色づきはじめた紅葉狩りへ~京都 平安神宮 金戒光明寺そして鞍馬口通りをお散歩

2016/11/13 - 2016/11/14

京都といえば紅葉ですね。私たち夫婦も30年前の秋に新婚旅行で訪れました（笑） 式を終えるとそのまま新幹線の駅に行きホームでみんなに見送られ万歳三唱して大にぎわいで旅立ちまし。

そして月日は大いにたち、長女が京都の大学に進み、何度か訪れましたが秋の京都は30年前きりでした。
今回は紅葉といってもすっかり色づいた頃でなく、まだ青葉も少し見られる頃だったので
充分京都の美しさを伝えられませんが それもまた一興とご覧ください。

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行記なのにいきなり自宅の様子で失礼します。
子ども達の習い事用にピアノを置いていましたが
ピアニストとまではいかなくても手習い程度に楽しめたらと思いましたが、 しばらくしてそれも儚く崩れ去り蓋を開けないまま何年も過ぎて行きました。
そこで思い切って エイッと 「ピアノ売ってちょうだーい」に引きとってもらいました。
いままであった空間がポッカリ空いて 寂しがりやさんの私はこれまたエイッとその日のうちに棚を買ってきました。古い道具ですが棚のガラスがゆらゆら見えて風情があります。
眺めるだけでも楽しいですが、中に入れる物を考えなくてはいけません。

京都に行くついでに 古道具を探すのもいいなとネットで調べてみました。

紫明通りです。街路樹も綺麗ですね。
お天気も良く最高です。

地下鉄東山駅を降り 白川に向かい歩きますが、白川を渡らず左に折れた小道に入るとあった祇園饅頭さん‼！

素通りすることは出来ません！
豆餅と栗餅を買いました。お味は 最高です！！

あの有名な ふ○ばより餅が柔らかく美味しかったです。

お店の中では 手作り感満載でした。

お昼時なので、そこのお店の人に 隣のこのお店を紹介されました。
三昧洪庵 さんみこうあん と読みます。

お部屋の席は予約が入っていっぱいでしたが、テラス席なら入れました。
白川がとうとうと流れ 普段の生活を忘れさせる時間でした。

11月といえ暑い日差しでコート要らないぐらいでした。

お昼時のみのメニューで 一人3000円でした。
家計に厳しい我が家でしたが、長女の就職も決まりお祝い膳としました。

長女は京都に来てはじめてちゃんと食べた京料理だと言いました。
ホントかいな？と思いましたが 多くの大学がある京都でも この御時世で
慎ましく生活を送る大学生が多いと思います。

芋たこ南京です。
優しいお味です。こんな名前の小説がありましたよね？

西京漬けとちりめん山椒です。
このお店の売りのようです。

美味しいです。
ご飯はお代わり自由と申されたので 遠慮なくいただきました。

〆は豆乳プリンでした。
至福の時を堪能しました。

場所といい お味といい 値段にあったお店でした。
ごちそうさまでした。

白川に沿って北にあがります。
歴史をしている長女が この辺りは昔は水車があったと教えてくれました。
川を生活の中に活かしていたのでしょうね 川沿いに家が続きます。

川の中に不可思議なものが？

これに仕切りを両側につけて昔はプールになったそうです
有名な観光スポットもかつては地元の人たちの 憩いの場所だったのですね。

賑やかな通りに出ました。平安神宮がすぐそこです。

平安神宮前にはフェラーリがずらりと並びます。
就職する長女に中古でいいから車が欲しいなと思う私ですが
流石にフェラーリでは何も参考になりません。

七五三が近いので お参りする幸せな人々が多いです。

平安神宮の神苑に入ります。

ここに来ると 観光客が少なくなりました。

庭をぐるりと歩きます。

そんなに紅葉は目立ちませんね

平安神宮を出て北に丸太町通りを目指します。

アンティークのブルーパロットさんに入りました。

すごい量のアンティークが並びます。どのお品物最高ですが お皿一枚でもさっきお昼を食べたお金より高くスゴスゴ店を出ます。

外国人のお客さんも多いです。
後でその道の人に聞くと有名な店だそうです。！！
私の飾り棚は5000円でした。
これでは棚より器の方が高くなりますね。

このまま帰ることなくさらに北に歩きます。
金戒光明寺に着きました。

撮影は不可能でしたが大門の上に登りました。

急な階段をやっとこさ登り見学します。

こちらは紅葉が見事でした。

平安神宮のわずか北なのに紅葉がこんなに進んでいるんですね。

自然な美しさに見せて ちゃんと計算された庭造だと思います。

紅葉を目に焼き付けて帰りました。

平安神宮まで戻り 漬物の大安の前にあった聖護院大根です

次の朝は雨でした。
一人でゆっくり歩きます。よく行くフランジパニさんは今日は行きません。「マザーウォーター」のロケ地でしたね。

しばらくすると、「さらさ西陣」が見えてきました。
ここも福士蒼汰の「ぼく明日」のロケ地でしたね。
一人なので入りません。

さらに行くと船岡温泉がありました。
ここは現役の温泉です。

可愛いお地蔵さん

少し道から外れたところにあったお茶やさんに、ふらりふらりとは入りました。

宇治茶の茶箱が素敵ですね
このレトロ感がいいですね。

ご主人が丁寧にお茶を入れてくれて、さらにお茶の説明もしてくれました。
京都の人の温かさを感じました。

ちょっと鞍馬口通りから外れて裏千家の今日庵です。
この通りは何か背筋がシャキッとします。

おっ？お菓子屋さんだ。

お菓子屋さんに小走りで行く途中にあった、表千家の不審庵です。
中を覗いたらそのまま不審者になるのかしら？

京都らしい門構えのお菓子屋さんだ??

俵屋吉富さんです。
もちろん新幹線駅にも売ってありますが、ここにしかないお品もありました。
俵形の最中は惚れてしまいました。

帰り道にあった祠です。
どうぞ神様、これからも長女をよろしくお願いします。
このまま地元に帰ることなく京都で就職します。
健やかに過ごせますように。どうぞ どうぞ

就職が決まりホッとするものの寂しさは拭えません。

長女のマンションに帰りました。
俵屋さんの棹物のお菓子を切り食べました。
あと少しで帰ります。
「お正月は修士論文の提出が迫っているから帰れないね。」ポツリと長女が言います。


‥‥‥（涙）いいよ 寂しくないように母さんまた京都に行くから。


ということで、年末年始は 京都に行きます。

そして今の棚の状態です。
地元でぼちぼちと買ったり、譲り受けたりして中身が埋まりました。

それについてはまた次の旅行記で。