2016/11/17 - 2016/11/17
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mas98765さん
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ロウワーアンテロープキャニオンとホースシューベンドを見ます。
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2016年11月17日(木)
一泊二日の現地ツアーに参加して、アンテロープキャニオン、モニュメントバレー、グランドキャニオンといった、グランドサークルの一部を巡りました。
※今回、事前にこちらのサイトで「グランドキャニオン&モニュメントバレー1泊2日ツアー」を予約しておきました。
http://ptsjapan.com/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=48&Itemid=130
同じツアーであっても、その時々の状況によって内容が違ってくるでしょうから、この旅行記はあくまでも参考です。
さて、今日から急に寒くなりました。予約後に受け取ったメールで、わたしの泊まっていたルクソールホテルには4時10分に集合となっていたので、4時頃に指定されたとおり北口に出ると、ガイドさんがすぐに見つけて近寄ってきてくださいました。安心感のあるベテランのガイドさんでした。今回は研修のガイドさんがもう一人同行され、あちこちで記念写真を撮っていただきました。
今回は6人参加(2+2+1+1)でした(この旅行記では、ツアー参加者やガイドさんの個人特定につながる事は書きません)。ルクソールを起点として、別のホテルをいくつか回り、全員をのせて出発しました。ガイドさんは、安全に運転をしながら、今回の旅程を話した後、通過している場所やラスベガス、アメリカについての様々な情報をわかりやすく話して下さり、とてもためになりました。なお、この旅行記での説明は、ガイドさんの話と自分で調べた情報のミックスです。 -
今回の旅行のためにGPSロガー(位置記録器)を購入しましたが、途中で壊れてしまって作動していなくなっていることが判明。GPSロガーを過信していたため記録がありませんが、通過した場所を考慮すると、ラスベガスから北東方向にインターステート(高速道路)15号を走り、ユタ州のセントジョージを過ぎて南東方向の59号線に入り、コロラドシティからフリドーニアにかけて389号線を走り、その後国道89Aでカナーブまで北上した後、東方向に国道89号線を進んでページに至る、という経路だったようです。
※ラスベガスからページに至る範囲をカバーする地図はこちら
https://www.google.co.jp/maps/@36.7238248,-113.2382427,9.01z
今回回るコロラド州やユタ州は、山岳部標準時を使用しているので、日本に比べると-16時間、太平洋標準時のラスベガス(ネバダ州)に比べると+1時間の時差があります。携帯の時刻は自動で切り替わりますが、腕時計は時刻を直さなければなりません。7時14分にユタ州に入り、セントジョージへ。7時24分、給油を兼ねてガソリンスタンドで10分間の休憩。店が併設されているので、朝食の類を買いました。 -
給油機
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このあたりから見える光景。7時35分出発。
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ユタ州はモルモン教徒の多いところです。アルコールやタバコだけでなく、コーヒーや茶などの刺激物も禁止されています。世界中に布教活動に行きます。
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モルモン教は「働かざる者食うべからず」という考えで、ここにはホームレスはいません。働き者の象徴であるハチの巣がユタ州のシンボルで、州道を表す標識もハチの巣のデザインです。ということで、STOPの標識の陰になってしまいましたが、州道59号の標識です。
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雪をかぶった山が綺麗です。
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周りを見ると、上が平らなテーブル状の台地が増えてきました。海底が隆起した後、浸食で削られてできたもので、メサといいます。更に浸食が進んで孤立した丘のようになったものをビュートといいます。たまたま撮ったこの丘はメサというよりビュートに近いものかもしれません。
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このあたりに生えているのは、ジュニパー(セイヨウネズ)の仲間らしいです。この球果で香りづけして作るのが、ジンという蒸留酒だそうです。
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8時15分、ユタ州から再びコロラド州に南下し、コロラドシティを通過。ここは、最近まで一夫多妻制が行われてきたらしいです。今でも密かに行われているという噂もあるようです。
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8時22分、写す対象を間違えてしまったかもしれませんが、このあたりにUFO研究所があるようです。少し前方の道路沿いに、UFOの観測装置のようなものがありました。
8時26分、シカが突然目の前を横切り、ガイドさんがブレーキをかけて衝突回避。このあたりにシカが出るのは珍しいそうです。 -
正面に大きなメサがあります。でも、決して珍しいものではなく、道中のあちこちにこのような光景が見えました。
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8時45分、フリドーニアの町を通過。
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8時49分の光景
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8時51分、カナーブの町を通過。この町は、名犬ラッシーの撮影が行われたところのようです。
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8時56分から9時05分までの約10分間、再び給油のためガソリンスタンドに寄って休憩しました。
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このあたりの岩山も綺麗です。
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9時13分頃、前方のトラックから細かい白いものがたくさん飛んできて「何だこりゃ」ということになりましたが、ただの雪でした。
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10時04分、ページの町に近づきました。ページの周辺に今回の目的地であるアンテロープキャニオンやホースシューベンドがあります。向こうの方にレイクパウエルが見えます。このあたりは、猿の惑星の撮影場所だそうです。
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10時06分、検問所にさしかかりました。人がいませんでした。
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10時09分、右手に切り立った断崖が見え、
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左手に青々とした水が見えました。ここには、グレンキャニオンダムというダムがあり、向こう側がレイクパウエルです。このあたりはグレンキャニオンという峡谷ですが、この峡谷をダムでせき止めてできた人口湖がレイクパウエルです。
※周辺の地図
https://www.google.co.jp/maps/@36.9357972,-111.4836386,15.77z -
この後、道路は右にカーブし、峡谷を右手に見る形でページの町に向かいます。峡谷の延長線上に、後で行くホースシューベンドがあります。なお、ページという町の名前は、ダム建設反対の住民に対してロビー活動を行ったジョン・ページという人に由来しているそうです。
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10時25分頃、ロウワーアンテロープキャニオンに到着です。アンテロープとは羚羊というシカの仲間のことで、以前このあたりにたくさん生息していたことから、この名前がつけられたそうです。右手に仮設トイレが並んでいて、トイレだけ行って集合。なお、今回はロウワーアンテロープキャニオンでしたが、アッパーアンテロープキャニオンになることもあるそうです。どちらになるかは旅行社が決めるのではなく、旅行社が予約する時に指定されるらしいです。天候などによって変わるのかもしれません。
※周辺の地図
https://www.google.co.jp/maps/@36.902261,-111.4119655,549m/data=!3m1!1e3 -
西洋人(どこか忘れました)のグループと合同で、ナバホ族のガイドさんについて回りました。最初に名簿(誓約書かな)に署名し、注意書きを見せられます。このあたり一帯はナバホ族居留地で、アメリカの中にある独立国家のようなものです。ナバホ国家は事故などによる責任を負わないことも明記されています。
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アンテロープキャニオンに向かいます。
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このあたりは砂漠で、歩きづらいです。一通り歩いて車に戻った時、靴の中にたくさん砂が入っていました。
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前方に人が集まっていますが、写真を見るとこちらを向いて歩いてきているので、出口のあたりではないかと思います。記憶が定かでありませんが、入口はもっと遠くにあったように思います。
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砂漠地帯を歩いていきます。
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しわがよったような地形があって、その間が赤っぽく光って見えます。
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10時37分、入口にやってきました。
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階段の途中では、絶対に写真を撮らず、手すりを両手でしっかりつかむよう注意を受けました。ロウワーアンテロープキャニオンには、急な階段が5か所くらいあります。
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割れ目の様子
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足元
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こんな風に下りていきます。
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ここに来る途中、車の中で事前にガイドさんが撮影方法を案内してくださいました。アンテロープキャニオンでは、オートで写真を撮ってもあまりよく写りません。カメラをPモードなどにして、ISOを200に、ホワイトバランスを曇りに設定し、フラッシュを使わずに撮ります(なお、天候によってISO値などが違ってくるでしょうから、これから行かれる方はガイドさんの案内に従ってください)。それから、今回わたしが失敗して一番重要だと思うのは、夜景の写真を撮るつもりで、じっくり撮ることです。小さなモニターで見るとよく写っているので、どこも軽く撮っていましたが、拡大してみるとどれもピンボケで、まともに見れる写真はほとんどありませんでした。
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入口の階段を振り返って見たところ。
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先にも階段があります(アングルが悪かったのですが、もっと急です)。
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ナバホ族ガイドさんは、中のあちこちを案内してくださいました。でも、通路が細くて曲がりくねっているため、説明をしている部分がどこなのか、よく見えませんでした。しかも英語ですし。
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ナバホ族ガイドさんは、あちこちで記念撮影してくださいました。それから時には、それぞれのカメラで風景を撮影してくださいました(どの写真がそうなのか記憶にありません)。
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風景はどれも違うので選ぶことができず、同じような写真をたくさん載せてしまいます。
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この部分は
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クマに似ています。
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上を見上げると綺麗に見えるところもあります。
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アングルが悪いですが、こんな狭い場所を上ったりもします。
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青空が見えます。キャニオン内の撮影をするときは、空を入れない方がいい写真になるようです。入れると空の部分が白く写ってしまいます。
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人を一緒に入れると、壁がとても高いことが分かります。
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再び青空
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壁の様子。もっと前のところでナバホ族ガイドさんが、カルシウムを含んだところが他の砂岩より固いので、そこだけ残ってイボのようになったりするような事を説明していたような気がしますが、この丸いイボのことでしょうか。それからどこかで、desert varnishについても説明していましたが、ガイドさんから離れていたのでよく分かりませんでした。そもそも、英語の聞き取りがあまり得意でないので、よく分かりませんでした。全部聞き取れたら、ものすごくためになったでしょう。
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サメの横顔に似ています。
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光の入り具合によって色が変わります。この色も結構いいです(もしかしたら、オートで撮影したかもしれません)。
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人の横顔に似た部分があります。
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石を積み重ねてあります(いくつもありました)。
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これもまた人の横顔に見えます。
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再び青空を眺めます。
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鉄砲水に運ばれた土砂の跡が残っています。
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オートで撮影
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そろそろもうたくさんだな、という感覚になってきますが、反省点として油断は禁物です。手振れをさせず、最後までじっくり撮ることが重要です。後で拡大してみると、ことごとく失敗していますが、たくさん撮れば、中には使える写真もあります(本旅行記では、使えない写真も構わず載せてしまっています)。
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ここにも人の顔のようなところがあります。参考までにオートで写すとこんな感じで、これもまた雰囲気が出ていますが、
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同じところをPモードで特別条件にして写すと、こうなります。
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ここを上って、いよいよ出口です。出口付近はとりわけ砂がたくさん落ちてきます。細かい砂はカメラに入ると故障の原因になるおそれがありますから、カバンにしまうなど、注意が必要です。
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出てきました。これは足元。
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振り返るとこんな感じで
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11時40分、とても狭い隙間から出てきました。
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ナバホ族ガイドさんがペットボトルの水を使ってアンテロープキャニオンの形成過程を説明。
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この後、鉄砲水として縦方向に水をかけ、真ん中に割れ目を入れて、出来上がり。話はよく聞いていませんでしたが、この辺り一帯の砂岩が風や鉄砲水で削られて出来たものらしいです。周囲よりこの部分が低いため、遠くに振った雨もこの部分に集まって、鉄砲水になるようです。鉄砲水は恐ろしくて、このロウワーアンテロープキャニオンでは1997年、11人の観光客が犠牲になったらしいです。
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火力発電所の煙突が見えます。ナバホ族の人たちが運営しているようです。
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11時40分、入口の看板のところに戻ってきました。これでアンテロープキャニオンの見学はおしまい。ナバホ族ガイドさんが、一人一人に水を手渡してくださいました。
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ちょっと離れたところにも看板があります。同じような内部見学ツアーの建物が並んでいるようです。
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車に乗って出発。山肌にPのマークが見えました。これは、馬車時代の名残で、町の目印としてイニシャルを山肌に書いたものだそうです。PはページのPです。
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12時01分、ホースシューベンドに到着。
※周辺の地図
https://www.google.co.jp/maps/@36.8814003,-111.5163558,14.45z -
前方の丘を上って
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1.2kmほどの道のりを歩きます。
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草が互いに一定間隔の距離を保って生ええていますが、これは人が植えたわけではなく、地面の中で根がバトルをした結果だそうです。
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前方に2つ穴が開いているように見えますが、実際はそのあたり一帯が左右に断崖になっています。向かっていくのは右手の方です。
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案内板かと思って見たら、注意を促す看板でした。一番下に日本語を発見。「端(刃)に基づいていないでください」と書かれていて、何のことかと思い、英語の部分を見たら「Do not stand on the edge」ということでした。この看板を作る時に、日本人の観光客に一言相談していただけなかったのでしょうか。
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前方の穴のように見えるところがホースシューベンドを見渡せる場所です。
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かなりゆっくり歩いてきたので、11時15分過ぎに到着。コロラド川が、馬蹄形に大きく蛇行しています。でも、全体の様子は見えません。手前の岩の端まで行き、記念撮影する人が多いですが、危なそうです。
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わたしは左手の岩で、このようにカメラを恐る恐るつきだして撮影しました。
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すると、こんな感じで全体像が見えました。
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下の部分もズームして見ておきます。
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左奥
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右側
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右の上
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左の上
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再び右
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人
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戻って車に乗り、出発。
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12時48分、中国料理バイキングの店に到着。
※周辺の地図
https://www.google.co.jp/maps/@36.9072663,-111.4799982,16.76z -
店の人は、日本語、中国語、韓国語を喋れるそうです。丸い食卓を囲み、昼食を取りました。13時20分に再び出発。次はモニュメントバレーに向かいます。
※旅行記の索引はこちら
http://www2.hp-ez.com/hp/travelmasa/page21
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