KORAIL PASSで巡る木浦・ソウル・釜山（2/5）　〔木浦編〕　釜山から慶全線で木浦へ

2015/09/19 - 2015/09/23

　2015年のシルバーウイークを利用して釜山→木浦→ソウル→釜山を巡ってきました。

　旅の2日目は、釜山から木浦へ、ムグンファ号（慶全線）で向かいます。
　釜田駅を朝6時25分に出発した列車は、7時間以上かけて木浦に到着（13時36分着）
　途中、北川駅では、コスモスが咲き乱れ、多くの観光客が降りていきました。

　木浦を訪問したのは、これが2回目
　前回と同様に、ＫＴモーテルに飛び込みで宿泊
　ホテルの関係者がいなかったので、隣の自転車屋のおばちゃんが、手続きをしてくれました。
　「ワイパイ　イッスムニカ？　（WI-Fiありますか）」と尋ねると、何かを探すように入口まで見に行ってくれたのですが、見つかるわけがありませんよね。（実際、ありませんでした。）

　木浦では、前回見逃した、旧日本領事館と旧東洋拓殖株式会社木浦支店を見学したほか、夕方、羅州駅まで片道約30分のショートトリップ。お目当ては、ＩＴＸセマウル号。明日は、従来形のセマウル号に乗るので、新旧乗り比べを行うためです。
　羅州から帰りはＫＴＸを利用

　旅行の日程は次のとおりです。

〔1日目〕
　　広島→博多　こだま
　　博多→釜山　ビートル
　　釜山駅でコーレイルパスの発券と指定席
　　の依頼
　　釜山散策
　　ソウル荘旅館（中央洞泊）
〔2日目〕
　　中央洞→釜田　始発の地下鉄
　　釜田→木浦　　ムグンファ号（慶全線）
　　ＫＴモーテル　（木浦泊）
〔3日目〕
　　木浦→益山　ＫＴＸ山川
　　益山→ソウル（龍山）　セマウル号（長
　　項線）
　　鶏林荘旅館　（明洞泊）
〔4日目〕
　　ソウル→釜山　ＫＴＸ（1等席）
　　釜山→鎮海　　市外バス
　　鎮海→釜山　　市外バス
　　ソウル荘旅館（中央洞泊）
〔5日目〕
　　釜山→金海　　路線バス・軽電鉄
　　金海→釜山　　急行バス（座席バス）
　　釜山→博多　　コビー
　　博多→広島　　こだま

　　※　記事中、金額はウォン表示にして
　　　います。10で割ると円換算できます。　　　　　

このシリーズは、次のとおり5部構成になってます
1　釜山到着　チャガルチビュッフェで一人焼肉ほか
　　　http://4travel.jp/travelogue/11196962
2　木浦編　釜山から慶全線で木浦へ
　　　http://4travel.jp/travelogue/11196982
3　セマウル特急に会いに行く旅　木浦→益山→ソウル
　　　http://4travel.jp/travelogue/11197195
4　ソウル寸景　明洞の屋台でうまいもの発見
　　　http://4travel.jp/travelogue/11197228
5　釜山・鎮海・金海編　旅の終わりはガムジャタン
　　　http://4travel.jp/travelogue/11197439　

エリア 木浦(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

平成27年9月20日
釜田駅6時25分発慶全線経由の木浦（モッポ）行きのムグンファ号
木浦には13時36分に着きます。
宿のある中央洞からは始発の地下鉄で釜田までやってきました。

　昨日、座席指定をお願いするのに使ったメモです。
　釜山駅の窓口の青年はスキルが高く、通しで取れない指定券は途中で分割して発行、メモの内容に誤りのある部分は、訂正書き込みしてくれました。
　おかげで、予定の切符はすべて確保できました。

　前日予約のため、終点木浦までの通しの指定席がなく、途中の咸安（ハマン）までは1号車。そこからは2号車に移ります。
　でも指定が取れてよかった。

　列車最後尾はこんな感じです。

　ムグンファ号は、前からディーゼル機関車、電源車、客車が4両（4号車～1号車）という編成でした。

　左側の列車に乗ります。

　車掌室
　ドアが開いてたので、内部を撮らさせてもらいました。

　昔は、セマウル号が超特急、ムグンファ号が特急、トンイル号が急行、ピトゥルギ号が普通という区分けだったんですが、今は、急行と普通便がなくなり、ムグンファ号がその役割を兼ねています。
　このため、車内設備は特急仕様ですが、ほぼ各駅に停まります。

　最近の指定券は、こんなレシートのような形状になってしまいました。
　駅の改札もありません。
　車掌が携帯の端末をもっているので、車内での検札もありません。
　途中の咸安（ハマン）までは1号車。そこからは2号車に移ります。
　

　列車は京釜線を洛東江（ナプトンガン）に沿って北上中

　三浪津からは、京釜線から分かれて慶全線に入り、木浦をめざします。
　韓半島の南側を海に沿って西に走るのですが、海はほとんど見えません。

　慶全線北川駅（南側）
　駅周辺にはコスモス畑が広がっています。
　ここで観光客が大量に降りていきました。

　慶全線北川駅（南側）
　ちょうど良いタイミングで、トラクターが通っていきました。

　慶全線北川駅
　途中で移動した2号車

　慶全線北川駅（北側ホーム）
　どおりでここまで乗客が多かった。
　 1週間早く、秋夕（旧盆）の移動が始まったのかとドキットしたが、これで納得

慶全線北川駅（北側ホーム）

車端部にはカフェカーになっています。

乗客が大量下車したので、立ち客もいなくなってガラガラです。

　木浦（モッポ）駅到着
　ムグンファ号完乗！
　7時間11分乗り続けました。

木浦駅到着

木浦駅到着

　本日の宿　ＫＴモーテル
　駅の近くにありますが、事前予約はできません。

オンドル部屋 30,000Ｗ

　ＫＴモーテル入口、隣は自転車屋さんで、フロントが不在だったので、ここの奥さんが代わりに手続きをしてくれました。いいのかなあ？
　「ワイパイ　イッスムニカ？　（WI-Fiありますか）」と尋ねると、何かを探すように入口まで見に行ってくれたのですが、見つかるわけがありませんよね。（実際、ありませんでした。）

ホテル近くの商店街

木浦（モッポ）駅前の食堂

ビビンバ6,000Ｗ

旧日本領事館

旧日本領事館

旧東洋拓殖株式会社木浦支店

木浦総合水産市場へ

木浦総合水産市場へ

木浦港

木浦総合水産市場

木浦総合水産市場

木浦総合水産市場

木浦総合水産市場

木浦総合水産市場

木浦駅前の繁華街

喉が渇いたので、こいつはウマかった。

木浦駅

ＩＴＸセマウル号
30分ほど新型のセマウル号（電車）に乗ってショートトリップ
帰りはＫＴＸを使います。

行き帰りの指定券
ちょうどよい接続です。

ＩＴＸセマウル号
自転車ごと乗るようです。

ＩＴＸセマウル号
車内風景

羅州駅
ＩＴＸセマウル号

羅州駅
ＩＴＸセマウル号

羅州駅
低いホームが大陸らしくってカッコイイ

羅州駅
ＫＴＸ
これに乗って木浦に戻ります。
所要約30分

　ＫＴＸ車内
　従来型のＫＴＸの普通車は、集団見合型の席配置で、リクライニングはするものの、席の向きは変えれません。
　半数の人は進行方向逆向きの席になります。（逆向き席は割引あり）

　ＫＴＸでは、無料のWi-FIが使えるとの情報がありましたが、実際には使えませんでした。

木浦駅近くの繁華街

木浦駅近くの繁華街

夕食は鳥チャーハン（タッポックンパブ）6000Ｗ

　2階の食堂に行きました。
　日本語は全然通じません。
　でも、おいしかった。

　木浦では、ホテルも列車（KTX)内も,Wi-fiが使えませんでしたが、Facebookに旅行記事を載せたり、チャット機能で家との連絡はできました。
　では、どうやったかというと、次の二つの方法をとりました。
　　①　駅前のカフェからでている
　　　野良Wi-fi電波（パスワードなし）
　　　を店外から利用
　　②　木浦駅待合室の観光案内所から
　　　でているtourという電波に接続
　　　（これもパスワードなし）

2日目【木浦編】は、ここまで
3　セマウル特急に会いに行く旅　につづく
　　　http://4travel.jp/travelogue/11197195