2006/03/13 - 2006/03/15
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Dwind_999さん
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11年前の旅行記です。
この2カ月前の初バリの時、往路の機内で隣り合わせた30代の男性から、人も少なく静かで落ち着いたサヌールが気に入って何度も訪れているという話を聞いて、それならひとつ私も、という単純な動機でやってきたサヌール。
ビーチ散策と心ときめくパサール(市場)探検。歩き疲れたらビンタンビールで喉を潤し、遠浅の海に朝日を拝み月夜の浜辺に波のさざめきを聞く、そんなゆるやかな時の流れに身を任せるバリ島の日々。
2度目のバリ島はサヌール5泊とウブド4泊です。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月13日(月)、福岡国際空港出発ロビー。
修学旅行なのか、たくさんの女子高校生に占領された搭乗口前は、萌える乙女たちのオーラで満たされていました。 -
3月も半ばというのに、この日は朝から時おり小雪がちらつくという寒い天気。
10時半発のシンガポール航空SQ989便。 -
サービスに定評のある人気のシンガポール航空。
機内食を美味しくいただきました。
乗客の新婚さんには、ケーキやシャンパン、ぬいぐるみのプレゼントまであって、周りの人から祝福されていました。 -
乗り継ぎのシンガポールのチャンギ国際空港に現地時刻15時半に着陸。
女子高校生たちはここで降りていきました。
それにしても修学旅行で海外に行けるとは、50才を過ぎて初海外というオジサンにはまことに羨ましいかぎり。
17時に再び飛び立ち、その後約2時間でインドネシアのバリ島、デンパサール空港に到着。
日本との時差-1時間。 -
入国審査でビザ代25ドルを支払い、空港で1万円両替。
1万円でRp750,000とレートはよくない。1Rp(ルピア)=約0.013円。
朝の寒さから一転してむっとする暑熱に包まれる空港前からエアポートタクシー(Rp85,000)に乗って25分、20時にサヌールのガゼボ・ビーチ・ホテルに到着。
ホテルの敷地の中は夜になるとかなり暗い。
1階にバス・トイレ、2階にベッドがあるメゾネットタイプの部屋。
薄暗い部屋の壁にかけられたバリ舞踏の絵が、電灯の明かりに浮かび上がり、じっとりと汗ばむ蒸し暑さの中、南国のバリ島に着いたばかりの私の気分を盛り上げてくれます。
2階の照明もかなり弱く、文字を読むには適さないが、しっとりとしたバリ島の夜にはふさわしい。
暑がりの私はさっそくエアコンを入れる。ガゼボ ビーチ ホテル ホテル
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21時にホテルを出て、ダナウ・タンブリンガン通りを北に少し歩き、「Randy's」という店で通りを眺めながら食事。
ナシゴレンスペシャル(インドネシア風焼きめし)がRp16,500(約\215)。
ビンタン大瓶がRp12,500(\160)。それに10%の税。
欧米人が何人かいて、顔が合うと会釈してきました。 -
食事の後ダナウ・タンブリンガン通りをちょっと歩いてみました。
レストランやカフェがあちこちにあるが、客はあまり入っていない。そして、通りはどこも暗い。
Kマートでミネラルウォーター1.5L(Rp2,500=\33)とパン1(Rp5,000=\65)つと小さ目のナッツ入りチョコレート(Rp12,000=\156)を買って帰りました。
水に比べ、チョコレートは割高。 -
3月14日(火)9時、ホテルのビーチ沿いのレストランで朝食。
3種類から選ぶ朝食メニューなので、コンチネンタルブレックファストにしましたが、ビュッフェじゃないので物足りない。
宿泊客が少ないから仕方ないか。 -
緑豊かな敷地の中に個別に部屋が点在する。
部屋の前の椅子に座って本を読む、年配の欧米人の姿をよく見かけました。 -
ホテルの従業員がノミを使って、何やら木彫りの制作に励んでいました。
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ダブルとシングルのベッドがある2階の部屋。
ネットで予約して1泊$47。
ここに5泊します。 -
昼間は向こうの椅子に座って読書することもあるが、場所的に風の通りが悪く蒸し暑い。
部屋には電子蚊取りが用意されていて、持ってきていた自分のと併用しました。 -
まずは町歩き。
12時前にホテルを出て、ビーチと平行して2、300m西を走るダナウ・タンブリンガン通りを北に進んでいきます。
地図を見ながらひたすら歩く。
もう汗びっしょり。
多いときは1日20㎞以上歩くこともあります。 -
象の頭を持つガネーシャが鎮座する、インド料理店の前。
ガネーシャはヒンドゥー教のシヴァ神の息子で、招福の神として慕われているそうです。
インドネシアはイスラム教徒が2億人以上、全人口の9割を占め、世界最大のイスラム教徒の多い国(国教ではない)とされていますが、バリ島だけは約9割の人がヒンドゥー教徒で、土着信仰と伝統に基づいたバリ・ヒンドゥーが根付いているそうです。 -
後日のウブド行きのため、「プラマ社シャトルバス」の場所とバスの時間を確認に来ました。
このハン・トゥア通りを海岸の方へ歩いていると、何人ものマッサージのおばちゃんたちから声をかけられました。 -
とくに行くあてはなく、適当にサヌールの町を歩く。
のどかな南国の島の午後。 -
町中のあちらこちらにこのような小さな祠から大きいのまで無数にあり、毎日人々が供物を捧げているバリ島。
お供えと祭礼なしでは夜も日も明けないバリ島。 -
祭礼の準備なのだろうか、人々が集まっています。
神々が棲む島と形容されるバリ島、大小様々な寺院が数万はあるといわれ、「オダラン」と呼ばれる寺院建立記念の祭礼が、ウク歴(1年を210日とする)に則って210日ごとに執り行われるので、バリ島では毎日どこかでこの祭りが催されているといわれています。 -
スーパーの「ハーディーズ」の前でトイレを済ませ、ダナウ・タンブリンガン通り沿いにある「Apa Kabar」に入ってしばしの休憩。
ビンタンビール小瓶(Rp7,900=\103+10%の税)で喉を潤します。
バリのレストランやカフェは緑豊かなオープンエアーの店がほとんどで、南国の開放感にあふれ、脱力して気持ちがよい。 -
昼過ぎ、ダナウ・タンブリンガン通りの南から右に少し入った通りにある、パダン料理の人気店「デワタ・ミナン」に来ました。
ショーウインドーに並べられたおかずから、好きなのを指差し注文。デワタミナン 地元の料理
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ご飯以外は冷めているが、なかなかおいしい。
Rp21,500(\280)。 -
ムスリム(イスラム教徒)が商っているワルン(食堂)。
ムスリム経営のワルンもけっこうあるようですが、アルコールは置いてないので、好きな人にはちょっとつらい。 -
食事を終えて、さらに通りを歩いて行く。
バリ・ヒンドゥーの特徴ある建物が道の両側に続く。 -
ホテルの入り口も、バリらしさを見せる門構え。
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ちょっとかわいい3輪車の屋台。
椰子の実と他にも何か売っているようだけど。 -
日用雑貨などを商う商店。
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寺院なのか何かの店なのか、よくわからない建物。
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サヌールのメイン・ストリートであるダナウ・タンブリンガン通りはあんがい道幅は狭く、中心から少し外れると車の通行量も少なくのどかな雰囲気。
それにしても背の高い椰子の木だな。 -
地下界の悪霊に捧げるチャルという供物を、店の前の歩道にお供えする女性。
供物はバナナの葉で作ったかごに、花や椰子の葉で細工した物、米粒などが入っている。これは女性の手によって毎日欠かさず行われ、バリ島のいたる所で目にする日常の光景です。 -
19時にホテルを出てやってきたのは、ダナウ・タンブリンガン通りの北の突き当たりにあるパサール・シンドゥ(シンドゥ地区の市場)。
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ちょっとした広場の一角に、日用品から衣類、おもちゃやCDなどの露店が並び、食べ物屋さんも多い。
全体に周りは暗く、裸電球の仄明るさがなんともいえない素朴な味を醸し出しています。 -
ある屋台に座ってちょっと腹ごしらえ。
女の子がお手伝いをしていましたが、おっ、この手つき、バリ舞踏を習っているのかな。 -
棚に置かれている料理を、指差し注文。
ライス、煮卵、豚足、チキンのサテ(串焼き)、それにビンタンの小瓶。
全部でRp18,000(\235)、やはり屋台は安い。
ピリとした甘辛味で美味しかったです。
帰るときにトゥリマカシー(ありがとう)と言うと、サマサマ(どういたしまして)と返ってきました。 -
食事の後もすぐには離れがたく、ぐるぐる歩いて見て回る。
衛生的には難のある食べ物屋台ですが、灯りに照らされたナイトマーケットは縁日の露店の賑わいに似て、何となく楽しく、子供心を呼び起こし、異邦人の私をワクワクさせてくれます。
オモチャ屋さんの向こうは揚げ物屋台。後日食べたけど、熱々で美味しかった。 -
3月15日(水)、朝7時過ぎ、ホテル前のビーチ。
転覆防止用に、アメンボの足のようなアウトリガー(舷外材)がついたジュクンと呼ばれるボートが、砂浜のあちこちに置いてあります。 -
薄曇りの朝のサヌール海岸の北方向を見る。
海岸に沿って歩道がずっと向こうまで続いています。 -
ホテルの敷地から海岸側に出て右(南)に進んできました。
このような遊歩道が海岸沿いを数㎞にわたって続いている。
「Vila Shanti Beach Hotel」前のビーチレストランで朝食をいただきます。 -
海を目の前にしたくつろぎの朝食タイム。
コンチネンタルブレックファストRp37,000(\480)。
こんな所で毎日まったりと過ごせば、些細なことへのこだわりや怒りの心も消え失せて、大らかな心持ちにもなるだろうな。 -
朝食の後、遊歩道を北の方に戻っていきます。
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海沿いの「Jl.Segara Ayu」が西に折れる辺りの入り口に建つ、サヌールの海岸を見つめる漁師の像。
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海岸沿いから「Jl.Segara Ayu」(ジャラン・スガラアユ)を西に入っていきます。
「通り」と言う意味のジャラン、ジャランジャランと続けると散歩となる。
歩いていて物売りから声をかけられると、「ジャランジャラン」だと言って笑顔で断ったりします。 -
朝食を食べる地元の人たちで繁盛しています。
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こちらの素朴過ぎるワルンも地元民ご用達。
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脇の路地には割門と祠があり、供物が捧げられている。
どこを歩いても、人々の篤い信仰と神々の宿る島、バリ島を実感できます。 -
海岸沿いには砂浜のカフェレストランなどがけっこうあるけど、一部の店を除いて他は客がほとんど入っていないという寂しい状況。
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ちょっと変わった面白い人形。
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若い人よりも中高年の欧米人が目立つサヌール。
静かで落ち着いた海のリゾートを求めてここに来ている人が多いようです。 -
昼前、ホテルの小さなプールに浸かりました。
二つの小さなプールがあるけど誰も泳いでいない。
高級ホテルのプールに比べてここのは貧弱なので、あまり人気がないようです。
プールそばには暇を持て余したマッサージのおばちゃん二人がいて、その前を通って海岸沿いの遊歩道に出るたびに「マッサージしないの?」と声をかけてくるけど笑ってやり過ごす。 -
ホテル前の砂浜でビーチチェアに寝そべって、午後の読書の時間。
ビール小瓶を飲みながら本を読んでいると、暇を持て余した近くの店の、少し日本語が出来る若い男が何度も来て、世間話をしながらも絵を売りつけようとします。
私の口癖の「チープツーリスト」を連発して断るが、後で店の前を通ったとき、欲しくもなかったけど、Rp25,000の小さいのを買ってしまいました。
3時間ほどのビーチでの読書。パラソルの下にいたのに砂の照り返しが影響したのかかなり焼けて、額の部分もパリパリになり数日後には額の皮膚が一皮むけてしまった。
内面的な人間性の部分もついでに一皮むけてくれればいいのだけど。 -
部屋の掃除に来る女の子が、「子供たちのバリ舞踏があるので見に来て」と言っていたので、19時半にホテルのレストランへやって来ました。
チキンサテととんがり帽子のようなライスに野菜。ビンタンビール大瓶。全部でRp60,900(\790)。
夕食をとりながらバリ舞踏の始まりを待ちます。 -
バリ舞踏の衣装に身を包んだ子供たちが、レゴンダンスを披露。
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指や目の動きなどの所作にそれぞれの意味合いがあるバリ舞踏。
ねっとりとした夜の空気が肌にまとわりつく、まだ梅雨明けしていないバリ島。
この蒸し暑さの中、衣装を着ての踊りは大変だろうな。
この日だけはレストランにもお客が入って盛況でした。 -
踊り鑑賞の後、ビーチ沿いの歩道を散歩。
このレストランはいくらか客が入っているけど他の多くは、店の前にバリ衣装に身を包んだ女性たちが客待ちげに佇んでいるだけ。
ろうそくに火を灯したテーブルが砂浜に並び、月と波の音が魅惑的なシーンを提供していますが、可哀想なくらい客が入っていない。
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