![紅葉の季節に静岡駅からスタートして、駿府城公園や静岡浅間神社などを訪ねた半日だけの街歩きの報告です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/19/53/650x_11195339.jpg?updated_at=1481168185)
2016/11/17 - 2016/11/17
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jingashita 4Tさん
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紅葉の季節に静岡駅からスタートして、駿府城公園や静岡浅間神社などを訪ねた半日だけの街歩きの報告です。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の街歩きの始まりは新幹線です。自由席でしたが、平日なので余裕で座れました。
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静岡駅に到着です。観光案内所に行こうと思ったら、朝早すぎて9時前では、まだ開いていませんでした。
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仕方なく、駅前の案内マップを見て歩くルートを検討します。街が駿府城を中心にできていることが、この地図でも十分に分かります。
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JR静岡駅の北口の駅前広場に竹千代像があります。平成19年度の家康公駿府城入場400年の記念事業の一環で建立されたとのことです。幼年期の8歳から19歳までの間、今川家の人質として、駿府城に住んでいたこともあり、この像が建てられたそうです。
人質という立場で若い時を過ごしたからこそ、信長や秀吉にも我慢の連続で耐え忍んだのだと思いを馳せました。
家康公像より小さいですが、駅に近い場所に設置された意図がわかるような気がしました。 -
ちょっと離れた場所に徳川家康公の像がありました。こちらは壮年期の姿です。
平成19年度の大御所400年祭の事業で、先ほどの竹千代像と一緒に建てられたそうです。家康公は幼年期の人質時代と、江戸に移る前の数年間、さらに大御所時代の3度、駿府城に住まわれたそうです。
家康公像は駿府城址にもありますが、こちらの方が軍扇を持っていることから、若々しく覇気があるように感じました。 -
まずは駅から近い浮月楼に到着です。徳川慶喜公ゆかりの地です。
場所は、JR静岡駅から両替町通りを5分くらい歩くと左手にあります。現在は料亭となっていますが、徳川慶喜公が水戸から移られてから23年間、この地に住んだとのことです。建物は大火で焼けてしまいましたが、庭は復元されて、料亭の一部として利用されています。 -
浮月楼から歩いて5分くらいで、宝台院に到着です。ここは、徳川家康公の側室で、2代将軍秀忠公の生母である西郷の局(お愛の方)の菩提寺です。境内には、西郷の局のお墓のほか、延命地蔵やキリシタン灯篭など、いろいろなものがありました。
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次に行ったのが、青葉シンボルロードです。夜に行けばイルミネーションが点灯しているようですが、朝なのでその雰囲気は味わえませんでした。
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常盤公園は青葉シンボルロードの突き当たりにあります。春には桜の名所として、市民に親しまれているようです。また、夜には噴水のイルミネーションが輝くなど、隠れた穴場のようです。
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青葉シンボルロードを静岡市役所方面に向かって歩きます。工事中の箇所が多かったようですが、ところどころに、彫刻などが設置されていて楽しい遊歩道です。
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駿府城があったことや当時の町割りの地図などが設置されていて、歴史好きには興味深いと思います。
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青葉シンボルロードから駅の方に戻り、パルコの前にある小梳神社に寄りました。地元の人が仕事前に日常的に参拝しているようです。
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旧東海道である伝馬町通りにいくと、江戸城無血開城の話し合いである「西郷隆盛と山岡鉄舟の会見の地碑」があります。明治維新の中で重要な事柄がこの地で行われたことを想像しながら、碑を読みました。
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次に訪れたのが市役所本館です。
駿府城の外堀の目の前にあります。昭和9年に竣工し、平成元年に改修され、その後、日本初の国の登録有形文化財となったそうです。
上部のスペイン風ドームがかなり特徴的で、以前はライトアップもされていたとのことです。 -
こちらは駿府城公園側に建っている県庁本庁舎です。
駿府城のお堀の内側に建っています。目の前の市役所本館が昭和9年の竣工に対し、この県庁は昭和12年竣工です。設計競技で受かった建築家が基本設計を行い、実施設計は市役所と同じ建築家が設計したそうです。所謂、帝冠様式の荘厳な建物です。
このような建物が残されているのは、素晴らしいですが、実際に中で執務をしている職員さんは、空調なり電気関係の配線なり、現代のオフィス環境と合わず、大変だろうなと感じました。 -
わさび漬け発祥の地の碑です。昭和43年に静岡県山葵漬工業協同組合が設置したものです。下に書いてある「200年前にわさび漬けが出来、少しずつ改良されてきた」ということですから、今から換算すれば250年前ということでしょう。
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これから駿府城公園に入場ですが、その前にお堀端にある弥次喜多さんの銅像を見ました。
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駿府城公園のお堀です。中には天守閣などがなく、櫓だけなので、こうした風景がある意味お城らしいところです。
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駿府城公園内の地図です。二つの櫓の内部と紅葉山庭園が有料です。共通券があるので、時間のある人は、その方がお得です。
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公園の中央付近に徳川家康公の像がありました。晩年の鷹狩りの姿ということで、静岡駅前にある壮年期の戦の最中の姿とは佇まいが違います。
建っているのも、お城の跡地ですので、やはり、こちらの方が風格があります。 -
家康公の像の隣には、お手植えのみかんがあります。ネットフェンスに守られたみかんの木なので、近くに寄ってみると、家康公がお手植えしたみかんだということがわかりました。ちょうどいい時期なのか、たわわになっていました。どなたかが収穫して食べるのでしょうか?
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坤櫓です。駿府城公園の南西角にあります。綺麗に復元されていて、有料ですが100円で内部も見学できます。券売機のある建物が近くにあるので、写真を撮る場合は、こちらの公園内部側からではなく、堀の外側から撮るとかなり綺麗で、雰囲気もあります。(表紙の写真です)
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一度、公園を出て静岡県庁の21階展望室から駿府城公園を見下ろして見ました。全体像がよく分かります。
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県庁の隣にある国の合同庁舎の前には、静岡学問所の碑がありました。東京大学の前身である開成学校の教授陣を多く輩出したことでも有名だそうです。
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お城周辺から徒歩で静岡浅間神社に向かいます。その途中にあった教会です。日本基督教団静岡教会です。
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静岡浅間神社です。駿府城公園から徒歩で10分くらい、静岡駅から遠くに向かうとあります。大変大きな境内で、3つの神社で構成されているとのことです。
とは言え、中にある看板には7つの神社が記載されていました。その関係性は少しわかりにくいです。
駿府総社として、また、現代は静岡の守護神として、地元市民から深く信仰されているようです。浅間神社の本殿などは、国の重要文化財ですし、施されている彫刻なども一流で、日光東照宮にも引けを取らないようです。
また、歴史的にも色々と逸話があり、例えば人質であった家康公の元服の場所でもあります。そうした意味で、見所満載の神社です。 -
静岡浅間神社の境内にあった案内板です。この通り、7つの神社があることの表示です。
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静岡浅間神社からの帰り道は、商店街を通って駅に向かいます。途中に山田長政氏の銅像がありました。
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県庁近くの道端に道標がありました。「教導石」と書かれていて、上部には、日本橋や三条大橋からの距離、近県の県庁や静岡県内の主な場所からの距離が表示されていました。
また、両サイドには、「尋ル方」「教ル方」の表示があり、住民が知りたい事や相談事などの貼り紙を「尋ル方」に貼っておけば、わかる人が「教ル方」に答えを貼るという仕組みだったそうです。 -
昼食は、天然とんこつラーメンの一蘭に入りました。店員とも顔を会わせないで、ラーメンを食べるためだけに集中するカウンターは、独特の雰囲気でしたが、ラーメンの味はなかなか良かったです。この後、用事を済ませて帰ります。
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帰路も新幹線利用です。自由席も空いていて、缶入りウイスキーの水割りを飲んでゆったり帰れました。
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