平遙古城２（宿と城壁）

2016/11/30 - 2016/12/04

西安駅から寝台列車に乗って朝の７時半ころに平遙駅に到着しました。
平遙駅から古城までは徒歩で１０分くらいでつきます。
朝早かったこともあり、観光客も少なく、静かな中で街を散策することができました。
宿泊についてはトラブルが発生しましたが、結果的には素敵な民宿に泊まれました。
翌日は２０元で宿の主人に新幹線の駅である平遙古城駅まで送ってもらえました。
タクシーに乗るとろくなことが起こらない私としてはありがたかったです。

エリア 平遙(中国)

booking comで予約しておいた「懐遠」という民宿に到着。
しかし南京錠が扉の内側にかかっており、人気もありません。
扉をドンドン叩いても誰も出てきません。
「やばい」この旅最初のトラブル発生です。

現地払いで、キャンセルも当日のチェックインの時間までは無料だったので、焦らず、まずは腹ごしらえということで、朝食が食べられる店を探しました。

たまたま早朝から開いていて入りやすそうだったので、「平遙裕豊恒」という民宿が経営する食堂で食事を取りました。

平遙城隍廟街３３号　

食堂の内装も中国風です。

質素な朝食ですが、このヒエのおかゆと蒸しパンが懐かしいかったです。

宿では子猫を１匹飼っていました。

愛嬌たっぷりで、可愛すぎ

外には犬もいます。古城内ではとくに犬を多く見かけました。地域で飼っているようで、小柄でおとなしい犬が放し飼いになっています。狂犬病のワクチンを接種しているかは微妙な感じなので、あまり近づかないようにしましたが、目が合うとちょこちょこやってきてしまうので、なるべく目を合わせないようにしました。

食事を終え、再度「懐遠」にもどりドアを叩くも、全く人気がないのは変わらず、
再度「裕豊恒」に戻り、部屋を見せてもらうことにしました。
食堂を出ると中庭があり、両側に部屋があります。こちらは家族向きの部屋なので、
その奥に案内されました。

中国風のオンドルの上に布団が敷かれています。

中国風の内装で、カップル向きの部屋ですが、とても綺麗で気に入りました。
一泊１２０元だったたので、こちらの部屋に決め、「懐遠」はキャンセルしました。
booking com って案外いい加減です。

飲水用のタンクが設置されています。冷蔵庫はついていません。
通常はエアコンと暖房器具（暖気）の２つで部屋を温めるのですが、この日はたまたま暖房器具の修繕のため使用できず、エアコンだけしかしようできませんでした。

洗面所もなかなか綺麗です。

シャワーはお湯になるまでに少し時間がかかりますが、湯の温度と水量は問題ありませんでした。

トイレも衛生的で、問題ありませんでした。中国のホテルによくある下水の匂いも全く無く、快適に使用できました。

部屋が決まったので、荷物をおいて、早速南門に向かいました。こちらで１３０元のチケットを購入し、念願の城壁に登りました。このチケットは城壁以外に２０数カ所ある古城内の観光スポットを見学できるものですが、城壁以外はあまり興味はもてませんでした。古城の維持管理にもお金がかかることを思い、寄付のつもりで高額なチケットを購入しました。

オフシーズンとはいえ私以外だれも城壁を散策している人はいませんでした。
独り占めしているみたいで気持ち良かったです。

何時の時代にいるのか錯覚を起こしそうな景色です。

実際に古城内に住んでいる方々の生活を垣間見ることができます。

城壁散策を終え、他の観光スポットに行くと、またまた猫に遭遇。