2016年GW　台北の旅　２日目：台北から北埔（ベイプー）へ行ってみた

2016/04/29 - 2016/05/04

台北2日目、老街の一つ「北埔（ベイプー）」を訪れます。

「老街（ラオチェ）」とは、古い家並みや町並みが残る町で
台北の近郊には、昔からの建物が今も残り、
そこで普段の生活が営まれている地域がたくさんあります。
最近、台湾ローカルや海外の観光客の注目スポットになっています。

エリア 新竹(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

まずは、台北駅から台湾高速鉄道（高鉄）に乗って新竹駅まで行きます。

高鉄の切符は、駅の窓口や自販機のほか、
インターネットやコンビニで予約や購入、発券できます。

台北駅 駅

高鉄の車両はこんな感じ。

日本の新幹線が初めて海外に輸出されたのがこの台湾高速鉄道なので、
姿形が日本の新幹線と同じです。

台湾高速鉄道 (台湾新幹線) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

台北駅から30分で新竹駅に到着。
新竹だけに、構内は竹のオブジェで装飾されていました。

ここ新竹は、台北のシリコンバレーと呼ばれているそうですが、
高鉄新竹駅の周りは、まったく要素なしでした。

高鉄新竹駅 駅

高鉄の新竹駅からは「北埔老街」までは、
「台湾好行」というバス会社が運行する「獅山線」一本で行くことができます。

高鉄新竹駅 駅

区間内乗り放題の一日乗車券を購入。（100元）

乗車券は、運転手さんから購入します。
運転手さんに「ワンデーチケット、プリーズ」と伝えたら
チケットを用意してくれました。

高鉄新竹駅 駅

ちょっとおまけ。
手すりの金具が、C-3PO

バスに40分ほど揺られ、「北埔老街だよ」と降ろされたのがココ。
なんかイメージが違う。
・・・・でも、バスは去って行く。

とにかく散策しよう。

北埔老街 旧市街・古い町並み

それっぽい通りを発見。
突入っ！

北埔老街 旧市街・古い町並み

北埔老街には、赤レンガを積んだ家屋が多く残っています。
このレンガ造りの建物が、この土地に住む客家民族の街の特色だそうです。

北埔老街 旧市街・古い町並み

北埔老街 旧市街・古い町並み

そして、脇道に一歩入ると、
石畳が敷かれた細い路地が続いています。
誘われるがまま、奥へ奥へと進んでみました。

北埔老街 旧市街・古い町並み

北埔老街 旧市街・古い町並み

北埔老街 旧市街・古い町並み

老街の中央にあるお宮「慈天宮」
北埔老街には細い路地がたくさんありますが、
最後には慈天宮にたどり着くと言われています。

北埔慈天宮 城・宮殿

慈天宮の周りには、たくさんのお店が軒を連ねていて
平日にも関わらず、たくさんの人が行き来をしています。
あちら、こちらから美味しそうな匂いが漂っきて
ついつい、店先に並べられている商品を覗いてしまいます。

北埔老街 旧市街・古い町並み

老街を一通り見たところでランチタイム。
たくさんの店が並ぶ中、ここ「笠竹園」に入ることにしました。
決め手はメニューの写真がいっぱい。
写真があると指差しで簡単に注文ができます。

北埔老街 旧市街・古い町並み

中国食堂あるある
その壱：店先が厨房

北埔老街 旧市街・古い町並み

中国食堂あるある
その弐：巨大な金魚

北埔老街 旧市街・古い町並み

注文したのは、この四品。
これだけ食べても500元に届かず。
しかし、頼みすぎた。2～3人前はありそう。
心してかかろう。

北埔老街 旧市街・古い町並み

平打ち麺の焼きそば。
王道のオイスターソース味に間違いなし。

北埔老街 旧市街・古い町並み

豚の角煮。
油がギロギロなのにさっぱりしています。
多分、梅干しで酸味を足していいるのだと思います。

北埔老街 旧市街・古い町並み

豚肉の野菜炒め。
ピリ辛で食が進みます。

北埔老街 旧市街・古い町並み

キャベツの炒め物。
食堂のおばさんが、「ベジタブル」と勧めた一品。
あっさり塩味で、邪魔をしません。

北埔老街 旧市街・古い町並み

昼食の後、再び「獅山線」に揺られて終点の「獅山遊客中心」に到着。
元は獅山國小という小学校だった場所で、自然学習的な遊歩道が整備されています。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

ここ獅頭山（しとうざん）は台湾苗栗県と新竹県にまたがる
標高491mの小ぶりの山です。
山域には、輔天宮、勧化堂、開善寺、獅巌洞など
仏教や道教の寺院が数多く建造されています。

今回はここから獅頭山の反対側にあるお寺「勧化堂」まで獅山古道を歩きます。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

ハイキングコースは、しっかり整備されていて
所々にお堂があったり、・・・

獅山遊客中心 散歩・街歩き

お経が岩壁に刻まれていたり。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

頂上らしき広場の脇から降り始めてしばらく行くと崖崩れ。
人の背丈はある大きな岩が道を塞いでいました。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

新竹県側はアスファルトの道でしたが、
苗栗県側は石を敷いた階段。

その石は角が落ち、表面はツルツル。
時折降る雨でツルツル度が更に増し、氷の階段を降りているようです。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

目的地「勧化堂」の裏門「道徳門」に到着。
下りを慎重に歩いたので、
「獅山遊客中心」から約1時間半の道のりでした。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

これが「勧化堂」

獅山遊客中心 散歩・街歩き

獅山遊客中心 散歩・街歩き

この風景です。
何かのウェブサイトで見た風景。
でも、とても視界がとても悪く、残念です。

雨が本格的に降ってきたので、
散策は取りやめ、来た道を戻ることにしました。

獅山遊客中心 散歩・街歩き

バスで高鉄新竹駅に戻った後、在来線の台鉄六家線へ新竹市内へ。
台鉄新竹駅に着いた時は、すっかり暗くなっていました。

「新竹駅」の駅舎は、台湾で現存している最古の駅舎で、
松崎万長という日本人が設計したそうです。

新竹駅 駅

駅から向かったのは「新竹都城隍廟」

新竹の城隍廟は、廟前とその周囲が大きな屋台エリアになっていて、
新竹グルメを食べることができます。

新竹城隍廟 寺院・教会

城隍廟の屋台街は、大変な混雑で、
どの店も食事をしている人でいっぱい。
店を選ぶにも、ゆっくり吟味する余裕がありません。

店員さんと偶然目があったお店に決定。
メニューの写真があるのも大きなポイントです。

新竹城隍廟 寺院・教会

注文した料理は三品。
ここ新竹グルメで有名な「貢丸湯」という豚肉の肉団子スープ（40元）
新竹の名産品「新竹米粉」の焼きビーフン（35元）
甘辛い肉と輪切りのキュウリが乗った丼モノ「瓜仔肉飯」（40元）

どれも安くて、美味しかったです。

新竹城隍廟 寺院・教会

食事の後に立ち寄ったのが新竹の名産品「米粉」のお店。
城隍廟の周りには、たくさんビーフンを取り扱うお店があります。

「日本人ですか？」と声を掛けてくれたお店で自家用に一袋購入しました。

新竹城隍廟 寺院・教会

城隍廟の通り向かいに人だかりのお店を発見。
「貢茶」という台湾生まれのお茶屋さんでした。
（世界進出していて日本にも出店しています）

烏龍茶や紅茶にタピオカなどをトッピングした甘いドリンクを売っています。
甘さや氷の量をリクエストできると言うことなので、
試しに「スイカ茶」＆「タピオカ」＆「微甘」を注文。

冷たくて、スイカ感は良くわかりませんが、
健康には良さそうな・・・気分になりました。

新竹城隍廟 寺院・教会