アウトバーンで速度無制限【時速200キロ越え】を、自ら体験する

2015/12/29 - 2016/11/23

去年おととしと２回ドイツを旅したが、いずれもレンタカーで、アメリカ同様モータリゼーションの発達した国だということを実感した。なかでも、日本では公道で【時速２００キロ】はあり得ないが、ドイツではそれが日常だった。
ベンツのＡＭＧとか、飛行機みたいに馬鹿でかいブレーキキャリパーがついていて、見せかけかと思っていたが、彼らにはこういう日本では考えられない装備を、日常的に必要としていることがわかった。

初めて走るアウトバーン、羽田からミュンヘンに飛んで、その日、アーレンまで行かなければならかった。夜のアウトバーン８号西向き、ウルム付近で、人生初の公道230キロ達成。（富士スピードウェイでは、R32GTRのライトチューン車で体験済み）

時速200キロオーバーで走っていても、それを追い越してゆく人が普通に存在する。いい年して、シューマッハーごっこか？と思うミドルも散見された。

無事故で帰ってこれてよかった。危険回避能力、危険予知能力、これら、ハイスピードドライビングでは重要である。

エリア ウルム(ドイツ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

これは、日産キャシュカイ、ディーゼルターボ。
1200のダウンサイジングエンジン。
低速トルクが太く、ハイギヤードな設定で、ぐんぐん引っ張る。

６速マニュアル。
10年ぶりにマニュアル車を運転するが、自転車みたいなもので、すぐに慣れてくる。

これはケルンに向けてアウトバーン３番を北向きに走っているところ。

（助手席から何枚か撮影してもらった）

日本の大型トラックは、８０キロで速度リミッターが作動する。
しかし、ヨーロッパのトラックは普通に１００キロオーバーで巡行している。
ボルボのヘッド、ユーロ仕様、かっこいい。

ボルボXC70のディーゼルターボ。
平地で、アクセル全開、220キロは出る。
恐るべし、ユーロ仕様のディーゼル。

ホーエンツォレルン城が見てて来た。
ここもアウトバーン。

ところどころ速度制限があるが、１２０キロぐらいで普通に流れている。

ICEが遠目に見える。さすがに300キロ出ているから速い。

この通り、かなり勾配がある。
これでも速度制限がない。

日本の第二東名も、速度無制限とは言わなくても、もう少し緩和できないのか？早くなれば費用対効果も高まる。

事故が増えるなら、例えば、ゴールド免許限定しか出せないリミッターとかハイテクで何か工夫でいないのか？
運用の工夫で両立できないものか？

（コドライバーが撮影）

ベルギーの高速道路。スパフランコルシャンに向かっている。

（ベルギーに入ると速度120キロ制限）

道路はドイツとほとんど変わらないけど。

ドイツの速度取り締まりに対する考え方は正しい。

こういう、人が住んでいる地域では速度が50キロとか30キロとか厳しく規定されており、守らないと、市街地にそこら中にオービスがある。

こんな感じ。

地方の幹線道路から住宅地にはいると、厳しく速度制限している。

すこしでもオーバーするとピカピカ光る。

わたくしの友人、これで地球の反対側から請求書が届いた。

日本も、こうするべき。レジデンシャル地域では、厳しく取り締まらないと、事故は減らない。


日本とは大きく異なる、モータリゼーション文化でした。