大洲菜の花編 伊予灘ものがたりと南予観光

2016/03/03 - 2016/03/03

2016年3月3日はひな祭りです。
四国四県一人旅2日日のこの日、この旅行最大のビッグイベント『伊予灘ものがたり』に乗車します。
この日の為に1週間予定を前倒ししました。

松山→伊予大洲【伊予灘ものがたり（大洲菜の花編）】
大洲市内観光
伊予大洲→宇和島【特急 宇和海11号 指定席】
宇和島→近永【予土線】
出目→宇和島【海洋堂ホビートレイン】
宇和島→伊予市【特急 宇和海20号】
郡中港→松山市【伊予鉄郡中線】

エリア 大洲(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

朝の松山駅にやって来ました。

駅という漢字が驛という旧字体を使っているのも味があります。

松山駅 (愛媛県) 駅

改札を入ってすぐまたもや『アンパンマン列車』とご対面です。
予讃線を走る『アンパンマン列車』(気動車)も今年3月のダイヤ改正で姿を消し、特急型車両の8000系にアンパンマンのラッピングがされます。

特急 しおかぜ 乗り物

向かいのホームには、今治からやってきた伊予市行きが到着。
JR7000系3両編成ですが、松山から伊予市までは1両編成のワンマン列車となるので、残り2両は松山で切り離されます。

松山駅 (愛媛県) 駅

アンパンマン列車が出発後、電光掲示板にはこれから乗る伊予灘ものがたりの表示が出ました。

松山駅 (愛媛県) 駅

出発10分前にミュージックフォンを鳴らしながら、ゆっくりと入線です。

1号車が赤い車体の『茜の章』、後ろの2号車が黄色い車体の『黄金の章』の2両編成で構成された全席グリーン車指定席になっています。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

今回乗車した伊予灘ものがたり(大洲編)の時刻です。
ここに記載されている下灘駅では降車して散策ができますが、下灘駅以外にも列車の行き違いなどで運転停車します。

伊予市→8:38〜8:41　運転停車
伊予上灘→9:01〜9:04　運転停車
喜多灘→9:40〜9:41　運転停車
伊予白滝→10:04〜10:05　運転停車

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

今回は伊予灘を見渡せる海側の席を予約しました。
各席には食事のメニューと箸、お手拭きが準備されています。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

この日は3月に入って最初の運転日でした。
奇数月でメニューが入れ替わります。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

非常に色鮮やかなワンプレートが運ばれてきました。
これで2500円とは朝からプチ贅沢ですね☆

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

食後には砥部焼のコーヒーカップでコーヒーをいただきました。

全く同じ器は無いそうで、人と器を見比べるのも面白いかもしれません。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

ガムシロップや紙タオル、コーヒーフレッシュが木箱に収められています。
オシャレな木箱です。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

しばらくすると伊予灘の風景が見えてきました。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

非常に気持ちの良い天気です。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

どこまでも続く伊予灘。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

斜面には、見ごろを迎えた菜の花が咲いていました。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

地元の人たちが心を込めて植えてくださっている菜の花です。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

これらの写真は、多少を乗り出して下を見ないと見れません。
この時ばかりは山側の座席の人たちも海側の席のところに集まってきました。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

伊予灘ものがたりには、ゆるキャラの『みきゃん』も乗車中。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

いよいよ唯一降車ができる下灘駅に到着です。

下灘駅 駅

ホーロー製の駅名票は、伊予灘ものがたり運行開始1年を記念して設置されたそうです。
文字に味がありますね。

下灘駅 駅

下灘駅の停車時間は5分間と短いので、この時間は写真撮影をする人達でごった返します。

下灘駅 駅

ちなみにこの駅は、青春18きっぷのポスターやキムタク主演のドラマ『HERO』のロケ地にも使われています。
18きっぱーには有名な駅です。

下灘駅 駅

海に近い。。

とはいえ、ちょうど引き潮の頃だったようです。。

伊予灘ものがたり グルメ・レストラン

喜多灘駅で運転停車です。

喜多灘駅 駅

この駅は愛媛県大洲市と愛媛県伊予市の市境の駅で、
1号車が大洲市側で、2号車が伊予市側に停車する粋なサービスも。

喜多灘駅 駅

終点の伊予大洲までもう少し。
五郎駅には地元の人たちが伊予灘ものがたりを歓迎してくれています。

五郎駅 駅

真ん中にいるのは、五郎駅名物のたぬき駅長さんです。
心温かいおもてなしにジーンときました。

写真はありませんが、たぬき駅長さんはラグビーの五郎丸選手のルーティンのポーズを見せてくれていました。

五郎駅 駅

こういう手作りのおもてなしは嬉しいです☆

五郎駅 駅

あっという間の2時間5分、伊予大洲駅に到着です。

山線(内子経由)だと松山〜伊予大洲は特急で38分ですが、今回はその倍以上の時間をかけてのんびりとして時間を過ごせました。

大半の方はここから特急で松山方面にＵターンしますが、自分は大洲の町の観光をすることにしました

伊予大洲駅 駅

タクシーで向かったのは大洲城。
５００円を支払い、城の中に入ります。

大洲城 名所・史跡

中には鯱の模型。

大洲城 名所・史跡

銀河鉄道999の絵も飾られていました。

大洲城 名所・史跡

城の屋根の断面図。
結構複雑な造りになっています。

大洲城 名所・史跡

大洲城全景を右回りで順に撮影していきます。

大洲城 名所・史跡

こう見るとよくもここまで立派な建物が作れたもんだと感心。。

大洲城 名所・史跡

城を中心に城下にも大勢の人たちの生活があったのですね。

大洲城 名所・史跡

今は城の一部分だけが現存しているだけですが、これがそのまま残ってたらスゴイの一言。。

大洲城 名所・史跡

これでようやく大洲城全景撮影終了。

大洲城 名所・史跡

見晴らしの良い場所にやって来ました。

大洲城 名所・史跡

天気も良く気持ちいいです。

大洲城 名所・史跡

別の角度から。

大洲城 名所・史跡

こちらは町の中心部のようです。

大洲城 名所・史跡

ここからは先ほど乗ってきた『伊予灘ものがたり』が双海編として折り返していくのが見えました。

大洲城 名所・史跡

大洲城では、毎月第三土曜日に鉄砲隊の公開練習が行われています。
このお姉さんたちも練習しているのかな？

大洲城 名所・史跡

こういうイケメンのお兄さんも鉄砲隊にいるようです。

大洲城 名所・史跡

勇ましい顔ですね。

大洲城 名所・史跡

伊予大洲駅に戻り、ここから宇和島まで特急で移動します。

ここでまたもやアンパンマン列車と遭遇です。

特急 宇和海 (松山駅 - 宇和島駅) 乗り物

ちなみに座った席の目の前が壁でしたが、壁にはアンパンマンに出てくるキャラクターがたくさん描かれています。

お子さんと一緒に乗ると楽しいかもしれませんね。

特急 宇和海 (松山駅 - 宇和島駅) 乗り物

44分で宇和島に到着。
ここから超ローカル線の予土線に乗車です。

宇和島駅 駅

ここからは予土線の気動車に乗り換えます。
キハ32系のワンマン列車です。

予土線は宇和島と窪川(正確には北宇和島〜若井間)を結んでいますが、全区間通しで運転されるのは1日に6本のみ、それ以外は途中駅で折り返しになります。
宇和島側だと近永というところまで区間運転されているので本数は多いです。
本数が少ないですが、『予土線三兄弟』という観光列車を走らせています。

今回は13:10発の近永行きに乗車です。

宇和島駅 駅

近永駅から徒歩で一つ先の出目駅へ向かいます。
途中の道の駅広見森の三角ぼうしというところで昼食タイムです。

道の駅 森の三角ぼうし 道の駅

道の駅の中にある軽食コーナーで『キジ米粉ラーメン』をいただきます。

彩り茶屋 グルメ・レストラン

ようやく出目駅に到着です。
昼ごはんの時間を含め、約1時間の散策でした。

出目駅 駅

向こうの方から次に乗る列車がやってきました。

海洋堂ホビートレイン 乗り物

『予土線三兄弟』の一つである『海洋堂ホビートレイン』です。

高知県の四万十町に廃校を利用したミュージアムがあり、車内には海洋堂のフィギュアがたくさん飾られています。

※宇和島駅にて撮影※

海洋堂ホビートレイン 乗り物

向かいのホームには『鉄道ホビートレイン』が停車中。
窪川まで約2時間かかります。

本当はこの列車にも乗る予定でしたが、帰りが遅くなってしまうので今回は断念しました。
日本一遅い新幹線です。

鉄道ホビートレイン 乗り物

窪川側はメッシュ加工されただんご鼻がついています。
0系を再現しています。

車内には4席だけですが、0系で使用されていたシートが設置されています。

鉄道ホビートレイン 乗り物

予定していた電車より3本ほど早い特急に変更して、松山方面へ戻ります。
このまま松山まで行っても面白くないので、
途中駅の伊予市で伊予鉄に乗り換えて、松山に戻ることにしました。

ここで、元京王井の頭線の3000系と遭遇です。

郡中港駅 駅

定刻に伊予鉄松山市駅に到着。

明るい時間に路面電車を撮影。

松山市駅（市内線） 駅

翌日の特急しおかぜのグリーン券を購入し、ホテルへ戻りました。

昨日見つけたうどん屋さんで夕食です。
釜玉明太バターうどん。
うどんにバターって結構合います。

伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん 本店 グルメ・レストラン

お酒のつまみに、特製竜田揚げもオーダー。

伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん 本店 グルメ・レストラン