新春初旅行は房総半島で水仙鑑賞とお寺参り　その１

2017/01/04 - 2017/01/04

2017年初の旅行の行く先は南房総になりました。
久里浜からフェリーに乗って鋸南町へ、一足早く水仙の鑑賞と、日本寺参拝の日帰り旅です。
電車、バス、フェリー、徒歩と、いつもの移動手段のほとんどを使った旅行になりました。
その１は江月水仙ロードから昼食で立ち寄った「漁協直営食堂ばんや」まで。

エリア 鋸南(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 私鉄 徒歩

今回は「東京湾フェリー往復きっぷ」を利用しました。乗車駅から京急久里浜駅・久里浜港までの京急線＆京急バスの往復乗車券と、東京湾フェリー往復乗船券のセットです。4日間有効なので宿泊旅行も可能ですが、今回は日帰りです。
京急川崎駅から利用して2540円でした。
久里浜駅から東京湾フェリーの港までバスに乗り込みます。

朝早い便だったせいか、フェリーはすいていました。車でゴルフに出かける乗客が多いようです。

徒歩で乗船する人は２階から通路を通って乗船します。途中で係員が改札してくれます。

３階の甲板からお客さんが餌をあげるらしく、たくさんの海鳥がフェリーに合わせて飛んできます。人に良く慣れていて、触ることもできました。

約４０分ほどで対岸の金谷港へ到着しました。
短い区間ですが、フェリー内は座席も多くてなかなか快適でした。
神奈川から千葉という小旅行でも、移動に船を利用することですごく遠くに来たような気分を演出してくれます。

接岸の様子を間近で見られます。
こういうのも普段見慣れていないので面白いと思います。

フェリーを降りて移動開始です。
まずは近くにあるＪＲ浜金谷駅を目指します。
自家用車を持っていないので私たち夫婦の移動手段は基本は徒歩です。
駅までは５００メートルほど、５分くらいで到着しました。

典型的な田舎の駅でした。
ずいぶん遠くに来たもんだなぁという錯覚に陥ります。

１駅となりの保田駅で下車します。
ここから本格的に観光開始です。
江月水仙ロードという場所を目指して歩いていきます。
住宅が並ぶ細い道を進むのですが、要所要所に案内看板が立っていたので、迷うことはありませんでした。

江月水仙ロードは山に囲まれた田舎道で、約３キロにわたって土手一面に水仙が植えられています。温かい地域なので、１月にもかかわらずすでに水仙が咲いていて、あたりにほんのり良い香りが漂っていました。

水仙だけでなく、菜の花も満開でした。

保田駅から２㎞ちょっと、３０分くらい歩いたところに江月コミュニティーセンターというところがありました。ここはきれいなトイレと、休憩できるベンチやテーブルがありました。

徐々に登り坂になって行きます。
周りの風景を楽しみながらなのでそれほど気になりませんでしたが、それなりに足は疲れていたようです。

水仙ロードの最後の終点近くは坂道が急になって歩くのは大変ですが、水仙が一面に植えられた広場になっている場所もあったりして、絶好の写真スポットになっています。
コミュニティーセンターからは１．２㎞ほどですが、上り坂なので歩くと３０分くらいはかかると思います。

のどかな山里の風景が一望できます。
静かでとても良い場所でした。

見事にピンボケしています。
ロウバイです。ほのかに良い香りがしていました。

一番上まで登ると地蔵堂がありました。
ここで折り返して水仙ロードを戻ります。

車でも上がってくることはできますが、上に来ると駐車スペースがないようです。
みんな途中の道の脇に駐車して歩いて来ているようでした。

やはり房総は気候が温暖なのですね。
水仙以外の花もたくさん咲いていました。

田んぼにサルがいました。

地元の農家が道端で店を出していて、水仙の切り花や、食用の菜の花、自家製梅干しなどなど、いろいろと販売しています。

水仙ロードを離れて海岸線にきました。
保田漁協直営の食堂、ばんや
ここでお昼にします。

１１:３０ころに来ましたが、本館の方にはすでにお客が行列を作っていました。駐車場も車でいっぱいです。
比較的すいていた別館にいきます。

海鮮丼を注文。１２００円でした。

マグロの角煮も注文しました。
４００円でした。とてもおいしかったです。量も多かった。

「１度で２度美味しい」という宣伝文句がありました。
半分食べたら特製のタレとダシをいれてお茶漬けにして食べるそうです。
味が変わって良いですね。どちらの食べ方も美味でした。
お腹いっぱいになって大満足でした。
午後からは鋸山の日本寺を目指します。
ここからまたひたすら歩く旅になります。結構ハードな旅程になりました。