2016/03/08 - 2016/03/09
2位(同エリア36件中)
RAINDANCEさん
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イギリス北東部タイン・アンド・ウィア州、英国北部最大の都市であるニューカッスル・アポン・タインを訪れました。歴史とモダンを融合したスタイリッシュな町です。
★古代ローマ時代~中世~近代の歴史遺産を巡る。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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パリ経由でニューカッスル国際空港に到着。
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巨大なオブジェが横たわる空港のホール。
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もう夕刻、まずはホテルへチェックインです。
市街の中心からはやや東の外れにあるホテル、ステイブリッジ・スイーツ・ニューカッスル(Staybridge Suites Newcastle)。 -
スタイリッシュでモダンな感じ、設備もしっかりしていて快適、良いホテルと感じました。
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客室も広々、キッチンにダイニング付。
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ベッドとソファ。
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まるで家のリビングのようです。
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洗面台。
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バスルーム。
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チェックイン後、夕食がてらに街ブラ。ホテルは市街の東の外れとはいえ、中心までは充分徒歩圏内です。
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タイン川のほとり、「キーサイド(Quayside)」と呼ばれるエリアに来ました。
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イチオシ
かつて貿易・商業の中心だったこの地は、90年代から再開発が進んだそうです。その象徴のひとつ「ミレニアムブリッジ」。
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川向こうの町、ゲーツヘッドと結ぶ歩行者専用の橋。
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向こう岸のゲーツヘッドには、近代美術館やホテルが建ち並んでます。
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さて、そろそろ夕食にしましょう。キーサイドから少し街へ入ったところの古いパブが並ぶ通りへ。
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老舗っぽいパブ、大きな木枠の出窓がいい味出してます。
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今回は食事のためパブではなく、このシーフードレストラン「ビッグ・ムッセル(Big Mussel)」へ。
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中二階がある広い店でした。
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まずは、ニューカッスル・ブラウン・エール(Newcastle Brown Ale)でのどを潤します。現地では結構人気の量産ビールとのこと。
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そして、レストランの名前にもなっているムッセル(ムール貝のようなもの)をいただきます。これは美味い!
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その他、フィッシュアンドチップスやサラダなどをつまみながら...
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もう一丁、クワック(Kwak)というベルギービール。
こんな感じで、ニューカッスルの夜を楽しみつつ、この日を締めくくりました。 -
翌朝...天気はイマイチ...
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朝食のビュッフェ。
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ホットミールも揃っていて満足いく朝食でした。
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さて、天気がパッとしない中ですが、ニューカッスルの市街観光へ出発。
ここが、市の中心部を通るグレイ・ストリートの基点。 -
この塔は、1838年に建設されたグレイのモニュメント。ノーザンバーランド州の貴族で首相を務めた第2代グレイ伯爵チャールズ・グレイを記念するものだそうです。
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その近くには、1837年完成のシアター・ロイヤル。
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この凝ったデザインの建物は「ウォーターストーンズ」、本屋です。
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西へ進むと、「エルドン・スクエア」、ショッピングセンターがあります。
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セント・アンドリュー教会を横目に...
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中華街の横を通って...
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ローマ時代の城壁跡のある公園に来ました。
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1世紀にローマ人がこの地を支配し、皇帝ハドリアヌスの命によって、ケルト人の侵入を防ぐため、ここから遥か西部のカーライルまでブリテン島を横断する城壁が建造されました。
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それは「ハドリアヌスの長城」で知られる城壁です。
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その城壁の東の端はこのニューカッスルで、この町は軍事上の重要拠点だったそうです。
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つまりここは、ローマ帝国最盛期の北限...ということですね。
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ここからは南下、再び市街の雰囲気。
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「セント・ジョーンズ教会」。
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謎の銅像。
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何故か2体が距離を置いて向かい合ってます。
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何かを訴えたいようですが、それが何かは不明。
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ニューカッスルの駅です。そういえば、蒸気機関車を発明したスティーブンソンはこの町の出身です。画像はありませんが、彼の像が駅前に建っています。
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駅前には「セント・メアリー教会」、19世紀前半のもの。
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司教らしき像が駅を見守っています。
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こちらはセント・ニコラス大聖堂。11世紀頃のノルマン様式とのこと。
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1882年にニューカッスル最大の大聖堂に昇格したそうですが、英国の中では最も小規模なレベルらしい。
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とはいえ、内部は目を見張るものがあります。主祭壇。
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ステンドグラス。
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ニューカッスル出身の海軍大将、ジョン・コリングウッドの碑。1805年のトラファルガーの海戦で、ネルソン提督と共に戦いナポレオン軍を撃破しました。
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この「名もなき騎士」の墓が、やけに哀愁を誘い印象に残っています。
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内部は絢爛豪華で美しい聖堂でした。
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なお、この塔は鐘楼ではなく「ランタンタワー」と呼ばれるのだそうです。かつてここに火を灯し灯台としても使われていたから、なのだとか。
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続いて訪れたのは「ブラックゲート」。13世紀の半ばに建てられた、キープ城とセント・ニコラス大聖堂の間にある城門です。
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17世紀に住居として改装され、当時の住人であったパトリック・ブラックから「ブラック・ゲート」と名付けられたそうです。
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市の歴史遺産であることを物語る「The Black Gate」のプレート。
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ここは隣のキープ城の城門なので、かつては城と繋がっていたわけですが、現在は鉄道で隔てられているようです。
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そして、こちらがこの町の名の由来となった「キープ城」。
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最初は2世紀の木造だったが、1687年に現在の石造りとなったらしい。
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最後に、タイン橋へ向かいます。途上のオール・セインツ教会、18世紀後半のもの。
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1928年完成の「タイン橋」、ニューカッスルのシンボル。
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橋から見下ろすタイン川。
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古代ローマ帝国による支配、ノルマン人による征服、スコットランドとの戦争、重工業都市としての発展...そして現在は歴史とモダンを融合したスタイリッシュな町として、観光業への転換を図っています。
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