筋の西側に武家屋敷、東側に町人町が形成されました。
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龍野藩は小藩であることもあり、産業奨励を行ってきましたが、今も残るトップブランドが醤油です。揖保川の水質が醸造向き、主原料が容易に入手可能、水運での大消費地への輸送が容易であったことから栄えました。龍野といえば淡口(うすくち)醤油ですね。旨味が濃口より少ないが、素材の味や見栄えをよくする縁の下の力持ちです。
こちらは龍野の代表メーカー・ヒガシマル醤油の醤油蔵です。 -
明治後も古い町並みが残っているのは、公共交通機関の本竜野駅から離れているとか、山と川に囲まれていて開発しにくいとか類推できます。むかし町好きにとっては重要伝統的建造物群保存地区に指定されてもよさそうですが、住んでいる人にとっては何かと制限がつくところもあって難しい問題ですよね。
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このレトロな洋館はかつてのヒガシマル醤油の本社で、現在はうすくち龍野醤油資料館として使用され、国登録文化財に指定されています。入館料にご注目!!!
住所:〒679-4178 たつの市龍野町大手54-1
TEL:0791-63-4573
入館料:10円
営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祭日の場合は開館で、翌火曜日が休館) -
ノスタルジックモードでの洋館と赤ポスト。
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大好物の小路です。
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龍野の町並み。
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龍野の町並み。
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如来寺付近は夕焼けに染まったら雰囲気あるだろうな~
現在赤とんぼ0匹… -
秋晴れの気持ちいい天気、町歩きには最高じゃね♪
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国登録文化財の旧龍野醤油醸造組合本館(うすくち龍野醤油資料館別館)は旧龍野醤油醸造組合の事務所として建てられたものです。木造洋風建築で、煉瓦タイルと人造石張を組み合わせた外壁が特徴です。
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ちなみに2015(平成27)年まで使用されていましたが、それ以降は閉鎖されているとのこと。今回はオータムフェスティバルということで特別開館のようです。
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事務所っぽい雰囲気が
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赤とんぼの作詞者である三木露風の生家は、これから向かう龍野城の目と鼻の先にあります。
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この城下町の中心である龍野城に入ってみることにしましょうかね。復元された埋門(裏門)も立派で、こんなに堂々とした気分で裏口入城していいのでしょうか。
住所:たつの市龍野町上霞城128-1
TEL:0791-63-0907
料金:無料
開館時間:9:00~17:00
休館日:月・祝日の翌日 -
龍野城は脇坂家が移封された際に、太平の世で外様大名であったことも考え、天守閣を作らずに御殿式の築城が行われています。これは復元された本丸御殿です。
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龍野城を代表する写真として使われるのは、先程の本丸御殿ではなく、この隅櫓の写真です。どの観光案内でも出されるくらい、桜の時期がphotogenicですよ。でも江戸時代にはこの位置に櫓はなかったんですって。
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この日の昼ごはんは、龍野といえば一択の名物をいただく予定にしていました。誘惑にも負けずに、何とか目的地の“霞亭”にたどり着けました(^_^;A
住所:兵庫県たつの市龍野町上霞城4
TEL:0791-62-2040
営業時間:11:00~16:00
定休日:水曜日・第2木曜日 -
一択の名物は旅行記前半にも述べた、そうめんです。そうめんよりにゅうめんが気になって、店の名前を冠した霞亭にゅうめんを頼みました。麺は揖保の糸・汁は淡口醤油・地元の綾部山梅林の梅干・瀬戸内海の焼穴子と、たつの市の名物completeの一品です。
お味は身体に沁み渡る優しいモノで、椎茸や(甘い)梅干と一緒に食べてもよかったですね。 -
紅葉も嬉しい散歩日和♪
ただ赤とんぼ未だ0匹… -
旧脇坂屋敷付近には白壁の土塀があり、静かな落ち着いた城下町の雰囲気が今も残ります。
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龍野の町並み。
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脇坂家の上屋敷跡は、前庭からの展望絶景を讃えて聚遠の門と呼ばれました。数奇屋風の茶室は聚遠亭と名付けられ、現在は上屋敷跡の総称となっています。
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こちらは江戸時代中期に建設された脇坂家の別邸である御涼所です。周囲には回遊式庭園が設けられていましたので、しばし立ち止まって休憩。
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ちょうど良い季節に訪れることができて、素晴らしい紅葉を愛でることができました。
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旧脇坂屋敷周辺の白壁の通り、坂になってるのも含めて絵になりますよね。
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龍野の文化人であった矢野勘治が晩年を過ごした旧宅を利用した矢野勘治記念館。庭木を見ているだけでも、このお宅の立派さが分かりますなあ。
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武家屋敷史料館。
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龍野の町並み。
でっかいそろばんが目を引くわ。 -
龍野の町並み。
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龍野の町並み。
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人を構図から切る努力をした一枚。ただ忍耐のみ!
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カネヰ醤油のレンガ造りの煙突。東広島市の西条でもいっぱい見かけたが、醸造の過程で必要なんだろか。ググってみたが、検索下手でよく分からんかった。
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龍野の町並み。
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龍野の町並み。
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真っ赤な和服が風景に映えますね~
真っ赤と言えば、赤とんぼ… -
買うべきか買わざるべきか、悩みに悩んで大根ポリポリ試食のみ。そんな旅行者に写真撮らせてくれてありがとうございました<(_ _)>
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撮って下さいと言われたもんで一枚。着物レンタルしているのかな?
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高校生、頑張って売ってました。買わなくてごめんね(^人^)
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龍野の町並み。
赤とんぼ、どこおるんじゃ~ -
会えなかった赤とんぼ、少しだけでもその気分になろう。何か寂しい…
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ゆうや~けこやけ~の あかと~んぼ♪
帰りは倹約して本竜野駅まで鼻歌交じりで歩きましたとさ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2017/09/30 00:19:00
- ヒガシマル
- こんばんは、ぺでぃまるさん
ヒガシマルって、関西に住んでいると、
幼い頃からポピュラーな薄口醤油ですが、
関東に行くと、全然ご存知ないようですね。
うどんスープの方が有名なんだとか、、、
確かに薄口醤油自体が少ないんでしょうね。
でも、我が家は薄口醤油派なので、
毎日ヒガシマルさんにはお世話になってます♪
先日、御座候ミュージアムと揖保乃糸には行ったのですが、
ヒガシマルに行けてません。
次回は是非訪れて見たいと思います♪
たらよろ
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- 白い華さん 2017/09/09 19:35:11
- 私も、『 播州の 小京都! 龍野 』 ・・・。 行ったんデスヨ〜。
- 今晩は。
ペでぃまるさんも、『 龍野 』 へ、行かれたそう。で、1年ぶり・・・の 復活!旅行記。 とっても、嬉しく、拝見しました。
私は、東京から 「マイカー・ドライブ旅」で 「中国地方 & 山陰 7日間」で
『 高梁 & 吹屋。松江 & 出雲大社。 境港 & 美保関。 津山。 室津 & 龍野 』 と、 重伝建地区 そして 寅さん!ロケ地・・・など。
風光明媚な 小さな 町!を 主人が 選んでくれて・・・の 「ドライブ旅」で やって来ました。
何処も、「あまり、知識・・・は 無かった。のですが、 来てみたら、素敵な 所ばかり。 予想以上・・・で、 「感動の 連続」と なりました。
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昨年の 秋!の 『 龍野 』 は、 青空に、紅葉が ピッタリ!で
古い! 町並み・・・に 似合っていますね〜。
ほんと、「赤とんぼ」が 飛んでいない (?)のが、 不思議なほど・・・の 秋の空。
きっと、 ワクワク気分!で 「町歩き」を 満喫されたこと・・・でしょうね。
私は、「曇り空 〜 途中で 雨」の 『 龍野 』 と なってしまい、
商人町には、行かれず・・・で 終了。
でも、「武家屋敷。 立派な 和風家屋!の 住宅街。 龍野城。 醤油蔵 などなど」を 歩き、
その 気品ある・・・ 町並み。は、「滅多!に ないぞ〜」と 思った・・・次第です。
ほんと、 良かったですよね〜 『 龍野 』。。。
お子さんも、 小学 2年生・・・ですか〜。
「赤ちゃん!だった・・・って イメージ」が あります。ので、 ほんと、年月の速さ!を 感じますネ〜。
また、 ペでぃまるさん、 「大好き!な 昔町・・・を 歩いて、 旅行記に 記録してください」。
私も、 夫婦で あちこち・・・出掛けております。
47都道府県で 未踏県 『 和歌山。 青森。 高知。 徳島 』 と 残っています。ので、 「ソレラ!を 行ってみること」も これから・・・の 目標。
今月は、「姉妹で 『 ロシア 』 に 参ります」。
これからもよろしくお願いします。
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