2016/11/03 - 2016/11/03
186位(同エリア4769件中)
かっちんさん
「兼六園周辺文化の森」は、兼六園を中心としたエリアで、政治や教育、文化の中心地として発展してきました。
兼六園、金沢城など江戸時代の武家文化と、石川県立歴史博物館、金沢くらしの博物館など明治、大正期のモダンな建物を通して、金沢の歴史と文化を味わいます。
そして、金沢は伝統の町だけではなく、モダンアートを中心にした金沢21世紀美術館もあります。
江戸時代前期に金沢城防火のために造られた辰巳用水(たつみようすい)、金沢城の各時代の技法でつくられた石垣も見どころです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
金沢駅改札を出ると、「ひゃくまんさん」がお出迎え
金沢百番街(Rinto)にいます。 -
まちバス
土日・祝日に金沢駅から兼六園周辺まで100円で運行されている「まちバス」に乗り、金沢21世紀美術館へ向かいます。
朝から雨が降っているので、美術館の無料エリアでしばらく雨宿りをします。 -
「兼六園周辺 文化の森」案内図
散歩するルートは、金沢21世紀美術館、百万石通り、旧金沢偕行社、成巽閣、辰巳用水沿いにある金沢くらしの博物館、赤レンガミュージアム、広坂別館、兼六園、金沢城、石川四高記念文化交流館、しいのき迎賓館です。 -
金沢21世紀美術館の休憩コーナー
壁一面を飾る花模様は、加賀友禅をもとに構想したそうです。
ロッキングチェアに座り、光庭を眺めています。
あれっ、屋根の上に誰かいるぞ! -
イチオシ
「雲を測る男」のブロンズ像(21世紀美術館)
光庭の奥にある建物では、男が屋根に登って雲を測っています。
「う~ん、雨雲は大きすぎてこのものさしでは測れないな・・・」 -
スイミング・プール(21世紀美術館)
無料エリアから、水中人間を見ることができます。 -
イチオシ
地球は青かった!(21世紀美術館)
雨が止んだので、屋外に出ています。 -
色づく桜(21世紀美術館)
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ややっ、「握り寿司」が歩いている!
突然、太鼓の音が鳴り響くので、見に行ってみると仮装行列が続いています。 -
これは「ふしぎの国のアリス」
百万石通りを「本多の森公園」へ向かって歩いています。 -
「アラビアン衣装」
若い女性集団・・・
この流れに付いていきます。 -
アフリカの「シマウマ」
今日11/3はカナビ(金沢芸術工芸大学)の美大祭の日。
仮装パレードをやっているところでした。 -
百万石通り街路樹の紅葉
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旧陸軍金沢偕行社
兼六園の南側に偕行社があります。
明治31年に旧陸軍の将校クラブとして、大手町に建てられ、同42年に現在地に移転しました。
木造2階建て、マンサード風の瓦屋根(2つの異なる勾配をもつ屋根)とバロック風(曲線を多用する動きのある意匠が特徴)の外観をもっています。 -
成巽閣(せいそんかく)
兼六園の一角にある成巽閣です。
1863年に加賀藩主前田斉泰公が建てた母堂の隠居所です。 -
松の紅葉(成巽閣)
玄関前の松です。 -
昼食はうどん
金沢医療センターの前にある「うどん割烹 どんすきー」で具材の多い「しっぽくうどん」をいただきます。 -
奥村家 屋敷跡
加賀藩の年寄(家老)の一人、奥村家の屋敷があったところです。
道路に沿って約300mの土塀と戸室石(とむろいし)の石組みが残り、往時の広壮な屋敷の一端がしのばれます。
今は金沢医療センターと北陸学院になっています。 -
辰巳用水(たつみようすい)
屋敷跡の前には、犀川上流から水路を引き、兼六園、金沢城へつながる辰巳用水が流れています。
高台にある金沢城に水を供給するには、さらに高い位置にある犀川上流から取水する必要があったのです。 -
イチオシ
飛梅町の下屋敷塀
老臣前田氏の家臣が住む下屋敷があったところです。
石垣が亀の子石みたいです。 -
金沢くらしの博物館
博物館の建物は、明治32年(1899)完成の「石川県第二中学校」を再利用しています。
木造二階建の入り組んだ屋根、玄関の車寄せ、上げ下げ窓、胴蛇腹など、明治時代の洋風木造学校建築の姿を今に残しています。
左右両翼の銅板葺きの尖塔と、正面玄関の上の屋根を尖塔に見立て、学校時代から「三尖塔校舎」として親しまれてきました。
これから金沢の暮らしや風習、生活用品等の展示を見学します。 -
町家の座敷(くらしの博物館)
古い町家の座敷壁は、ベンガラを混ぜた深みのある落ち着いた赤色が塗られています。
これは江戸時代の京都に始まる室内装飾の伝播とも見られ、はれの場である座敷の色壁として、金沢に広まりました。 -
加賀毛針(くらしの博物館)
主に鮎釣り用に使われ、色鮮やかな鳥の羽を巻いて作り上げています。 -
イチオシ
美しい彩りの加賀毛針ブローチ
かっちんが、2012年に目細八郎兵衛商店のアクセサリー作り体験に参加したときのものです。
カラフルなフェザーから好きなものを選び、オリジナルなブローチを作りました。
体験会のHPはこちらから
http://www.meboso.co.jp/index.shtml -
五色生菓子(くらしの博物館)
金沢では結婚した際に五色生菓子を親戚や隣近所に配ります。
天地の恵みなどを表す菓子です。 -
昭和34年の金沢駅列車時刻表(くらしの博物館)
七尾線の始発を見ると、4:14発の輪島行きです。
かっちんが学生だった昭和40年代後半に、七尾線のSL-C56貨物列車の写真を度々撮りに行きました。
当時、北陸本線の夜行列車から乗り換え、金沢始発3:55の輪島行きをよく利用しました。これは日本で一番早い始発列車だったと思います。 -
懐かしいゲーム(くらしの博物館)
野球盤とバスケットゲームです。
直球、カーブ、シュートなど、球を曲げて飛ばすことができます。
バッターボックス前の裏側にある磁石を動かし、鉄の球を左右に曲げていました。 -
懐かしいゲーム(くらしの博物館)
バンカーズとダイヤモンドゲームです。
テレビゲームがない時代だったので、結構楽しめました。 -
ブリキのおもちゃ(くらしの博物館)
「はとバス」と「特急こだま」です。 -
水筒と弁当箱(くらしの博物館)
小学生の頃はアルマイトの丸い水筒だったかな・・・ -
電気釜と保温ジャー(くらしの博物館)
昭和30年代のご飯作りは、この組み合わせでした。 -
色鮮やかな「モミジバフウ」
くらしの博物館を後にし、本多の森に来ています。 -
色づく街路樹(本多の森通り)
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イチオシ
雨上がりに輝く街路樹(本多の森通り)
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赤レンガミュージアム
赤レンガの建物は、明治末から大正初めにかけて建造された旧陸軍の兵器庫です。 -
県立美術館 広坂別館
建物は大正11年に陸軍第9師団の師団長官舎として建てられたものです。
玄関のまわりなどは建築当時の面影を残しています。 -
辰巳用水の石管(せきかん)
兼六園に来ています。
1632年に約11km上流の犀川から取水し、ここから城内へ木管により通水されていました。
その後、1844年にこの石管に取り替えられました。
石管の継ぎ手は松脂(まつやに)、桧皮(ひわだ)などを用いて漏水を防止していました。 -
根上松(ねあがりのまつ)
稚松を高い盛土にして植え、徐々に土を除いて根をあらわしたと伝えられています。 -
冬の風物詩「雪吊り」
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美しい姿の「ことじ灯籠」
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百間堀(ひゃくけんぼり)
兼六園と金沢城の間は、かつて百間堀のあったところです。
小立野台(兼六園)と金沢城とを分断する、防衛上重要な水堀が1580~1583年につくられ、その大きさから百間堀の呼び名がついたようです。
辰巳用水は兼六園を通り金沢城へ流れているのですが、サイホンの原理を使って百間堀の下にある石管を水が通り城へ流れています。 -
金沢城の東の丸北面石垣
兼六園から石川橋を渡り、金沢城へ来ています。
この石垣は城内最古の高石垣で、自然の石や粗割りしただけの石を積む「自然石積み」です。
金沢城は石垣の博物館ともいわれ、各時代のさまざまな技法で石積みされているので、石垣を中心に巡ります。 -
鶴丸倉庫(金沢城)
1848年に建てられた武具土蔵です。 -
鉄門石垣(金沢城)
割石をさらに加工した切石を用いて、隙間なく積む「切石積み」です。
城の重要な部分に用いられ、ここは本丸への入口となる鉄門です。 -
三十間長屋石垣(金沢城)
大火の後、1858年に再建された長屋で、武器・弾薬を納めたといわれています。
石垣は「切石積み」ですが、表面の縁取りだけをきれいに揃え、内側を粗いままにしておく「金場取り残し積み」という技法が用いられています。 -
戌亥櫓(いぬいやぐら)石垣(金沢城)
この石垣は形の整った粗加工石を用いて積む「粗加工石積み」です。
但し、石の隙間に平らな石をはめ込み、「切石積み」のように見せる技法が用いられています。 -
レンガ造りのトンネル(金沢城)
明治から大正期に旧陸軍によって弾薬庫が建設されたときのトンネルです。 -
数寄屋敷(すきやしき)石垣(金沢城)
石垣は石の表面を長方形に仕上げた「切石積み」です。
刻印は石を切り出す時の作業分担などを示すために付けられたともいわれています。 -
イチオシ
美しい彩りの色紙短冊積み(金沢城)
玉泉院丸に面した斜面一帯は、趣向を凝らした「切石積み(色紙短冊積み)」の石垣です。 -
色紙短冊積み(金沢城)
石垣の高さや向き、石の積み方から細部の加工に至るまで、表情豊かな石垣群は、玉泉院丸庭園の重要な景観要素であったと考えられています。 -
アメリカ楓通り
玉泉院丸庭園から香林坊への通りです。
「アメリカ楓(フウ)」=「モミジバフウ」が見事に色づいています。 -
石川四高記念文化交流館
明治24年(1891)に完成した赤煉瓦造りの旧第四高等中学校本館です。
窓上のデザインや腰周りの白煉瓦ラインが素敵です。 -
石川県政記念しいのき迎賓館
旧県庁をリニューアルした「しいのき迎賓館」です。
正面は大正13年(1924)建築の格調ある意匠をそのままに、反対面は現代的なガラスの空間に生まれ変わり、憩い・交流の場になっています。 -
香林坊のパブリックアート
郡順治氏の彫刻作品「走れ!」です。
ここからどこかへ走っていってしまいそう・・・
これで金沢兼六園周辺の街歩きを終わります。
金沢にはまだまだ見どころが沢山あるところです。
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