2016/10/28 - 2016/10/31
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港島九龍。(ミナトジマカオルーン)さん
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初めての台湾二日目です。
この日は、朝から西門町を散策し、豆漿を飲みました。
豆漿の漿という字は、脳漿の漿なので、非常に恐ろしいイメージだったのですが、そもそもこの漿という字は三省堂「大辞林」によれば、
①米を煮た汁。重湯(おもゆ)。
②酒・果汁などおいしい飲み物。
③濃い汗。
なので、本来の意味から言えば、大豆の濃い絞り汁である豆漿にこの字を当てるのは正しいのですね。
二日目のまとめ。
食い倒れするために台湾に行ったのに、ちっとも食べていないことに気づく。
- 旅行の満足度
- 4.5
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朝起きると、心が晴れ晴れするような空ではありませんが、それでも雨が降っているわけでもなく、まずまずのお天気。
安心してください。折りたたみ傘を持ってきておりますゆえ。 -
色や漢字表記が異国的である以外、日本で見る風景とあまり変わらないのでございます。
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雲がね、空から地上に垂れ込めて圧迫しているんですよ。
左の道は、台北市から新北市へ通じる幹線道路で中興橋を渡るとそこは「三重」です。
台湾にいると、中山板橋三重松山と日本語にある単語がたくさんありますね。 -
ホテルから、昨日通った道とは違う道を通って、すなわち康定路を北上し成都路から西門町站へのルートをとります。
なんというか、こういう部分までもが香港と比べておおらかです。
あらゆるものが少しずつ香港より広い。
香港だと、こういう空間はもっと狭く濃密でしょう。 -
ちょっとこういうのを見るとドキッとしますね。
台湾の歴史については、帰国してから関連書籍を読んでその歴史を把握したわけですが、ついこの間まで大陸反攻を国是としていたのですもんね。1987年の戒厳令解除後の民主化の過程はざっと本で読んだだけですが、あれはアジアにおいては全くの奇跡ですね!
台湾―変容し躊躇するアイデンティティ (ちくま新書) 新書
若林 正丈 (著)
この本は、非常に論理だって書かれており、台湾の歴史をわかりやすく解説しています。興味がある方は是非読んでみてください。 -
まだ朝早いので、お店はほとんど開いていません。
開いているのは朝食を出すお店とコンビニだけ。
それでも、夜中の間にこうして食材が納品されているのですが。
こういうところがアジアぽくて本当にいいですね。
キャベツの入っているカゴとか。 -
何度もいいますが、こういう街中の設備が日本のものと同じなんです。
ここらへんが他のアジア諸都市よりも一層の親近感を覚えるところなんでしょう。
これもあとから本で得た知識ですが、台北と東京の町つくりにいずれも後藤新平が関わっていることが関係あるのではないかと思われます。 -
この自転車どんな人が乗ってんだろ、とかあのバイクの持ち主はどんなあんちゃんなんだろうか、などと想像しながらあてどなく歩きます。
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そして、ところどころにぽっかりと南洋的な風景があらわれれる。
こういう経験は、那覇市内を歩いているとよくあるんですが、そういうとこからしてもやっぱり台湾と沖縄って近いんだなあと思います。 -
かと思えば原宿然とした風景もあり。
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これ確か昆明街ですが、道路を端から端までフェンスで囲って路面修理をしています。普通、ところどころに横断する箇所を設けると思うのですが、見渡す限りフェンス。ものすごく迂回して反対側にわたりました。笑
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まあ、そんなに急がなくても大回りすればいいじゃないってところなんでしょうか。
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ここらへんは映画館がたくさんあるところ。
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建物や空気は間違いなくアジアですが、使われている色がそれほど多くないので猥雑ではないのが台湾らしい。
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オイ!どうしてそんなところで寝ているんだ!というところで犬が寝ています。
人が通っても知らん顔で寝ています。
声をかけたら、ちらっとこちらを見てまた寝てしまいました。 -
さて、お目当ての「永和豆漿」に着きますと、大変混雑しています。
見ていると回転は早いので行列に並びつつ、どのような購入システムになっているのかをじっと観察します。永和豆漿 中華
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大量の注文を遅滞なく裁くお店のあんちゃんに、片言の台湾語でなんとか指差し注文してゲットした甘く冷たい豆漿と油條です。
鹹豆漿だと、椅子がないと食べられないので歩きながら摂取できる甜豆漿にしましたよ。鹹豆漿は、また別のところで。
嗚呼、どうか油條を日本でも気軽に買えるようにしてください。 -
これだけにしたのは、朝から三軒くらいはしごするつもりでいるからです。
だって、台湾には食い倒れしに来たんですからね。
倒れるまで食わんと! -
永和のちょっと先には、もう一軒西門町豆漿という有名店があります。
こちらはおばちゃんが一人で切り盛りしてみえます。西門町豆漿 地元の料理
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すでに明日の分でしょうか大豆が水に浸されています。
自分でもちょっと豆漿作りをやってみようかと思います。 -
そのほかにも魅力的な買い食いスポットがあちこちにあります。
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まだ朝なので町は静か。夜とは別の顔。
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この路地も夜になればたちまち息を吹きかえします。
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なんとなく重機もかっこいい。
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こういう色使いは実に台湾らしいですね。
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赤と緑のポストのコンビはそこら中で見かけます。
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ロボコンのようなバイクを発見。
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いろんなお店が並びます。
そして二階にはそのお店の主の暮らしがあるのでしょう。 -
腹ごなしに市中心部に向けててくてく歩きます。
もうそこら中バイクバイクバイク。 -
西門町から寳慶路を東へ。
二二八記念公園の方へ歩いていく途中に、臺灣銀行の重厚な建物を発見。
よく見ると、光緒34年と書いてあります。
西太后とか光緒帝とかの時代は、つい100年前だったんだなあと思うと、実に感慨深いです。 -
光復節とは、1945年10月25日に台湾が日本の統治を脱して、中華民國に復帰した日のことだったんですね。
しかし、台湾の歴史を紐解くとここも複雑な歴史を持っている。。。 -
まだ時間が早いからか土曜日だからなのか。
なんとなく閑散としていますね。 -
うーん。良い。
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バイクバイクバイク。
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次に台北に来る時は、吊鶏先輩のイチオシのubikeを利用しようと思います。
これくらいの市街地の面積ならば、むしろ捷運で移動するより効率よく回れそう。 -
一体あのトラックはなんなんだ。
移動式ゴミ屋敷みたいな。。。。。 -
恐竜グッズの雑貨屋さんかと思ったら、國立臺灣博物館の自然史展示館でした。
国立台湾博物館 土銀展示館 博物館・美術館・ギャラリー
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國立臺灣博物館本館!
新古典主義建築!!
今回は初めてということで台北の地理把握に終始し、こういう場所に行く余裕がなかったので、次回は博物館美術館巡りをメインテーマにしようと思います。
それよりもこの空!禍々しいほどに雲が低く垂れ込めています。国立台湾博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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台湾リスに出くわしました。
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台湾白鷺に出くわしました。
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公園を東に抜けて、國立中正紀念堂。
ロートロートロート、ロート製~薬~♪大中至正門 / 自由広場門 建造物
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中国の人は、とにかくデカイ広場とか好きですね。
国立中正紀念堂 建造物
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うん、中華だ。
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ここから自由広場門の方をみると、なんだか紫禁城のようですな。
まだ行ったことないけど。 -
紀念堂の天井にはご覧のように青天白日が。
12本の光芒を持つ白い太陽は1年の12か月と十二支、十二宮、十二刻を表しているんだそうな。 -
庭園にあった鯉の餌販売機。。。斬新。
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中正紀念堂のある臺灣民主紀念公園の南にある大孝門より外に出ます。
空は相変わらず重くのしかかってくる。 -
紀念公園の東側には昔の家が取り壊されずにそのまま残っていたりする。
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良い!
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杭州南路沿いにお目当の店を見つけました。
とある方の台湾日記に一番美味いと書かれていたので
絶対にここに行こうと決めておりました。杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華
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店の前には何人もの人が待っています。番号札をもらって電光掲示板で表示されるのを待つ仕組みになっています。
我々の番号まではおそらく20分くらいかかりそうだたので、ちょっと足を伸ばして青島豆漿って店に行ってみましたが、もう閉まってました。
朝ごはんがメインの店は朝から昼までの営業という店も多いのでご注意ください。杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華
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引き返してしばらくしたらもう我々の番でした。
結局、この普通の小籠湯包が美味しゅうございました。
100個くらい食べるつもりで行きましたが、これからの食い倒れを考えて我慢我慢。杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華
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お客は途切れることはありません。
杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華
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杭州南路を北上し、信義路二段を東へ。
途中、台湾のコーヒーチェーン店 cama cafe発見。
このスヌーピーのようなムーミンのような子がここのマスコット。 -
ちょっとばかり信義路を南に入って小道を探検してみたりして。
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信義路と金山南路の交差点。
捷運東門站のあるあたりです。 -
東門市場を覗いたらもうほとんどのお店は閉まっていました。残念。
食い倒れはどうなったんだろうか。 -
さて、気をとりなおして康青龍へ!
あ、その前に「東門鴨荘」という店で昼飯を食べます。
香港のと違うのは、ご飯がまず違いますね。
台湾のご飯の方が日本のご飯に近い。これはこれで美味しい。
そして野菜がのっている。キャベツの漬物?が大量に乗っているので香港のように
野菜不足に陥ることはないでしょうな。あと高菜漬物。
それからタレがかかっているのが大きな違い。
香港の焼臘飯とは別ものですが、これはこれで愛おしい。毎日食べたい。 -
そして、連れは香港でもそして台湾でもぶっかけご飯の時はこのカリカリ豚肉。
こちらだと余計にタレがかかっているのがおわかりでしょうか。
日本でも同じくらいの値段でこういうのが食べられる店があると本当に嬉しい。 -
もう時間が遅いのであんまり吊るされていません。
ここは珍しく店の中の方に吊ってございます。 -
東門站から裏道を抜けて康青龍に向かいます。
この時点で雨が降ったり止んだりしてどうにも気分が乗りません。
本当に雨はあかん。しかも傘をさすほどまでではないというね、半端な雨です。 -
康青龍は確かにおしゃれな感じの店が多い。裏原宿みたいな雰囲気です。
見ているだけで楽しい。
しかし天気が。。。。。 -
こういうアパートメント的な建物がちょっと裏に回ると並んでいます。
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ここなんかはもうすでに台湾なのか日本なのかわからない。
このあと、回留茶館というところでお茶をしたんですけどね。
なぜでしょう。写真が一枚もないんですね。 -
雨がポツポツ降っていますが、人はたくさんおりました。
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雨のそぼ降る中、思慕昔でマンゴーかき氷。
ああ、これを炎天下で食べたい。
同じ頭キンキンするなら太陽の照りつける下でキンキンしたい。 -
捷運東門站五番出口前の「正記南京板鴨」店先に鶏が吊るされていたので、撮りました。
この女性を撮ったわけではありません。
この人がいなければもっと近くで撮ってあの方に捧げたかったのですが。
どうしてここに入らなかったのだろう。
食い倒れに行ったのに。
多分天気が悪くて本当にテンションが下がっていたからだと思います。 -
東門站から捷運中和新藘線に乗って行天宮站で下車し、全聯松江店に行きます。
スーパーマーケット。
ここで色々買おうと思ったんですが、今買うと荷物になるから後でとか言っている
うちに結局買えないまま帰国といういつものパターンになりました。
旅先での買い物は、思い立ったら買え!これ鉄則ですな。 -
松江市場という地元の人が夕飯の食材を買うような市場で休憩。
民生東路二段115巷あたりにある「阿草の店」(草ちゃんの店)で
これは確か薏苡仁湯だったかと。
もっと色々食べたかったのだけれど言葉に詰まっている間に後ろに行列ができてしまい、申し訳なくてひとつだけ注文して近くにあるオープンテラスで食べました。
楽しかったけれど、写真がこのアングルのしかなかったというね。 -
松江市場から吉林路へ抜けて、夜ご飯の店へ。
そこらへんにあるものすべてが愛おしい。 -
吉林路あたり。
ここらへんは昨晩迷いながら歩いたから地図は頭に入ってます。
とにかく台北の街は空が開けています。 -
今日はまだやってます。
この「阿城鵞肉」は、7年前の香港行きで焼き鴨について調べていた時になぜか検索にひっかかって台湾に行く機会があれば是非行きたいと思っていた店。
並んでいますが、店内で番号をもらって呼び出されるのを待ちます。
15分くらい待ったかな。
待っている間に、オーダー表に記入しておきます。
メインの鵞鳥肉は、まず前半段か後半段で選びます。
前半段は上半身、後半段は下半身。下半身の方がジューシーとのこと。
そして次に煙燻か白斬か選びます。煙燻は読んで字の如し軽くスモークしてあり、白斬は塩煮です。阿城鵝肉 地元の料理
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まあ、最初ですから、少人数ならこれを頼めとどこかに書いてあったスープを。
鵞鳥さんの臓物のスープです。
メニューには「下水湯」とあります。
げすいゆ、です。
下水は臓物、湯はスープ。阿城鵝肉 地元の料理
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白斬は既に売り切れとのことで、煙燻です。
うーん。美味い。
香港の焼臘もいいが、台湾の燻鴨もいい!阿城鵝肉 地元の料理
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ああ。美味い。
鵞油をかけたご飯を書き込みながらあっという間になくなって
しまいましたよ。
食い倒れに行ったのに、ご飯を二人で一つにしたという謎。
今回の食事に関しては本当に謎が多い。阿城鵝肉 地元の料理
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こういう昔ながらの本屋さんもありましてね。
小学三年生とか売ってそうな本屋さんです。
捷運松江南京站から松山新店線で西門站に戻りますよ。 -
西門町に戻り、于記杏仁豆腐へ。
ここは、朝寄ったらまだ開店前だったので、帰りに寄りました。
台湾といえば、夜市ですが、歩き疲れて明日にしよう明日にしようと
延期していたら結局行けなかったという。。。于記杏仁豆腐 (衡陽店) スイーツ
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阿宗さんとこは、夜になったらさらにすごい人です。
しかし食べなかった我々。
食い倒れに来たのに。。。。。 -
昼よりも断然夜の方が栄えている西門町。
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牡蠣オムレツで有名な天天利美食坊のあたり。
美味しそうなものがたくさん。
しかし、何も食べない我々。
食い倒れに行ったのに。。。。。。天天利美食坊 地元の料理
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やあペリーここにいたか。
確かこの時、幸春三兄妹豆花で豆花を外帯したのになぜか写真がない。
確かに食べました。マンゴーの入った豆花を買って帰り部屋で食べたんです。幸春三兄妹豆花 スイーツ
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歩き疲れて、とりあえずホテルへ。
西門站には先ほどの天天利の他、こちらの國賓鹹粥とか、サバヒーで有名な阿財虱目魚肚がありますよ。阿財さんとこは深夜営業専門店。いつ通っても夜は行列ができていました。そのお向かいに初日に麺を外帯した新疆吐魯蕃羊肉があります。
なぜ、食い倒れに行ったのにこれらの店に行かなかったのか。。。謎。
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