【３日目（台中エリア）】台湾3度目！台北市内、台北近隣の町、台中etc 三泊四日

2017/01/01 - 2017/01/04

この一年間で3度目の台湾。1回目の旅行記は途中で頓挫してしまいましたが・・・笑
今回は最後まで書くことが目標！！笑
３日目は台中エリア（地震博物館と鹿港）中心です。

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

僕としては今日がこの旅行のメインDAY。
台中訪問です。
初めての街ですし、今回の台中訪問の目的はちょっとマニアックな場所ということで、事前に現地在住の日本人ガイドの手配をしておきました。
台北駅でガイドさんと待ち合わせ、いざ新幹線！！

台北駅 <地下鉄> (台北車站) 駅

各駅停車の新幹線で一時間ほど。
台中駅到着。
とても綺麗で立派な駅でした。

ところで台湾の「９２１大地震」というのをご存知でしょうか。
９９年の９月２１日に台湾でおこった地震です。
前からどうしても一度行ってみたかったのは、この地震の時に崩壊した中学校をそっくりそのまま保存している。という地震博物館です。
映像で見て衝撃的だったので、一度自分の目で見ておきたかったのです。
それが台中にあるというわけ。
【WIKIPEDIA ９２１大地震】
https://ja.wikipedia.org/wiki/921%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87

高鉄台中駅 駅

中学校の敷地内に断層が走っていて、その断層がずれたことで、このような段差ができたとのことです。

【地震教育博物館公式サイト（日本語ページ）より】
地震への防災や救助措置を住民の皆様に呼びかけるため、921大地震発生後、政府当局及び学者、専門家の方々は、霧峰郷光復中学校の基地に起きた断層のずれ、校舎の倒壊、河床の隆起など、記念館建設における複数の候補地の中で地震発生直後の様子の保存状態がもっともよいことから、ここを「地震記念博物館」の建設地に決定しました。「地震記念博物館」は、地震が実際発生した場所を保存し、地震の歴史事実を記録し、ならびに民衆や学校などへ生きた地震教育の教材を提供することを目的としています。2001年2月13日に、記念館は「921地震教育園」と名称を改め、その記念性や教育上の意義を顕著にしました。
http://www.921emt.edu.tw/jp_content/about/about01.aspx

九二一地震博物館 博物館・美術館・ギャラリー

グランドもそのまま保存されています。

九二一地震博物館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらもすごい段差。

写真ではよく見ないとわかりづらいのですが、相当に歪んでいます。
外側の金属の柱は、展示するための補強のために付けられているものです。

全壊を間逃れた教室もそのまま展示。
奥の黒板が少し生々しかったです。

この博物館のことを調べようとすると最初に目にするのがこの部分を撮影した写真です。
実際に目の当たりにすると、本当に凄まじいことが起こったんだな。ということが肌で感じられます。
ちなみにこの棟の中はもちろん入ることは出来ません。
その代わり、画像右側の潰れた部分に橋がかけられていて、真上からも見られるようになっています。

これが真上から見下ろした光景です。
少しわかりづらいですね。。。

裏側を斜め上から見た光景。

真裏から。

テレビなどの教具もそのまま残されています。

このように、地震で崩壊した建造物をそのまま保存しているところは世界を見渡してもここだけなのだそうです。
確かにこういうものを残しておくという発想は少なくとも日本人にはなさそうですね。
同じ地震大国とされる日本に住んでいる一人として感じることはたくさんありました。

貴重な体験をさせていただきました。

地震博物館の後は台中にもあるという「台湾ビール」の工場に連れて行っていただきました。
団体客にしか出さない。という試飲ビールをガイドさんの交渉により飲ませて頂き、その代わりにお土産を少し買うことにしました。
うまかった！！

ビールを飲んだ後は地震博物館と真反対の海側にある「鹿港老街」へ。
ここは面白かった！！
街開発の際、川沿い（と言っても小さなドブのようなものだっただろうとのこと。）に建物が作られていったことで、極端に細く曲りくねった道が延々と続いています。

【台北ナビ　鹿港（ルーガン）】
http://www.taipeinavi.com/miru/284/

鹿港古市街 旧市街・古い町並み

くねくね。

こんな様子の道が本当にずっと続いているんです。

現地の人はよく道を憶えられるなーーなんて思いつつ。

まだまだ続く。

線香を作っていました。天日干ししているのだそうです。
線香ってこんな風にして作るってことを知りませんでした。

台北にもありますが、これは鹿港の龍山寺です。

あの細いくねくね道はまだまだ続いているのですが、全部歩こうと思ったらフルで歩いたとしても丸々一日がかり。。。というくらい広いので、龍山寺にお参りできたところで引き返します。

【台北ナビ　鹿港龍山寺】
http://www.taipeinavi.com/miru/285/

龍山寺 寺院・教会

そのまま台北に戻っても良かったのですが、せっかくだからと、、、有名な彩虹眷村に立ち寄りました。
変わり者のおじいさんが「暇だったから」と家に落書きして遊んでいた所がそのまま観光名所になったという場所です。

彩虹眷村 散歩・街歩き

確かに「暇つぶし」でここまで出来たのはすごいと思います。

ドラえもんチックなお方も発見しました。

さて、台中観光はこれでおしまい。
今回、台中の市街地はスルーしてしまいましたが、いつか機会を作って市街地の方も見に行けたらいいなーと思います。

帰りの新幹線。
行きは各駅停車でしたが、戻りは急行？に乗ります。
４０分くらいで着いたのかな。。。
ちょうど東京から静岡に行くのと同じような感覚だったかな。と思います。

今回はガイドさんのおかげでかなりスムーズな台中観光ができました。
自力で目的地に辿り着く面白さもありますが、今回のように目的がはっきりしていて、時間も限られている場合はプロに助けていただくのもいいかと思います。

今回はこちらのサイトからガイドさんの依頼をしました。
しっかりとしたプロのガイドさんをご紹介頂いたのでまた何かの折には利用したいと思っています。
【台湾旅行現地通訳・ガイド派遣センター】
http://taiwan-guide.biz/?page_id=11

台北に戻ったら、日本から予約していた台湾料理の「欣葉」に直行。
前回来た時から気になっていた「カニおこわ」を注文！！
噂通り、めちゃくちゃ美味い！！
他のメニューも全部美味しかったです。
ガイドさん曰く、「あそこは何を頼んでも間違いはない！」だそうです。

欣葉 (台菜創始店) 中華

台湾旅行も今日が最後の夜。
何か目的があるわけではないけれど、もう少し台北の夜の雰囲気を味わっておきたい。
と、ここがどこなのかよくわからないけれど、フラフラと一人歩き。
そろそろ疲れたかな・・・って、ところでマッサージを受けて、そのままホテルに戻っておやすみなさい。
明日は台湾最終日。でも、まだまだ遊び倒しますよ！！笑