ポルトガル２０１６：リスボン

2016/09/03 - 2016/09/11

ヘルシンキ経由でポルトガルに行きました。
トランジットの時間があったので、行き帰りの両日、ヘルシンキ観光。

ポルトガルに決めたのは、カモンイスの詩の一節でもあり、随分前に読んだ宮本輝さんの小説のタイトルにもなった「ここに地終わり、海始まる」のロカ岬に行きたいと思ったから。
ポルトガルはのんびり、優しい人が多くて、居心地の良い国でした。
料理はヨーロッパで一番のお気に入り！
モザイクの外壁はアラブ風だけど、街並みはアジアな感じがしました。

教会の装飾が豪華絢爛で、大航海時代で得た財の大きさを目の当たりに。
昔は香辛料、今は貴重な観光資源と、時代を超えて、形を変えても、
大航海時代の息吹を感じました。

今回も弾丸で各都市回りました！

9/3 関空→ヘルシンキ
9/4 ヘルシンキ→リスボン→コインブラ
9/5　ポルト
9/6 ポルト→リスボン
9/7 エヴォラ
9/8 シントラ、ロカ岬
9/9 リスボン→ヘルシンキ
9/10 ヘルシンキ
9/11 関空

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0

リスボンのホテル
Pensao　Estacao　Central
ロシオ広場の目の前で、立地最高なのに、安い！
だから、部屋はそれなり。
狭くて、水回りが古かったです。
フロントの方が入れ替わり立ち代り、いろんな方がいましたが、
皆さん、親切で感じがよかったです。
ポルトガルで接した方は全員、親切で感じがよかったです。

タラのトマト煮
「肉と魚、どっちがいい？」って聞かれ、「魚」って答えたら
これが出てきました。
ポルトガル＝タラの国です

昨晩乗った、サンジェスタのエレベータ

リスボンで一番の繁華街「アウグスタ通り」
朝から賑わってます

リスボンの外壁も味があります
古いけど、カラフルなタイルがいい味だしてます

コルメシオ広場の勝利のアーチが見えてきました

勝利のアーチ

アーチには月桂樹の女神が

青と城と黄色のコントラスト
トラムも黄色と白で馴染んでる

象さんがいます

路地

路地にも味のある家々が

ヨーロッパでお馴染みの縦列駐車

朝から混んでます
どこに行っても、乗り場は激混みでした

リスボン大聖堂
力強い石造りの教会

中はこんな感じ

展望台からテージョ川を眺める
白い壁にオレンジの屋根
大きな豪華客船が停留しています

狭い路地だけど、車が

縦列駐車の横にトラムのレールが
ギリギリの距離感

コロンボショッピングモール
大きなスーパーもあって、滞在中、なんども通いました。

夜はフードコートでパッタイ

ホテルの窓からロシオ広場が見えました
周囲はリスボン１の繁華街
毎晩、ホテルの外から聞こえた演歌調の歌声、実はファドだったと
帰国後気づきました・・・。

こちらもホテルの窓から
奥に見える三角屋根はロシオ駅だと思います（確かじゃないけど）

朝一、ジェロニモス修道院に向かう途中、
もう一度、パスティスデベレンに行きました

ジェロニモス修道院

オープン前だったので、周囲をウロウロ

公園でジェロニモス修道院を眺めながら、
ナタを食べるなんだか贅沢な気分

発見のモニュメントの足元には世界地図
日本もあります

１５４１年

インドとスリランカ

アフリカの喜望峰
世界の海を制覇してます

発見のモニュメントが・・・・
工事中でした。。。
見たかった・・・。

発見のモニュメントの前にはテージョ川が
遠くにベレンの塔が見えます

ジェロニモス修道院は外壁も凝ってます

壁面いっぱいに繊細な彫刻

オープン前から並びました
左はジェロニモス１世、右は王妃マリア

扉の上にあります
並びながら、タスマニア出身の夫婦と談笑
数ヶ月かけてヨーロッパを回るそうです
日本からポルトガルも遠かったけど、
タスマニアからも、かなり遠かったそうです
タスマニア→メルボルン→リスボン入りしたそうです
感じのよい御夫婦で、パスティスデベレンの場所を教えてあげました。

並んで待っている間も、目の前に繊細な彫刻がたくさんあるので
飽きませんでした

中に入れました

長い回廊

美しく、繊細なマヌエル様式

ヤシの木をイメージした柱
大航海時代を物語っています

朝一なので、人もまだら

色々な装飾、見飽きません

本当に色々なデザインがあります

花をモチーフにしたデザイン

クネクネした支柱
本当に繊細で手の込んだ建物です

今日も晴天です！

食堂の壁にもアズレージョ

長くて美しい食堂

ヤシの木の柱
南風と波の音が聞こえてきそう

ジェロニモス修道院にあるサンタマリア教会
この教会には、

カモンイスの柩があります
柩には筆と竪琴が彫られています

カモンイス
カモンイスについて、Googleで調べたら、
なかなか壮絶な人生でした。
彼の人生を知ると、
「ここに地終わり、海始まる」のフレーズが
より力強いものに感じました

教会内の柱

帆船といえば、

ヴァスコ・ダ・ガマ
ポルトガルに富をもたらした英雄です

ジェロニモス修道院から歩いてベレンの塔へ
大行列です
せっかくだから、並びました

コロンと、かわいい、丸っこいデザイン

内部はこんな感じ
優雅な外観の建物ですが、大砲が

司馬遼太郎はテージョ川の貴婦人と表現したのですが、
私はウエディングケーキみたいに見えました

国立古美術館にて

南蛮屏風

半跏思惟像がありました

エンリケ航海王子
発見のモニュメントの先頭にいますね

ランチは、先日リゾットを食べたレストランを再訪
マテ貝があります

何か忘れたけど、スープです

チキンのグリル
このお店のイチオシメニューです
隣のお父さんとこどもも食べてました
この日は混み混みで、並びました

ポルトガル名物のケーブルカー

リゾットと鳥グリルの店の近くに、
カモンイスの象があります

カモンイス

凛々しい顔してます
元軍人で、戦闘中に片目を負傷したそうです

カルモ教会

リスボン大地震で倒壊したままの状態で
残されています

サンロケ教会
1500年代、
日本の天正遣欧少年使節が滞在したそうです。

キラキラ豪華

サンロケ教会の内部

夜発の飛行機だったので、ほぼ１日、リスボン堪能できました。

ポルトガル、よかった！
人が素朴で温かい。
古くて、色んなものがボロいから、
経済的にはキビそうな国だなぁ、公共投資の余裕がないのかな、
とも思ったけど、なるようになる、なんとかなる、ような
ゆるい空気感が居心地よかったです。
また行きたい国が増えました