海外一人旅！2016年末年始マドリード・バルセロナ・カルカソンヌ①

2016/12/29 - 2017/01/04

初スペイン。
マドリードinバルセロナoutの2016年末～2017年始の旅（現地5泊）です。

カウントダウンはバルセロナよりもマドリードの方が盛大との記事を読んで、年越しはマドリードにしました。
バルセロナからは、行きたかったフランスの「カルカソンヌ」へも日帰りで行きました。

行きのKLMが大幅遅延のためマドリード着が6時間遅れたり、カルカソンヌへ行くための列車の出発が50分遅れたりと遅延に見舞われた旅となりました。

治安が悪いイメージだったので一人旅はちょっと緊張しましたが、問題なく過ごせました。少しはスペインのことがわかったので、次に行ったらもう少し上手く回れそうです。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/29、関西空港です。
今回乗るKLMアムステルダム行きはこのように「大幅遅延」です（涙）
（KLMの感想はクチコミに書いています）
KLMからは、メールとTELで遅延連絡が有りました。

スキポール空港到着。
当初の予定外で空港の滞在時間が延びたため、何をして時間をつぶそうかとうろうろしていました。

ただいま18:48。
元々乗り継ぐはずだった16:50発のマドリード行きの便がまだフライトボードに乗っていることに気がつきました。
えっ、どういうこと！？

18:53にはボードはこの状態です。
アムステルダムからの出発が軒並遅延です。
いったい何があったんでしょう。

関空出発が大幅遅延のためアムステルダム～マドリードへの乗り継ぎ便は、次の便（16:50発便から20:40発便）に振替えられました。
上記の元々乗る予定だったフライト16:50発は2時間30分後の19:20出発に遅延になっていました。
別便に自動で変更になっていなかったらこれに乗れたのに（涙）

変更になった「乗り継ぎ便20:40発」は、2度遅延し22:35発（1時間55分遅れ）に。
そのため約6時間アムステルダムのスキポール空港に滞在しました。
搭乗口も変更になりました。

2時間遅れ以上から自己申請でドリンククーポンがもらえるようなので対象外です。
でも結局、飛び立った時間は23:00でした。

アムステルダム～マドリードの機内。
ただいま00:00。
ドリンクと軽食（チーズマカロニ）が出ました。
あまり美味しくなかったので残してしまいました。

機内からの夜景。
マドリードの街の光が見えてきました。
もうすぐ着きます。
やっとです。

マドリードの空港では、タラップ利用のバス移動でした。
ただいま、深夜1:46。
空港で荷物が出てくるのを待っています。

24時間運行の空港バス乗り場から見た空港です。
深夜2:00すぎですが、こんな風に明るいです。

空港バスでシベーレス広場まで行き、そこから歩いてホテルに向かいます。

深夜2:19。
24時間運行バスの中です。
バッグパッカーの白人女性と私との二人だけが乗り込みました。

運賃は5ユーロ。
バスの中で支払いました。

深夜2:38。シベーレス広場に着きました。
今から歩いてホテルに向かいます。
こんな風に明るいです。

初スペインでこんな深夜に歩くとは思いもしなかった。
酔っ払いもいましたが、大通りのため怖くなかったです。
ゴミ集取車がちょうど仕事中でした。

同じバスの白人女性も同じソル駅に向かうようです。
ついて行って一緒に歩きました。

ホテルに到着。着いた！
スーツケースを引っぱって歩くのは、歩きにくい道でした。
ただいま深夜3:00。
入り口は閉まっていたので、インターフォンを押して開けてもらいました。

（日本出発時の変更時間の到着予定は1:00着だったので、ホテルには事前に日付が変わってから到着する旨は連絡メールを入れておきました。）

マドリードでのホテルの部屋です。
コンパクトな感じ。

明日（日がすでに変わっているので今日）は、世界遺産「トレド」に行きます。
8:50発の列車に乗るため早く寝ないと行けないと思いながら、寝る用意をしたりメールをしたりしていたら16:00すぎ。
眠れるのは2時間だけになりました。

朝8:10すぎのホテルのバルで。（ホテルは朝食なしの予約です）
カフェを頼むとチュロスが付いてきます。
1.6ユーロでした。

「オラ」
「ウノ　カフェコンレチェ　ポルファボール」
「グラシアス」
「アディオス」
丸暗記したスペイン語を使ってみました。
ちゃんと通じるとうれしい。

朝8:20頃のソル広場。
まだ暗いです。
地下鉄に乗ってアトーチャレンフェ駅に向かいます。

レンフェの乗り場がわかりにくかったけど、ちゃんと予定通りにトレド行きの列車に乗り込みました。
レンフェに乗るには荷物検査があります。並んでいたのは数人でした。
検査のための荷物を入れるケースは、自分で片付けるようです。

トレドまで30分。
チケットは事前に「Renfe」のHPで購入済み。(往復20.6ユーロ）

車内。
4日前にHPでチケットを取った時は結構空きがありましたが、席はかなり埋まっていました。

途中、窓から見える景色はかなり霧がたちこめていました。

トレドに時間通りに着きました。
マドリードよりも少し寒いです。

「1986年、トレドはユネスコの世界遺産に登録されました。ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒が足跡を残した街として評価されたものです。」だそうです。
（マドリッド観光オフィシャルサイトより）

トレドの駅舎の内部です。

まずバスでソコベール広場に向かいます。
運賃は1.4ユーロ。

バスを降りて、観光案内所で地図をもらい、「サント・トメ教会」に向かいました。
まだこの時間歩いている観光客は多くなかったです。

混むらしいので、オープンの10:00前に付くためにマドリード発の列車の時間を決めました。
それなのに、ここが教会の入り口ではなく美術館の入り口と思い込み、一度ここに来たのに、うろうろとどこにあるんだろうと探してしまいました。

入場料は2.5ユーロ。
内部は写真不可です。

10:05に入ると20人くらいのツアーさんが2グループと個人客がすでに来ていました。
折角なので、ツアーさんの合い間に一番前まで行って、エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」を眺めました。

この建物（十字架のある）を左に曲がって少し行くと、左側が上記の入り口でした。

「サントトメ」のショーウィンドウ。
右奥のリボンがかかっている一番小さいマサパンを買いました。
2.6ユーロ。
可愛いし、美味しかったです。

マサパンはアラブの遺産が取り入れられているそうです。
（観光オフィシャルサイトより）

11:00。
少し早いけれど、昼食です。
某ガイドブックに載っていたお店に入りました。
この12ユーロのセットを注文。

フライト時間が（乗り継ぎを含め）長くなってしまったためか、睡眠時間が少ないせいか、ちょっとボーっとしています。
食べて、しっかりしたいと思います。

スペインでのランチは13:00からが普通のようですが、ここは11:00でもランチ対応してくれました。
今日は同行者がいます。店内はまだ2組のお客さんのみで空いていていたので、一人でも入りやすそうでうです。

まずは、カスティーリャスープ。卵と薄切りバゲットが入っています。
少し寒かったので温まりました。

2品目、トレドの郷土料理カルカムサです。
豚とトマトの料理です。

カフェ。（別料金）
某ガイドブックには12ユーロランチは、カフェとデザート付きと書いてありましたが、付いていませんでした。
料理2品にパンと飲み物（ビールやお水等を選択）が付いて12ユーロでした。

アルカサス（軍事博物館）の前のバス停から市内バスに乗りパラドールに向かいます。
12:45発に乗りました（一時間に一本）。

バスを降りて、少し上るとパラドールが見えてきました。

パラドールのロビー。
エル・グレコの絵が掛かっていました。

13:07。パラドールのカフェからの眺め。
世界遺産のトレドの町並みを望みます。
とても良い天気です。

影が写りこみます。写真を撮るなら午前中の方が良いのかな～。

足元は少し凍っていて転ばないように慎重に歩きました。

パラドールから右側に不思議なボコボコした丘が見えたので向かってみました。
上っている人がいます。

さらに歩いて少し降りてきました。
パラドールからとこの場所とどちらの方が景色が良いでしょう。
もう少し降りるとソコトレン（観光バス）が停まる展望台があるバス停です。

ただいま13:48です。
14:00発のバスに乗るため、乗り場（降りた場所）に戻ることにします。
（展望台にもこの市内バスは停まりました～。もどらなくてもよかった（汗））

旧市外に戻って来ました。

ソコトレン（観光バス）。
可愛い。
これに乗るか、普通のバスに乗るか迷った上で普通のバスにしました。
これに乗った方が良かったかな。

アルカサス（軍事博物館）の屋上です。
入場料は5ユーロ。
ここもしっかりと荷物検査がありました。

「街の一番高い場所に位置するこの建物は、ローマ時代は宮殿でしたが、キリスト教徒によって、平面が正方形の初の城塞となりました。
カルロス1世（Carlos I）の治世に大改築が行われました。ファサードは、東西南北、それぞれ異なった様式と時代のものになっています。
この城塞はフランス軍の侵略とスペイン内戦によって破壊されましたが後に再建され、現在は軍事博物館と軍付属機関があります。」
（観光オフィシャルサイトより）

アルカサスの中庭。
再建後の場所でしょうが、ここは宮殿っぽいですね。

アルカサスの内部。
ここはローマ時代から残っている場所でしょうか。

トレドの滞在時間（6時間30分）を決めた時は、時間が余るのではと思っていましたが、予定よりも時間がおしてしまいました。
ここを見る十分は時間は取れませんでした。

アルカサスの外観。
向かいがパラドール行きのバス乗り場。

次はトレド観光のメインの一つ「カテドラル（大聖堂）」に向かいます。

「カテドラル」の内部。豪華絢爛です。
入場料は11ユーロ。
カードのシールが貼ってありましたが、クレジット払いは駄目だと言われました。
フランスやドイツ、オーストリア等では有料なのは別途オーディオガイドを借りたり、塔に上ったりする場合のみだったので教会は無料のイメージでした。
スペインは教会に普通に入るのにもお金が必要なようです。

オーディオガイド付きでしたが、日本語はないので見て回るだけにしました。

エル・グレコ！
「聖具保管室」です。

カテドラルの回廊も見所のようです。

トレドのカテドラル
「ゴシック様式。レカレドの治世に築かれた西ゴート族の教会の上に、1226年から1493年にかけて建造された大聖堂です。
新国王の礼拝堂、ルネサンス様式の内陣、モサラベ様式の礼拝堂、司教座聖堂参事会会議室、サンティアゴ礼拝堂至るまで、大聖堂内の各所がすべて芸術作品であると言えます。」
（観光オフィシャルサイトより）

一応一周しましたが、上記を確認しながらちゃんと見る時間はありませんでした。

カテドラルの外観。
近くからは全部写すのは無理でした。

列車の時間があるので足早にバス停に向かいます。
この時間には観光客が多くて、狭い道路を急いで歩くのはちょっと大変でした。

トレド駅。（上のカテドラルと色調が同じですね）
16:18発の列車でマドリードにもどります。

お昼ご飯と景色を見るのに時間をとりすぎたかな～。
サンタクルス美術館にも行くつもりでしたが、全く時間がとれませんでした。
ただいま16:09。
荷物検査があるのでもう少し早くもどるべきでした。列車に乗り込めたのは結構ギリギリになりました。

アトーチャー・レンフェ駅。
マドリードに戻って着ました。
熱帯植物が植えられ、すぐそばにカフェもありました。

今から「プラド美術館」と「ソフィア芸術センター」に向かいます。

「プラド美術館」は18:00からは無料。
17:30頃から列に並び、18:00すぎ動き出したところです。
そして入場まで30分かかりました。
荷物チェックに時間がかかります。

中は写真は不可です。

「ソフィア芸術センター」の外観。
近代的な普通の外観です。

ただいま20:00。こちらも無料時間です。
並ばずに入場できました。

教科書で見たダリの絵です！
すごい！本物！

ゲルニカ以外は写真可です。（ガイドブックに書いてあった）
でも、写真を撮っている人はいなかったので、
本当に撮ってよいのかな？？と恐る恐る撮っていると他の人も撮り出しました。
（警備員（学芸員？）さんの前で撮りましたが、何も言われなかったので
本当に撮って大丈夫です。）

ピカソ！

21:00まで見て（最後追い出しが始まります）、夕食に向かいました。

「メゾン　デル　チャンピニョン」
お店の中は、こんな感じ。雰囲気があります。
おじさんが、オルガン演奏してくれました。
奥のアジア人は韓国人だったのかな？？（韓国の昔のドラマの曲も演奏していました）
大勢で食べにきている人が多かったです。

美味しいけど、普通でした。
注文するとパン（1ユーロ）が付いてきました。

回転が速いです。食べ終わったら即食器はさげられます。パンに手をつける暇はなかった。
ゆっくりはしていられないし、又、座って食べると少し高くなるので、立って食べた方が良かったな。

入り口にあった看板。
シャンピニオンは6.2ユーロと書いてあります。
払った金額は7.3ユーロ。
席に座ると1.1ユーロ高くなるようです。

マヨール広場のクリスマスマーケット。
被り物が多く売られていました。
クリスマスマーケットはあまり魅力的ではなかったです。

「チョコラテリア　サン　ヒネス」
チュロス（1.4ユーロ）は、日本で食べるのとは食感が違いました。
ホットチョコ（2.6ユーロ）は、100%チョコレートではなく何か入っているような感じ。

22:45、お店の前に行列が出来ていて、店内は混みあっていました。
翌朝9:00頃に前を通ると空いていたので、一人で食べる場合は朝がお勧めです。

チュロスってこうやって作るんですね。

ただいま23:30前。今日は12/30（大晦日ではありません）。
この人達はなんなんでしょう？？
大晦日の予行演習？？

12/30の夜もソル駅の周辺は道路規制されていました。
ホテルにどうやってもどったら良いのかわからないので、各規制場所の警備員さんに聞きながら帰りました。
約5分の道のりを20分かかりました。

明日12/31は、市内観光をしてから、ソル駅でのカウントダウンに臨みます。