2017/07/08 - 2017/07/16
16458位(同エリア40616件中)
りょーちゃんさん
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- 旅行記38冊
- クチコミ145件
- Q&A回答8件
- 80,078アクセス
- フォロワー2人
わがままな旦那との欲張った旅行。
ベニスからピサ・フィレンツェ、そしてローマと渡り歩き、イタリアには二度と来ない前提で観光して回りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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最初の到着地、ベニスでの宿は、サンロッコ大信徒会からほど近い、カサンロッコ。
ローマ広場から向かいましたが、道を1本間違えてしまい、探し回ってしまいました。
親切なおじさんが助けようとしてくれたのですが、サンロッコをサンポーロと勘違いし、危うくとんでもないところに連れていかれるところでした^^;
そのため、予定より遅れてチェックイン。
バスタブ付きの部屋は無理と予約時には言われましたが、チェックインしてみると、バスタブ付きのアパートメントタイプの部屋。
キッチン、バスタブ、テラス付きの広い部屋ですが、部屋のドアを開けるとすぐに階段。踊り場付近にバスルーム。キッチンとリビングは段差ありで、夜トイレに起きたときは気をつけないと、危ない造り。
裏通りにあるため、とても静か。Ca' San Rocco ホテル
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こんなテラス付き。
朝早くに起きて、朝食前にここでコーヒーをのんびりいただき、贅沢な時間を過ごしました。
ただ…非常に蚊が多いのが、難点でした。
朝食は、できたてのクロワッサンがとてもおいしかったです。
2人で1泊2万以上した割には、それほどでもなかったかな…というのが正直な感想。
でも、ベニスは他と比べて高めのようですから、仕方がないですかね。
でも、部屋は広さもあり、とても清潔できれいでバスタブ付きですし、観光にはちょっと不便ですが、ローマ広場からもサンタルチア駅からも近く、スーツケースを持っての移動は、思ったほど不便ではなかったので、満足しています。Ca' San Rocco ホテル
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チェックイン後、最初に訪れたのはカサンロッコ大信徒会。
日本語のオーディオガイドあり。
ガイドをすべて聞くと1時間とのことでした。
機内で全然寝れなかった(正確には寝なかった!?)主人は、すでに疲れたようで、30分ほどで次へ行こうと出てしまいました。
15年前にここに来た時、迫力ある絵に圧倒され、もう一度機会があれば行ってみたいと思っていたのですが、今回は、あの時のような感動はまったくなく、私の記憶違いかと思ってしまいました。
年月が経つと、感じ方も変わるものなのだなと改めて実感しました。
すぐ隣の教会をサッと見学した後、リアルト橋を通って、サンマルコ広場へ向かうことにしました。サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー
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ブラブラと散策しながらリアルト橋に到着。
橋の上から写真を撮ろうと、大勢の人がいて、大変でした。リアルト橋 建造物
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再び、散策しながらサンマルコ広場へ。
もう午後5時を過ぎていたと思いますが、まだまだ日は高く、日差しも強烈!暑いし、湿気も多いし、フライト疲れもあって、かなり疲れました。
しかし、今日はこの後、ドゥカーレ宮殿を見学する予定です。
ベニスには2泊しかしませんし、明後日の11時半頃の電車でフィレンツェに移動してしまうので、観光名所の営業時間を考えると、今日の夜しかドゥカーレを観光する時間がありません。
疲れた、動きたくない、ホテルに戻りたいと駄々をこねる旦那に、カフェで休憩してもらって、その間に、ドゥカーレ宮殿のチケットを買いに行きました。
しかし、サンマルコ寺院すぐそばの窓口はすでに閉まっていました。サン マルコ広場 広場・公園
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サンマルコ広場に面したカフェで休憩。
旦那は食事がしたいといいだし、スパゲッティが食べたいとのこと。
広場のオープンスペースのテーブルで食べたかったのですが、ここで食べていいのはピザだけで、パスタは店内でといわれてしまいました。
店内はエアコンは付いて居ても、ドアは開けっぱなしなので、それなら入口のところのテーブルのほうがいいかと、写真の一番手前のテーブルに陣取りました。
ドゥカーレのチケットは、サンマルコ広場のインフォメーションセンターでも販売しているので、料理が出てくるまでにちょっと行ってこようと行きましたが、混んでいる上に、一人一人にかかる時間が半端ではないので、思った以上にかなり待たされました。
それでも何とか購入し、旦那のところに戻ると、すでに食事が運ばれてきていて、旦那はとっくに食べ終えていました。
ここでしばし休んで、少し回復してから、ドゥカーレ宮殿へ向かいました。
旦那がすでに食べたあとだったので、料理の写真はありませんが、結構おいしかったですよ。サン マルコ広場 広場・公園
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土曜日の夕方6時過ぎくらいに行きましたが、全然並んでいなかったので、すぐにはいれました。
バックパックなどの大きな荷物は、クロークに預けるように言われます。
階段を登って2階からが見学スペース。
ため息橋の入口が分かりにくいと聞いて居ましたが、そんなことはありませんでした。
早くホテルに戻りたい旦那のせいで、ゆっくり見れず、1時間たらずで早々に終了しました・・・・・
その後は、アカデミア美術館のほうからホテルへと戻り、1日目の観光は終了。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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ドゥカーレ宮殿見学後、ホテルに戻る途中、ちょっとした広場があり、レストランがいくつかありました。
私はそれほどお腹は空いていませんでしたが、のどが渇いた、おなかが空いたと旦那がうるさいので、ここで軽く食べていくことに。
飲み物とピザを1品注文しましたが、このピザがでかいのなんの…。
そして、「アイスコーヒー」とわかる飲み物があったので、注文しました。最初から少し甘みがついていて、とてもおいしかったです。 -
2日目の朝、ホテルでの朝食。
テラス席もありますが、とりやすいところがいいということで、中にしました。
メニューは2日とも同じでしたが、おいしかったです。Ca' San Rocco ホテル
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まずはアカデミア美術館へ。
朝一番で行ったからか、人がほとんどおらず、ゆっくり見て回れましたが、順路が突き当たりまで行っては戻る…という、実に非効率的だったため、かなり無駄に歩いて疲れました。
大雑把に見るスペースが3つに分かれていて、気が付かないと、メインの建物の2階部分しか見ずに終わってしまうかもしれません。
チケット売り場の窓口の左側奥にも展示がありますし、いったん中庭に出てから左奥に行くともう一つ展示があります。
外に出て、アカデミア橋(かな)からの眺め。
ほんとに暑い!!アカデミア美術館(ベネチア) 博物館・美術館・ギャラリー
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ブラブラしながらサンマルコ広場へと向かいました。
私の予定では、アカデミア美術館よりさらに先にある教会へ行くつもりでしたが、主人がそれよりも「カサノバ」の名所に行きたいと急に言いだし、向かうことにしました。
迷わずに最短ルートで行ければ、1時間はかからないかな…というところですが、地図が読めない上に、まったく地図を見る気もなく、方向感覚もない旦那が’適当’に歩きまわり、まったく違う方向へ進んでしまい、挙句に疲れと暑さでブチ切れ、バポレットで最寄りの船着き場まで行くことにしました。 -
ヴァポレットで30分以上かけて目的地へ到着。
ガイドブックによると、この近辺にカサノバが滞在した部屋が残され、見学できるとありますが、誰に聞いても、知らないとのこと。
さんざん探し回りましたが、結局見つけられず、午後2時からのサンマルコ寺院の見学に間に合うように戻ることにしましたが、その前に、おなかが空いたと旦那が騒ぐので、海沿いのレストランに入りました。サンマルコ運河 滝・河川・湖
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ヴァポレット乗り場のすぐそばです。
シーザーサラダと魚の揚げ物を注文。
料理はとってもおいしく、景色も素晴らしく、大満足。
この辺りには何があるのかわかりませんが、意外と観光客がいました。宿もあるようで、スーツケースを引いた人たちを結構見かけました。
何度目かの訪問で、のんびり過ごす人にはこちらのほうがいいのかもしれませんね。
リド島も目の前で、ヴァポレットですぐに行けるようですし。
さて、上りと下り(?)の時刻表を間違えて見ていた私たちは、サンマルコ広場への到着が、予約時間ぎりぎりになることでちょっと焦りました。
荷物を預けなくてはいけないし、時間を過ぎても果たして入れてくれるのかもわかりません。
どうにかぎりぎりで入れそうかな…と思ったのもつかの間、降りるはずのサンマルコを見落として、ローマ広場まで対岸の船着き場にしか止まらず、サンタルチア駅で降りたときには、とうに予約の時間を過ぎていました。
15年前に来た時も入れず、今回は是が非でも入りたいと思って、お金を払って事前予約をしていたのに…。
ヴァポレットに再び乗っていくという手もありましたが、料金が高いうえに、いつ来るのかによっては、歩いたほうが早いかも…と思い、歩いて向かうことにしました。 -
サンマルコ寺院へ着いたときには、すでに4時近くになっていました。
日曜日は午後2時~5時までの3時間しか入れません。
見ると、予約なしのほうはドゥカーレ宮殿の入口のほうまで大行列です。
時間を過ぎてるから並び直せといわれたら、果たして時間内に入れるかどうか…。
どこが予約した人の列かよくわからず、とりあえず、列の短いところで先頭に割り込んで係員にチケットを見せると、すぐにそのまま入れてくれました。
個人予約と団体が優先で、予約なしの列はなかなか中に入れてもらえない感じでした。
大混雑で、ゆっくり見て回る余裕はありませんでした。
見学路が仕切りで作られており、そこを人の波に流されて進むしかありません。ゆっくり見るどころか、10分も経たずに流れに押し流されて見学は終わってしまいました。
ただ、2階は別です。
登らない人も結構いるので(おそらく、階段が狭いうえに急だからだと思いますが)、2階からゆっくり眺めました。
2階にはぜひ行かれることをお勧めします。
寺院内部全体がモザイク画で作られているのかと思うと、驚きです。
そして、2階に上がったら、ぜひテラスのほうにも出てみてください。
鐘楼には負けますが、それでも、広場を一望できますし、海のほうも眺めることができます。素晴らしい景色です。サン マルコ寺院 寺院・教会
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この後、いったんホテルに戻りシャワーを浴びてすっきりしてから、再びリアルト橋へと向かいました。
リアルト橋のたもとの運河沿いのレストランで食事がしたいとの旦那の希望で向かいました。
また、この後、リアルト橋近くの教会で行われる、クラシックコンサートに行くことになっていたので。
どこで食べようかと迷っていたら、日本語で「一番いい席が今あくから、ぜひ食べていって!」と声をかけられ、そこにしました。
テーブルを片付ける間、店内の席で待っていてと案内され、ウエルカムドリンクをどうぞと、スパークリングワインを出してくれました。
サラダと魚料理などを3品ほど頼んで、コンサートの時間までゆっくり過ごしました。
外国で日本語が話せて、近づいてくる奴は怪しい…というのは、本当ですね。
会計の際、「チップは含まれてないから、チップ頂戴」と言って、席から離れようとしません。
ガイドブックには、レストランは基本サービス料が含まれているので、チップは不要とあったので、置いていくつもりはありませんでした。
チップがほしくて、あれこれ調子のいいことを言ってきたり、世話を焼こうとしてましたが、正直、下心が見え見えで、おべっかも過剰すぎて、不愉快なほどでした。
ローマでもチップを要求されましたが、やはりこの時同様、日本語ができるスタッフでした。
払いたくなかったけれど、テーブルに張り付いているし、もめるのも面倒なので渡しましたが、せっかくの食事も雰囲気も台無しでした。リアルト橋 建造物
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3日目は、午前中ホテルからほど近いフラーリ教会へ。
開始と同時に行ったところ、ドアは開いていたけれど、誰もいない。
有料だと聞いていたけれど違ったのかな???と思いつつ中へ。
タンクトップ、短パンは禁止ですが、ノースリーブは大丈夫のようです。
うっかりノースリーブで行ってしまい、入ってしまいましたが、注意されませんでしたし、他にもノースリーブの観光客が数名入ってきていました。
ちなみに、今回の旅行で教会にずいぶん入りましたが、ほとんどの教会は入り口前にスカーフを売っている人がいるか、教会・寺院内で売っているかでした。唯一無料で貸し出してくれていたのは、ローマのサンタマリアコスメディアン教会、真実の口で有名な教会だけでした。
ここを見学した後、目の前の橋で座って眺めながら涼んで時間を過ごしました。サンタ マリア グロリオーサ デイ フラーリ教会 寺院・教会
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サンタルチア駅前の橋の上から。
ホテルから駅までは思っていたよりも近かったのですが、やはり少々迷ってしまいました。
また、この橋もそうですが、ローマ広場から駅へと向かう橋も、階段のみのようでした。
少し早めに着いたので、駅構内の売店を覗いて歩きました。
ここも、サンタマリアノベラ駅も、テルミニ駅も、ベンチの数は非常に少ないです。
チケットに乗車日時があらかじめ印刷されている乗車券の場合、刻印は不要です。ネットで予約し、プリントアウトしていきましたが、日時が印刷されているので、そんまま検札官に出せばOKでした。サンタ ルチア駅 駅
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フィレンツェ着。駅からほんの数分のホテルに到着。
2泊朝食付きで、CityTaxもすべて込みで190ユーロ。
今回ここが一番安かったです。
ヴェニス同様、ここもエレベーターがありませんでしたが、スタッフが手伝ってくれたので助かりました。
部屋はとても広く、写真はベッドルーム。この奥、左側にバスルームがあります。バスタブはなくシャワーのみ。シャワーブースは狭すぎることもなく、冷蔵庫もあり、無料のミネラルウォーター付きでありがたかったです。 -
リビングスペース。
もったいないくらい広かったです。
スタッフは24時間常駐ではないので、チェックイン・チェックアウト時間や、チェックアウト後荷物を預かってもらう場合は引き取りに来る時間を伝えておかないと、困ることになります。 -
朝食は部屋でいただきます。
おかわりはできませんが、ハンバーガーは結構ボリュームがありました。フルーツもグラスにぎっちり入っていて、おいしく、満足しました。
内容は、1日目と2日目では若干違っていました。
残念ながら、電気ポットはありませんでした。 -
ホテルに荷物を置いた後は、ピサへ。
券売機で購入しましたが、画面にピサ行の電車の時間が出ます。
時間をチョイスしないと次へ進めないことになっています。
すぐに出る電車を選んで購入。
2~3分しか時間がないので、大慌てでホームへ。
ところが、タッチの差でアウト!
時間を選んで購入しているので、次の電車に乗れるのか心配になり、駅員さんにチケットを見せたところ、「ピサなら隣のホームにすぐ来るからそれに乗ればいい」といわれました。
良く良く見ると、時間を選んで買っても、チケットには時間は記載されていません。
なので、刻印しないと検札で引っかかったら罰金です。
危ない、危ない!
ピサ到着後は、駅から斜塔まで歩いて行くことに。
予約時間は午後6時、まだ時間があるのでお昼を食べていこうということになり、オープンカフェに立ち寄りました。
ここで食べた料理は、すごくおいしかったです。
今のところ、料理で外れはなく、どこもおいしかったです。観光案内所 (ピサ駅近く) 散歩・街歩き
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メインストリートをブラブラと歩いて行き、斜塔に到着。
昼食をのんびりとったせいで、斜塔に登る前に見える予定だった洗礼堂ともう1か所を、先に見る時間がなくなってしまいました。
案の定、旦那は疲れたから斜塔だけでいいといいだしましたが、ネットで斜塔と他2か所も事前購入しているので、サッとでもいいから見ないともったいない!
予約の時間になるまでは、入口前に並んで待ちます。
時間前なのに、入れる人がいて、何なのかと思ったら、5時に予約をした人たちでした。
以前は、総入れ替えだったと思うのですが、今は違うようです。
5時台ぎりぎりに来て入り、6時を過ぎて降りてくる人も結構いました。
登るときは、傾いているせいで、感覚がおかしくなって、重力や傾きを存分に感じられますが、登ってしまうと、ただの塔になってしまう感じ。
このあと2か所を回るのですが、斜塔は10時まで開いていても、他は8時には閉まってしまいます。
15分ほどで塔を降りてしまいました。ピサの斜塔 (鐘楼) 建造物
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それから急いで洗礼堂へ。
毎時00分と30分にスタッフが音響効果の実演をしてくれます。
ぎりぎりで30分に間に合い、中に入ると同時に扉が閉められました。
実演中は、出るも入るもできません。
音響効果にうっとりしつつも、実演はあっという間に終わり、中を見学。
ここも早々に済ませ、次へと向かいます。洗礼堂 (ピサ) 城・宮殿
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次はカンポサントです。
ここは…彫刻が多数置いてあります。
彫刻に興味がある人にはいいかもしれません。
私は興味があまりないので、パスしておけばよかったと思いました。ドゥオーモ広場 (ピサ) 広場・公園
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そして最後に大聖堂。
駆け足で回ってしまったせいか、写真を見ても、あまりよく思いだせません…
その後、再び歩いて駅へと戻りました。
8時過ぎくらいの電車だったかと思いますが、遅れていた上に、来るときは急行でピサまでノンストップだったため、45分くらいで到着したと思いますが、帰りは各停だったので、1時間以上かかってフィレンツェに帰りつきました。
夕食を食べて帰る元気は旦那にはなく、駅からホテルへの途中にあるスーパー(カルフールだったかな?)があったので、そこで買って、ホテルの部屋で食べました。
4日目はこうして終了。ドゥオーモ (ピサ) 城・宮殿
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4日目はフィレンツェ市内観光。
昨日駅前のインフォメーションセンターで購入しておいたフィレンツェカードで頑張ってみて回ろうと思いました。
まずは午後1時過ぎには閉館してしまうメディチ家礼拝堂へ。
開館早々でしたが、団体がすぐに来て、1階部分はコミコミ。
帰りに見ることにして、2階へと向いました。
御覧の通り、修理中のため、囲いで覆われて見れない部分もありました。
それでも、豪華さ素晴らしさにあんぐり。
それから隣接する教会にいくも、10時からなので脇の解放されているドアから覗くだけにとどまりました。
それから、ドゥオモへ。
クーポラに登りたいとの旦那の希望で、窓口に予約しに行くと、今日明日は完売で無理といわれてしまいました。
この時期、クーポラに登るのであれば、事前予約したほうが確実です。フィレンツェカードを事前購入すると、クーポラも予約できたはずです。
フィレンツェに2~3日の滞在しかしなく、クーポラにどうしても上りたいのであれば、ネットで事前にカードを購入して、同時に予約をしたほうがいいです。
シーズンオフであれば大丈夫なのかもしれませんが、7月中旬は当日現地でというのは相当難しいと思います。メディチ家礼拝堂 寺院・教会
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私ははなからクーポラに登る気はなかったので、売り切れでほっとしました。
鐘楼は予約制ではなく、並んで待ちます。
フィレンツェカードがあれば、専用の列があり空いています。朝9時頃は一般列もまったく並んでいませんでした。
鐘楼は途中2か所くらい、休憩・展望できるスペースがあるので、400段以上を一気に登る体力がない人でも、こちらであれば登れるかと思います。
階段そのものはすれ違うのが難しいくらい狭いところもありました。
荷物を預ける必要はないので、リュックをしょったまま登る人が多いので、すれ違いの際は注意が必要です。
また、向こうの人たちはすれ違う際に、肩を引くとか、体を傾けるとかという、「よける」ということをせず、平気でぶつかってくる人が多いので、町中を歩いているときも歩きづらかったです。ジョットの鐘楼 建造物
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鐘楼に登る前から大聖堂には列ができていましたが、降りてきたころには、半周するほどの長さになっていました。
まだ9時40分くらいだったと思います。
こんなに混んでいるのかと思ったら、大聖堂は10時オープンだったのですね。
オープンすれば、ここまでならそんなに待たずに入れるといわれ、並んで待つことにしました。
オープンすると、確かに列はどんどん進みましたが、結局、中に入れたのは10時15分近かったのではないでしょうか。
もっと早く進むかと思ったのですが、意外とかかりましたね。
入る前にセキュリティチェックがあったのも、時間がかかる要因だったかもしれません。ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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その後、洗礼堂を見学。
こちらも若干並んでいましたが、すぐにはいれました。
座って内部を見渡すという感じでした。
立っていることが多いうえに、非常に暑いので、疲れるんですよね…。
どこも内部はエアコンが聞いて居ないところが多く、日差しはよけられるけれど、風通しは良くないため、汗がだらだらと出てきて、参りました。サン ジョヴァンニ洗礼堂 (フィレンツェ) 城・宮殿
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メディチリッカルディへ。
15年前に来た時の記憶とはすっかり変わっていて、すぐにはわかりませんでした。
この天井画の部屋は、今回行った時は、カーテンが閉め切られて薄暗く、何かの会場として使われているのか、椅子がずらっと並べられていました。
以前来た時は、レースのカーテンくらいで、中は明るく、何も置いてないがらんどうで、床に寝そべって天井画を眺めた記憶があります。
私の目が悪くなったせいなのか、心が汚れてしまったせいなのか、ここもサンロッコ大信徒会同様、以前のような感動はなく、ガッカリしてしまいました。メディチ リッカルディ宮 城・宮殿
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その後、アカデミアに向かう途中で見つけたレストランで昼食をとることにしました。
お店がきれいだったのと、店内はエアコンが聞いて涼しそうだったので。
でも良く見ると、ミシュランで星を獲得しているお店でした。
オープンが11時からなので、しばらくオープンテラスで待ち、店内へ。
サラダとスパゲッティを注文。量が多いので、どちらもシェア。
店内は、入り口部分がカフェや軽食用という感じで、奥に2スペースあり、そちらのほうはきちんとしたレストランという雰囲気でした。
開店するとすぐに狭いカフェのほうは、あっという間に満席に。
エアコンが効いていて涼しいというのもありますが、料理のほうも最高においしかったです。 -
アカデミア美術館。
フィレンツェカードがあって大正解!
大行列を横目に、専用口から入場。
この彫刻を前から撮ったものは良く見ますが、後ろを撮ったものって見ないので、撮ってみました。
閉鎖部分があるのかどうかわかりませんが、見るところは少なく、1時間もかからずに終了してしまいました。
ここまでは、思っていたよりもだいぶ早いペースで観光が進んでいます。アカデミア美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この後、いったんホテルに戻って
ピッティ宮殿 城・宮殿
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ここもフィレンツェカードで入れます。
ただし、塔はカードの有無に関係なく、来たもの順に並ぶのと、人数制限があり、降りてきた人数しか入れてくれないので、かなり待たされました。
塔からの眺めは素晴らしかったです。
特に、夕日を受けて輝くサンタクローチェ教会のなんと美しいことか。思わず見とれてしまいました。
その後、5百人広場や、展示室などを見て回りましたが、降りたり登ったり、回りこまないといけなかったりで、結構面倒で疲れます。
この後、旦那は疲れすぎて寒気がするといい、この日も晩御飯はスーパーで買って済ませました。ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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この日は朝一番でウフィッツィ美術館へ行く予定でしたが、この日は午前中職員の会議があるとかで、10時からのオープンとのこと。
フィレンツェカードがあるから…と、サンミニアートアルモンテ教会とミケランジェロ広場に行ってみることにしました。
ガイドブックによると、この教会、開いているはずだと思ったのですが、9時半からとの張り紙があり、裏庭を見て回ったりして、時間を待ちました。
ところが、9時半を過ぎても開く様子がありません。
45分くらいまで待ちましたが、一向に開く様子がなく、他に待っていた人たちもあきらめて帰り始めたので、私たちもここを離れ、ミケランジェロ広場へ行きました。
10時くらいに広場から離れて、最後の観光名所、ウフィッツィ美術館へと向いました。サン ミニアート アル モンテ教会 寺院・教会
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美術館に到着すると、長蛇の列!
当日窓口で入場券を買う人の列はもちろんのこと、優先窓口の列ですら大行列で、結局入場するまでに1時間近く待たされました。
これじゃあ、なんのための優先カードなんだかわかりません。
あまりの列の長さに、みんな、「本当にこの列はフィレンツェカードホルダーの列なのか?」と疑問に思って、警備員や案内係員に聞いていました。
ようやく中に入ったものの、案の定、中は大混雑。
そのせいで疲れ果ててしまったのか、見終わってから外で遅めのお昼を食べようと言っていたのに、結局美術館内のカフェでお昼をとる羽目に…。ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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美術館見学後は、ホテルに荷物を引き取りに行き、電車でローマへ移動です。
ホテルに戻る途中、スーパーで水や食料を買いこんでいきました。
サンタマリアノベラ広場のすぐそばにスーパーがあり、駅そばのスーパーよりは若干高いものの、1.5Lの水が0.50ユーロ以下で買えますから、安いほうです。
ホテルに戻ると、唯一のスタッフのお兄さんが、入口前の通りに座り込んでお友達(だと思われる)人たちとおしゃべりに興じていました。
私たちを見ると、すぐにドアを開けてくれて、荷物を引き取り、駅へと向いました。
ローマのテルミニ駅、ホームに工事中のところがあり、そのせいで、迎えに来てくれていたハイヤーの運転手さんが見つけられず、慌てました。
30分近くたってようやく出会え、タクシーで郊外のシェラトンパルコメディチローマホテルへと向いました。フィレンツェ サンタ マリア ノヴェッラ駅 駅
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今までの2か所とは違い、フロントからして豪華~という雰囲気でした。
ここはホテルが3棟に分かれており、ゴルフを翌日予約していた私たちは、ゴルフクラブのすぐ隣の1号館でした。
今までの疲れをとる意味もあり、この日は食事をとったら早めに休むことにしました。
チェックインは、予定より遅れて6時半ころ。
テルミニ駅からの道もだいぶ混んでいて、1時間近くかかりましたから。Sheraton Rome Parco de’ Medici ホテル
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このホテルの一番いいところは、バスタブが広い!
165㎝の私が、肩まで浸かっても脚を伸ばせる大きさでした。
ベニスのように、ひょうたん型ではなく四角だったので、ほんとゆったりのんびり浸かることができてうれしかったです。
ただ、写真にある可動式のシャワーのほかに、蛇口の上のほうに固定式のシャワーもあるのですが、この固定式のシャワーへの切り替えが壊れていたようで、蛇口をひねると、固定式シャワーからも出っぱなしになってしまうのが困りものでした。
上と下から同時に出てきてしまうので、温度調節をするときにびしょぬれになってしまうので、ほんと困りました。
それ以外は、部屋は決して広くはなく、むしろ今までの中で一番狭かったのですが、清潔感があり、電気ポットもあり、履き心地のいいスリッパもあり、滞在は快適でした。Sheraton Rome Parco de’ Medici ホテル
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夕食は、朝食会場にもなるレストランへ。
1号館ではレストランはここ1か所しかないので、気に入らなければ他の建物へ移動してもらうようになるといわれ、面倒なのでここにしました。
味は悪くはなく、値段も他と比べてもバカ高いわけでもなかったので、それなりに満足しているのですが、緑が豊富な環境にあるのに、窓が解放されていて、蚊がすごかったのが難点。
しかも、この日はパーティーがあったようで、正装した人たちがテラスのほうに大勢いました。
それがあって、窓やドアが解放されていたのかもしれませんね。Sheraton Rome Parco de’ Medici ホテル
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夜食べたレストランが、朝は朝食会場。バフェット式。
高級ホテルだけあって、今までのところとは内容が違います。
ゴルフが8時半と早い時間でなければ、ゆっくりたっぷり食べたかったところです。朝食代だけだと一人18ユーロもするのですから。
この後、併設のゴルフコースへ。
コンペがあるので、赤、白、青の3コースのうち、青はダメといわれました。
白コース9ホールを回ったら、道路の向かい側にある赤コースに行くようにと言われました。
ドライビングレンジもありましたが、早く終わらせてゆっくりしたかった旦那は、練習なしで、しかもフライングで8時過ぎにスタート。
どうやらゲストでプレーする人は少ないようで、一人で回ることになりました。
電動カートで一人プレーで回ると、早いですね。
18ホールを3時間足らずで回ってしまいました。
ゴルフコースのほうはどうかというと、コンペの行われるコースのほうがきれいに整備されていましたが、道路を挟んだゲストだけのコースは何の整備もされていないようで、草ぼうぼう。
池があっても干上がっていました。水も全然まいた形跡がなく、砂漠のような状態。土埃はすごいし、グリーンも半分芝がないようなところもあって、いくらプレー代が55ユーロくらいとは言え、高いんじゃない?って思っちゃいました。Sheraton Rome Parco de’ Medici ホテル
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午後2時半にハイヤーに迎えに来てもらい、ゲオホテルへ移動。
昼間の時間で、ローマ中心部方向だったからか、30分程度で到着。
通りに面した木製のドアを通過した後、奥にある鉄の門を通ってホテルに到着。
ダブルルームで予約をしていましたが、トリプルルームに通されました。広さは十分あります。
冷蔵庫(ミネラルウォーター付き)、電気ポットもあります。
きれいで清潔感のある部屋ですが、TVのチャンネルを変えると画面が消えてしまい、チャンネルの選択肢がないのが不満でした。ホテル ギア ディ ヴルカーノ ホテル
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シャワーのみですが、広さは十分。
天井に1か所、カビの生えている部分がありましたが、気にならない程度。
シャワー部分はカビもなく、きれいで不快感はなし。
お湯の出も悪くなかったですし、水はけも問題なし。
ただ、テルミニ駅に近いとの口コミだったのですが、実際は歩くと結構ありました。
地下鉄の共和国広場駅やバス停は近くにあるので、これらを利用するのであれば便利な立地だと思います。ホテル ギア ディ ヴルカーノ ホテル
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ホテルから徒歩でスペイン広場へ。
今現在、この階段に座り込んでの飲食は禁止になっているとか。
暑さのせいも大きいと思いますが、階段に座っている人は少なかったです。
ローマの休日に出てきたシーンだけど、それ以外には何で有名?何があるの?…わかりません、知りません^^;
ということで、写真を撮って、すぐに次へと向かいました。スペイン広場 広場・公園
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その後、徒歩にてサンタマリアデルポポロ教会へ。
カラバッジョの絵が見たくて…。
ところが、お昼休みの最中。
はてさてどうしたものか…脇に回ると、教会の裏のほうでカラバッジョ特別展を開催中。一人10ユーロ(現金払いのみ)するが、どうしてもここには入りたいし、ボケっと待つのもしんどいので、時間(午後4時半)までここで過ごすことに。
カラバッジョの自伝的映画のようなものを上映していて、最後まで見てみたかったのですが、時間がなくなるので、4時半には特別展を後にしました。
教会内のカラバッジョの絵は、暗いところにあり、良く見るには1ユーロを投入しなくてはいけません。
カラバッジョはイタリアでは人気なんですね。
彼の絵が飾られている教会はどこも多くの人が訪れていました。
マルタに行った時も、彼の絵のある展示室だけは、写真撮影が禁止でしたし、教会の目玉の一つでもあるようでした。
その後、バルベリーニ美術館へ行き、戻りました。サンタ マリア デル ポポロ教会 寺院・教会
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ホテルのはす向かいにあるアイリッシュバーで夕食。
どこもおいしいけれど、量も半端じゃなく多くて、毎回シェア。
この後、ホテルの向かいにある教会で、オペラ鑑賞です。
ローマはいたるところで、オペラやクラシックのコンサートがあります。
バルベリーニから戻る途中、オペラを上演する劇場がありましたが、支払いが現金のみで一人100ユーロ。
そんなに手持ちがなかったのであきらめ、ホテルに戻ったら、目の前の教会にオペラ上演のポスターが貼ってあり、当日券もあるとのことなので即購入しました。 -
教会オペラ。
教会内はエアコンがなく、扇風機だけなので、本当に暑くてしんどかったです。
歌手の方たちや演奏者の方は、もっと大変だったかもしれません。
この教会でのオペラ上演は、毎週木曜日のみ。
運が良かったです。
ローマで観劇できるのはこの日だけでしたから。 -
ホテルでの朝食は、おいしかったですが、種類がちょっと少なかったですかね。
ただ、フルーツは御覧のように豊富でした。
会場は狭く、キツキツでした。
ワンフロアしかなく、部屋数も10もないのでは?と思うのですが、朝食会場にはかなりの人が居て、ビックリしました。
フロントは24時間常駐で、もらうのはルームキーだけ。
それ以外の2つのドアは、ベルを押して開けてもらいます。
ところが、中途半端な時間に帰ってくると、なかなか開けてもらえず、他のホテルの人が運よく帰ってきて開けてもらったので、一緒に入れましたが、そうでなかったら、どのくらい待たされたのかな…と思いました。ホテル ギア ディ ヴルカーノ ホテル
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ナツィオナーレ通りをヴィットリオエマヌエーレ2世記念堂まで行き、そこからフォロロマーノへと向いました。
大きな通りに面した入口から入場。
入場券は3か所共通ですが、オーディオガイドはフォロのみかフォロ+パラティーノの選択肢があります。
中は修復中などで、入れない所、通れない所があり、そのせいで無駄に歩かされるところもありました。
オーディオガイドがあると、確かにわかりやすいですが、内容が長いです。詳細を聞かなくても、広い園内を歩きまわってメインの解説を聞くだけで、3時間以上かかりました。
窓口でもらった見取り図とガイドブックの見取り図をつき合わせながら歩きまわりましたが、閉鎖されている部分があるため、最初に坑回ろうと思っていた通りにはまったく行けず、おかげで右往左往する羽目になり、ここだけで疲れ果ててしまいました。
フォロロマーノは窪地にあるため、風は吹かないし、日陰もないしで、本当にしんどいです。休憩するところもありません。
パラティーノのほうは、降りたり登ったりがあります。
オーディオガイドを借りるとき、写真と名前の記載されたIDを預けなければなりません。パスポートを出したら、なぜか拒否され、クレジットカードを出したら、受け取りました。
他の人たちは免許証を出していましたが、日本語で名前が書いてある免許証でもOKだったのでしょうかね。
必要がないので、免許証は自宅に置いていったので、確かめられませんでしたけど。フォロ ロマーノ 建造物
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お昼を軽く食べて、午後1時頃コロッセオへ。
ここでチケットを買う人の列はものすごい長蛇。
しかも、売り場の手前にセキュリティチェックがあり、窓口も2~3箇所しかないため、なかなか進んでいないようでした。
既に持っていた人の列に並んだものの、こちらも列は結構長かったです。予約の人が優先で、予約者用の専用の列がありますが、予約者が途切れたときはすでに持っている人をそこからも入場させてくれたので、思ったほどは待ちませんでした。
コロッセオは上も下も、三分の一くらいが閉鎖されているため、一周まわることはできませんでした。そのため、行ったらまた戻ってこなければならないため、行く人と戻る人で、通路は大混雑。
オーディオガイドを借りましたが、ここではIDなどを預けるようにとは言われませんでした。
フォロのほうと比べると、内容は非常に少なく、30分程度で終わってしまいました。
コロッセオを見た後、フォロのほうに行くという人が多いようで、開場してしばらくはフォロのほうは非常に空いていましたが、しばらくすると、コロッセオから流れてきた人でフォロもかなり混みあってきました。コロッセオ 建造物
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ヴィットリオエマヌエーレ2世記念堂のほぼ正面にあるカフェで休憩。
のどが渇いたのですが、お水を売っているお店はあるものの、500mlが2.5から3ユーロ位する上に、冷やされいないことも多く、ちょっと買う気になれなかったので、それならお店でゆっくり休みながら冷たいものを飲もうということになりました。
ローマは確かに暑いですが、湿度が低いせいか、汗が流れ落ちるということがありませんでした。ヴィットーリオ エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ) 建造物
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その後、すぐそばのドーリアパンフィーリ美術館へ。
カラバッジョがあるとのことで行きました。
料金はオーディオガイド込みですが、日本語はありません。
7日目で、連日あちこち似たようなところを見て回ったせいか、カラバッジョの絵以外の記憶はまったくありません…
窓口の前に植わっていたレモンの木にレモンがたくさんなっていたのが印象的でした。ドーリア パンフィーリ宮殿 (美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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サンタマリアソプラミネルバ教会…のはず。
寄る予定はなかったのですが、思っていたよりコロッセオ後の観光が早く進んでいるので、入ってみました。サンタ マリア ソプラ ミネルヴァ教会 寺院・教会
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その後はパンテオンへ。
こんな大きくて、丸屋根の建築物が、よく今まで持っているなぁ…と驚きです。
今でこそ、数学も物理も道具も発達しているけれど、当時は少なくとも道具は今よりずっと劣っていたはず。パンテオン 建造物
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サンルイージデイフランチェージ教会…かな。
今回は、ローマではカラバッジョ作品を見て歩くのが目的でしたから、連日、あっちへこっちへと歩きまわって、どこでどの作品を見たかなんて全然記憶に残っていないのが、現実。
その後、サンタアゴスティーノ教会へ。
ここもお昼休みがあり、夕方の開場まで少々時間があったので、教会前の階段に座って、休みながら待ちました。
ちょっと分かりにくいところにありましたね。サン ルイージ デイ フランチェージ教会 寺院・教会
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ナヴォーナ広場へ。
ナヴォーナ広場 広場・公園
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ナヴォーナ広場から、最高裁判所前を通って、ヴァチカンへと向いました。
サンタンジェロ城も見たかったのですが、旦那の帰りはどうするの?の一言でパスになりました。 -
ヴァチカンからホテルへ戻るには、バス、地下鉄、タクシーという選択肢がありますが、タクシー乗り場がわかりません。
そもそも、高いし、ボラレル不安などもあり、タクシーという選択肢は私にはありませんでした。
バス停は、事前に調べたときは、ヴァチカン南側、トンネルの手前にあり、そこから帰れそうでした。
あとは、サンタンジェロ城のあたりのバス停から乗る…か、です。
この時点で、私はヴァチカン博物館の入口がどこなのかわかっておらず、てっきりサンピエトロ広場にあるものだと思っていました。
ところが実際は全然違うところにあり、広場から歩いて10分もかかるところにありました。
そこからバス停に行くのはどちらも距離がありすぎます。
一番近いのは地下鉄の駅。
バス停を探しに行くときに、タバッキで乗車券だけは買っておいたので、駅についてすぐにはいれ、運よく電車もすぐに来たのは本当にラッキーでした。
旦那は、疲れてもう歩けないから、タクシーで帰ろうと騒ぎましたが、タクシー乗り場はわからないし、流しのタクシーはない(という話、あっても白タクで危ない)と聞いていたので、旦那をだましだまし地下鉄の駅まで連れて行ったので、本当に疲れました。サンタンジェロ城 城・宮殿
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バチカン着。
博物館の予約は7時から。
それまでは、大聖堂見学です。
その前に、バスの乗車券の購入と、バス停の確認をしなくては…これが意外と時間がかかって、大変でした。
大聖堂に入るには、マデルノ噴水のほうまで長く伸びた列に並ばないといけません。
列は2つあり、片方はどんどん進むのに、もう片方はなかなか進みません。この違いはなに?優先入場の列があるの?と思っていたのですが、優先入場はなく、団体、個人の区別もなく、単に、この先にあるセキュリティの機械の数が多いか少ないかの違いでした。
私たちは予約の都合があるので、2手に分かれて並んで、早く進むほうに最終的に2人で並ぶということにしました。
そのおかげで、なんとか間に合うくらいの時間に入れました。
入れたのは6時過ぎくらいでしたでしょうかね。
ゆっくり見て、椅子に腰かけて休憩して、
6時45分頃大聖堂を出ました。バチカン市国 史跡・遺跡
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その後、外壁に沿って歩きますが、疲れているからか、入口に到着した時には7時を少し回っていました。
予約者の列は、とてつもなく長く、こんなに待たないと入れないの??7時の予約者がこんなにいるの???
と、一気に疲れが増しましたが、プリントアウトした入場券を持っている人は、予約時間を問わず、全員同じ列に並ばせていたようです。
つまりは、予約時間なんてチェックせずに並ばせていたわけです。
その後、列がどんどん進みましたが、途中で止まり、係員が一人一人予約の用紙をチェックしています。
7時の人だけ、入口へ行くようにと言われ、私たちもやっと入ることができました。
オーディオガイド付きで入場券を購入していたので、まずはレンタルしに行きます。
この後、見学が始まるのですが、他同様、ここの内部も閉鎖されている部分が多数あり、どこを見たのか、どこにいるのかが全然わからなくなってしまいました。
絶対見逃せないのは、システィーナ礼拝堂とカラバッジョの作品のある美術館。
案内図によると、礼拝堂の後売店を通って美術館へ行くようになっているのですが、美術館が見つかりません。
売店の人に聞くと、どうやらオーディオガイドを借りたところのすぐそばのようです。
しかし、入口が見当たりません。
もしかしてここ?と思うところは、入れないようになっています。
旦那が無理矢理入って確認しようとしたところ、ガードマンに静止され怒られました。
聞いてみると、そこが美術館で間違いないが、午後5時でここは終了とのこと。
夏の延長時間の時は、てっきりここも時間延長になっているものと思っていたので、ガッカリでした。
予約サイトは全部英語で、予約の仕方や予約時間はチェックしたけれど、まさか早く閉まってしまう箇所があるなんて考えてもいなかったので、全部は読みませんでした。
読んでも書いてあったのかどうかは、分かりませんけど。
ここにもカラバッジョ作品があって、楽しみにしていたのに、ショックです。
飛ばした箇所や素通りに近い状態のところもありましたが、それでも2時間はかかりました。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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その後、地下鉄でいったんホテルに戻り、シャワーを浴びてさっぱりしてから(旦那のこだわり…)、少し共和国広場に戻ったところにあるZeusというレストランに行きました。
同じところには行きたくない、疲れているから遠くへ行きたくない…ということで、ここになりました。
通りにテーブル席も出て居ましたが、車の往来が多いので、店内に入りたいというと、「中よりここのほうがいい席、絶対こっちがいい」と言われましたが、私たちはちょっと納得できませんでした。
モッツアレラチーズのサラダや玉ねぎのスープ、リゾット、パスタを注文。
ここの店員には日本語のできる人が多く、嫌な予感がしましたが、案の定でした…。
スープとサラダはおいしかったのですが、私が注文したパスタは失敗でした。最後まで食べきれず、旦那に食べてもらいました。
飲み物は、私はコーヒー、主人はビールを頼みましたが、ことあるごとに「水はいらないか?」としつこかったのには参りました。
清算してくれというと、「デザート食べてない」と言って、スィーツを頼め頼めとこれまたしつこい。
水も、スィーツも、他の飲み物も、難にもいらない、早く支払いを済ませたい!と、旦那がブチ切れ寸前の口調で言いました。
すると、ヴェニスのレストランの店員と同じく、「サービス料入ってないから、チップ置いていって」と言いだしました。
店内に入れないで外で食べさせられ(私たちが着席した後、3組くらい来店しましたが、彼らは全員店内に通されていました)、あれを頼め、これを頼めとしつこく、料理もまずいのがあったのに、チップなんて払えるか!とついにブチ切れた旦那は、支払い後、レシートを挟んであるレシートケース(??)をテーブルにたたきつけて、席を立って帰りました。
イタリア最後の晩の夕食は、いろんな意味で最悪でした。レストラン・ピッツェリア・ゼウス イタリアン
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最終日、フライトは午後23時発です。夜の7時にローマを出ても、十分に間に合います。
ホテルのチェックアウトが10時なので、ぎりぎりまでホテルで休もうと言っていたのに、「退屈だ!」と旦那が言いだし、9時半前にホテルを出ました。
まず最初にいったのは、トレビの泉。
既に人が大勢来ていました。
人気スポットのはずですが、なんだかつぶれている店舗もあったり、うらぶれたような、また、汚い感じがして、以前来た時よりもなんだか治安が悪くなったかのような雰囲気がありました。
昼と夜とでは、また雰囲気が違うのかもしれませんけれど。トレヴィの泉 建造物
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旦那のこだわりはローマの休日。
ロケ地巡りがしたいとのことで、トレビの泉のそばにあるコロンナ美術館へ行ってみました。
私がこの映画を見たのは、大学生のころ。
旦那はいつ見たのか知りませんが、舞台となった美術館とのことなのですが、記憶にないらしく、本当に映画と関係があるところなの???と、疑っていました。
展示室の2階に登るときに、しっかりとした日本語のガイドブックを手渡されます。
持ち帰っていいものなのかな?と思っていたら、帰りに回収されました…。
使いまわしているとは思えないほど、とってもきれいだったので、持ち帰りできるのかと思ってしまいました。コロンナ宮 (美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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ジェズ教会へ。
天井の絵画が素晴らしいとのことでしたので行ってみました。
鏡が置いてあり、上を向かなくても天井画が見られるようになっていました。
12時頃までここで座ってゆっくりしていました。ジェズ教会 寺院・教会
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そして最後に真実の口。
行ってみると、バス停のところまで並んでいました。
人数自体は決して多くはないのですが、写真を撮るので、時間がかかるんですよね。
一人一人撮ったあと、そろって撮ったりと一組で何枚も写真を撮るので、なかなか進みません。
番が来るまで1時間近くかかりましたね。
撮り終えたら、教会内部へいったん入ります。
強制的に中を通らされるので、入場料はとられませんし、はおりものも無料で貸してくれます。
ここからホテルへ戻るとき、目の前にバス停はあるのですが、乗車券を買う場所がわからない。
出店を出している人に聞いたところ、この写真で言うと、教会の奥の建物の脇に登りの大通りがあり、そこを登り切った交差点の角にあるカフェ兼タバッキで買えるとのこと。
今回、ローマを歩きまわりましたが、思いだしてみると、「タバッキ」と書かれたお店もあまり見ませんでしたが、券売機もバス停付近で見ることはありませんでした。
お土産屋さんや、小さい売店、カフェなどで取り扱っていたりもしました。乗車券を扱っているという表示は一切出ていないので、分かりません。
「バスに乗る!」と予定しているならば、必要枚数分、買える時に買っておかないと、困ることになることもあるかもしれません。サンタ マリア イン コスメディン教会(真実の口) 寺院・教会
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観光後、テルミニ駅に行き、地下のスーパーでお土産用のお菓子をチェック!
空港行きの乗車券も買おうかと思いましたが、時間指定だったら困るなと思い、この時はパスしましたが、結局、時間の指定はないので、前もって買っておくことが可能な乗車券でした。
この後、戻る途中にある三越ローマ店に入ってみました。
お店自体は非常に狭く、品数もそれほどありません。
ですが、冷房が効いていて、無料のドリンクサーバーがあり、何より無料Wi-Fi(壁にIDとPWが書いた紙が貼られていました)があり、トイレが無料でとってもきれい!
そこの休憩スペースで1時間近く過ごしていたら、すっかり体が冷え切ってしまいました…。
荷物を引き取った後、駅地下のスーパーでお土産などを買い、スーツケースに詰めて、レオナルドエクスプレスで空港へと向かいました。
出発の4時間以上前に到着しましたが、すでにチェックインカウンターは開いており、行列ができていました。
スーツケースを早々に預けた後、旦那が薬局に行きたいというので行きました。アトピー肌の人に良いというセタフィル、売店に売ってるじゃないですか!2つ買うと1つおまけで付いてくる?!
買いたかったのですが、スーツケースを預けてしまった後なので、持って入ることはできません。泣く泣くあきらめました…。
今回の旅行は、本当に疲れ果てました。
ローマ市内観光の時は、地下鉄は走ってないし、バスにしても、乗るほどの距離でもないし、そもそもバスの路線があるのかもわからないしで、ほとんど歩き通しでした。
しかも、湿気が少ないとはいえ、日差しは関東よりもはるかに強く、照り返しもあり、出てくる言葉は「疲れた」と「暑い」ばっかりでした。
ホテルの中はともかく、町中のレストランや観光名所では、エアコンなんてないか、あっても開けっ放しで効いていない状態のところもあり、涼む場所があまりありませんでした。
水を買うにも、高いのでよいのなら買える所はありますが、安いところとなると、そうそうないので、観光中だと買いだめができずに悔しい思いをしたこともありました。
トイレも、レストラン内や観光スポットでも建物内にあるところならば、無料のことが多いですが、観光名所でも外にあるトイレは有料というのがほとんどでした。
現金しか受け付けて観光名所もあり、レストランでも10ユーロ以上ならOKとか、30ユーロならOKなんていうところもあって、レストランなどは入ったらまず最初に、「カードOK?」ときいて確認しないと、注文ができませんでした。
スーパーなどでは、1ユーロでもカードで払えるところもあったりしたのに…。
そんなこんなで、思っていた以上にお金がかかってしまいました。
また、ホテルのCityTaxは、どこのサイトを見ても現地で現金払いとありましたが、ヴェニスのホテル以外は、カード払いOKでした。
現金じゃないといけないのかと思い、羽田で100ユーロ現金にして持って行きましたが、ほとんどはホテル以外のところで使いました。
イタリアは今まで行った他のヨーロッパの国に比べて、カードが使えないところが意外と多かったように思います。
入場料も、マイナーなところと抱き合わせで高めで売っていたりして、そんなのも費用がかさんだ一因かと思います。
電車の時間の正確さは、日本と変わらないのではないでしょうか。
遅れたのは、ピサからの各停電車のみで、あとは時間通りに運行していました。
もっとも、自分が利用した電車に限っては…ということになりますが。
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