2014/08/22 - 2014/08/26
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ゆっくさん
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いわゆるゴールデントライアングルと呼ばれるインドのデリー、ジャイプール、アグラにある世界遺産を巡る3泊5日のツアーに参加しました。
インドには世界遺産が全部で35か所(2016年現在)ありますが、今回巡った世界遺産は3都市で8ヶ所。1つが奴隷王朝時代(13世紀)、7つがムガル帝国時代(16~19世紀)です。
第一回目は日本出発からデリー観光まで(1~2日目)。
第二回目はジャイプール観光(3日目)
第三回目はアグラ観光から帰国まで(4~5日目)。
今回は一回目。
日本を出発してインドに到着、そして翌日のデリー観光までです。
ご参考までに。
第二回目:http://4travel.jp/travelogue/11209575
第三回目:http://4travel.jp/travelogue/11209598
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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今回、インドへは成田出発のJL749便で移動です。
まずは、サクララウンジで腹ごしらえです。私は、ここのJALカレーが大好物です。 -
12:30定刻通り出発しました。成田を出発して東京上空を通過。超快晴で山手線内が全部一望できました。
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離陸1時間後位に食事が出ました。
もちろんエコノミーですが(笑)、今日のメインは牛丼ととり天でした。 -
2回目の食事は、着陸2時間前位です。サンドイッチとサラダという軽い軽食ですね。
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17:35デリー空港に到着。8時間35分のフライトです。
事前にガイドさんの写真を送ってもらっていたので、迷うことなく出会えました。
今夜は、このままデリーのホテルにチェックインです。 -
初日のホテルは、デリー市内のタージパレスです。
夜の到着ですが、レイと額にお化粧の歓迎を受けました。ホテル入口には屈強なガードマンがおり、空港のゲートのようなセキュリティを通過する必要がありました。館内には蓮の花やヒンズー教的な置物もありインドって感じがします。タージ パレス ホテル
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部屋はバスタブ付きで、アメニティは一通り揃っており、コンディショナーもありました。ペットボトルも一人当たり2本常備されていました。明日の天気を願いつつ、就寝。
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朝食はヨーロピアンビュッフェです。プールサイド越しのレストランなので、テラスでいただくことも出来ます。
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朝食後、プールサイドを散歩して、いざ出発です。
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インド、最初の観光は、世界遺産「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」です。
1200年頃のイスラム系の王朝(奴隷王朝)がこの地の制圧を記念し建てたそうです。礼拝の時を知らせるために建てた塔(ミナレット)が特徴です。イスラム系の建造物としては、インド最古だそうです。クトゥブ ミナールとその建築物群 史跡・遺跡
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こちらがそのミナレット。直径15m、高さ70mを超える赤砂岩で築かれた塔です。建設当時は100mを超えていたらしい。現在は中には入れませんが、頂上まで螺旋階段が続いているとのこと。現存ミナレットとして、世界で最も高いとか。
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ミナレットは高いため、写真だと大きさが解りにくいのですが、根本を人と比べると、大きさをわかっていただけるかと思います。
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ミナレットの途中にはレリーフも。地上から見ても気付かなかったのですが、望遠で撮ると、手の込んだレリーフが見ることができました。
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その他、建物にはレリーフが綺麗に施されています。
イスラム教は本来は偶像崇拝は禁止しているため、ヒンズー教時代の寺院のレリーフを再利用しているとのことです。この再利用はヒンズー教への敬服なのでしょうか。はたまた、イスラム教の権力誇示なんでしょうか・・・。 -
遺跡全体の風景です。朝早いせいか人ははまばらです。他の日本人も団体客もおらず、のんびり観光できました。 -
クトゥブ・ミナールの北側には直径25mのミナレットの崩れかけた土台があります。こちらは、アライ・ミナールと言います。崩れたのではなく、元々財政難で未完だったそうです。完成していたら150mを超えていたとか。
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また、高さ7mの鉄柱が柵に囲まれて大事そうに建ってます。高純度の鉄でできているため錆びないとのこと(良く見ると所々錆びているように見えるのですが・・・)。なお、この鉄柱は、クトゥブ・ミナールより更に700年遡った5世紀初頭に建てられたそうです。1300年間錆びてないということですね。
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クトゥブ・ミナールを一通り見終わり、次いで世界遺産「デリーのマユーン廟」へ。
ムガル帝国二代目皇帝の皇后が、皇帝を偲んで16世紀半ばに建てた霊廟です。皇后はペルシア出身だったため、ペルシア(イスラム)とインドが融合した「ムガル様式」として初めて造られました。「タージマハル」の原型です。フマーユーン廟 史跡・遺跡
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まずは、入口から見た霊廟。
ここから見ても既に大きいです。建物は完璧に左右の対照となっています。また四方向から見ても、全く同じ形状だそうです。壁は赤砂岩と白大理石、ドームは白大理石で造られています。土台は一辺100m、ドームは一辺40m、高さは21mだそうです。 -
さらに近づきます。中央の階段から霊廟に上がります。
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ちなみに基底部はこんな感じです。
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基底部分からドームを眺めるとこんな感じ。大きいです。
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ドームの中央に、大理石の棺がポツンと一つ安置されています。外観の豪華さに比べ、意外に簡素に思えたのですが、逆にこの簡素さが暑いインドで涼しさを醸し出し、贅沢に感じました。なお、この棺は仮の棺で、本物の棺は真下に埋葬されているとか。また、この霊廟には皇后を始め、息子や側近等150名余りが安置されているそうです。
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棺の上の天井はこんな感じです。
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壁には、このような綺麗な透かし掘りが施されています。王妃の愛情を感じます。
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ドームから入口を眺めるとこんな感じです。
庭もきれいな正方形で、イメージすると「田」の字の真ん中にドームがある感じ。水路も張り巡らせており、ペルシアでは、このような庭の形式は「地上の楽園」を意味しているとのことです。 -
さて、続いて、世界遺産「レッド・フォートの建造物群」へ。
ムガル帝国五代目皇帝による建造物で、17世紀半ばアグラからデリーに遷都した際に、築かれた宮殿です。ちなみに、この五代目皇帝は、「タージマハル」も建造しています。
内部は18世紀にイギリス軍に壊され、その後インド軍の用地となったたため、当時の建物はあまり残っていないそうです。故に、今回は、入場せず外観のみの観光。
城壁を見るだけでも巨大で圧巻でした。赤砂岩からできているため、名前の通り、真っ赤ですね。日本でも石垣で当時の城の巨大さを感じられますが、そんな感じです。なお、城壁は全長2.5㎞あるそうです。ヒンズー語で「ラール・キラー」とも呼ばれています。レッド フォート 史跡・遺跡
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レッドフォートの正面にはチャンドニーチョウクという繁華街が続いています。1㎞程の通りですが、レッドフォートが建造された時に、共に整備されたバザールが起源だそうです。
チャンドニー チョーク 散歩・街歩き
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通りの両脇には店が並び、東京でいうところのアメ横という感じでしょうか。食べ物を始め、いろんな物が所狭しと売られています。たまたまなのか宗教的なものなのか、歩いている人はほとんど男性ばかりの印象を受けました。
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車とリクシャと人が雑然と行き来しており、よく事故が起こらないなぁと思いました。でも、これが私がイメージしていたインドです。
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次いで、本日最後のスポットである「インド門」へ
1929年に建てらた高さ42mの門です。パリの凱旋門に似てるなと思ったら、作者が凱旋門を模してデザインしたとか。この作者は、このニューデリーの都市計画にも携わっており、この門の周りから道も放射状に伸びています。インド門と官庁街 建造物
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実際は門ではなく、門の形をした巨大な慰霊碑です。門をくぐることはできず、近衛兵が慰霊の灯を守っています。この灯は1971年から消えずに灯っているとのこと。
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第一次世界大戦でイギリス領として戦ったインド人兵士8万5千の名前が刻まれています。
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周りは官公庁街となっています。約3㎞離れた大統領官邸まで真直ぐな道が続いています。
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インド門見学後、近場のレストランに遅めの昼食へ。
レイズ アフェア インド料理
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地元の人が通うというよりは、観光客や官公庁の人が接待で使う店とのこと。イメージしていたインドのレストランとは違いましたが、白を基調としており、インド初日のインド料理だったので、清潔感があり、安心しました。
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ここは、タンドール料理の店で、マトンやチキンのカレー、そしてタンドール料理の代表作のタンドリーチキンが美味しかったです。
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昼食後、車にて次の目的地ジャイプールへ。
本日の宿は、ジャイ マハル パレス ホテルです。
250年前のマハラジャの宮殿を改築したホテルだそうです。チェックイン時にウェルカムドリンクと、レイと額にお化粧の歓迎を受けました。ジャイ マハル パレス ホテル ホテル
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庭にはクジャクが放し飼いされており、散歩するには十分するほどの広大さです。
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部屋自体は、宮殿をイメージする豪華絢爛という感じではなく、シンプルでした(ツアーだからかな)。アメニティは一通り揃っており、コンディショナーもありました。ペットボトルも用意されていました。
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夕食も、このホテルの中で。庭ではショーもしていました。
今夜は、部屋でビールを飲み、これにて就寝。
続きは、インド第二回で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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タージ パレス
3.51 -
ジャイ マハル パレス ホテル
4.01
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