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<br /><br />1988年9月14日、ミュンヘンからフュッセンへ、鉄道で移動(約2時間)。<br />まず、フュッセンの観光案内所へ行って、宿を紹介してもらった(一泊シングル30ドイツマルク/2250円)。<br /><br />夏休みの忙しい時期を過ぎて、だんだん人が少なくなる時期かな。<br />だから、宿もガラガラだったし、フュッセンの町にも観光客が多いという感じはしなかったね。<br /><br />さて、フュッセンといっても、特に海外旅行に興味のない普通の人は「そこどこ?」と思うだろうね。<br />しかし、「ノイシュバンシュタイン城(NEUSCHWANSTEIN CASTLE)」といえば、記憶の隅がチクチクと刺激される人も多いだろう。<br /><br />ノイシュバンシュタイン城とは、ディズニーランドの「眠れる森の美女」のお城のようなもの。<br /> 中世の騎士物語のお城を、近代になってわざわざ現実に作ってしまったという、とんでもないものなんだよ。<br /><br />ノイシュバンシュタイン城は、バイエルンの王「ルードヴィヒ2世」が、中世の幻想的な城を、近代(19世紀後半)になって作ったもの。<br />もともとが、実用的ではなく、ディズニーランドのようなお城なんだね。<br /><br />ルードヴィヒ2世が生きていたのは、19世紀後半で、中世のお城は、実用的にはまったく意味のないものだった。<br />しかし、そのおかげで、20世紀から21世紀にかけて、観光客を呼び寄せて、観光収入が増えたわけだ。<br /><br />現地の人たちは、現在はその観光産業で食っていける。<br />またもちろん、観光客としても、ノイシュバンシュタイン城を見にこれて、チョー楽しいんだよね。<br /><br />ルードヴィヒ2世は、その時代には全く評価されなかったという。<br />が、長いスパンで見れば、観光客を世界中から集めるお城を作った、本当の名君だったのかもしれないよ。<br /><br />僕は、北朝鮮の金正日総書記の、数々の巨大なモニュメントのことを考えている。<br /> 金正日が作ったいろんな建築やなにやらは、いまは無駄で無意味なものとして笑われている。<br /><br />でも将来的には、北朝鮮の観光収入に大きく貢献するかもしれない。<br />だって、北朝鮮は、巨大モニュメントがあることで、観光客を呼び寄せることができるだろうから。<br /><br />それに対して韓国は、確かに産業は発達したかもしれないが、観光の目玉になるようなものは何もない。<br />ソウルにあった「日本総督府」の歴史的な建造物を、感情のままに、取り壊してしまった。<br /><br />わが日本国も、バブルの時代に、酒を飲んだり踊ったり(エッチをしたり)はしていたが、何も記憶に残るものを作らなかった。<br /> 作ったのは、若者がクリスマスイブにエッチをするための、安っぽい高層ホテルくらいだ。<br /><br />若者はそういうキラキラしたホテルで、クリスマスの夜は恋人と過ごさなければならないと、日本のメディアに洗脳された。<br /> 伝統も文化もないホテルをいくら作ったところで、結局は解体され、ゴミになるだけだ。<br /><br />つまり、日本のバブルは、本当に何も残さなかったんだよ。<br /> 後世に世界中から観光客を呼び込むような、観光資源すらも残さなかった(涙)。<br /><br />それは、現在の日本の町並みを見れば誰だってわかる。<br /> 日本のどこへ行っても、歴史も哲学もない、安っぽいだけの、パチンコ屋と中古車屋と、レンタルビデオ屋とファーストフードがあるだけだ。<br /><br />僕は世界中を旅行して日本に帰って、東京の博物館や美術館を見て回ったことがあるが、貧弱だったね。<br />バブルで儲けた人の中で、誰一人として、世界に誇れる博物館や美術館を作ろうと考えなかったわけだ(涙)。<br /><br />さて、単なる観光客の僕としては、ドイツのどの観光パンフレットにも写真が載っている「ノイシュバンシュタイン城」さえ見ればいい。<br />それでフュッセンに来た意味がある。<br /><br /> 観光地というものは、名所旧跡の表面だけ、軽く見さえすれば、それでいい。<br /> 別に、深く見る必要はない。<br /><br />フュッセンの町から、ホーエンシュバンガウ(HOHENSCHWANGAU)へ、ローカルバスに乗る。<br />バスは10分程度で到着するので、歩けないことはないが、道がわからないので、少なくとも行くときはバスがお勧めです。<br /><br />バスを降りて、ノイシュバンシュタイン城へと歩いていく。<br /> 同じバスに乗っていた、20歳くらいの米国からの白人美女と並んで歩くことになる。<br /><br />この白人美女がものすごく、人懐っこい。<br /> 挨拶も何にもなしに、昔からの友達に話すような雰囲気で、僕に話しかけてくる。<br /><br />僕も彼女と同じような親しさで返事をしていたが、あまりに友達感覚。<br /> 「僕を誰か知り合いと間違えてるのかな」と、思ったが、話はどんどん続いていく。<br /><br />そのうちに僕は、「この女の子は、僕を誘ってるのかしら?」と、歩きながら悩んだりした。<br />しかしただの世間話のつもりだったようで、彼女は、「じゃーねー(Have a nice day!)」と、あっさり別れる。<br /><br />僕も、若くて体力のある白人美女とお付き合いすることになると、ユーレイルパスを使う計画に支障が出るので、ホッとしたね。<br />かなり急な坂道を20分ほど歩いて、ノイシュバンシュタイン城の入り口に到着。<br /><br />1988年だと入場の予約などは必要なかったが、入り口前にかなりの観光客が集まっていた。<br />どうやら、何かの事情で入場できない(または、待ち時間が長い)という雰囲気。<br /><br />僕は別に、お城の中を見たいとは思わない。<br />だから、もっけの幸いと、お城を離れる。<br /><br />だいたい、お城というものは、外から眺めるもので、中を見ても、たいして面白くないものだよ。<br />ノイシュバンシュタイン城を見たので次は、近くにある「ホーエンシュアバンガウ城(HOHENSCHWANGAU CASTLE)」へ。<br /><br />これも、ほとんど記憶に残ってないが、お城の中には入らなかったのではないかな。<br />お城は外から見れば十分(「世界旅行主義」より)。<br /><br />また、アルプ湖を眺めた。<br />これで、観光としては十分だね。<br /><br />朝、ミュンヘンの宿で目を覚ましてから、何も食べてないので、おなかが減っていた。<br />フュッセンの町から来るときはバスに乗ったが、帰りは道もわかっていることだし、歩いてフュッセンへ。<br /><br />歩くというのは、交通費も助かるし、健康にもいいからね。<br />それに、お城のあるところから、フュッセンの町までは、歩いても30分程度だったと思う。<br /><br />景色もいいし、空は晴れ渡って、さわやかな9月の気候だ。<br />フュッセンへ歩いていると、日本人旅行者のF君と日本女性と出会ったので、一緒に食事をしようと声をかける。<br /><br />日本人3人になって、話しながら歩いている。<br />と、車に乗った、いかにも一流企業のヨーロッパ駐在のヤングエリートぽい、日本人の若いカップルから声をかけられる。<br /><br />今夜の宿を探しているようだ。<br /> 観光案内所を教えて、「宿はたくさんありますよ(笑)♪」と、気軽に、明るく、付け加える。<br /><br />カップルは、さわやかに礼を言って、明るく去っていく。<br />いま思い返しても、この時期のヨーロッパは、景気のいい日本人旅行者が溢れていたね。<br /><br /> 3人で食事をしようと考えていると、歩いてきた日本女性を見つける。<br /> 僕が気軽に声をかけて、4人になる。<br /><br />4人でオープンカフェみたいなところへ行って、テーブルに着く。<br /> 午後の時間を、男性2人女性2人で過ごした。<br /><br />みんな一人旅で、話すことがたくさんあるので、ワイワイやってました。<br /> 僕以外の3人は、全員フュッセンのユースホステルに泊まり。<br /><br />夕食はユースで食べるそうなので、本格的に食事をしたり、お酒を飲んだりはしませんでした。<br /> 彼らがユースに戻るときに、一緒に着いて行って、ドイツのユースを見学。<br /><br />ユースへ行ったら、ドイツ人の子供たちがたくさん泊まってたのが記憶に残っている。<br />せっかく知り合ったのだから、もっともっと話をしたかったが、残念だった。<br /><br />僕は一人で、いつものように、外で食事を買って、部屋でビールを飲んだのだと思う。<br />フュッセンに来て、ノイシュバンシュタイン城を見たので満足(天気も良かったし、日本人旅行者とも話せたし)。<br /><br />明日は、ヨーロッパバスに乗って、フュッセンを出て、「ロマンチック街道」を旅する。<br />ユーレイルパスを持っているので、連日移動しないと損だからね。<br /><br />これからも、日本の女の子に会えたらいいなー。<br />そう神に祈ってベッドに入ったら、神はもちろん祈りを聞き入れてくださる。<br /><br />なんと翌日のヨーロッパバスは、日本女性だらけだったんだよ(笑)♪<br /><br />

『ノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城を見て、フュッセンの町で日本人旅行者と盛り上がる』@フュッセン/ドイツ

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1987/09/07 - 1990/05/05

340位(同エリア536件中)

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みどくつ

みどくつさん



1988年9月14日、ミュンヘンからフュッセンへ、鉄道で移動(約2時間)。
まず、フュッセンの観光案内所へ行って、宿を紹介してもらった(一泊シングル30ドイツマルク/2250円)。

夏休みの忙しい時期を過ぎて、だんだん人が少なくなる時期かな。
だから、宿もガラガラだったし、フュッセンの町にも観光客が多いという感じはしなかったね。

さて、フュッセンといっても、特に海外旅行に興味のない普通の人は「そこどこ?」と思うだろうね。
しかし、「ノイシュバンシュタイン城(NEUSCHWANSTEIN CASTLE)」といえば、記憶の隅がチクチクと刺激される人も多いだろう。

ノイシュバンシュタイン城とは、ディズニーランドの「眠れる森の美女」のお城のようなもの。
中世の騎士物語のお城を、近代になってわざわざ現実に作ってしまったという、とんでもないものなんだよ。

ノイシュバンシュタイン城は、バイエルンの王「ルードヴィヒ2世」が、中世の幻想的な城を、近代(19世紀後半)になって作ったもの。
もともとが、実用的ではなく、ディズニーランドのようなお城なんだね。

ルードヴィヒ2世が生きていたのは、19世紀後半で、中世のお城は、実用的にはまったく意味のないものだった。
しかし、そのおかげで、20世紀から21世紀にかけて、観光客を呼び寄せて、観光収入が増えたわけだ。

現地の人たちは、現在はその観光産業で食っていける。
またもちろん、観光客としても、ノイシュバンシュタイン城を見にこれて、チョー楽しいんだよね。

ルードヴィヒ2世は、その時代には全く評価されなかったという。
が、長いスパンで見れば、観光客を世界中から集めるお城を作った、本当の名君だったのかもしれないよ。

僕は、北朝鮮の金正日総書記の、数々の巨大なモニュメントのことを考えている。
金正日が作ったいろんな建築やなにやらは、いまは無駄で無意味なものとして笑われている。

でも将来的には、北朝鮮の観光収入に大きく貢献するかもしれない。
だって、北朝鮮は、巨大モニュメントがあることで、観光客を呼び寄せることができるだろうから。

それに対して韓国は、確かに産業は発達したかもしれないが、観光の目玉になるようなものは何もない。
ソウルにあった「日本総督府」の歴史的な建造物を、感情のままに、取り壊してしまった。

わが日本国も、バブルの時代に、酒を飲んだり踊ったり(エッチをしたり)はしていたが、何も記憶に残るものを作らなかった。
作ったのは、若者がクリスマスイブにエッチをするための、安っぽい高層ホテルくらいだ。

若者はそういうキラキラしたホテルで、クリスマスの夜は恋人と過ごさなければならないと、日本のメディアに洗脳された。
伝統も文化もないホテルをいくら作ったところで、結局は解体され、ゴミになるだけだ。

つまり、日本のバブルは、本当に何も残さなかったんだよ。
後世に世界中から観光客を呼び込むような、観光資源すらも残さなかった(涙)。

それは、現在の日本の町並みを見れば誰だってわかる。
日本のどこへ行っても、歴史も哲学もない、安っぽいだけの、パチンコ屋と中古車屋と、レンタルビデオ屋とファーストフードがあるだけだ。

僕は世界中を旅行して日本に帰って、東京の博物館や美術館を見て回ったことがあるが、貧弱だったね。
バブルで儲けた人の中で、誰一人として、世界に誇れる博物館や美術館を作ろうと考えなかったわけだ(涙)。

さて、単なる観光客の僕としては、ドイツのどの観光パンフレットにも写真が載っている「ノイシュバンシュタイン城」さえ見ればいい。
それでフュッセンに来た意味がある。

観光地というものは、名所旧跡の表面だけ、軽く見さえすれば、それでいい。
別に、深く見る必要はない。

フュッセンの町から、ホーエンシュバンガウ(HOHENSCHWANGAU)へ、ローカルバスに乗る。
バスは10分程度で到着するので、歩けないことはないが、道がわからないので、少なくとも行くときはバスがお勧めです。

バスを降りて、ノイシュバンシュタイン城へと歩いていく。
同じバスに乗っていた、20歳くらいの米国からの白人美女と並んで歩くことになる。

この白人美女がものすごく、人懐っこい。
挨拶も何にもなしに、昔からの友達に話すような雰囲気で、僕に話しかけてくる。

僕も彼女と同じような親しさで返事をしていたが、あまりに友達感覚。
「僕を誰か知り合いと間違えてるのかな」と、思ったが、話はどんどん続いていく。

そのうちに僕は、「この女の子は、僕を誘ってるのかしら?」と、歩きながら悩んだりした。
しかしただの世間話のつもりだったようで、彼女は、「じゃーねー(Have a nice day!)」と、あっさり別れる。

僕も、若くて体力のある白人美女とお付き合いすることになると、ユーレイルパスを使う計画に支障が出るので、ホッとしたね。
かなり急な坂道を20分ほど歩いて、ノイシュバンシュタイン城の入り口に到着。

1988年だと入場の予約などは必要なかったが、入り口前にかなりの観光客が集まっていた。
どうやら、何かの事情で入場できない(または、待ち時間が長い)という雰囲気。

僕は別に、お城の中を見たいとは思わない。
だから、もっけの幸いと、お城を離れる。

だいたい、お城というものは、外から眺めるもので、中を見ても、たいして面白くないものだよ。
ノイシュバンシュタイン城を見たので次は、近くにある「ホーエンシュアバンガウ城(HOHENSCHWANGAU CASTLE)」へ。

これも、ほとんど記憶に残ってないが、お城の中には入らなかったのではないかな。
お城は外から見れば十分(「世界旅行主義」より)。

また、アルプ湖を眺めた。
これで、観光としては十分だね。

朝、ミュンヘンの宿で目を覚ましてから、何も食べてないので、おなかが減っていた。
フュッセンの町から来るときはバスに乗ったが、帰りは道もわかっていることだし、歩いてフュッセンへ。

歩くというのは、交通費も助かるし、健康にもいいからね。
それに、お城のあるところから、フュッセンの町までは、歩いても30分程度だったと思う。

景色もいいし、空は晴れ渡って、さわやかな9月の気候だ。
フュッセンへ歩いていると、日本人旅行者のF君と日本女性と出会ったので、一緒に食事をしようと声をかける。

日本人3人になって、話しながら歩いている。
と、車に乗った、いかにも一流企業のヨーロッパ駐在のヤングエリートぽい、日本人の若いカップルから声をかけられる。

今夜の宿を探しているようだ。
観光案内所を教えて、「宿はたくさんありますよ(笑)♪」と、気軽に、明るく、付け加える。

カップルは、さわやかに礼を言って、明るく去っていく。
いま思い返しても、この時期のヨーロッパは、景気のいい日本人旅行者が溢れていたね。

3人で食事をしようと考えていると、歩いてきた日本女性を見つける。
僕が気軽に声をかけて、4人になる。

4人でオープンカフェみたいなところへ行って、テーブルに着く。
午後の時間を、男性2人女性2人で過ごした。

みんな一人旅で、話すことがたくさんあるので、ワイワイやってました。
僕以外の3人は、全員フュッセンのユースホステルに泊まり。

夕食はユースで食べるそうなので、本格的に食事をしたり、お酒を飲んだりはしませんでした。
彼らがユースに戻るときに、一緒に着いて行って、ドイツのユースを見学。

ユースへ行ったら、ドイツ人の子供たちがたくさん泊まってたのが記憶に残っている。
せっかく知り合ったのだから、もっともっと話をしたかったが、残念だった。

僕は一人で、いつものように、外で食事を買って、部屋でビールを飲んだのだと思う。
フュッセンに来て、ノイシュバンシュタイン城を見たので満足(天気も良かったし、日本人旅行者とも話せたし)。

明日は、ヨーロッパバスに乗って、フュッセンを出て、「ロマンチック街道」を旅する。
ユーレイルパスを持っているので、連日移動しないと損だからね。

これからも、日本の女の子に会えたらいいなー。
そう神に祈ってベッドに入ったら、神はもちろん祈りを聞き入れてくださる。

なんと翌日のヨーロッパバスは、日本女性だらけだったんだよ(笑)♪

旅行の満足度
5.0

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