2016/05/23 - 2016/05/23
175位(同エリア1164件中)
のまどさん
2日目はショパンが19歳まで過ごしたワルシャワを散策します。半生帰郷することのなかったショパンは異国でさぞこの地に郷愁を覚えたことでしょう。
ショパンマップなるものが観光案内所で入手でき、ゆかりの建物の前には記念碑や説明があります。
ワルシャワは第二次世界大戦で9割近くが破壊されたため、ショパンの青年時代の原型をとどめているものは皆無でしょう。ユダヤ人の居住地やポーランド蜂起博物館など凄惨な歴史事実を記した場所も訪れてしかるべきです。
BGMは映画『戦場のピアニスト』で主人公の命を救ったバラード1番。18世紀最大のピアニストはモーツァルト、19世紀はショパン。20世紀最大のピアニストという呼び声の高いリヒテル(※候補者他に19人)を奏者に選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=khsVVpQ6GTA
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
アパートホテルの朝。中央駅から徒歩10分の立地なのに、車の騒音は一切聞こえず、代わりに小鳥のさえずりが心地よい目覚めをもたらすという最高の環境。
建物をすぐに出るとこの図。ワルシャワの新旧建築が並ぶというインパクト大。 -
すぐ近くにユダヤ人ゲットーの壁が一部残っています。ナチスは3.4平方キロの中に40万人のユダヤ人を強制移住させ、半分以上が収容所に送られました。
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戦場のピアニストで人形を抱えた幼い子どもをはじめワルシャワのユダヤ人が一斉にゲットーに入っていくシーンと、移住後に踏切を待っていた人々がナチス兵に踊らされるというシーンをしきりに思い出しました。
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次に中央駅まで歩き、明日の電車の時刻表と料金を確認してから駅の中の観光案内所へ。昨日エヴァさんから聞いたショパンめぐりの地図があるか聞いたところ、ないとにべもなく。
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ショパンマニア必見のこちらの地図は旧市街の案内所にあります。
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冒頭の写真の建物は科学文化宮殿。スターリン様式で、ワルシャワ市民からなぜかペキンという愛称で呼ばれていらしい。最上階から街が展望できるようです。
気温30度の中、ひたすら歩きます。文化科学宮殿 建造物
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ショパンウォーク最初の目的地は聖十字教会。
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この祭壇も何度も写真で目にしてきたもの。ここにはショパンの心臓が収められています。
聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会
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パリで生涯を閉じたショパンは自分の心臓をポーランドの土に埋めるよう遺言を遺しました。ショパンの死を見取り、異国で煩雑な死後の事務処理を行った姉のルドヴィカが心臓をコニャックに漬けてパリからワルシャワまで運んだようです。ものすごい辛労だっただろうな。
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この通りは観光名所目白押しです。16世紀に地動説を唱えた天文学者コペルニクスの銅像を拝み、
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振り返ると妹のイザベラが住んでいたザモイスキ宮殿。ワルシャワ蜂起の際、ロシア兵が市民への報復としてショパンのピアノを窓から投げ捨てたと言われています。有名な革命のエチュードはウィーンで蜂起の知らせを聞いたショパンが激怒して作曲しました。
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ショパンゆかりの場所にはこのように石のベンチが設けられていて、説明があります。そしてもれなくピアノ曲が流れます。
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更に進んでショパン博物館。この日は月曜日だったので休館。この建物は17世紀に建てられた宮殿のようです。罹災後に再建されていますが。
ショパン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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すぐ近くにはフレデリク・ショパン音楽大学。
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来た道を引き返し、聖十字教会を過ぎて旧市街の方向に進みます。通りに面したクラシンスキ宮殿のこの辺りにショパンは住んでいて、ピアノ協奏曲2曲を書き上げました。
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ここはポーランドを去る前の最後の居住地になりました。記念碑がありました。
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続いてポーランド随一の大学、ワルシャワ大学に侵入します。
ワルシャワ大学 建造物
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おっ、テレビで取り上げられた日本語学科。
https://www.youtube.com/watch?v=27ccrtyKh2Q -
エヴァさんの話によるとこの辺りにショパンの両親が学生の寄宿舎を経営していたはず。周辺を見てみたが記念碑はなし。
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Visitationist(和訳不明)教会はショパンが通っていた音楽学校の生徒が演奏を披露する場で、
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イチオシ
ショパン自身もここのオルガンを奏でたようです。
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もちろん教会の前にはヨハネ・パウロ2世。ポーランド中の教会に像が設置されているのではないかしら。
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ショパンは19歳の時にこのクロレフスカ公園から旅立って行きました。そして、生涯再びポーランドの地を踏むことはありませんでした。と、とても考えさせるのですが、暑さで公園まで行く気力はなし。
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星付きホテルになっているこちらの壮麗な建物は
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9歳の時にショパンが公開演奏を行った場所だそうです。ウィキペディアによるとモーツァルトやベートーヴェンが作曲を始めた幼少期に初心者の特徴があったのに対して、ショパンは初めから成熟していたとのこと。
ここは飛行機事故で就任中に死亡した首相レフ・カチンスキにも縁があるようです。 -
こちらは他国に蹂躙されたポーランド国民にとって文学面で心支えになったミツキエヴィチの像。
アダム ミツキエヴィッチ像 モニュメント・記念碑
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いよいよ旧市街の広場までやってきました。この建物の色彩を見て中東欧に来たことを実感します。
ジグムント3世の碑 モニュメント・記念碑
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イチオシ
近づいてジギスムンドの塔付近から撮った一枚。
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旧市街広場。ブリュッセルのグランプラスの5倍は歩きやすい。
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観光案内所で場所をきいてたどり着いたレストラン、ホノラトカ。ここはショパンが学生時代に友人たちと頻繁に食事に来たところ。
ホノラトカ 地元の料理
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私にとっての昼食時間12時過ぎに入店しましたが、ほとんど人はいません。ポーランドの昼食時間は午後2時とのこと。10時にも軽食を取るので、太りそうだ。
ショパンメニューを頼む。チーズのサラダ。おいしい。 -
メニューと言っても単品ごとに値段が設定されている。メインのイノシシ。サラダ付いていたのね。肉に臭みがなくて本当においしい。しかも格式あるレストランで40ズロチという安さ。
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ポーランド料理がこんなにおいしいとは思ってもみませんでした。近年の健康志向で昔よりも脂肪分が減ったということもあるようですが。こんなパンフレットもあるので食欲をそそられます。ちなみに日本語のみです。
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街歩き再開です。
ワルシャワ蜂起で死亡した少年兵の像。ナチスの占領に対して子供までも武器を取ったポーランド。こういう歴史を持つ国の愛国心は強靭なものです。 -
城壁の中に入ります。
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木陰のあるちょっとした空間。なかなか風情がありました。
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アパートホテルにいったん戻って足を休め、すぐに再出発です。
意味不明なヨーロッパの首都と呼ばれる小都市に住む私にとってワルシャワは非常に大きく、方向感覚が狂ってしまった。
たどり着いた市場。 -
中はあまり見ごたえなく、しいて言えば花屋が目を引いた。
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道をききながら歩いてたどり着いたワルシャワ蜂起博物館。
ネットでワルシャワ蜂起と検索すると、18世紀に1回、19世紀に2回、20世紀に2回起きたという記述が出てきます。こちらは第二次世界大戦時の博物館。ワルシャワ蜂起博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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最初に入った部屋は子供向けの説明。学校の社会科見学でたくさんの子供がいました。ポーランドは少子化の心配がなさそうです。
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ビラなどが刷られた印刷機。
音声ガイドを借りるのを忘れました。この博物館は蜂起に立ち上がった個人の記録が展示されていて英語の解説もあるのですが、音声案内があった方がいいです。 -
戦闘機の展示もあります。ワルシャワ抵抗軍が用意したものだと思いますが。
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1944年7月11日午後5時に攻撃開始を意味する時刻Wが決定され、以後63日に渡ってワルシャワ市民が街を奪還すべく奮闘しました。結果的にソ連が裏切ったことによって20万人もの犠牲の上抵抗軍が敗北しました。
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ワルシャワのシンボル、武器を手に取った人魚の像。伝説の人魚が不屈の精神を表しています。ドラクロワの自由の女神を思い起こさせます。
ポーランドの歴史は本当に重いです。
次はショパンの銅像があるワジエンキ公園です。
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