2016/09/26 - 2016/09/26
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ゆずのはさん
2016年9月24日から26日の夫婦旅。
赤倉観光ホテルからの帰り道に寄った長野県の信濃追分、軽井沢について記したいと思います。
【日程】
第1日目
9月24日(土)
6時過ぎ地元発→宇都宮二荒山神社→佐野厄除け大師→足利フラワーパーク→足利学校→世良田東照宮→群馬県高崎市・ココグラン宿泊。
第2日目
9月25日(日)
9時ココグラン→高崎観音→小諸→布引観音→松代城、松代城下→新潟県妙高市・赤倉観光ホテル宿泊。
第3日目(月)
9時赤倉観光ホテル→苗名滝→信濃追分→旧軽井沢→軽井沢アウトレット→19時過ぎ地元着。
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9月26日(月)朝9時に赤倉観光ホテルをチェックアウト後、車で20分くらいの苗名滝へ。
観光地を探すことには嗅覚の利くカメラ小僧夫が見つけた場所です。
階段も多いし、私はパスして車で待つことにしたため、橋以降の写真は無し。 -
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苗名滝から信濃追分に向かいました。
月曜日なのに、道路は意外に混んでいました。 -
分去れの碑の前にやってきました。
右は北国街道、左は中山道、昔の旅人の道標として、2つの街道の分岐点に作られたものです。
分去れとは、旅人がここで別れを惜しみ、涙とともに袂を分けて旅を続けたことに由来するとのこと。
石の常夜灯などが当時のままに立ち、石碑には『さらしなは右 みよしのは左にて 月と花とを追分の宿』という歌が刻まれています。
江戸から来た場合、右の北国街道を行けば、月の名所である更科から善光寺、そして越後路へと向かい、左の中山道を行けば、木曽路から東海道を通り、桜の名所である吉野へと道が続いていることを示しているそうです。
左の中山道は、国道18号線と名を変え、車の頻繁に行き交う道へと変化した現代ではありますが、ここだけ時が止まったように往時のままの姿をとどめていることに、驚きと同時になんともいえない懐かしいものを感じます。
ここに初めて来たのは、軽井沢が大ブームだった高校生の頃でした。
それ以来、何度か訪ね、最後に来たのは子どもたちと軽井沢にキャンプに来た時だから、約20年ぶりの再訪ということになるでしょうか。
長野方面には何度も来ているのに、上信越自動車道を通ってしまうため、来たいなと思いつつ、この辺りはいつも通過してばかりでした。 -
分去れの碑の説明板。
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国道18号線を左折し、追分宿へと向かいました。
数々の文人の常宿と知られた由緒ある宿であり、私も何度か宿泊したことのある旧脇本陣・油屋旅館。
今は営業していないみたいですが、どうなっているのかが見てみたくて…。 -
通行の邪魔にならないような場所に車を停め、追分宿を散策してみました。
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江戸時代にタイムスリップしたかのような、宿場町の面影をのこす建物が建ち並んでいます。
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油屋旅館はすぐに見つかりました。
門の辺りに見覚えがあります。 -
油屋旅館についての説明板があったので読んでみました。
やはり、今は普通の旅館としては営業していないみたい。 -
入口の近くへ行ってみると、中を見学できることがわかったので、入らせて頂くことに。
…懐かしい!! -
館内は、私の記憶とはだいぶ違う雰囲気にはなっていたけど、カフェやギャラリー併設で、自由に見学できるようになっていました。
果たして、ここを常宿としていた私の好きな『あの方』の面影は残されているのでしょうか…? -
この額に飾られた手紙や葉書の文字は、まさに『あの方』の筆跡!!
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ここが旅館だった頃のゆかりの物とともに、『あの方』のお写真がひっそりと飾られているのを発見☆
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『あの方』とは、東大建築科を優秀な成績で卒業し、建築士として建築事務所に勤務する傍ら、信濃追分を愛し、美しく抒情的な14行詩の数々を遺し24歳と9ヶ月という若さで夭逝した詩人・立原道造(1914~1939)のことでした。
中学1年の時、国語の教科書に載っていた道造の『ひとり林に…』という詩を目にした時の衝撃を今でも忘れません…「なんと、美しい詩、なんという美しい言葉の数々!」と。
中也も朔太郎も重吉も好きだけど、初めて出会ったあの時以来、ずっとずっと彼の14行詩が大好きな私…彼の亡くなった年齢をとうに追い越し、2倍以上の年齢になった今でも大好きなんて、かなり乙女チック過ぎかしら?(笑)
油屋旅館の現在が知りたかったのもあるけど、やはり、かつて宿泊した時に遺されていた道造の面影がどうなっているかが心配だったからかも知れません。
私の趣味や嗜好には無関心なカメラ小僧夫も、この宿に宿泊したことがあるためか、興味津々であちらこちらを探索していました。
かつて展示されていた、昭和12年の秋にこの宿が火事に見舞われた時の火事見舞いの手紙は、残念ながら見当たらなかったけど、道造の肖像写真や道造が描いたパステル画の写真が展示されていたのは嬉しかったです。 -
こちらには、やはりこの宿ゆかりの堀辰雄の評伝などの出版物が展示されていました。
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そして、こちらが道造が描いたパステル画の写真と関連の出版物。
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大好きな『あの方』の面影に浸ることもできたし、見学料無料ながら、このまま帰るのもと思い、カフェ兼用のこちらでお茶を頂くことにしました。
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帰り際、こちらを現在運営されている方と少しだけ話しをしたところによると、1泊4000円で今でも宿泊だけはできるとのことで、「2階も見学されますか?」と尋ねられましたが、以前宿泊したことがあるので…と辞退しました。
右側の建物がかつて我が家の4人が宿泊した建物です。
記憶力の悪いカメラ小僧夫も、さすがに覚えているとのことでした。
私たちが帰るのと同時に、何人かの年配の観光客がやって来ました。
かつて脇本陣として栄え、大正昭和の時代は名だたる文人の常宿として賑わいを見せたものの、時代の流れには逆らえず旅館としての営業に幕を閉じた油屋ではありますが、できればまたいつか旅館として再生して欲しいものです。 -
堀辰雄記念館。
子どもたちとの旅行の際に見学したので、今回は時間の都合で寄らず…。 -
後ろ髪を引かれつつ、旧軽井沢へと向かいました。
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旧軽井沢の浅野屋でパンを買ったり、ちょっと散策をと思いましたが、旧軽銀座はあまりにも人の波がすごく、鎌倉の小町通りよりすごい状態になっていたため断念し、軽井沢のアウトレットへ向かうことにしました。
浅野屋のレザンとクロクムッシュ、食べたかったな!! -
軽井沢アウトレット、実は縁がなくて、来たのは初めてでした。
御殿場、佐野、木更津のアウトレットみたいな感じ?と思っていたんだけど、継ぎ足し継ぎ足しで拡大したのか、気に入った店舗をなかなか見つけることができず、結局、大した買い物もできないまま、1時間もしないうちに退散しました(^_^;)
…月曜なのに、買い物客の多さにもびっくりでした。 -
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早めの帰宅となったため、上信越道は快適なドライブとなりました。
これで天気が良かったら…。
いつもの横川SAには寄らなかったので、峠の釜飯食べ損ねた!! -
高岩山(奥妙義)が見えて来ました。
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雄岳と雌岳からなる高岩山のこの奇岩、上信越道上りならではの景色といえます。
5月の妙高からの帰りにも見えたはずですが、ぜんぜん記憶にないので、私にはとても新鮮に感じました。 -
上信越道、関越道から北関東道に乗り、壬生のハイウェイオアシスでトイレタイム。
サンドイッチと北島精肉店のメンチで軽めの夕食となりました。
栃木名物・レモン牛乳ももちろん購入(笑)
2泊3日で、またまたたくさんの観光地を巡り、慌ただしいけど、カメラ小僧夫も大満足な旅となりました。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- saikai99さん 2016/11/13 14:27:03
- 熟年旅行?
- ゆずのはさん こんにちゎ♪
2泊3日でも素敵なご夫婦での旅行記楽しく拝見しました
紅葉の秋には 少しばかり早かった様ですが、自然の風景が
素敵に撮られ、レトロな旅館も風情がありますネ
信濃追分方面には訪れた事がなく。。。
ゆずのはさん の旅行記でしっかり満喫できました
赤倉観光ホテルもよさげなホテルの様ですが
一度泊まってみたいです。。。
素晴らしい旅行記有り難うございました。
saikai99
- ゆずのはさん からの返信 2016/11/14 20:56:10
- Re: 熟年旅行?
- saikai99さん、いつもありがとうございます。
まさに熟年旅行ですが(笑)、信濃追分観光は若かりし頃の思い出を辿る旅となりました。
数々の文人の常宿として知られた油屋旅館が営業をやめてから数年になるのは残念ですが、有志の力で保存され、館内を見学できたのは嬉しかったですし、すでにそれぞれ独立し、一緒に旅行する機会の無くなった息子と娘がまだ幼い頃に家族全員で泊まった思い出の宿でもあるので、なんともいえず懐かしかったです。
赤倉観光ホテルから見える斑尾山や野尻湖方面の景色、アクアテラスは本当に素晴らしいですよ。
九州から長野や新潟は遠いですが、機会がありましたら、ぜひ一度いらっしゃってみてくださいね。
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