秘境パックで行くエチオピア②　　南部・アルバミンチへ

2017/01/08 - 2017/01/20

今回のツアーは「ダナキル砂漠と北エチオピアの世界遺産　13日間」なので、南部は訪れないはずでしたが、アスクムやゴンタールに危険情報が出されたために、訪問地の変更で南部観光の拠点になるアルバミンチを訪問することになりました。
アルバとは４０を意味し、ミンチは泉を表します。チャモ湖やアバヤ湖もある、大地溝帯の底部に位置します。
ドルゼ族の暮らす村は高地に在り、農業や養蜂、織物などで生計を立てています。
毎月曜日にマーケットが開かれるので、それに合わせて訪問しました。

写真はドルゼ族の住居です。

エリア アルバ・ミンチ(エチオピア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エチオピア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

空港から幹線道路に出ると意外にも綺麗な舗装路でした。
走ってるのはトゥクトゥクとロバの荷車だけど・・・

ドルゼ族の村までは大地溝帯の底から縁まで千数百メートルを上がります。

1時間ほどかけてドルゼ族の村に到着、路線バスも走ってるのですね。

早速マーケットへ

唐辛子を売ってる？

子どもたちが集まって来て、写真を撮れと言うのだが、チップを要求する。
そうしてしまったのは、観光客の所為なのだが、正直なところガッカリしてしまう。
心なしか、子ども達の目にも陰りが見えるような気がする。

水汲みは女子どもの仕事だが、重労働に違いない。

満身の力を込めている姿には感動がある

高地では綿花は獲れないので、運んで来たものの種を取り出し、綿だけにして、それを売ったり、紡ぐらしい。

水タバコをやるらしいく、勧めてくれるが遠慮しておいた。

顔に刻まれた年輪

ＢＡＲでは自家製のお酒らしきものを呑んでる。
勧められたが、遠慮しておいた。

すっかり盛り上がってる様子

女性だって負けてはいない

逞しささえ感じるおばあちゃん

一通りマーケットを歩いた後に、ドルゼ族の民家を見せてもらった。
前の入り口がゾウの鼻のような造りが特徴的。
エンセーテ（ニセバナナ）の葉と竹で作られます。

３つの建物で１セットになるそうで、１つは新婚用、もう一つはキッチン、そして母屋で夫婦と子どもたちが暮らし、応接間になるそうです。
母屋の内部を見せてもらいましたが、意外と広いです。

内部は区画があり、２段ベットのような部分もありました。

糸紬を見せてもらいましたが、実に滑らかな糸に仕上げるのにびっくりです。

エンセーテ（ニセバナナ）という植物からでんぷんを取り出し、コチョと言うパンのような主食を作ります。
竹のナイフで茎をこそぎます。

それを数日間発酵させ

生地を整え

エンセーテの葉に挟んで焼きます

焼き上がり

皆でいただきました。
コチョ自体には少し酸味がある程度で、殆ど味はありません。
蜂蜜やトウガラシ系の薬味を付けて食べます。

自家製のお酒もいただきましたが、アルコール度数が高く呑めませんでした。

裏手はロッジになってるようで

内部にはカワイイベッドが

営業用の衣装を着て？？

途中絶景ポイントで写真タイム

車が止まりそうな処には土産物屋が陣取ってます。
ドルゼの村まで帰るのでしょうか、荷物を持った女性が坂を登ってきます。

日もかなり傾いた１８：２０今夜の宿、パラダイスロッジに到着

２戸１だけど、いい感じ

天蓋付きベッド？

個別の電気温水器で温か～いシャワーも出ます。

レストランです

今夜はバフェスタイル

食べ過ぎ注意！

コーヒーも丁寧に入れてくれる

この旅行記へのコメント （10）

• ほいみさん 2017/01/25 17:38:07

  有料写真

  あの辺りのえげつなさは聞いてますが、年々酷くなるみたいです。
  貧乏で現金収入の手段も少ない少数民族ですから、観光客か相手の商売は当然ですが、どうせなら気分よく集金して欲しいです。アフリカでは村によっては村長さんに幾らか渡すと、自由に写真を撮らせてくれたりもしますよね。そういう方向に行ってくれると有難いのですが。
  
  オモ・マゴ川周辺の少数民族は何時か訪ねてみたいと思ってますが、そんな噂を聞いてるので迷っちゃいます。
  
  

  gontaraさん からの返信 2017/01/25 22:11:10

  RE: 有料写真

  
  初めから全て有料って、料金が決まっていれば、それはそれで納得できるのかも知れないけど、おばちゃんたちはお金くれって言わないし。
  子供たちの要求がすごいです。
  実際、マーケットで観光客がお金を落とすことはないだろうし、まとめて観光の代価として支払うのはいいんじゃないかと思いますね。
  お互い気持ちよく接触できれば嬉しいですがね。
  
  今回はガイドが気を効かせて、少額に両替もしてました。
  
  エチオピア２回目って方が、以前はこんなに酷くなかったておっしゃってました。
  因みにその方は５Ｄと７Ｄ持参でした。

  gontaraさん からの返信 2017/01/25 22:11:25

  RE: 有料写真

  
  初めから全て有料って、料金が決まっていれば、それはそれで納得できるのかも知れないけど、おばちゃんたちはお金くれって言わないし。
  子供たちの要求がすごいです。
  実際、マーケットで観光客がお金を落とすことはないだろうし、まとめて観光の代価として支払うのはいいんじゃないかと思いますね。
  お互い気持ちよく接触できれば嬉しいですがね。
  
  今回はガイドが気を効かせて、少額に両替もしてました。
  
  エチオピア２回目って方が、以前はこんなに酷くなかったておっしゃってました。
  因みにその方は５Ｄと７Ｄ持参でした。

• ワミさん 2017/01/25 14:35:05

  偽バナナ！？実はならないの〜

  さすが秘境パック危険情報付きとは(@_@)場所によっては危ないのねぇ
  ドルゼ族のお家はけっこう立派ですねぇ
  小奇麗だしここは撮影用だからかな？
  営業用の衣装は豹の皮みたいだけど狩猟とかもやってたのかしら？
  子供達の自然の写真を撮りたかったのにしっかり小銭稼ぎの姿みせられガッカリでしたねぇ
  仕方ないですねぇ観光資源だもの〜獲物がバス乗ってやってきた！
  ロッジはとても洒落てますねぇレストランも広くて欲張って食べたのになぜに減量したのかしら〜
  

  gontaraさん からの返信 2017/01/25 22:01:48

  RE: 偽バナナ！？実はならないの〜

  
  ニセバナナはバショウ系なのかな、葉っぱは同じように見えるけど実は出来ないんだって。
  
  今回出されてる危険情報は政府批判のデモなどが有るってことらしい。
  オリンピックでも陸上の選手が両手をバツにして政府の批判してたからね。
  
  ドルゼ蔟のおうちは標準タイプ見たいですよ。
  他のお家も同じような物でしたから。
  
  豹の皮みたいだけど、違う名前で呼んでたなぁ。
  狩猟はしてない種族だと思うけど、どうかな？
  
  ロッジは雰囲気も良かったよ。
  食べるのも大丈夫だったけど、観光がハードだったから珍しく減量しました。
  カモがバスに乗ってか、面白い！
  金、金になると目付きが悪くなってるような気がするなぁ。

  gontaraさん からの返信 2017/01/25 22:11:36

  RE: 偽バナナ！？実はならないの〜

  
  ニセバナナはバショウ系なのかな、葉っぱは同じように見えるけど実は出来ないんだって。
  
  今回出されてる危険情報は政府批判のデモなどが有るってことらしい。
  オリンピックでも陸上の選手が両手をバツにして政府の批判してたからね。
  
  ドルゼ蔟のおうちは標準タイプ見たいですよ。
  他のお家も同じような物でしたから。
  
  豹の皮みたいだけど、違う名前で呼んでたなぁ。
  狩猟はしてない種族だと思うけど、どうかな？
  
  ロッジは雰囲気も良かったよ。
  食べるのも大丈夫だったけど、観光がハードだったから珍しく減量しました。
  カモがバスに乗ってか、面白い！
  金、金になると目付きが悪くなってるような気がするなぁ。

• くろねこだりゅんさん 2017/01/24 16:46:11

  エチオピアコーヒー

  民族村訪問、現金収入の少ない村にとって貴重なお仕事だと思うのですが…
  
  最初はお礼のつもりでほんの心付から始まったとは思うのですけどね〜子供が写真撮られてお金取るって、じゃ職業はモデルなんじゃない？と思っちゃいます。
  だったら民族衣装着て職業で写真撮られている方に失礼かな〜と考えてみたり…難しいですね！
  
  ゾウの御鼻のお家はかわいらしいですけど、中は広いですね〜
  火を焚いた跡があるのは夜は少し冷え込むのでしょうか？
  
  コーヒーセレモニーは後のお楽しみですね(*^_^*)
  
  
  
  

  gontaraさん からの返信 2017/01/24 19:01:01

  RE: エチオピアコーヒー

  民家にお邪魔して、多少なりのオモテナシを受けて、代価を支払うのなら問題は無いかなと思うのですが、写真を撮らせてお金を稼ぐってのは、青少年の健全育成に問題を感じますね。
  労せずしてお金が入ってくるのは、彼らの文化的価値を否定しかねませんからね。
  ムルシ族（唇にお皿を入れてる種族）の場合には１ショット幾らてのが決まってるみたいですが・・・
  
  ゾウさんのようなお家、カワイですよね。
  母屋は天井高は１０m以上あったとお思いますよ。
  日本で言う囲炉裏的な感覚で火を焚いてると思います。
  キッチンは別棟に在りますから。
  
  コーヒーセレモニーっぽいことは食事の際にしてくれるのですが、正式なコーヒーセレモニーは豆の焙煎から始まって１時間以上かかります。
  何度かフルセレモニーを受けましたので、どこかでお披露目しますね。

• 猫大好きさん 2017/01/23 22:47:54

  民家可愛らしいですね〜！

  観光ドルゼ村なのでしょうか？
  営業用衣装に着替えて この後 踊ったのかしらん
  
  地元の人たちに随分と近いところまで行くツアーだったのですね
  BARもあるのね〜〜
  どんなお酒だろう
  
  写真を撮らせてチップ要求するのは
  何か嫌な気がします
  楽に稼ぐ方法を教えてしまった方が悪いのですけどね〜
  

  gontaraさん からの返信 2017/01/23 23:31:06

  RE: 民家可愛らしいですね〜！

  ゾウさんのような家がドルゼ族の特徴で、今回お邪魔したお家は、このような形で解放して現金収入を得ているのでしょう。僕たちのグループの後に欧米人のグループが説明の順番を待っていましたからね。
  
  営業用？　の衣装を着ていたのは、おそらくロッジの従業員でサービスのつもりで皮の羽織物を着たのでしょう。踊りと言う程の事はしませんでしたが、サービスの延長で、少しばかり動いていました。
  
  女性が呑んでるのは、地ビールって言ってましたが、どぶろくのような濁ったものです。
  チョット呑む気にはなれませんね。
  
  南部ではムルシ族が撮影枚数によってシビアに請求するってことは、色々な旅行記に記載されていますが、その傾向がどんどん広がっているようです。
  子どもが無心するのは辛いです。
  これも、我々がそのようにしてしまったのですが・・・