2016/08/15 - 2016/08/16
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ぱっしょんKさん
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3月からインドに営業研修で来ているA君も研修終了が9月です。8月15日の独立記念日の連休が最後の連休。
インド来たらタージマハルは見ないと!と口癖のように言っていましたがここが本当の最後のチャンス。
5月のお休みは僕のわがまま聞いてもらってゴアに付き合ってもらったからね。希望を叶えないとね。
ということで2016年の独立記念日休暇はA君をアグラ案内することになりました。
今回の旅行の予定です
8/13
チェンナイ15:15→ニューデリー18:00:インディゴ6E698
メトロポリスツーリストホーム宿泊
8/14
ニューデリー6:00→アグラカント7:55:ボーパルシャタプディーエクスプレス
アグラカント→イードガーバススタンド
イートガーバススタンド→ファテープルスィークリー
ファテープルスィークリー見学
ウットカラ ヴィラス宿泊
★8/15★←この旅行記はここ
タージマハル、アグラ城、マターブバーグ、イティマド・ウッダラウラー廟見学:オートリキシャ使用
アグラカント17:50→H ニザムディン19:30:ガティマンエクスプレス
エアポートホテル宿泊
★8/16★←この旅行記はここ
ニューデリー3:35→チェンナイ6:15:インディゴ 6E835
8/15,16
アグラのメインどころをオートリキシャをチャーターして一気に回ります。
デリーへの帰りは2016年4月から導入されたセミ高速鉄道と言われているガティマンエクスプレスに乗ることに。アグラカントからデリーのH ニザムディン駅までを1時間半で結ぶ列車です。
次の日は朝から仕事のため空港近くの安宿に泊まり(というか休息し)朝3時台の飛行機でチェンナイに戻るという強行スケジュール!
問題なく終わったのでしょうか?
2日目スタートです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 飛行機
- 航空会社
- インディゴ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝食はホテルのバイキングでいただきます。
この日の朝食は洋食で。
パンとマカロニジャガイモの煮物。ゆでたまご、マンゴージュース、コーヒーをいただきました。 -
他にも色々ありますよ!
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さすがはそこそこの価格のホテル。
高級そうな雰囲気。 -
裏の扉を出るとプールもありました。
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チェックアウトして出かけます。
ロビーも豪華です。 -
前日駅からイードガーバススタンドに移動するに使ったおっちゃんのオートリキシャをチャーターしてアグラ市内を廻ります。
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スタート!
まずはタージマハルに向かいます。 -
タージマハルは西門と東門2箇所の入り口がありますが、今回は西門から入門します。
写真は西門入り口前のロータリー、プラ二・マンディ・チャウラハ。
真ん中に金色の騎馬武者の像が立ってます。タージマハルを作った皇帝シャージャハーンなのかな?? -
タージマハルの正門までは歩いて15分。写真の電動自動車に乗っていくこともできます。
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まずクロークに荷物を預けます。タージマハルはカバンは持ち込み禁止。ポケットに携帯を入れて、カメラを首にかけ、水と地球の歩き方を手に持って切符を購入します。
研修生のA君は英語研修の側面もあるのであえてガイドさんを頼むことに。
4回目の僕はもちろんガイドなんていりませんが。。
ガイドさん連れて中に入ります。 -
タージマハル正門に到着。
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ガイドさん雇うといいのは写真を撮ってくれること。
値段忘れちゃったんだけど多分1500ルピーだった気がします。
あ!入場料は1000ルピーです。 -
正門に入ります。正門に入るとタージマハル本体だけが見えます。
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近づくとミナレットまで見えて、
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さらに近づくとミナレットが4本枠に入ります。
近づくとどんどん小さくなる錯覚を楽しむことができます。 -
じゃーん!!タージマハルです。残念ながらミナレット2本と東側の壁がクリーニング中。
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ガイドさんの説明を真面目な顔で聞くA君。
説明の内容は音で出せませんから、ここでちょっと説明。
タージマハルはムガル帝国5代皇帝シャージャハンの妃ムムターズ=マハルのお墓です。
シャージャハンの前半生は彼女以外の側室も持たず、彼女だけを愛した半生でそれだけに亡くなった時の落胆はすごかったと言われています。 -
つまむ写真
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つまむ写真。これお約束。
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タージマハルの真正面にあるこの大理石のステージ。
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ここで皇帝は音楽を楽しんだのだそうです。
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左右両方に楽団がいる建物があり、楽団半分ずつに分けて同時に演奏させ、真ん中の皇帝はステレオでそれを聞いて楽しんでいたんだそうです。
楽器を弾くA君はこんなに離れてるのにどうやって同時に演奏したんだろう?という思わずなるほど!!という疑問を持っていました。
そんなん知りませんがな!! -
水に映るタージマハル。
タージマハルの上に行くには写真左側から靴に入場料を払った時にもらうシューカバーをつけて登ります。 -
あ!猿や!!
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上に登り、土台の下の段で正門からまっすぐのところに来ました。
ここから階段を上がってタージマハルの正面に上がります。 -
タージマハルの入り口です。
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タージマハルの壁の精巧な絵は大理石に色々な色の石をはめ込んで作っています。
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大理石に彫刻された花も素晴らしいものがあります。
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ムガル帝国の皇帝が信仰したのはイスラム教。
この建物の装飾には偶像的なものはありません。
中に入ります。 -
お墓ですから中は撮影禁止です。
中の装飾も素晴らしいものです。 -
以前は撮れたので2011年にタージに来た時の写真載っけときます。
タージマハルの真ん中(右)にはムムターズ=マハルが眠っていてその隣に皇帝であり旦那であるシャージャハンが眠っています。皇帝を差し置いて、真ん中にムムターズ=マハルが寝ているのはここが彼女のお墓だからです。ではなぜシャージャハンはここに寝ているのでしょうか?答え合わせは後ほど。 -
北側のヤムナー川に面したところに来ました。
この後見に行くマターブバーグと -
アグラ城が見えました。
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タージマハルの見学終了!
工事しているのがとっても残念です。 -
東側からタージマハルを眺めます。。。
やっぱりクリーニング工事が(T_T) -
タージマハルの東側には写真茶色の建物。客用のホテルがありました。
写真撮り忘れたので、2011年に来た時の写真を。 -
いつ来ても思うんですけど、どうやって泊まったのでしょうか?
真っ平で仕切りも大きいのしかない。。 -
でもさすがはイスラム様式。
装飾が見事です。 -
ホテルから見上げるタージ。
タージマハル見学終了です。
ゆっくり見て2時間ちょっとですね。 -
西門に戻って来ました。
ここから、イティマド・ウッダウラー廟にリキシャで移動します。 -
イティマド・ウッダウラー廟に到着しました。
入場料は100ルピーです。 -
正門をくぐると見えました!
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イティマド・ウッダウラー廟。
総大理石のこのお墓は別名ベービータージ。 -
透し彫りの綺麗さ!!
ここよりも後に建てられたタージマハルに影響を与えました。 -
小柄ながら、壁の装飾は本物のタージマハルよりもこっちの方が上かも。
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ベービータージの中は色々な色で装飾されています。
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この花瓶の絵も、気の絵も石がはめ込んで作られてます。
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内部の装飾は一見の価値あり!!
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建物の中心には金色の棺桶のダミーが。
ここに眠るのはムガール帝国4代皇帝ジャハーン・ギールの妃ヌール・ジャハーンの両親。
だから棺桶は2つあります。
イスラムのお墓はここにあるのはダミー。実物は地下に埋まっています。 -
壁の絵は花瓶と花が非常に多いです。
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天井も綺麗な装飾がされています。
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タージマハル同様、シンメトリーの庭園。
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ベービータージのすぐ西側にはヤムナー川が流れています。
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リキシャで次の目的地に向かいます。
あ!リス発見。
ってリスだらけで写真1枚撮ったら興味なくなりますけどね。 -
次の目的地はマターブバーグ。
英国式の庭園です。入場料金は100ルピー。 -
マターブバーグはタージマハルからヤムナー川を渡った対岸にあります。
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非常に手入れのされた庭園です。
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噴水があります。
ヤムナー川を挟んで、タージマハルの前の噴水の位置とおそらく対称の位置です。 -
ヤムナー川を挟んでタージマハルと対称の位置に1990年代に発掘されたムガル帝国の遺構です。
5代皇帝シャージャハンはここに黒大理石で自分の墓としてた色違いのタージマハルを立てる予定だったと言われる場所です。 -
ちょっとレンガで組まれた土台には水が溜まっていました。
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白いタージと白い牛。
姫の休息って感じです。 -
ヤムナー川越しのタージマハル。
雨季だから水は濁ってます。 -
牛さんとタージマハルとヤムナー川を入れて記念撮影!!
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櫓が一つ建ってました。
ちなみに奥様の白のタージマハルと、皇帝の黒のタージマハルは橋で繋がれる予定だったとか。。。 -
土台はかなり大きいです。
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庭園にはマンゴーの木が多いです。
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犬が暑さから避難中。
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観光用のラクダ。
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マターブバーグの入り口の屋台に繋がれてるやぎ。。
インドだわ~! -
時間は12時50分を回りました。
昼食を取ることします。
この日の昼食はタージマハルの西門近くのマヤホテルで取ることにします。 -
このマヤホテルはタージが見える部屋と地下のエアコン付きのレストランが有名です。
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この日は暑かったから喉カラカラ。
ミントアイスコーヒーを飲むことに。 -
チキンマサラとバターナン。クリームスパゲティーを注文。
A君と美味しくいただき最後の目的地を目指します。 -
最後の目的地は今回の旅3つ目の世界遺産アグラ城です。
ここは1565年ムガル帝国3代皇帝、アクバル大帝が築きました。 -
アグラ城は日本で言えば皇居です。
皇帝がこの中に住むための建物です。
アクバル、ジャハーンギル、シャージャハンの3代の時代はここアグラが首都でした。(アクバル時代に14年だけファテープル・スィークリーに遷都の時期があります) -
最初の門アマル・スィン門を通って中に入ります。
入場料は500ルピーです。 -
アマル・スィン門の内側の門。この下が安全検査になっています。
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門をくぐると細く緩い上り坂を上ります。
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上り終わると目の前に門が現れます。
ここをくぐると一般謁見の間ディワーネ・アームにつながります。
がここはくぐらず右手に折れます。
すると -
この建物が。
シャージャハン宮殿です。
真ん中の入り口から入ります。 -
くぐると四方を回廊に囲まれた中庭に入ります。
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ここはその名の通り皇帝の住居だったところ。
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イスラムっぽい飾り棚。
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建物の中。梁や柱の幾何学模様が美しい!
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さらに奥に進みます。
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シャージャハン宮殿を臨みます。
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宮殿の中を巡った水路の水を汲み上げる設備と以前聞いた覚えあり。
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ここからタージマハルが望めます。
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ちょっと望遠
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さらにレンズ変えて望遠。モスク側から望むことになります。
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メイドさんの住んだ部屋だとか。
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アフガニスタンのガズナにあるガズナ朝の最盛期を築いたスルタン、マフムードのお墓の門の扉がなぜかここに。
イギリス人が1842年に持ってきたのだそうです。 -
赤煉瓦の一角が終わり、ここから大理石の白い世界になります。
正面に見える建物はロイヤル・ハンマーム(皇帝のお風呂) -
ロイヤル・ハンマームの内部。
さすがは皇帝の使っていた建物。豪華絢爛です。 -
ここから隣の建物が望めます。
このテラスが張り出した建物はムサンマン・ブルジュ。
意味は囚われの塔。 -
5代目皇帝でありタージマハルを建てたシャージャハンは晩年ここに幽閉されて、遠くに見えるタージマハルとその隣に立てるつもりだった黒タージの幻を見ながら寂しく死んでいった場所です。
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シャージャハンが見ていた愛する妻の墓であるタージマハルはこんな感じでした。
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ムサンマン・ブルジュの中には入れませんが、外から中を覗くことはできます。
壁に埋め込まれた色鮮やかな石がここも綺麗です。 -
シャージャハンが体調を壊すと自分が後継者に指名した長男ダーラーシコーとそれに納得しない三男のアウラングゼーブが激しく争い、結果アウラングゼーブが勝利し、父であるシャージャハンをここに幽閉し、自身はデリーに都を移して6代目皇帝に即位しました。
シャージャハンはここに晩年幽閉されてたので計画していたと言われる黒タージの建設は幻になり、シャージャハンの亡骸はタージマハルのムムターズマハルの横に埋葬されることになりました。
というわけでシャージャハンは晩年を寂しくここで過ごしたのです。 -
水がここから流れてきて住居地区を流れて涼をとっていました。
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ロイヤル・ハンマームの敷地内にあるから多分お風呂。
ひょっとするとただの噴水? -
ロイヤル・ハンマームの前の庭園。
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庭園から見たロイヤル・ハンマーム。
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ムサンマン・ブルジュを望みます。
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ディーワーネアーム(一般謁見の間)に行きます。
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ディーワーネアームの宮殿。
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玉座が下に置いてあります。
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この上の段に先ほどの玉座を置いて、ここから帝国国民に皇帝が顔を見せていました。
これでアグラ城は終わり。。。。じゃないぞ!ディーワーネカース見てない!
飛ばしちゃったぞ!急いで戻ります。 -
玉座の隣に階段がありました。
そこから登ってディワネアームの玉座の裏側に上がります。 -
緑の芝生が眩しいマッチ・バワンです。
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マッチバワンの回廊を歩くと
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ムサンマン・ブルジュ越しのタージマハルが見えます。
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そして広いスペースに出ます。
ここが貴賓謁見の間ディーワーネカースです。 -
皇帝が座る土台。
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ムサンマン・ブルジュとタージマハルを入れてA君を撮影。
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大理石でできた玉座。
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マッチバワンの回廊からディワーネカースを望みます。
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マッチバワンから外に出るところがあって、そこを出ると、ナジナマスジットという名の皇帝専用のモスクがあります。
さすがは皇帝専用。小さいながらも総大理石作りです。
ディーワーネアームに戻ります。 -
ディワーネアームの北側は軍が使用しているので中に入ることができません。
城壁の向こうに上だけ見えるのはモーティーマハル。 -
ディワネアームの建物。ここに皇帝の玉座があります。
これでアグラ城見学は終了!
出口に向かうと -
写真撮ってくれ!と声をかけられ、撮影。
ありゃ!A君の顔隠れちゃった! -
デリーに戻ります。
17:50発のガティマンエクスプレスに乗車します。 -
この列車は2016年4月から走っている列車でデリーのH ニザムディン駅まで1時間半で走る、セミ高速列車です。
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車両は新しい車両です。
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水とレモン水が無料で配られます。
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太陽がゆっくりと沈んで行く時間です。
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サモサ、ポテト、大豆のトマト煮とケーキ。これも乗客に配られます。
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Hニザムディン駅に19:30に到着です。
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ニューデリー駅まで普通電車で移動することに。
ただし、ニューデリー地区は通勤電車の運行本数が少ないようで1時間待つことになりました。
地下鉄使えばよかったわ! -
ニューデリーからエアポートエクスプレスで空港に移動します。
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10時にニューデリー1Dターミナルのすぐそばのエアポートホテルで休憩します。
安い部屋とったらドミトリーでした。
チェンナイへの飛行機は3時35分離陸です。 -
朝早いので安全検査とかも早く終わったので、コスタコーヒーで
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マフィンとコーヒーで腹ごしらえ。
チェンナイに6時半に到着。そのまま僕は仕事に。A君は休暇。
赴任者は辛いのよ(苦)
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