終【4】またねレイテ島！マニラに移動し初めてのカジノはジュース１杯で退場☆フィリピン：レイテ島→マニラ

2007/08/14 - 2007/08/18

初めての海外旅行はフィリピンでした。

この時の数々の出来事がきっかけで、私にとって未だに一番好きな国・また何度でも訪れたい国でもあります。

帰国後、近所のスーパーに行きました。
そして、フィリピンバナナを手に取りカゴに入れます。

気に留めようとしなかった身近のあらゆる物がフィリピン産だったりしました(^-^)

この旅がきっかけで、私は遅ればせながら世界に興味を持ち始める事となります。

エリア レイテ島(フィリピン)

• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: セブパシフィック

レイテ島滞在もあと数時間。夕方にはマニラへ再び戻ります。

別の砂浜でも小舟修理をされている方がいらっしゃいました。

海面ぎりぎりに建てられている民家。

子供が仔犬と追いかけっこしていました。

新しい命(^-^)

街中良く見かけるヤシの実のジューススタンド。

俺の台所。

ヤシの実めがけて、ナタをぶん！とふりかざす後ろ姿が怖い。

憧れの果実No.1。念願叶って初めての挑戦です！

すっごく甘くて、すっごく美味しいんだろうなー(*/∀*)♪

となりのミエラさんはすでに飲み始めています。

楽しみすぎて、長いストローの中で行ったり来たりしてる私のヤシの実ジュース。
もっと真っ白でとろみのあるイメージでしたが、ちょっとコレは水っぽい？

楽しみすぎて、なかなか口に入れることができないでいます！すると、

社『飲まないの？』
私『いえ！飲みますよ！！』

社長が後押しして下さったおかげで勢いよく吸い込んだヤシの実ジュース。

・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・(ｰдｰ)ん？

あれ？イメージと違うな？

『社長ーーー私の腐ってるかもです、、(；Д；)』
『え？取り替えてもらいましょう！』

けれども代替え品もサラっとした飲み心地。

社長に飲んでもらったら『こんなもんだよ。』と言われ耳を疑う。

もしかして、沈殿しているとか？？
かき混ぜながら飲むとか？？？

けれど吸っても吸っても、私が知ってるあの甘い牛乳みたいなココナッツミルクの味とは程遠い、スポーツドリンクです。

・・・ココナッツ？？？

『社長？ヤシの実とココナッツは違うんですか？』

そんな素朴な質問をしてしまったばかりに、このジューススタンドで延々と続くヤシの実談義。

本当、社長は教えるのが好きな方なのです。

結論。
私はこの実の中に、憧れのあまーーいココナッツミルクがたっぷり入っていると思ってたいましたが、それは間違えでした。

色々段階を踏んで、美味しいココナッツミルクとなるそうです。

自分が飲んだ、と言うか全部飲めなかったその実をお兄さんが持ち去り、再びナタを振りかざし真っ二つにしてしまいました。

処分するのかと思いきや、それを再び私の目の前ボン！と置きました。手作りのスプーンが添えられています。

それを見て『あまり喰えるとこねぇなぁ。』と社長。

『あまりと言うか私の器なにも入っていませんが・・・』

社長もミエラさんも大笑い。

内側に貼りついた白いゼリー状の所を、削って食べるそうです。

世界には私の知らないことがたくさんあるのだな、、、と、私はヤシの実の薄いゼリー状をこそぎ取りながら感じました。

社長とスタンドのお兄さんがおしゃべりしている間、日光浴が大好きな私は日の当たる方へ方へと散策です。

タクロバンの海はあまり明るい色ではありませんが、透明度がバツグン。

ただ海を眺める、なにもしない時間。

レイテ島、最後のお食事の時間がやってまいりました！

再びミエラさんのお兄さん登場！笑

海藻に興味を示した社長、スタッフさんに『これはなにか？』と聞いている画。

紅白のおめでたい卵を発見。

赤はアヒルさんの卵を塩漬けにしたもの。
白は「バロット」と言う、アヒルさん孵化する直前で茹でたものとのこと。

『usakoさん食べてみましょうよ！』

とのことで１つづつチョイス。

赤い方はゆで卵に塩をかけた味でとても美味しかったです。

白い卵の方は孵化する直前と聞いてなんとなく想像できましたが、やっぱりどうしても抵抗あり。

代わりにミエラさん参戦。とても可愛らしいお嬢さんなのに美味しそうに食べていたのが印象的です。

レストランにとても良い香りがするお花が生けてあります。

ミエラさんに伺うと分からず、お店の方に聞いて下さり、
すると私の冒険手帳に『Ｃａｍｉａ　ｆｌｏｗｅｒ』と書いて下さいました。

のちにマニラに何度か訪れた時この花を探しましたが未だに見つからず。

───
2024年追記：『ジンジャーリリー』の花でした。

ランチのあとに地元のスーパーへ。

宿泊したホテルの石鹸。とても香りが気に入ってしまい、普段あまりダダはこねない私ですか、

『どーしてもどーしてもこの石けん買って帰りたいんです！！』
『言ってくれればフロントでもらったのに。Safeguardだろ？』

Safeguard！！(意味：守ります）
とても頼りになりそうなネーミングでした。

その名のとおり99.9％除菌！Ｐ＆Ｇから発売されています。

このスーパーで、

Downy　本体　300ml×1本
Downy　詰替用　1000ｍｌ×４パック
Downy　お試し用ミニパック×１２個
safeguard ×１５個
Camia flowerの香りのローション×３本

と重たい物ばかりお買い上げ。
マニラではもう買い物する時間がないので、こちらで買うしかないんです。

さてマニラへ戻りましょう！と、なぜかまた来る気満々の私は名残惜しさもあまり感じず。

保安検査場を通過するとき、空港職員さんから社長のアタッシュケースを開けろとの指示。

後ろに並んでいた私、見てはいけないかなと思いつつ目に飛び込んで来たのは、なんとお花の形のクッキー型。

なにに？？？

搭乗口で過ごしている間も、なぜバッグの中にクッキー型を入れていたのだろう？と頭から離れない。

『社長！聞いてもいいですか？』
『あ、いいよなに？』
『さっき、手荷物チェックの時見てしまったのですが。。。』

『あはは見られてしまったか！色々ね、あーやったりこーやったり使えるんだよ。あれは。』

うーーん・・・あーやったりこーやったり？て(･_･?)

社長とお花のクッキー型。
ミスマッチな組み合わせ。次お逢いした時、思い出話しとしてまた話せたらいいな。。。

写真は空港滑走路側の敷地に、ジャックフルーツの樹。

帰りもセブパシフィック。私を夢の島に運んでくれた大好きな航空会社です。

マニラに戻って来ました。

今夜はお夕飯かねて、中南米のライブハウスで生演奏を聴きながらのお食事です。

この時の初めて呑んだモヒート。
世の中に、こんなさっぱりとしてフレッシュなお酒があったなんて。

社『usakoさん！そう言えばカジノ行ってませんでしたね！』
私『自分はパチンコもしないので大丈夫ですよ。』
社『でもせっかくだから、経験として行ってみましょうよ！』

きっと自分がカジノに行きたいんだな～と私は察して、行ってみることに・・・

受付でボディチェックやら、身分証明やら、バッグの中を棒であさられての会場に入り。
するとまるで中は、きらびやかなラスベガスの世界が広がっていました！

中東のターバンを巻いた石油王みたいな方々や、太っとい葉巻をくわえた方、
ハリウッドスターみたいにマーメイドドレスを着た女性。

映画の世界です！！

気後れしながら社長に遊び方を教えて頂いて、ルーレットに挑戦してみました。

ふふふ、何だかビギナーズラックです♪
と言いたいところですが、みごと惨敗。

ふと見ると社長は少し離れたところで、手帳に何か書き込みながらビールを飲んでいます。

5日間私に付きっきりでお仕事もたまってしまったのでしょうね、すみませんっっ(><)

『もう十分です(^_^)今度は社長が遊んで来てください。』

すると、

『あ、オレ賭け事しないから。』

えっ！カケゴトシナイ！？！？

『なんて言うかな、確実に利益が出ないものにはあまり興味がない。』

と、書き込んでいた手帳を見せてくれました。

ナニコレーーーーーー！！！

そこには細かい数字がズラリ。

『今さ。どのぐらいの確率で勝つのか計算してたの。これがこーで、あれがこーでさ・・・』

と難しい話をし始めました。

すごいウケるひと！！
さすが数字大好きな奇才の頭の中は、何を考えてるかわかりませんね。

『ではなぜルーレットもブラックジャックもポーカーも遊び方ご存知で？』
『あぁ一応、世間の一般常識として覚えただけだよ。』

いったいこの男性の少年時代どんなだったのでしょう？

『またお話聞かせて下さいね！社長！！』

と先ほど調子に乗って飲んだモヒートが効いてきたので、ジュース１杯でカジノ店を後にしました。

社長５日間お世話になりましたｍ(__)ｍ
次お目にかかる日まで、どうかお元気でお過ごしくださいね。

『またいつでも連絡してください！ご案内しますよ！』

と、首脳会談の時にするような固く熱い握手を交わし、私が見えなくなるまで手を降り続けて下さいました。

またお逢いする気満々だったので、不思議と寂しさはなく。
マニラから成田はJALで、ひとっ飛びです。

早めにマニラ空港まで送って下さって、搭乗開始時間まで民芸品の店を見歩きます。

今でさえ『こんな空港価格の土産物、誰か買う人いるのかな？』と思ってしまいますが、初めての海外旅行で私はそれが分かっていない。

どうしても気に入ってしまい、この木彫りの置物を5,500ペソで購入。
当時１ペソ＝2.7円ぐらいでしたので日本円にして15,000円弱。

しかも、Made in Philippinesかも気にせず買いました^^;

木製なのに、石のように重たい木彫りの人形。今でもわが家の玄関で、私を見送り迎えてくれています。


おしまい。

この旅行記へのコメント （2）

• みかちゃんっすさん 2021/05/02 11:59:44

  ヤシの実ジュースのお味は

  usakoさん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます！
  
  私もカンボジアに行った時にヤシの実ジュース飲みましたよー！
  あまりにも暑くて、1ドルで飲めたので話のタネにと購入しました！
  やっぱりうす～いスポドリだな～と感じました。
  なまぬるかったですが、喉が渇いていたのでまあまあ飲めたかな。
  ヤシの実は捨てる所が無いといわれるくらい色々な物に加工されるそうですね♪
  露店の外にヤシの実の殻が山のように積まれていてビックリしましたが、そのままゴミになるのかと思っていたのですが、これから再利用されるのでしょうか？
  懐かしい旅の思い出です(^^♪
  何事もチャレンジしてみないと分かりませんものね～！
  
  また訪問させて頂きますね～(^^♪
  
  
  

  usakoさん からの返信 2021/05/02 23:24:16

  RE: ヤシの実ジュースのお味は

  みかちゃんっすさま
  
  
  こんばんは〜^^
  コメントどうも有難うございます。
  
  >喉が渇いていたのでまあまあ飲めたかな。
  
  のヤシの実ジュースのご感想、とてもよく分かります笑
  
  キンキンに冷やして飲んだらまた違うのかもしれませんが、
  私たちは口当たりの良いドリンクに慣れてしまっているので、どうかな〜。。。
  
  たしかに！殻を使った民芸品見かけますよね。
  フィリピンなだけに、燃料にも使っていそうですね。
  
  きっとみかっちゃんすさんも感じられていらっしゃると思います、
  日本ではできないような体験が出来るので、海外への旅は楽しいですよね。
  
  usako