2016/10/31 - 2016/11/01
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αρκαδια(アルカディア)さん
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あ~あ、やっちまった・・・
それが、このニュースを見たときの率直な感想。↓
2016年10月30日 14:00 [発表]
H-IIAロケット31号機による 静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)の 打上げ延期について
これから遡ること2ヶ月、実は以下のニュースの内容を発表数日前に、しかもかなり正確に察知して、事前に行動を起こしていた。↓
2016年9月2日 14:00 [発表]
H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)の打上げについて
興味がない人は何のことかさっぱり分からないだろうが、好きな人にとって種子島のロケット打ち上げ見物というのはかなりの人気イベントで、JAXAからロケット打ち上げ日程のプレスリリースが出ると、打ち上げ予定日の曜日にもよるが、早い時は1~2時間で飛行機・ホテル・レンタカーが売り切れる。
特に「はやぶさ2」の時は、この予約争奪戦が熾烈を極めた。
最近では一部マニアの予約争奪戦がさらに進化し、いかに早く情報をとらえ、いかに速く予約をするかではなく、いかに早く打ち上げ日程を事前察知できるかが勝敗の分け目になってきている。
「次回の打ち上げ日時、予想では11月1日の15時から16時の間」
8月の終わりにこう予想して、予約を取り発表を待つこと数日、2016年9月2日14:00に「11月1日15:20に打ち上げが決まった」というJAXA発表が出た。
当初は、このような旅程を考えていた。
11/1 羽田~鹿児島(ツアー)
11/1 鹿児島~種子島(先得割引)
11/1 レンタカー(日帰り)
11/1 種子島~鹿児島(先得割引)
11/1 鹿児島宿泊(ツアー)
11/2 鹿児島宿泊(ツアー)
11/3 鹿児島宿泊(ツアー)
11/4 鹿児島~羽田(ツアー)
つまり、3泊4日の羽田発鹿児島行きツアー(11/1~11/4)の1日目に、「種子島日帰りロケット見物」をオプションとして埋め込んだような形だ。
しばらくして、「九州ふっこう割クーポン第2期」が配布されることを知り、羽田~鹿児島のツアーを割引適用のツアーに置き換えてみた。これでツアー代金を12000円圧縮した。
しかし、考えてみれば「ふっこう割」というのは主に熊本・大分のための補助だ。
こうなると鹿児島だけではなく主な被災地である熊本も行ってみたくなった。
帰りの航空券(鹿児島→羽田)を熊本→羽田に変更し、11/2と11/3の宿泊を熊本に変える。
鹿児島から熊本は距離が150~170kmくらいなので、高速道路料金が4000円弱、ガソリン代は1500円くらいだろうか。また、レンタカーの乗り捨て代金も7560円かかるので、追加費用は約13000円だ。
また、2時間強自分で運転して移動しなくてはならない。
鹿児島でレンタカーを返して、新幹線に乗って熊本まで移動し、熊本でレンタカーを借り直すと、高速+ガソリン代分くらいは安くなるけど、「飛行機+レンタカー」の移動にすっかり慣れてしまった私は、鉄道での長い移動は好きじゃない。
やはり、13000円の追加出費は仕方がないな…と思っていたら、面白いことに気づいた。
一回、羽田に帰ってしまい、今度は熊本へ出直してはどうなのか?
ふっこう割を使った熊本2泊3日のツアーを検索した。
すると、最もお得そうなプランは、「羽田~熊本の往復航空券+熊本県内2泊+レンタカー3日間」で22550円、しかも2泊ともビジネスホテルではなく、わりとお風呂の大きな温泉ホテルで、1泊は朝夕付き、もう1泊は朝食付きだ。
宿泊料金を旅行予約サイトで調べると、2食付きの方が9720円、朝食付きの方が6500円、なんと、ツアー代金22550円から宿泊代金16220円を差し引くと、6330円で羽田~熊本の航空券と3日分のレンタカーが付いている計算になる。
鹿児島から熊本へ移動して13000円の追加、羽田に一旦戻っても実質6330円の追加、しかもこっちは車運転する必要もなく、飛行機の席に座っているだけ。
ということで、一旦羽田に帰って熊本は翌日出直すことにした。
11/1は羽田→鹿児島→種子島→鹿児島→羽田と日帰りしても良かったのだが、最安の航空券が23000円ほど。ところが、10/31から出発して鹿児島に1泊(朝食付き)するツアーを使うと20500円と、日帰りするよりホテルで眠って朝御飯を食べる方が3500円安いことに気付いたので、羽田~鹿児島は10/31からの1泊ツアーを利用することにした。
つまり、「羽田~鹿児島(10/31~11/1)」、「羽田~熊本(11/2~11/4)」という2つのツアーに、「鹿児島~種子島(11/1)」という一つの日帰りオプションを組み合わせたのが、今回の旅行の全体像ということになる。
ところが、ロケット打ち上げ延期でオプション「鹿児島~種子島」が不要になってしまった。
ロケットが打ち上がらない以上、種子島に行ってもすることが無いので、この部分はキャンセルするしかない。
さて問題は「羽田~鹿児島」のツアーだ。
このツアーの代金は、羽田~鹿児島の往復航空券+かごしま空港ホテル(朝食付き)1泊で32500円。
補助金12000円が適用さてるので支払い代金は20500円。
しかし、キャンセル料は支払い代金20500円ではなく、ツアー代金32500円に掛かってくるため、当日キャンセルでは、32500円の50%に当たる16250円がキャンセル料としてかかってくる。
20500円払って16250円がキャンセル料として引かれると、4250円しか戻ってこない。
羽田~鹿児島を往復飛行機に乗れば私の場合1412マイル入ってくる。これは2800円くらいの価値がある。
ホテルに泊まって朝御飯を食べて実質1450円の出費なら「行ったほうが得」と思って鹿児島に飛んだ。
種子島は行かないが、鹿児島空港近くのホテルに泊まり、1日だけ種子島の代わりに日帰りの鹿児島観光をしようと思った。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
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10/31、1つ目のツアーである「鹿児島1泊2日の旅」に出た。
路線バスで京急の駅に出て、羽田空港行きの直通急行に乗る。 -
種子島行きが無くなったので撮影機材の詰め替えなんかをやり直していたら、飛行機までギリギリの時間になってしまった。
搭乗便は13:20発。搭乗手続き締め切り10分前に空港に到着。何とか間に合った。 -
今日は富士山を観ようと、右側座席をとっている。
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今年は初冠雪が1ヶ月遅いという富士山。本当に頂きの一部だけが僅かに白かった。
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鹿児島空港到着は15:10、レンタカーは今借りてしまうと24時間を超え料金が高くなってしまうので、先にホテルにチェックインを済ませ、頃合いを見計らって営業所に行くことにした。
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今日の宿は、かごしま空港ホテル。
古く、狭く、暗い感じのホテルだが、鹿児島空港に近く、また送迎バスもあって便利なので、鹿児島旅行の時はよく利用している。 -
17時にレンタカーを受け取り、桜島でも噴いていれば市街に降りてもようかと思ったのだが、この日の桜島はいたって平穏。
さっさとホテルの駐車場にレンタカーを入れ、ホテルのレストランで夕食&晩酌とした。 -
鹿児島の飲食店の良いところは、けっこう有名ブランドの焼酎であっても、都内ほど価格差が無いこと。
魔王も1杯800円ほどで飲める。 -
おつまみは鳥刺し、
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それに、揚げだし豆腐。
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食事は黒豚ローストンカツ定食にしてみた。
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ホテルの部屋では、ノートPCとTVをHDMIケーブルで繋ぎ、キーボードとマウスも付ける。
旅先で馬券を買うこともあるし、株を買うこともあるので、なるべく自室に近いPCセットを使いたい。
出張中に小型のノートPCだけで仕事をしているサラリーマンを見るけど、偉いなーと思ってしまう。
お仕事PCのスペックは高いのだろうけど、あの操作性だと能率はどうだんだろう? -
ホテルの窓からは鹿児島空港が見える。
打ち上げの延期が無ければ、間もなく出発する8:50の種子島行きに乗ってロケットを観に行くはずだった。
搭乗手続き締め切り2分前、予約をキャンセルした。
なぜ、予約キャンセルを搭乗手続き締め切りギリギリまで粘るのかというと、べつに未練ではない。
もし、気象や機体や何らかの不都合で欠航になれば、キャンセル料なしで予約が取り消しできるからだ。
でも、この快晴では気象要因はゼロだろう、そして機体故障もそうそう滅多にあることではない。
やはり飛行機は無事に飛び、私の予約はあっさりキャンセルとなった。 -
ホテルをチェックアウトして車に乗ると、まだ行ったことが無い大隅半島の太平洋岸を目指した。
経費節約のために高速には乗らず、一般道で国分に下り国道10号線で末吉財部IC、ここから東九州自動車道の無料区間、さらに大隅縦貫道を使って大隅半島を南下する。目指すはJAXAの施設がある内之浦。
しかし、カーナビの地図が古く曽於弥五郎ICの先はどこをどう走っているのか分からない。
案内看板だけを頼りに車を走らせていると、志布志という地名が見えてきた。
確か、奄美・沖縄行きのフェリーが立ち寄る港だったか。 -
そのうち、志布志湾にあると噂に聞いた巨大な海上石油備蓄基地が見えてきた。
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石油基地を左手に見ながらさらに進み、岬を海から回り込むように進むと、内之浦という地名が見えた。
JAXAの内之浦宇宙空間観測所がある場所だ。
普段はわりと小型の観測ロケットを打ち上げているので、よほどのマニア以外は話題にすることはないが、何年か前の新型ロケット「イプシロン」の時は、とんでもない騒ぎになった。
内之浦宇宙空間観測所は守衛所をゲートに守られているのだが見学可能だ。 -
守衛所で非常に簡単な受け付けを済ませると、入構証にあたる番号札を貸してくれる。
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これを、車のフロントガラスに掲示して構内に入って行き、構内を勝手に自家用車で走って見学する。
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構内には、1970(昭和45)年に打ち上げられた、日本初の人工衛星「おおすみ」の記念碑や、
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「日本のロケット開発の父」と言われる糸川英夫氏の銅像なども展示されているが、やはりここの大きな魅力は、現役で使われているロケット関連設備を間近で見ることができることだろう。
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何やら重厚感満点、防爆構造に見える無骨なコンクリートの建物。
この上から、小型のロケットが飛んで行く写真をネットで見たことがある。 -
その敷地には、S-520という観測ロケット1号機の実寸大模型や、
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さらに大きなM-3Sロケットの実寸大模型が展示されている。
それは、今のH2Aロケットなどと比べると、昔のTVのウルトラシリーズっぽい。 -
そして、この観測所では、形も大きさも違う幾つものパラボラアンテナが、宇宙と何やら交信をしている。
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パラボラアンテナ施設の横には「アンテナ駆動中危険」、「高出力送信中危険」というパトライト付きの看板が立っていた。
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そんなに強烈なのだろうか?
それとも、これらが作られたのはケータイ電話普及前の話しなので、電磁波に対して用心深かったのか? -
今回閉鎖されていて行けなかったのが、このM(ミュー)センターと呼ばれる、大型ロケット打ち上げ場。
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大型と言っても、種子島から打ち上げられるロケットに比べるとかなり小型なのだが、話題になったイプシロンロケットはココから上がった。年明けに2号機が上がるイプシロンもココから飛び立つのだが、この展望所はJAXA敷地内にあるため、打ち上げ当日は当然のことながら閉鎖される。
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公式観覧場所は、射点から3.0kmの場所にあるこの宮原ロケット見学場だ。
しかし、ここで観るのは抽選制。当たらないと入れない。
内之浦のロケット射点は、南東に太平洋を望む標高202mの台地にあるのだが、南側は崖と海だけで道は無く人が入れる余地は無い。そもそも海まで全て2.1kmの警戒半径に入っている。東側は260mの尾根が邪魔になって射点が見えない。北側も300mくらいの山があり射点を見ることが出来無い。西側も300~500mの山が多数あり視界を遮っている。唯一開けているのが左右を山に挟まれた南西方向、ちょうど国道448号線沿いになるのだが、この延長線上に宮原ロケット見学場がある。
車で容易に行ける場所としては、この宮原ロケット見学場が唯一無二の観覧場所と言って良い。
もちろん、近隣の山に頑張って登山でもすればその限りではないのだが。登山道すら無いような山を登り、密集した南国の木々の間からロケットの写真を撮ることなんて芸当が素人に出来るのだろうか? -
宮原ロケット見学場の中に入ってみた。普段はただの広場で、自由に入れるようだ。
ロケット見学場は草原の向こうにロケットの射点が見える。
イプシロン初号機の時の、カウントダウン「5、4、3、2、1、シ~~~~~~~~ン」という奇跡の打ち上げ中止TV中継を見た人も多いと思うが、あれはちょうどココから撮られた映像だ。
見学場以外に射点が見える場所を探し歩いてみた。
イプシロン発射時の警戒半径は2.1km、国道448号線上で射点からちょうど2.1kmに当たる位置に行ってみると射点が見えた。
しかし、3年前のイプシロン1号機打ち上げ時の交通規制を調べると、この位置は規制区域の中だった。 -
規制区域内であっても、射点が見る場所を探して歩いてみる。ここは射点を下から見上げるような場所。
-
奇妙なものを一つ見つけた。不思議な形をした小さなドームが密集している。これはいったい?
かなり古そうだが、斬新で芸術的なデザインだ。 -
入口を覗いてみると、SHELTERというプレートがかかっている。
もしかすると、ロケットの打ち上げ時に使うのか使っていたのか、近隣住民の為の避難豪のようだ。 -
打ち上げ時は立入禁止区域内なのだが、国道448号線からも射点がよく見える。
種子島に行きそこなって急遽やってみた内之浦の下見。
結論としては、やはり、宮原ロケット見学場の抽選に当たらないと始まらないのかなーと思った。 -
内之浦の下見を終えると急いで鹿児島空港に向かった。空港で1時間ちょっと余裕が作れるだろうか。
3階レストランで黒豚カツ丼、さつま揚げを注文。
ドリンクメニューの中に、芋焼酎の「森伊蔵」や「魔王」があった。
1杯800円は東京よりかなり安い。
魔王は昨日飲んだので、森伊蔵があるか聞いてみたら残念ながら品切れ中。
そういえば、前回も森伊蔵は品切れだったなぁ。 -
そして鹿児島の1日半旅行はあっという間に終わった。
18:35の飛行機に乗ると羽田に着くのが20:10、それから一旦家に帰って荷物を取り換えて、明日は羽田から6:25の熊本行きに乗る。
東京には10時間ほどしか居ない、九州 ⇒ 羽田 ⇒ 九州のタッチ&ゴー旅行だ。
では、熊本編に続く。
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