冬のヨーロッパでクリスマスマーケットとサッカーを満喫　ドイツ・オランダ編

2015/11/26 - 2015/12/05

10日間ほど休みをいただき、ドイツ→オランダ→スコットランド→イングランドとヨーロッパを旅行しました。
各国のクリスマスマーケットとサッカー観戦（ドイツ）、サッカースタジアム見学をメインに観光しました！！
当初はフランスに行く予定が（2015年当時）フランスのテロを受けて、急遽行き先を変更しての慌ただしい旅行でしたが、行く先々で親切な人と美味しいお酒に出会え、充実の10日間でした。

表紙の写真はマインツでサッカー観戦をした時に、試合中に乱入した観客が取り押さえられている図です（笑）

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドイツ編の続きです。マインツでサッカーを観た私たちは、フランクフルトの宿（新しくて清潔なホリデイイン）に帰り、翌日フランクフルト中央駅から電車移動でドルトムントへ。余談ですが、ホリデイインへ向かう方面（マイン川の逆側）のフランクフルト中央駅付近はガラの悪そうな若者がたむろしていて、結構怖かったです。路地裏はゴミや割れたガラスが散乱していて、女性の一人旅には絶対おすすめ出来ないエリアです…。

４日目、今日もサッカー観戦です(^^♪
まずは、駅前のファンショップでドルトムントのグッズを購入し、街散策。

またまた、クリスマスマーケットでグリューワインを飲みました。
こちらのグラスも素敵！！

なが～いソーセージ屋さん。ソーセージもさることながら、ケチャップとマスタードの容器もすごいです！！

クリスマスマーケットは街ごとに雰囲気が違って面白い。

自称ドイツ一大きなドルトムントのクリスマスツリーですが、まだ準備中で骨組みしか見ることが出来ませんでした。

お昼ご飯を食べに、ムール貝のお店に入ったのですが、カフェタイムとのことで、食事が提供されず、ビールでお腹を満たしました。
ドルトムントの地元の人たちは、英語が通じない人が多いようで、コミュニケーションを取るのも一苦労でした。

ドルトムントの中央駅から電車で数駅移動して、ボルシア・ドルトムントのホームスタジアムへ。馬に乗った警備員が迫力ありました。

シグナルイドゥナパーク スタジアム・スポーツ観戦

いよいよですが、空からは大粒の雨。
入場に関しては手荷物検査が厳重で、先ほどクリスマスマーケットで記念に持ち帰ったグラスが没収されてしまいました（＞＜）
ちなみに、マインツの時は手荷物検査は緩かったです。

ドイツ有数の広いスタジアム！！

試合開始までの待ち時間が寒くて冷えるので、グリューワインを購入。
なんと、黄色いワインです！！徹底してる！！

本日の試合は、ドルトムントvsシュトゥットガルト

結果、残念ながら香川は途中交代でしたが、ドルトムントの勝利で会場は盛り上がっていました。

激混みの電車に乗ってドルトムントから、ケルンのホテルへ移動。
日本の通勤ラッシュほどではないのですが、スーツケースを持っての移動は大変です。車内には、ドイツに入国したての中東の移民の家族もいて、このころテロに敏感になっていた私たちは不安もあったのですが、ドイツ人は彼らにも親切に接していました。移動中に私たちもスーツケースの持ち運びを手伝ってもらったこともあり、ドイツ人の優しさを感じました。

Hyatt Regency Koln ホテル

ホテル前からの眺め。ケルン大聖堂の存在感に圧倒されました。

夕飯は、宿泊したハイアットでいただいたのですが、ここでもカリーブルストとポテト…。味はどこで食べても大して変わりません(^^;

５日目。
早朝のケルン大聖堂。昨晩の写真の橋を渡ってケルン中央駅まで歩きました。

本日はケルンから電車でオランダへ移動です！

世界の車窓から…。

約３時間でアムステルダム。しかし、外は大荒れ。アムステルダムの駅に着いてから、トラムでホテルへ移動したのですが、天候がひど過ぎたのと、移動に必死で写真を一枚も取れませんでした…。

ホテルはデザイナーズホテルのアンダーズです。入ってすぐにけたたましいサイレンの音！！これもアートの演出なのか！？と思ったら避難訓練中のようでした。
お部屋の内部。内装が奇抜です。

アンダーズ アムステルダム プリンセングラハト バイ ハイアット ホテル

こちらはホテルのトイレ。
う～ん、おしゃれだけど、落ち着かない（笑）

オランダの工芸品の木彫りの靴も、寝室の壁に飾ってありました。さすが、芸術の街。レベルが高いです。

荷物をホテルに置いて、散策。
運河を見たり、市場でチューリップの球根を吟味して選んだり、ニシンの塩漬けを食べようとしたり（お店がクローズしていて断念）雨の中でも街歩きを楽しみました。

オランダに住んでいたことがある知人に勧められたのが、コロッケの自販機。

自販機といっても、機械の裏に人がいて、揚げたてのコロッケを手動でケージに入れています。

こちらのコロッケは味が濃いのでパンにはさんでいただきました。
サクサクしていて、中はクリームコロッケのような濃厚な味で、ファーストフードにしてはかなり美味しかったです。

I amsterdamのモニュメントに佇む私←思った以上に地味で目立たない（笑）
写真の後ろの建物アムステルダム国立美術館と、その向かいにあるゴッホ美術館に行きました。どちらもチケットはネットで予約しました。ネット予約すると多少の割引が効きます！

国立美術館内部。
かなり広くて、時間に限りのある私たちは大急ぎで館内を巡りました。

アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

どうしても見たかったレンブラントの「夜警」思ったより小さかったです。
近くのソファーに座って絵に見入っていたため、連れはお気に入りの折り畳み傘を置き引きにあい、しばらくショックを受けていました。
皆さんも美術館でのスリ、置き引きには十分注意してくださいね！

大急ぎで２つの美術館を一巡したため、この後の運河クルーズまで時間が開いてしまいました（もっとゆっくり鑑賞すればよかった…）。空き時間に、美術館内のカフェで一休み。

ラテアート。さすが芸術の街！

日が暮れてきましたが、一向に天気が回復しません。
ちなみに夜のアムステルダムには、薬やってそうな怪しい人がいました。オランダ人はとても背が高く、屈強そうなので、路地裏や人気のない所は避けて通るのが無難です。とは言っても、アムステルダムは治安は悪くなさそうな、綺麗な街でした。

駅前の船着き場で、クルーズ船に乗り込み、夜の運河クルーズへ参加しました。
クルーズのチケットはH.I.S.のサイトで申し込みました。
雨が降っているのと、船内の暖房と外の寒さのギャップで窓ガラスの結露がひどくて外があまり見えませんでしたが、この時期は光のオブジェ？が運河のいたるところに展示してあり、光のアート鑑賞を楽しみました。

舟が揺れるので、写真だとよくわからない光のアート…。

表情を変える人の顔。

生物学の何かをモチーフにしたオブジェらしのですが、私の英語力が無くて理解できませんでした（(^^;

動きのあるアート作品もありました。

クルーズの後は、ホテルの方に勧められた「５匹のハエ」というレストランで夕食。お決まりの「ハイネケン」で乾杯したのですが…クルーズ船にお土産用に買ったチューリップの球根を置き忘れるという失態をしたことに気付きテンションダウン。
傘を失くしたり、球根を失くしたり、長い旅行で気が緩んできたのかな…。

お店の名前はともかく、「５匹のハエ」のお料理はとても繊細で美味しかったです。
ドイツでポテトとソーセージばかり食べてきたので、なおさら感激！！

オランダ名物のチーズ。
結構臭くて癖があるのですが、チーズ好きにはたまりません。

アンダーズ（ホテル）へ戻ります。
ホテルの渡り廊下。まさか、オランダで招き猫に招かれるとは！！
（見る角度によって猫が手を招きます）

６日目。
アムステルダム中央駅から、アムステルダムアレナへ。

アヤックスのスタジアム、アムステルダムアレナの見学ツアーに参加しました。

アムステルダム アレナ スタジアム・スポーツ観戦

参加者は私たち二人とイタリア人観光客の計４名と少なかったのですが、スタジアムの隅々まで案内してもらい、満足のツアーでした。

芝生の管理は全自動で行われていました。
芝生の上にステージを作ると、コンサート会場にもなる新しくて綺麗なスタジアムです。

選手の控室。
ガイドさんがいろいろと案内をしてくれましたが、英語が早口で聞き取れなかった…残念。

スタジアムツアーを終えて、近くの回転ずし屋さんでランチ。
回転しているレーンから離れた席に通されたため、普通のオーダー形式でしたが、お寿司は日本の回転ずしチェーンより断然美味しかったです。
奥のお寿司は忍者ロール。サーモンとエビフライの巻き寿司です。とびっこの色がカラフルできれいでした。ただ、今回の旅行の中で人種差別されたと感じた唯一の出来事でしたが、中国人の不愛想な女性店員の態度がものすごく悪くて、憤りを感じました。同じアジア人から、しかも和食のお店で差別されるとはショックです…。

食後は急いで空港へ。空港で、またしてもお隣の国の団体さんに遭遇。手荷物検査や出国検査に時間がかかっているようで、なかなか進みません。焦りつつも、なんとか予定のフライトに間に合いました。

短期間しか滞在できませんでしたが、オランダに別れを告げ、エディンバラへ出発です。