2016/12/26 - 2017/01/04
206位(同エリア519件中)
くろへいさん
以前から行きたかったグジャラート州
この州を訪れる外国人旅行者は、インドで一番少ないそうだ。
州都のアーメダバードへの国際線は無く、ムンバイからも列車で一晩かかる。
イスラム教徒と菜食主義者多く住み、飲酒は州法で禁止されている。
トンカツとビールが大好きな小生とは対極に位置するが、パキスタンまで続く広大な砂漠に暮らす少数民族の村々。
乾季になると突如姿を現す、塩で覆われた広大な塩砂漠。
精密な彫刻で彩られた井戸…と見どころも多い。
特に、グジャラートからラジャスタンに至るインド西部一帯は、古くから欧州やペルシアまで交易が盛んであり、多種多様な人やモノが交差しながら独自の文化が形成されてきた。
思えば自らの初海外旅行が数か月に及ぶインド放浪だっただけに、インドへの旅は自分の旅の原点なのかもしれない。
そして、はじめてのインドから20年以上、7回目のインドへの旅はグジャラート周遊。
勿論、今回も添乗員参加のツアーでは無く、あまり頼りにならない勘とスマホを頼りにグジャラートへの一歩を踏み出した。
Day1◇バンコク→ムンバイ→アーメダバード アーメダバード泊
Day2◇アーメダバード→モデラ村の太陽神殿→バタンの女王の階段井戸→ブージ ブージ泊
Day3◆ブージ近郊少数民族の村々を周遊→白砂漠 ブージ泊
Day4◇ブージ近郊少数民族の村々→マンドラ市付近観光ブージ市内観光 ブージ泊
Day5◇ブージ→アーメダバード アーメダバード泊
Day6◇アーメダバード→デリー→アグラ アグラ泊
Day7◇アグラー→デリー→ デリー泊
Day8◇デリー→バンコク
前の旅行記
グジャラート州カッチ地方&デリー、アグラ 家族旅行2017 1/4
http://4travel.jp/travelogue/11207772
- 旅行の満足度
- 5.0
-
【前回の続き】
ブジ市内のツーリストインフォメーションで近郊の少数民族の村を教えて貰い出発。
カッチ地方には多くの少数民族が住んでおり、彼らの作り出す民族衣装や工芸品の出来栄えは素晴らしいとの事。
ところが、彼らの村が何処にあるのか分かりません。
勿論google等で探しましたが、英語の情報も殆どなく困っていました。
まあ、オートリキシャをチャーターすれば良いのですが、せっかくアーメダバードから車をチャーターしているので、ここは運転手のルイ君に頑張って貰おう!
インフォメーションセンターのおねえさんには
「白砂漠の最高な景色が見える場所とエキゾチックな少数民族の村々を4-5ほど教えて下さい」
とお願いし、ブジを拠点に周れるphotogenicな場所を選んでもらいました。
細かい内容はおねえさんとルイ君の間でグジャラート語で会話。
とりあえず、理解したとの事。
先ずは白砂漠に行く途中に幾つか少数民族の村を周ってくれる事で出発! -
ブジまでは立派な幹線道路を快適なドライブでしたが、此処からはローカル色満載。
ヤギに行く手を阻まれます。 -
市街地を出ると、周囲は乾燥したサバンナが広がります。
以前旅をしたアフリカとそっくり。 -
リアルな鼻輪族発見!
いよいよ民俗村はちかい -
途中、ルイ君が何度か道を聞きながら村の入口に到着。
-
お邪魔します
-
4-5軒の家が囲むようにできた広場に案内されました。
この村で作った工芸品の販売のようです。 -
子供や男、少女達は気軽な雰囲気ですが、おばさん連中はちょっと近寄りがたい…
-
どうやら、この辺の少数民族はモスリムが多いらしく、写真を撮られるのを嫌がる人も多いそうで。
-
それにしても、アフリカそっくりです。
家の壁や床、敷地内の地面も乾燥した牛糞でできています。 -
年期の入った枕が印象的
-
おねえさんと小さな弟
一眼レフを構えるオイラを眺める異なる表情が面白い -
牛糞でできた土の上でチャパティーを焼く少女。
燃料は乾燥した牛糞です
マサイ族の村と殆ど同じ -
突然村に入ってきた謎の中国人?を不思議そうに見つめる少女
-
素敵な刺繍のドレスを着ていたので、壁をバックに撮らせて貰いました。
-
いかにも、沙漠の民みたいな雰囲気
-
イチオシ
オイラはこの写真を撮る為にインドまで来た!
というくらいフォトジニックな少女。
エキゾチックな表情に艶やかなスカーフ。 -
最初の一枚目よりも、少し表情が柔らかくなったので、少し被写体に寄って顔をメインに撮りました。
-
続いては、次の村に
此処はカウベルの工房がある村です。 -
運転手のルイ君曰く
この村では写真は撮ってはいけない
という事で、ファインダーを覗かずにライブビューで撮影しました -
この村も牛糞で壁や床を造っているので、どうしてもハエが多くなります。
それにしても、ハエが多過ぎる… -
村の中心にある市場でバレないように子供を撮ったところ…
-
「ママ、ガイジンが写真撮ってる」
とチクッたのかは分かりませんが… -
直後、女湯を覗かれたような悲鳴を上げられ、更に婆さん達に追いかけられる目に…
逃げながら追いかけて来る婆さんを激写!
あまりに凄い形相で怖くておしっこを漏らす。 -
慌てて、ルイ君の車に逃げ込んでも婆さんが!
よく見ると単なる乞食婆さんでした。
それにしても鼻輪族の婆さんの迫力は凄かった。
逃げ遅れてたら、今頃釜茹でにされていたでしょう。 -
鼻輪婆さんが怖かったので、もっと平和的な村に行きたい
とルイ君に無茶な注文をします。
続けて、さらに西に進んで他の村に来ました。 -
ジャンボ!
じゃなかったナマステ! -
この村も牛糞です。
しかし、各家の壁の装飾がアフリカンです。 -
おおっ
絵になり過ぎる -
この村は、テキスタイルの村だそうです。
そのへんのガキ共が着ている服の装飾が凄すぎる
全て手織りの刺繍です。 -
民家の壁も素敵
-
観光客への販売もしているようで、かなりメジャーな村のようです。
-
-
ブルーの扉の上にカラフルな装飾のツボが並んで置いてあります。
お洒落度が高い! -
当然牛もおります。
-
懐かしい音が聞こえたので民家を覗くと
「おおっ機織り機だ!」
写真を撮らせて下さいとゼスチャーでいうと
カムカムと入れてくれました。
さっきの鼻輪村より100倍フレンドリーです。 -
何か、色々と説明してくれますが、グジャラート語なので分かりません。
-
ホントに手で紡いでいました。
-
東南アジアだと、機織りの仕事は殆ど女性が行いますが、インドは男性も紡ぎます。
-
懐かしい風景だな
-
此処は、何処でも写真が撮れそうです。
ポートレート用にレンズを換えます。 -
この村は皆さんフレンドリーで好印象!
犬以外は -
あんまりオイラの事を吠えまくるバカ犬に飼い主のおばちゃんが怒りました。
怒られて「やっべええ」顔のバカ犬 -
その辺のおばちゃんも快く撮らせてくれます。
-
カメラを向けて
「撮っていいですか?」とゼスチャーで聞くと
「ちょっと待て」と合図されて、取り出したサングラスを掛けました。
婆ちゃん恰好イイ! -
世界最高峰の刺繍を施す村でも、ドラえもんのTシャツを着ている子供もいます。
ところで、そのオデコはどうしたんだい? -
少数民族の村巡りの後は白砂漠を目指します。
ルイ君の運転する車は、更に北西へと進み、ついに僅かなブッシュのみ広がる大地へ。
終点からバスに乗り換えて数キロ先で終点。 -
その先に広がる一面の白
-
ホワイトデザート
白砂漠です -
絵になる
-
此処から砂漠を一望する展望台まで約2㎞程度
駱駝は往復700Rps
馬は300Rps
勿論歩いてもOK -
さあ、その先へ!
-
駱駝代が惜しくて馬に乗って行きました。
馬の方が早くて快適なんだけど…
まあ、こんなのは雰囲気なんで -
周囲を見ると
この世のものとは思えない絶景 -
展望台周辺には砂漠の楽団がいました。
-
結構、儲かっているようです。
-
塩分濃度の強い湿地が、乾季になると水が干上がります。
干上がる直前に薄い膜のような水が鏡面のようになります。 -
展望台の上から見下ろします。
-
砂漠に映る夕空
絶景に絶句 -
地平線の彼方まで続くのは駱駝の轍以外何もありません。
-
太陽が沈む方向には大勢の観光客がいます。
この絶景も凄いけど、ガイジンが珍しいのか、やたらとツーショット写真を頼まれる。
まさにIncredible INDIA -
-
さあ、お腹が空いたのでおうちに帰ろう
-
陽は既に地平線の彼方に沈み
遮るものも無い白い大地と駱駝のキャラバンを月夜が照らします。 -
続く
グジャラート州カッチ地方&デリー、アグラ 家族旅行2017 3/4へ
http://4travel.jp/travelogue/11213818
【備考】
White run(白砂漠)への行き方
White runへはBhujから直通バス1日1本出ているそうだが、途中に少数民族の村々が点在しているので、そのまま通り過ぎるのは勿体ない。
となると、やはり現地の事情に詳しい運転手を雇って車で幾つもの村々を廻るのが最も効率的だろう。
値段はオートリキシャと乗用車では価格が異なるので、何とも言えないが、3-4人集まるならエアコン付きの乗用車を選んだ方が賢明だ。
(少数民族の村の多くは乾燥した牛糞を生活に活用しており、乾燥した牛糞が呼吸を通して体内に入ると急性肝炎になる場合がある。そのため、密閉した車両を使う事で、安全性は格段に向上する)
因みに、Bhujをはじめグジャラート州の人達は滅茶苦茶素朴で親切な人達が多い。
車をチャーターする際の事前の値段交渉は必要だが、デリーやコルカタの調子で交渉するのは避けたい。
実際にBhujから一日車をチャーターすると幾らになるのか分からないが、アーメダバードで4日間チャーターした際の価格は、1㎞11ルピーだった(1500ccエアコン付きセダン)
それを勘案すれば、BhujからWhite runと幾つかの村を巡り概ね往復200km程度として2,200ルピー/日程度なら適正だと思う。
勿論、オートリキシャならもっと安価になる筈なので1,500-1,700ルピーくらいが妥当な価格のような気がする。
尚、現地ではインドでは珍しくあまり英語が通じない。
ツーリストインフォメーションセンター、もしくは宿のスタッフ等英語の話せる人を介して、事前に何を見て何をしたいのか?きちんと運転手に伝える事が大切だろう。
最後に、White run(白砂漠)はパキスタンとの国境を接しており、入域時には許可証(パーミット)が必要となる。
パーミットといっても、沙漠の入口にある軍のチェックポストでパスポートのコピー(顔写真のページとインドビザのページ)を提出してノートに署名して100ルピーを払うだけ
コピーが無ければ、せっかく此処まで来ても白砂漠を自分の目で見る事は出来ない。
事前に市内のコピー屋さんで用意しておこう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- durianさん 2017/02/16 23:45:03
- はめまして
- くろへいさん
はじめまして、
いやぁ。。くろへいさんの旅行記いつも素敵で見入ってし
まいます。くろへいさんはあまり観光客が知らないような
未知の世界に行かれ”私もこんな素敵な場所に行きたい写真
撮りたい”をそそりますがなかなか行けそうにもありません。
このインドのパキスタンよりの村の人々の表情も砂漠も
どれをとっても素敵な写真でカッコいいです。
続きは明日見ます
durian
- くろへいさん からの返信 2017/02/17 13:43:51
- RE: はめまして
- Durianさま
ご訪問及びコメントをお寄せ頂きありがとうございます。
短期間の旅行で撮った写真ですが、その分失敗はできないと自分にプレッシャーをかけながら模索して撮ってきました。
社畜の身なので、殆ど弾丸旅行ばかりですが、もう少し時間をかけてじっくり構えながら歩いてみたいと思っています。
カッチ地方は本当に素敵な旅先です。
外国人旅行者は殆どいませんが、特に不自由なく快適に旅ができます。
インド政府は、今後グジャラート州の観光事業を発展させようと目論んでおりますが、できれば観光化される前の素朴なグジャラートへの旅をお勧め致します。
ではまた、よろしくお願いします。
くろへい
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