2016/12/12 - 2016/12/19
1801位(同エリア2512件中)
りょーちゃんさん
- りょーちゃんさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ145件
- Q&A回答8件
- 80,304アクセス
- フォロワー2人
5泊6日で、公共のバスを使って、主だったところを観光してきました。
親切な人々のおかげで、無事、予定以上の観光ができました。
滞在中、晴れた日は1日だけという悪天候でしたが、それでも素敵なところでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
トルコ航空で成田へ。購入時は乗り換え時間が4時間、お昼前にマルタ着だったのが、1か月ほど前に時間変更になり、待ち時間11時間、到着17時過ぎになってしまい、現地での予定変更をせざるを得なくなりました。初日にゴゾ島に行ってしまうつもりが、結局バレッタ連泊になってしまいました。
最初の3泊は、アッパーバラッカガーデンすぐそばの、Valletta Harbour Vier Apartment。バスターミナルにも近く、窓からの眺めも素晴らしいということでチョイス。
写真はバルコニーからの眺めです。サンタンジェロ砦が目の前にありました。
この日はお天気も良く…というか、風もなくお天気も良かったのはこの日だけでしたが…本当にきれいな写真が撮れました。 -
さっそく夜のバレッタへ。クリスマスシーズンということで、煌びやかな飾りつけで、うっとりしてしまいます。
バスターミナルからバレッタのメイン通りへと続く広場の風景です。 -
週間予報では、滞在中晴れるのはこの日だけ。ここかゴゾかで迷いましたが、疲れもあって朝早く起きたくなかったので、こちらにしました。
9時頃に現地着のつもりだったのに、時計の時間があってなくて、1時間早く到着してしまいました。これならゴゾにも行けましたね…。
74番バスでPanoramaバス停下車。降りた後、だいぶ戻ります。
反対方向(バレッタに戻るほう)のバス停は、グロットのすぐそばにありました。このバス停の先に、ボート乗り場へ降りていく道があります。 -
天気は良かったのですが、風が非常に強く、強風にあおられて、なかなかカメラが定まりません。
おじさんがやってきて、「今日は風が強すぎるから、ボートはでない。展望台に行ったほうがいい」と教えてくれました。
展望台へ行く途中、ちょっと寄り道して、海に近づいてみました。
あれてはいるけど、やっぱりきれい。すると、犬の散歩中のおじさんに、この辺りは危ない、柵もないし、先端は崩れる可能性もあるから、近づいちゃだめだと注意されました。そして再び展望台へ行くことを勧められました。このおじさんにも、今日のこの風じゃ、待っててもボートはでないといわれ、ここでボートはきっぱりあきらめました。
展望台は、帰りのバス停、海に向かって左手に、下に降りていく入口があります。ここを降りて右に行くと、ブルーグロットの展望台です。何も表示されていないので、いわれないと気が付かないかもしれません。ボート乗り場へ行く途中にも、小道がいくつもありましたが、私有地のようでしたし、どこかに抜けられるのかもわからず、入っていきませんでした。バス停にあったこの小道も、気が付いてはいたのですが、どこに通じているのかもわからず、そもそも、ブルーグロットの正確な位置を知らなかったので、まさかここが展望台への入口とは思わず、素通りしちゃいました。
もっと遅い時間になれば、車で来た人が、バス停付近に車を止めて、展望台へと行く人が増えるので、わかりやすかったのかもしれません。
展望台とはいえ、私が行った時は、途中で道が封鎖されており、165㎝の私でも、つま先立ちして覗かないと見えませんでした。カメラは、強風で誤って落とさないよう、しっかりショルダー紐などで、体とくっつけておいたほうがいいです。 -
展望台から歩くこと約15分ほどで、ハジャーイムとイムナイドラの遺跡に行かれます。もっと歩くかと思いましたが、意外と近かったんですね。バスは、神殿への入口のところに止まります。
ここで、ヘリテイジパスを購入。50ユーロ。修理などで閉鎖されている箇所も多く、購入時に入場できる遺跡の一覧に、公開していない所をチェックしてくれました。Fine Artsが閉鎖中なのはショックでした。
ビデオショーは15分おきに上映しており、基本的にはショーを見てから遺跡見学ですが、ショーが始まったばかりだと、先に遺跡を見てくるようにといわれることもあります。
イムナイドラから戻るとき、2コースのハイキングコースがありました。右の海回りのコース(60分)と、反対側のコース(90分かな?)。
短いコースをチョイス。お天気は良かったので、海が本当にきれいで、しばしば足が止まり、1時間以上かかって戻ったかもしれません。
帰りは、ヴァレッタ行のバスが行ったばっかりだったので、反対方向のバスに乗り、Zurriqまで行って、そこのバスターミナルでヴァレッタ行に乗り換えて戻りました。このバスターミナルからはヴァレッタ行が3本ありました。 -
思ったよりも早くバレッタに戻れてしまったので、アールダラムの洞窟へ行くことにしました。
82番バスで向かう途中に、タルシーン神殿があったので、帰り時間があれば寄ることにして、まずは洞窟へ。
Dalamで下車、入口は反対車線側、わずかばかり戻ったところにあります。どこでもそうですが、下車駅がわかっていても、運転手さんに「○○に行きたい」と一言言っておくと、ボタンを押さなくても止めてくれる上に、バスを降りた後、どう行けばいいのかも教えてくれます。バスを降りた後、どっちへ向かえばいいのかわからなくて、きょろきょろしている旅行者が案外多かったです。
ほかの遺跡とはちょっと異なるので、興味がない人はつまらないかもしれませんね。実際、ほかの遺跡ほど、人は来ていないようでしたから。場所的にも、ちょっと一つだけ離れてますしね。
でも、マルサシュロック行のバスも通ってたと思いますので、その行き帰りに寄ることもできます。
奥まではいけないので、博物館と合わせてみても、30分もかかりません。興味のある方でなければそんなものかなぁ…と思います。 -
アールダラムの帰りにタルシーンに寄りました。私が乗ったバスは、タルシーン周辺の工事の関係でバスルートが変更になっているそうで、近いところでおろしてくれるとのことでした。
降りるときに「ここを降りたら、あの道をまっすぐ100mくらい行ったら左に曲がるとある」と教えてくれました。
100Mという距離感がわからなかったのと、タルシーンの案内表示の看板が色あせてしまっていて、全然認識できなかったので、行き過ぎてしまい、人に聞いたら、「プレイグランドの裏だからすぐわかる」といわれましたが、最初に出てきたのが「公園」で、ここかと思ったら、周囲にはそれらしいものが何もなく、また人に聞いたら、「すぐそばだけど…案内したほうが早いから、ついてきて」と、連れて行ってくれました。
タルシーンの入口はこの建物です。
結局、最初の人が言っていた「プレイグランド」は、「校庭」みたいなところのことだと、ここに来てわかりました。
保存のためイムナイドラみたいなテントが張られているとはいえ、遺跡が低い位置にあるのと、周囲は建物に囲まれた住宅街なので、目の前に来ない限り「ここだ」とは気が付きません。迷ってしまうと、目印がないだけに見つけにくいです。 -
タルシーンへは、これが目印。この十字架のある角を写真の左手に曲がるとタルシーンがあります。右行くと、ほんの数メートル先にバス停があるのですが(赤いボックスがあるあたり)、アールダラムからのバスはここを通りません。
角のところに看板が確かに立っていますが、よーく見ないとわからないくらい色あせてしまってました。 -
タルシーンといえばこれですよね。
どこもそうですが、それほど広いわけではありません。
興味がどれほどあるかにもよりますが、よほど強い関心のある人でなければ、30分かからず見て回れてしまうのではないでしょうか。 -
最初3連泊したアパート。青いドアが入口。2階の青い窓の部分が部屋です。写真だとよくわかりませんが、左の白い壁の向こう側には、建物との間に階段があり、その階段を上ると、アッパーバラッカガーデンの入口のすぐそばに出ます。
右に行くと、British Hotelがあります。
ほかの部屋は、マルタバルコニーなのに、このアパートと隣の部屋だけは普通のバルコニーで、残念。
しかも、客室のバルコニーにはエアコンの室外機があるため、椅子を持ち出すスペースもありません。
晴れた日の朝や夜、ここに椅子を持ち出して、ゆっくりコーヒーでも飲むのを楽しみにしていたのに、本当に残念です。 -
ゴゾ島のソルトパン。
フェリー下車後、いったんヴィクトリアに行き、そこから乗り換えてマルサルフォルン行に乗り、ソルトパンへ。
最寄りのバス停Xwejniから歩いて15分くらいでこの場所に着きます。
この日は、曇りで風もかなり強く、大変でした。
次のバスは1時間後なので、それに間に合うように戻らないと。
ソルトパンの向こうに見える砦状のところ。ここに行っても、素晴らしい景色が見られます。
ただ、風が強いとかなり危険なので、気をつけてください。
砦状のところの入口には、レストランの案内の看板が出ています。
写真だとかなり遠くにあるように見えますが、実はすぐそばです。
来るときに下車したバス停で待っていると、地元の人も来ました。
待っている間に、「今日は寒いわねー」などと話しかけられ、バスが来るまでの間、あれこれ話をしました。
お天気の話から始まって、彼女が4か国語話せること、マルタ語を話せる人が少なくなってきていること、観光客相手のために英語が必須なこと、などなど。
こんな感じで、躊躇なく話しかけてくる人が多かったです。 -
マルサルフォルンのバス停を経由してジュガンディーヤ神殿へ。
ジュガンディーヤ行のバスの時間、1時間後でした。そうとしっていたら、ソルトパンでもっとゆっくりできたし、海沿いをずっと歩いて帰ってくることもできたのに。
閑散期なのか、観光客らしき人はいませんし、お店自体、ほとんど開いていません。こんなところで1時間もどうやって過ごせば…。見るところは海しかありませんから、行ってみました。
ここでトラブル発生。一番海側の道(?)を歩こうと思って足を踏み入れたら、「ヌルっ!」としていてズデン!と派手に転倒。幸い海には落ちませんでしたが、お尻、ふともものあたりはぐしょぬれ…。最悪!一つ手前の歩道でやめておくほうが無難です。
見るところもないし、濡れて気持ちも悪いし、ちょっと冷えたし…
で、カフェで一休みすることにしました。
ソルトパンとは反対方向へ少し歩いたところにある、「Candy Cafe」というところで休憩。
カプチーノ1杯、1.75ユーロ。見た目もかわいいお菓子が壁一面にあり、量り売りされていました。 -
マルソルフォルンのバス停にあったリサイクルボックス。
服と靴のリサイクル箱!
こんなリサイクルボックスは初めてみたので、珍しくてついついパチリ。
ここからジュガンディーヤへ向かいます。
乗客は私だけでした…。運転手さんに行先を伝えて、おろしてもらいました。バスはジュガンディーヤの入口前を通り過ぎ、右へ回り、風車の前を通り、ぐるっと回って、再びジュガンディーヤの入口正面で止まります。なので、「通り過ぎた!」と慌てないでくださいね^^; -
右側の黒い建物(?)がジュガンディーヤ入口。その左、緑色のドアの左の看板状のものがバス停です。
入り口建物とバス停の間に登ってくる道路があります。
ご承知の通り、マルタは左側通行。登ってきたとき、バス停は右側にありますから、ここでは止まってくれません。この後、町の1区画をぐるっと回って、またこの場所に戻ってきます。その時にここに止まります。
この左手に風車がありますが、バス停からも見えています。ほんの1~2分のところにあります。 -
入り口から遺跡までがちょっと歩きます。
高台にあるので、ここからのゴゾ島の眺めも素晴らしいです。
きれいに整備されていて、バリアフリーになっていました。 -
風車。ジュガンディーヤから本当に目と鼻の先です。
階段は非常に狭いのでご注意ください。
帰りは、この写真左に伸びる下り坂を降りていくと、T字路の手前にバス停があります。
このバスがまたちょっと…。時刻表の時間よりもずいぶん早く来たんです。大慌てで乗り込んだんですが、なぜかバスはマルサルフォルン方向へと進んでいきます。え???間違えた??焦りましたが、たしか、このルートは、ヴィクトリアから来たバスなら、終点はそれほど遠くなかったはず、最悪、終点からまた戻ってくればいいや…と思って乗っていました。どこをどう走っているのかわからないほど、狭い道をあっちへこっちへとぐるぐる走り続けます。そして、また先ほど乗ったバス停を通り過ぎ、またしてもヴィクトリアとは違う方向へどんどん行ってしまいます。さすがに私も、本当に大丈夫なのかと不安でたまらなくなりましたが、結局は、また乗り込んだバス停に時刻表通りの時間に戻り、そこからヴィクトリアへと向かってくれて、(´▽`) ホッとしました。
このバス停から素直にヴィクトリアに戻れば、15分もかかるかどうか。歩いても30分ほどのようですが、道がわからないので、歩くことを考えている人は、しっかりした地図をゲットするとか、きちんと調べて目印をチェックしておいたほうがいいです。 -
アズールウィンドウ行のバスの時間の都合で、先にヴィクトリア観光をすることにしました。
観光といっても、大城塞の見学くらいになってしまいますが、まずは大聖堂へ向かいました。
大城塞にある大聖堂。だまし絵が有名ですよね。
写真を撮っていたら、脚立を使って撮っていたおじさんに、「ドームの写真は撮った?あれは、立体的に描かれた絵なんだよ」が教えてくれました。
知ってたからここに来たんですよ~^^;;;;;
とにかくこんな感じで、おじさんたちはあれこれと教えてくれるんです。
その上、「カメラは何を使ってるの?私のはニコンのこのカメラ。こんなにきれいに撮れるんだよ」と、見せてくれました。私のカメラの写真を見て、「これもきれいだね、いいカメラだね」と言ってくれました。キャノンEOS7Dですから。
この後、考古学博物館、Old Prisonを見学、城壁沿いに歩いて景色を眺めたりして過ごした後、アズールウィンドウへ向かうことにしました。民族博物館は休館になっていました。 -
参考までに、ヴィクトリアのタクシー乗り場にあった参考料金一覧表です。
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ヴィクトリアで乗り換えて、アズールウィンドウへ向かいます。午前中は雲が厚かった空も、午後3時ころにはだいぶ薄くなってきました。風は相変わらずですが、こちらはボートが出ていました。位置的に、ブルーグロットよりは風の影響を受けにくいのか、たまたまこの時は風が弱まっていたのか分かりませんが。
足元はかなり悪いです。転倒すると、かなりごつごつとがった岩場なので、大けがする可能性大です。最悪、海に転落する可能性もありますので、無理はせず、十分気をつけて歩いてください。
楽しい旅行で終わらせるには、無理や無茶は禁物です。
現在は、空洞の上には行けないようになっています。
数年後には崩壊の可能性があるとのことですので、マルタに行かれたらぜひ見に行ってください。 -
たぶん、これがブルーホールかと思うのですが、写真上部はその先何もなく、広い海が広がっています。波が来たら、立っている人はさらわれてしまう可能性大ありで、上から見ていた人たちも、あきれ返っていました。2~3人ほどそこに降りていましたが、本当に足場が悪いので、波や強風が吹けば、落っこちる可能性は非常に高いですし、道があるわけじゃなく、岩場につかまりながらよじ登ったり、降りたりするので、それだけでも危険です。
きれいだから行ってみたくなる気持ちはわかりますし、私も行けるものなら行きたかったけれど、「もし…」と考えると、起きる確率が高そうなのでやめました。
パンプス、サンダルも大けがの可能性がありますので、運動靴が一番です。底の厚い、滑りにくいものがお勧めです。
1時間後のバスでヴィクトリアへ戻り、それからフェリー乗り場へと向かいました。
フェリーももう到着していたので、午後6時ころにはチェルケウアの港に戻ってきました。
港についたときには、土砂降り、強風…台風のような天候になっていました。
バレッタ行のバスは15分おき位にどんどん来るのですが、スリーマ行きは、時刻表の時間通りに来ても、フェリー到着から20分待ちなのに、50分待ってもまったく来る様子がなかったので、あきらめてバレッタ行に乗りました。最初のバレッタ行に乗っていれば、30分以上は早く帰れたのに…。 -
4日目はラバト、イムディーナ観光です。
ラバトのバスターミナルで降りた後、私にしては珍しく方向感覚がなくなり、どこへ向かえばいいのかわからなくなってしまって、近くにいた女性に聖パウロ教会への行き方を尋ねました。
自分も同じ方向に行くからと、わかるところまで連れて行ってくれました。
が、あいにく教会は開いておらず、中に入ることはできませんでした。
仕方がなく、聖アガサの礼拝堂と地下室へと向かうことにしました。
ガイドブックの地図って、正確に書かれておらず、不要と思われる小道などは省略されていることがあり、一つ目のわき道を入るのかと思ったら、実は省略されていた道があって、実際は2本目だったため、迷子になってなかなかたどり着けなかった…ということが少なくありません。
通り名で確認すればいいのですが、その通り名も必ずしもわかりやすいところや、通りの入口に表示されているわけではありません。
聖アガサの礼拝堂に行くときも同様で、ずいぶんとさまよってしまいました。
早い時間だったからか、見学者は私だけでした。チケット売り場の上階が博物館。そこで見学しながらツアーの開始の放送が入るのを待ちます。
呼ばれたら、そろって地下墓地へと入っていきます。
一人だったからか、あっという間に終わってしまい、「これだけ?」というのが正直な感想です。
礼拝堂ってどこだったんでしょう?地下墓地見学後は、「はい、これで終わりです、さようなら」と出されてしまったので、そのまま帰ってしまいましたが、礼拝堂というのが別にあり、入ることができたんでしょうかね。 -
聖アガサ礼拝堂の向かいが聖パウロの地下墓地です。私が持っていた少々古いガイドブックの地図とは場所が違っていて、聖パウロ教会が見つかれば、地下墓地もそばにあるはずだったので、教会と一緒に探していたのですが見つけられず、仕方がなくアガサのほうに行ったら、目の前にあった…という次第です。
さて、ここは非常にきれいに整備されていて、大きな事務所が建っていました。資料展示は建物のごく一部にすぎないんですけどね。
事務所のトイレに入ったら、こんな張り紙(?)がありました。大昔の公衆トイレ。また、尿をどう再利用していたかなど、面白い情報がありますので、ぜひぜひ事務所のトイレに入ってみてください。
ここの墓地は広くて数も多いです。全部で22くらいあったと思いますが、閉鎖されている箇所もあります。敷地のまん中を道路が通っているため、いったん出てから、向かい側の敷地へ移動しなければなりません。わからないと、果たしてここから出ていいのか、これで終わりなのかと、迷いますが、そこでうろうろしていたら、向かいの入口にいた係りの人が、こっちへおいでと手招きをしてくれました。
聖パウロ教会のほうから来ると、正入口より先にこの入口があるので、「ここが入口?」と、アガサの礼拝堂に行く前に、その係員の方に尋ねていたんです。覚えててくれたのか、笑いながら迎え入れてくれました。 -
入り口には一つ一つこういった案内板が建っています。
階段を何段降りるか、内部の通路の高さや幅、注意事項がこんな感じで書かれています。右下のところには、内部の地図が書いてあります。
よくわかりませんが、エマージェンシーボタンというのがありました。階段のところにセンサーがあり、それに反応して内部の明かりがつくようになっています。一人だったからか、回りきらないうちに明かりが消えてしまうこともありました。いったんセンサーのところまで戻り、再点灯してから残りを見に行ったこともありました。
その時に、エマージェンシーボタンて、途中で消えたときに押すと明かりが再点灯するのかな?と勝手に解釈しましたが、実際は違いますよね。文字通り、内部で何かあったときに押すものですよね。
内部、非常に狭いところがたくさんあります。通路の横幅が50㎝あるかないかというところも少なくありません。恰幅が非常に良い私は、柵にガリガリぶつかりながらなんとか通過できた…なんてところもありました。
案内板には、「MUST(見るべし)」と書かれているところがあります。全部を見ると、2時間近くかかりますので、時間がないときは、「MUST」だけでもいいかもしれませんね。 -
バスターミナルまで戻り、次はイムディーナの街に入ります。
メインゲートをくぐってすぐ右を見ると、イムディーナダンジョンの入口です。知らないと、気が付かない位置ですよね。
決して広くはありません。
暗黒の歴史を再現したところですので、血なまぐさいものや、残酷なものが嫌い、苦手な方はやめておいたほうがいいかもしれません。
ちなみに、ロンドンやベルリンにも○○ダンジョンと付いた似たようなアトラクションがあります。ベルリンは入りませんでしたが、ロンドンは「臭い」付きで、かなり広く、観客参加型アトラクションでもあり、一番面白かったです。
この後、すぐ隣にある自然科学博物館に入りました。
興味がない分野だったので最初は入るつもりではなかったのですが、時間がありそうだったのと、ヘリテイジパスに含まれていたので入ってみました。
期待していなかったのですが、これが意外と面白かったんです、入って良かった。 -
イムディーナ大聖堂。
教会の右側には博物館。こんなところでデューラーの作品に出合うとは。
チケットは、博物館入口で販売。共通チケットになってます。博物館を見た後、教会へ。博物館入口の正面、つまり、教会の右わきにある入口が教会への入口です。教会の正面入り口からは出入りできませんでした。 -
教会の後は堡塁広場へ。城壁越しの風景。
ほんとに思ってしまう、「お天気が良ければ…」と。 -
少し戻って、フォンタネラというカフェで休憩。
しつこいですが、お天気が良ければ、テラス席で優雅なお茶ができたのに…。あいにくの強風で、ビニールで囲まれた席にしか座れません。
景色は評判通り、本当にいいです。
キッチンは下にあるので、店員さんは外階段を使って、上へ下へと強風の中大変そうでした。
階段に近いところに案内されますが、ここがいっぱいになると、左側にあるもう一つの囲まれたテラスを使わせてくれます。
会計は、テーブルではなく入り口付近のレジでします。
レジの脇にチップを入れるボトルがあるので、テーブルにチップを置いてくる必要はありません。
もっともチップは「気持ち」ですから、テーブルに置いてきてもかまいませんし、マルタにはチップの習慣ってない…というか、基本的には請求書にサービス料が含まれているから不要という話を聞いたので、ボトルに入れる必要もないのかもしれません。 -
あまりおなかが空いていなかったので、ケーキとコーヒーで軽く済まそうと思い、オレンジソースでデコレイトされたチョコケーキを注文。
このケーキが超大きくて、これだけでおなか一杯になりました。
コーヒーはポット入りのものもあり、こちらを注文。
3杯分ほど入っていました。ミルクも温めてあって、嬉しかったです。
値段も安く、合計で6?か7?。おいしかった~し、あったまりました。
人気のお店なのか、あとからあとからお客さんが入ってきていました。
この後、ファルツォン邸(10ユーロ)を見学し、3DのKinghts of Malta(だったかな?6.50ユーロ、日本語あり)を見てからローマ古美術館を見学して終了。 -
この日からホテルはエクセルシオール。5つ星だけあって豪華。
シービューの一番安い部屋。2泊で24,000円ほど。朝食付き。
1日に2回も掃除に来るんですね、驚きました。
斜面に建っているのか、フロントは6階にありました。
私の部屋は7階でした。
部屋を入ると左側にバスルーム(これが広く、シャワールームとバスタブと別々にあるんです)、右手側がワードローブが手前、奥にカウンターがありティーポットとティーセットがおいてありました。
その先がこの客室。広々しているし、窓からの景色も素晴らしい!
お値段だけの価値は十分あります。
ただ、朝食は正直言って、期待していたほどではありませんでした。
でも、6時半からと早い時間から開いているのはありがたいです。
ホテルそのものは非常に素敵なのですが、場所が…。
バスターミナルから、それほど遠いわけではありませんが、坂の下にあるので、ホテルからバスターミナルに行くには、延々と登っていかなくてはなりません。これがかなりしんどい!
しかも、現在フェニキアホテルとその周辺が大改修中で、本来なら階段など使わなくても行けるのに、迂回させられるうえに階段も使わないといけません。
もっとも、スーツケースをガラガラひいてくるようなお客は、私位なものなのかもしれませんが。
出かけるときは、バスターミナルからになりますが、帰ってくるときは、バレッタに寄らずに直でホテルに帰るのであれば、バスターミナルまで行かずに、一つ手前のバス停で降りたほうが若干近くて便利です。 -
部屋からの眺めです。
朝食会場は4階。右手に見える客室棟の反対側にあります。
客室の窓はきれいでしたが、レストランの窓はあまりきれいではなく、外の景色が客室ほどはきれいに見えませんでした。
バルコニー付の部屋。バルコニーには、テーブルとイス2脚があり、寒くなければバルコニーでゆっくり景色を眺めながら優雅なティータイムが持てるのでしょうね。 -
5日目はバレッタ観光です。この日は、朝からパラパラと降り続いていました。
それでも、おとといのゴゾの時のように雨はすぐ上がるかも…と傘は持たずにでかけました。
まずは、いろいろな人から勧められた「聖ヨハネ大聖堂」。豪華絢爛な教会です。日本語オーディオガイド込みになっています。
土曜日に行ったのですが、ガイドブックには12時半までとありましたが、12時に閉められてしまいました。
見ごたえがありますし、時間には余裕をもっていかれたほうがいいです。私は2時間以上見学にかけました。
美術館のカラバッジョの作品なども本当に見ごたえがあって、チラ見では済ませられません。
閉館の30分前まで入場できるらしいですが(ガイドブック情報)、30分では大聖堂の見学すら満足にできないと思います。
余裕をもっていってください。 -
大聖堂にいるときから大雨になっていましたが、見学を終えて外に出ると、アップダウンのあるバレッタ、雨水で道が川のように道なっていました。
これは今日は傘なしでは無理か…と思い、大聖堂出口の向かいにあるお土産屋で傘を買うことにしました。今日だけ持てばいいのだからと、一番安い3?の折り畳み傘を購入。カードで買おうとしたら、このお店はカードは10?からじゃないと受け付けないとのこと。仕方なく、お土産をここで調達。
騎士団長の宮殿とへ向かいましたが、ここは現在閉館中で入れません。仕方がないので、武器庫にだけ入館。
ここも、入ってみると意外と面白かったです。
宮殿の正面には衛兵みたいな人が居て、入口の左右に立番用のボックスがあり、一人ずついました。
ちょうど通りかかったら、号令とともに、二人が位置を後退していました。これを何度か行っていました。ずっとやっているのか、回数が決まっているのかはわかりませんが、それ以外に何かするような様子もなかったので、先へ進むことにしました。 -
そのまま通りをどんどんと進み、聖エルモ砦に到着。この頃には、風がますますひどくなり、傘はもう半分壊れかけていました。
海は大荒れ、写真を撮ろうにも、風が強すぎてブレまくり。
砦かと思っていたら、入場したのは戦争博物館でした。広くて、あっちへこっちへと歩かされます。ですが、ルートが決まっていて、案内板も出ているので、迷うことはありません。
聖エルモ砦のほうは、別の入口があったのかどうかわかりません。
戦争博物館を出てすぐ左はマルタエクスペリエンスの入口でした。
戦争博物館=砦なのかもしれませんね。
だとすると、砦に入るには、博物館の入場券を買わないといけないということになりますね。 -
砦の後、ローワーバラッカガーデンまで行き、そこから北西方向、スリーマのほうへ向かって進みました。
風は相変わらずですが、雨は降ったりやんだり状態になり、薄日がさすこともありました。
スリーマ側に出ると、ちょうど日が差してきて、虹が出たので、慌てて撮りました。しばらく海沿いを歩いてから、フリーダム広場へと戻ってきました。
その後、国立美術館を探しましたが、見つけられませんでした。地図が間違っていなければ、前を通ったはずなので、気が付かなかったということは、教えられた通り閉館中だったのでしょうね。
途中、Osbornホテルを発見。
ギリギリで、ここにしようと考えたんですよね。
このホテルだと、朝晩の食事つきもあり、それでもアパートやエクセルシオールホテルよりも安いくらいでしたから。
マルタで食事をしようと思うと、意外と量が多く、一人ではもったいなくて、結局ファーストフードみたいなところになってしまいがち。
一人旅でしたら、朝晩付きのほうが、レストランを探す必要もないですし、そのほうが断然、お得で便利かと思います。
ホテルの予約サイトはたくさんありますが、朝食付きはたくさんありますが、夕食付(中には1日3食付きというのもありましたが)の選択肢があるところは非常に少ないですし、また、サイトによって値段にもかなりばらつきがありますので、あきらめずに探してみてください。 -
暗くて見えにくいかもしれませんが、スリーマのフェリーバスターミナルの写真です。
バレッタに戻るために海側のバス停で待っていたら、波が押し寄せてきたときに、道路の排水溝から海水が逆流して、道路は水浸しになっていました。
始発の場合、時間までバスに乗せてくれないことが多いです。
この日は、台風のような大荒れの日で、バス停で待っている間も、強風にあおられて飛んでくる波しぶきがすごく、雨なんだか波しぶきなんだかわからないほどで、結構濡れてしまいました。
傘なんて、さしても壊れるだけなので、使っている人なんていません。早く開けてくれないかなぁと待っていると、するするすると女性が近寄ってきて、「なんで乗せてくれないのかしらね。こんな天気なんだから、乗せてくれてもいいと思わない?!」みたいなことを話しかけてきて、笑っちゃいました。
ほんとに、まるで知り合いかのように話しかけてくるんですから、マルタって楽しいです。 -
エクセルシオールホテルの朝食。
サラダとフルーツをたっぷりいただきました。
残念だったのは、葉物野菜が新鮮ではなかったこと。
5つ星ホテルで、こんな茶色く変色したレタスなんかを出すのか…と、ガックリしました。
そして、思ったほど種類がなかったこと。
ドリンクの類も、薄味でしたね。安いホテルなら薄められているのもしょうがないかなと思いますが、高級ホテルでも薄味ということは、これがマルタのフルーツ系ジュースのスタンダードなのかもしれません。
今回、海が見える部屋にこだわってしまって、高めのアパートとこのホテルを選んでしまいましたが、実際に行って思ったのは、海が見える部屋がどうしてもいいというのであれば仕方ありませんが、眺めには特にこだわりがなければ、バレッタではCastilleホテルが一番立地場所が良かったかと思います。
アッパーバラッカガーデン入口の目の前で、バスターミナルからもアップダウンがほとんどなく、スーツケースを引いての移動も意外とラクです。
フェニキアホテルの立地場所が何といっても一番ですが、現在工事中で利用不可ですから。
海も見えて、お値段もそこそこ…となると、スリーマになりますが、バスを使って観光を考えているのであれば、ちょっと不便かと思います。
もっとも、朝ちょっと早く出てバレッタに行けばいいだけですが。 -
6日目、帰りのフライトは午後6時なので、14時くらいまでは観光も大丈夫!
スリーシティズのビットリオーザへ向かいました。
町の中心の広場までバスで行き、まずは宗教裁判所へ向かいました。
その後、サンタンジェロ砦へ向かいました。いったん広場まで戻り、そこから左手ハーバー方面へと下り、ハーバーに出たら右へ海に沿ってずっと進むと砦です。
最初にビデオを3つ見て、そのあと砦内の見学開始…といっても、ビデオ以外はもう景色を眺めるしかありませんが。
もうほんとに、「晴れていれば…」という言葉しか出てきません。
素晴らしい景色ばっかりなんです。晴れていたら、いったいどれほどすごいのか…。本当に悔しいです。
12月は雨の月で、2日に1日は雨に降られると聞いていましたが、6日間滞在して、雨が降らなかったのは最初の2日間だけです。それも、初日は夕方5時着ですから、その日1日晴れていたのかどうかはわかりません。2日に1日どころか、晴れの日は3日に1日しかなかったことになります。
それでも、ブルーグロットやアズールウィンドウに行った時には、悪天候ではなかったのは、ラッキーでした。
ここを見学中「こんにちは」と日本語で声をかけられてビックリ!ロシア人のご夫婦でした。日本に旅行したことがあるといっていました。
奥様のほうが、「一緒に写真を撮りたい」というので、一緒にとり、私のカメラでも撮ってもらいました。 -
サンタンジェロ砦に続く海沿いの道。この通り沿いに海事博物館もあります。
ビットリオーザの町の入口に戦争記念館だか博物館だかがありましたが、こちらはパスしました。この時点でもう12時過ぎでしたので、バレッタに戻って、お土産を買って帰国の途につくことにしました。 -
昼間のバレッタのメイン通り。ライトアップがないと、なんだかちょっと寂しい気がしちゃいます。
この通り沿いには、お土産店がいくつかあります。
値段はどこも同じですが、置いてある品物には違いがありますので、焦って買わずに、一通り見てから、気に行ったところで買うのがいいかと思います。
スリーマのスーパーマーケットでマルタパンを買って帰ろうと思ったのですが、前日の夜行った時にはおいてなくて、買って帰れませんでした…。
空港で買うと、同じものが1.5倍から2倍以上の値段で売られていたりしますので、お酒など空港内でしか買えないもの以外は、外で買っておいたほうがいいです。
マルタもカードで払えるところがほとんどですが、中には現金のみというレストランがあったり、機械の故障で今はカードでの支払いができないという博物館もありましたので、最初にカードで払えるか聞いておいたほうがいいと思います。
もちろん、ATMはあちこちにありますので、いざとなれば下ろしてきて払うことも可能かとは思いますが。
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