2016年のゴールデンウイーク旅行記です。<br />掲載がすっかり遅くなりました。読んでくださってありがとうございます。<br /><br />カナリア諸島のテネリフェ島での最終日。<br />午前中、プエルト・デ・ラ・クルスの町を散策し、午後のエア・ヨーロッパ便でマドリードに戻ります。<br /><br />思い切って飛んできたカナリア諸島は、想像とは異なり野性的な自然が素晴らしい島でした。<br />スペイン最高峰テイデ山をいただくテネリフェ島、ワンデイ・エクスカーションで訪れたゴメラ島とも稀有な景観を楽しめました。<br /><br />また、歴史的にも興味深い場所なので、帰国してからちょっと勉強したりしました。<br />再訪する機会があれば、他の島も行ってみたいし、ビーチでのんびりもしてみたいです。<br /><br /><br />

朝の街歩き＠プエルト・デ・ラ・クルス

22いいね！

2016/05/05 - 2016/05/06

26位(同エリア68件中)

#街歩き

エリア

テネリフェ島(スペイン)

旅行の満足度: 3.5

ホテル: 3.5

グルメ: 3.5

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ゴメラ島の観光を終えてプエルト・デ・ラ・クルスに戻って来ました。
ホテルへ戻る前に夕食も済ませてしまいましょう。
昨日と同じこのBARで・・・
ビール（１．２ユーロ）と・・・（２杯飲んじゃった～！）
お店の一押しの鶏肉のソテーを注文。この一皿、フライドポテトとコールスローが付け合わせでたった４ユーロ。安いです。

ちょうど、チャンピオンズリーグのレアル・マドリード対マンチェスター・シティが放映されていたので、試合終了まで、他のお客さんと一緒に応援。
お店のテレビに向かって右側が英国、左側がスペインの応援と、真っ二つに分かれていたのが、面白かったです。
さて、今日はカナリア諸島最終日、お昼過ぎの便でマドリードに戻ります。
このホテル（オスタル）のチェックアウトタイムは１２時なので、午前中は街の散策の時間にします。
ホテルの屋上。ちょっといい感じのテラスになっています。

テラスから南方面の眺望。
今日は雲が多いですね。
屋上の上もテラスになっているのですが、そこはヌーディストエリアです。
この時期は寒いので、いつも誰もいないようですよ。
行ってきま～す。
レセプションは無人ですが、一応２４時間対応とのことなので、呼べば誰か出てきてくれるのでしょう。
まだ、街灯がともったままの朝の街並み。
十字架の日の十字架。まだまだ街中に飾られています。
今日も十字架を探しながら歩いていきましょう。
まだ、人通りもありません。
シンプルなこの十字架は・・・
この白い建物の側壁に飾られていました。
そして、この建物はMANDOのブティックです。
この小さい入り江。グーグルマップによれば　Playa del Muelle と名前がついています。
岩礁の海岸線が続くので、小さいながらもビーチ扱いされているようです。

入り江の向こう側には、目立つ黄色の建物と哨兵台の突き出した要塞があります。
朝どれのお魚を下げて、お店に急ぐ女性。
黄色くて角がまだら模様の目立つこの建物は現代美術館でした。
側面には・・・・
ストールを掛けた十字架が。
その先に要塞が。
ガッチリとした要塞。　Bateria de Santa Barbara　です。
要塞の後ろの広い場所は Plaza de Europa。
スロープを上がると
要塞（Bateria de Santa Barbara）の上です。
哨兵台と大砲。
海に向けて備え付けられています。
この大砲の装飾が美しい。
把手は竜なのか、魚なのか？
尻尾の先まで細かく造られています。
拳銃や大砲。人殺しの武器なのですが、意匠に凝った素敵なものがあるなぁとも思ってしまいます。
筒先は何を狙っていたのか。
この荒い海のずっと先は？
新大陸への航路が開かれたのは１５世紀末の話。
要塞の先には市役所（Ayuntamiento de Puerto de la Cruz）がありました。
海に面した市役所なんて、さすが町の名前に港を冠することはありますね。
愛犬と一緒に朝釣りを楽しむ男性。
大人しく「お父さん」に寄り添う犬君。
う～～ん、海は良いなぁ。
要塞の北側の端に Officinas Municipales
西側にあるので、綺麗な夕日を見ることができそうな場所でした。
夕方はきっと沢山の人達で賑わうのでしょう。
プエルト・デ・ラ・クスルにはビーチがほとんどないので、lago martianez というプールなどのレジャー施設があります。
奥の白い所がlago martianez
手前の岩場はPlayo san Telno。ゴツゴツの岩場で遊歩道が設けられていますね。
この銀行（Banco Sabadel）の十字架は・・・
ATMの真上に飾られていました。
銀行の建物の上、教会の塔が見えます。
行ってみます。
お花で飾られた十字架。壁の色とお花の色がマッチしています。
数種類のオレンジや
パパイヤ、葡萄、バナナなど、カラフルな果物が並ぶ
八百屋さんの店先。開店したばかりです。
BARでの朝ご飯セットは2.50ユーロ。
石畳の道を歩いて・・・
教会（Iglesia de la Pena de Francia）へ。
内部を見学させていただきます。
まばゆい祭壇。
左側の祭壇の前には、美しく飾られた十字架。
椰子の木と竜血樹。カナリア諸島に来ているんだなぁ。
Pena de Francia教会前の広場で、ベンチに座って一休み。
教会に面した小学校にも十字架が飾られていました。
子供たちが飾ったのかな。花々に囲まれた木製の十字架。
でも、この蝶々の飾り方は、個人的にちょっと苦手だわ。
この建物にも・・・
白い壁に白い布、白いお花の十字架。
木製バルコニーの建物。
新しい建物みたいですが、伝統様式のバルコニーを設けたのですね。
ふらふら歩いていたら、こんなショーウィンドウに出会いました。
出前一丁や辛ラーメン、東洋の食材のお店のようです。
この十字架は・・・
カフェ・レストランの壁を飾っています。
更にいくつか目についた十字架を・・・
掲載させてください。
ドアの色と合わせた民家の十字架。
カンテラの間に飾られているもの。夜ではなくて残念です。
うん。ドアのノブには・・・
朝のパンの配達。
この配達方法は知っていたけど、１個からでも配達してくれるというのがびっくりです。
Benito Perez Galdos 広場に戻って来ました。
ホテルに戻りましょう。
ホテル・サン・ホリデイ
快適な安宿でした。
ただいま～。
誰もいないロビー。あんまり人に会わなかったな。
廊下はこんな感じでした。
荷造りを済ませて、買い込んでいたものでブランチを。
バルコニーでいただきしょうか。
プエルト・デ・ラ・クルスのバスターミナル（道端）から、空港へはバスで向かいます。
空港へ到着です。約30分、4.75ユーロ。
テネリフェ・ノルテ空港は主にスペイン国内線が発着していますが・・・
かなり広い空港です。
カナリア諸島の各島間を結ぶのは可愛いプロペラ機。
プエルト・デ・ラ・クルスではあんなに食事が安かったのに、しっかり空港価格の売店。
２階にはカフェやレストランがあるので、そちらで何か食べようかな。
マドリードまでのエア・ヨーロッパはLCCなので、機内食は有料なんです。
バーガーキングは行列！
グルル＆バーも混んでいます。
今日はこの後、マドリードで「夏への扉さん」達とオフ会なのですが、集合が２１時なので、軽いものをお腹に入れておきたかったのだけど。
私の「ア・ロング・バケイション（by大瀧詠一）」終了です。
マドリードでのオフ会の様子はこちら。ずいぶん前に作成しました。
　　　　　　　　　↓
http://4travel.jp/travelogue/11132378

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#街歩き

この旅行記へのコメント（4）

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たらよろさん 2017/02/23 01:06:59

一体何時かしら？

こんばんは、れいろんさん

一体、この朝のお散歩は何時なのかしら？
すごく人が少なくて、、、、
あっ、そっかぁー皆さん夜が遅いから朝も遅いのかな？
唯一、魚釣りするお父さんとワンちゃんくらい？

それにしても、十字架が根付いているんだなぁ〜って改めて思ったよ。
日本に居て、さて、宗教の象徴がこれだけ街の中にあるか？？といえば
何もないよね。

十字架もよく見ると、色も形も大きさも、、、違うんだな♪
すごくおしゃれなオブジェに見えちゃうわ。
海がある風景★本当に良いよねー

たらよろ

れいろんさんからの返信 2017/02/24 05:45:28

RE: 一体何時かしら？

たらよろさん、おはようございます。

プエルト・デ・ラ・クルスの朝のお散歩のスタートは7時半頃だったと思います。
すごく早朝ってわけでもないのよ。
もう、八百屋さんも店開きを始めていたしね。

５月３日が「ディア・デ・クルセス（Dia de Cruces）」＝十字架の日で、十字架を綺麗に飾ってお祝いをしていました。
その名残が５月５日にも残っていたんです。
一年中、あんな感じではないと思いますよ〜。

日本でも、滝や樹木にしめ縄したり、お地蔵さんにちゃんちゃんこや帽子を着けてあげたり・・・。
皆が、同じ方向を向いていないから、目立たないけど、いろいろな信仰の形が見えるなぁと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

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ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん 2017/02/12 17:43:06

旅行記読みましたよ〜。

れいろんさん

こんにちは。

この冬、最大の寒波でウチの上の県は、数十年ぶりのドカ雪で大変なことに。。。
地震といい大雪といい、ほんとに災難続きで、とりあえずウチはコンビニで
募金をしてきました。有効に使ってくれるたらなぁ・・・。

さて街歩きの旅行記、読ませて貰いました^^

れいろんさんの街歩きレポは、どこの地域でも細かく書かれているので、
とても面白いです。

フロントが無人だったり、人通りが少なかったりでしたが、
かなり早い時間だったんですか？

ノルウェーの旅行記から、あまり間が空いてないせいか、
物価の安さには目が行きますね。
前後しますが、昨晩の鶏肉のソテー、あのボリュームであの安さにはビックリです。

ビールに合うソテーに、見知らぬ人との万国共通スポーツ「サッカー」観戦♪
ホントに旅してる感がハンパなかったです^^

朝パンの配達・・・日本の牛乳配達みたいなもんでね。
なかなか日本では見ることが少なくなりましたが、
いつまでも残ってほしいものです。

ジョージ・ジョン・ポール

れいろんさんからの返信 2017/02/14 11:00:49

RE: 旅行記読みましたよ〜。

ジョージ・ジョン・ポールさん

こちらへも書き込みありがとうございます。

私が良く宿泊する「HOSTEL」の場合、フロント２４時間対応となっていても、「対応が２４時間可能」という意味で、常にフロントにスタッフがいるわけではないんです。
なので、だいたい、鍵も部屋の鍵の他に建物の鍵も渡されます。
出入りに関しては、全く、宿泊客の自由って感じかな。

この日はそんなに早朝じゃなかったと思います。う〜ん、７時半ころかなぁ。

そうなんです！　スペインやポルトガルって意外と食事が安いんですよ。
あのようなBARなら１０ユーロ以下で収まっちゃいます。
ビールも１．２ユーロ＝約１６０円なの〜。
ノルウエーではビールが１２００円くらいだったので、すごくショックでした。
（日本だと５００〜６００円くらいかな。）

サッカーの応援は面白かったですよ。
お店が真っ二つにスペイン側、イギリス側に分かれていて！
（カナリア諸島はイギリスと、ドイツの観光客が多い。）
もちろん私はスペイン側。勝ったので応援したかいがありました。

パンの配達。ジョージ・ジョン・ポールさとんのおっしゃるとおり、日本だの昔の牛乳配達と一緒ですね。なるほど、なるほど。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

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